北海道の飲食ローカルチェーン21選!道民の誇り&馴染みのなまら旨い店
全国展開はせず、特定の地域だけに複数存在し、地元民から高い支持を集める系列店「ローカルチェーン」。山海の幸やソウルフードが豊富な北海道には、道外からの旅行者をも虜にする“飲食ローカルチェーン”がたくさんあります。
えっ、全国にないの?と北海道民が気づいていないかもしれないお馴染みのお店から、グルマンたちに熱狂的な支持を受ける名店まで。本記事では、北海道の飲食ローカルチェーンを徹底的にご紹介します♪
そもそもローカルチェーンとは?
リテール業界において、“ローカルチェーン”とは特定の地域に11店舗以上を展開しているチェーン店のことを言います。ただし、これは法的に定義されているものではなく、店舗数はあくまでも目安。3〜4店舗でもその地域に強く根付いていればローカルチェーンと捉えられますし、ローカル=地方とは必ずしも限らず、都心部でも特定のエリアだけで複数の店舗を出店していれば、ローカルチェーンと言えます。
本記事でも店舗数だけによらず、北海道民に馴染みの深いお店から地域で長く愛され続けているお店までを“北海道の飲食ローカルチェーン”としてピックアップしています。
道民は気づいていないかも!? そのくらい身近なチェーン店
歴史が長く、北海道民にとっては身近で当たり前の飲食店でも、実は北海道だけ!というローカルチェーンが隠れています。「えっ? 道外にはないの!?」という道民もいるかもしれない、それほど道内での認知度が高く、店舗数の多い飲食店をご紹介します。
ぎょうざとカレーの「みよしの」
「みよしの」は、1967年に創業した餃子専門店です。今でこそ個性豊かな餃子専門店が数多くありますが、当時はとても珍しく、札幌で餃子を食べられるお店「みよしの三条店」が1号店としてオープン。現在は札幌のほか、千歳や旭川などに26店舗を展開しています。
1977年に現在の看板メニューとも言える「ぎょうざカレー」の提供を開始。当時は、カレーと餃子の意外な組み合わせがかなり話題だったそう。順調に店舗展開を続け、1993年には初の郊外店として清田店をオープンするまでに成長。それまではカウンターのみでしたが、テーブル席ができ、子供連れなどファミリー層の利用も多くなりました。
秘伝のスパイスで味付けした餡が決め手の“ぎょうざ”は、皮にもこだわった一品。季節によって水分量や温度を調節し、「みよしの」独自の絶妙な食感を実現しています。
公式サイト | https://miyoshino-sapporo.jp/ |
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おすすめ店舗 | みよしの 狸小路店 北海道札幌市中央区南3条西2丁目16-4(狸小路2丁目) 011-231-3440 |
備考 | 道内各地に全26店舗あり |
お好み焼き・焼きそば「風月」
北海道でお好み焼きと言ったら、「風月」です。1967年に札幌市中央区にオープンしたお好み焼き店が歴史のはじまりで、風月という名前には「お客さまという風が日々月々吹き、お店が前に進んでいくように」という思いが込められています。
店舗が学校の近くにあったことから、学生の利用率が高く、リーズナブルな価格帯と満足度の高さが評判となり、お店が大きくなっていきました。風月のロゴをデザインしたのも、実は札幌南高校の卒業生なんだそうです。
北海道産の小麦粉や野菜などの食材をふんだんに使い、オリジナルのソースとマヨネーズでいただくお好み焼きが絶品。もちもちした太麺を使用した焼きそばも人気です。
公式サイト | https://fugetsu-sapporo.co.jp/ |
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おすすめ店舗 | 風月 狸小路4丁目店 北海道札幌市中央区南3条西4丁目12-1 アルシュビル5F 011-231-6665 |
備考 | 札幌・旭川・苫小牧に全12店舗あり |
串鳥(くしどり)
北海道でお馴染みの焼き鳥居酒屋「串鳥」(くしどり)は、札幌すすきので生まれました。全店直営で運営し、今や北海道以外に東京都、宮城県仙台市にも店舗を増やしています。
食材の厳選はもちろんのこと、塩やタレにも強いこだわりを持ち、職人による炭火焼きの技術で美味しい焼き鳥を日々提供しています。近年は自宅で楽しめる冷凍テイクアウトの工場直営店もオープンさせ、話題を呼んでいます。
公式サイト | https://kushidori.com/ |
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おすすめ店舗 | 串鳥 中央本店 北海道札幌市中央区南4条西2丁目 南4西2ビル1F 011-223-6111 |
備考 | 札幌・小樽・旭川など全38店舗を展開 ※宮城県・東京都にも店舗あり |
若鶏の「鳥せい」
創業から現在まで、徹底して“若どり”にこだわってメニューを提供しているのが「鳥せい」です。中札内村の上質な若どりを使用し、職人の絶妙な焼き加減・揚げ具合で美味しい仕上がりに。「若どりの炭火焼」と「唐揚げ」にファンが多いです。
企業努力によって、イートインとテイクアウトの価格が同一なのもうれしい限り。その日の晩御飯にと買い物に訪れる人も多く、地元民の支持の高さがうかがえます。
公式サイト | http://torisei.co.jp/ |
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おすすめ店舗 | 鳥せい 清水本店 北海道上川郡清水町南1条2丁目 0156-62-2989 |
備考 | 帯広市を中心に全20店舗あり |
宮越屋珈琲
宮越屋珈琲は、札幌市を中心に店舗を展開し、宮城県や東京都にも進出しているコーヒー店です。1985年に円山で開店した「カフェ・アンフィニ」からはじまり、1991年に「珈琲焙煎宮越屋珈琲」としてコーヒー豆の販売を開始しました。市内中心部を歩いていると、いたるところにお店があるので、全国区のような気がしてしまうほどです。
店内は照明を抑えたムーディーな雰囲気で、コーヒーのアロマとスムースミュージックがひと時に癒やしを与えてくれます。自家焙煎だけあって、コーヒーの美味しさは間違いなし。ホイップをのせた「カフェ・クレーム」などのアレンジメニューも、宮越屋のシグニチャーメニューなのでおすすめです。
公式サイト | https://miyakoshiya-coffee.co.jp/ |
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おすすめ店舗 | 円山坂下 宮越屋珈琲本店 北海道札幌市中央区南2条西28丁目1 011-641-7277 |
備考 | 札幌市を中心に全21店舗あり ※宮城県、東京都にも店舗あり |
ヴィクトリアステーション
ハンバーグやステーキでお馴染みのレストラン「ビッグボーイ」が、北海道では「ヴィクトリアステーション」という名で展開されています。「ヴィクトリアステーション」は元々、札幌市の企業が運営していましたが、2000年に「ビッグボーイ」と宮城県仙台市の「ミルキーウェイ」の3社が合併。ブランド継承という形で、北海道内では現在も名称をそのままで運営されています。ちなみに北海道民は略して「ヴィクトリア」と呼ぶ人が多いです。
粗挽き牛肉100%の大俵ハンバーグや各種ステーキに加え、サラダバーとスープバーもあり、リーズナブルなのにお腹いっぱい食べられるので、ファミリーでの利用が多いです。
公式サイト | https://www.bigboyjapan.co.jp/menu-victoria/ |
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おすすめ店舗 | ヴィクトリアステーション 札幌北5条店 北海道札幌市中央区北5条西22-1-1 011-640-5881 |
備考 | 札幌市を中心に全28店舗あり |
ロバパン
飲食店ではありませんが、ロバパンは北海道の食卓に欠かせないパンメーカーです。荷車をロバで引いてパンを販売していたのが名前の由来で、80年以上の歴史があります。
角食の「本仕込」やロールパンの「ネオバターロール」が長年愛されている定番商品。2005年から愛知県の「フジパン株式会社」と業務提携をしており、同じ商品が流通しています。ちなみに「スナックサンド」は、フジパンの開発商品をロバパンで展開している形です。
公式サイト | https://robapan.jp/ |
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おすすめ店舗 | ロバパン本社工場 北海道札幌市白石区本通7丁目南5-1 011-861-8131 |
備考 | 札幌市内のイオンにインストア店舗多数 |
旅行者におすすめしたい!これぞ北海道のローカルチェーン
地元人気を超え、今や道外からの観光客にも人気のローカルチェーンをピックアップ。いずれも、地域密着で長く愛され続けている名店ばかり。北海道を訪れた際には、足を延ばしてぜひ訪れてみては?
“ラキピ”でお馴染み「ラッキーピエロ」
「ラッキーピエロ」は、地元民はもちろん、観光客にも人気のハンバーガーチェーンです。函館でハンバーガーを食べられるお店として、バイクで訪れるライダーから口コミが広まり、メディアの力も加わって全国的に知られるようになりました。
地元に愛されるこそお店が成り立つと考え、函館にこだわった店舗展開に限定。店舗ごとに内装やメニューを変えることで、同じラッキーピエロでも店舗ごとに異なる魅力を楽しめるのも特徴です。
一番人気のメニューは全店舗で提供している「チャイニーズチキンバーガー」。中華風の甘辛な味付けとボリューミーなチキンが好評を博しています。
公式サイト | https://luckypierrot.jp/ |
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本店 | 峠下総本店 北海道亀田郡七飯町峠下337-11 0138-66-6566 |
備考 | 函館市を中心に全17店舗あり |
カレーショップ「インデアン」
「インデアン」は、帯広市発祥のカレーチェーンで、道東を中心に店舗を展開しています。妻と母の料理の次に美味しい“帯広で2番目においしい店”として、道民に愛され続けるカレーを提供しています。
店舗によって内装は異なりますが、映画やムービースターのポスターが飾られているのは全店共通。インパクトのある内装を考案する中で辿り着いたのがポスター展示で、当初は斬新なインテリアを目当てに来店する人が後を絶たなかったそうです。
カレールーは3種類から選べ、ほかにトッピングも。ツウの方はオリジナルのカスタマイズを楽しむほどアレンジ力の高さも魅力のひとつです。ちなみに、持参した鍋や容器にカレーを入れてくれるテイクアウトも古くから行っており、インデアンのカレーを自宅で楽しむ地元民やファンも多い。
公式サイト | http://www.fujimori-kk.co.jp/indian/ |
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おすすめ店舗 | インデアン まちなか店 北海道帯広市西2条南10丁目1-1 0155-20-1818 |
備考 | 帯広市を中心に全12店舗あり |
どんぐり(DONGURI)
どんぐり(DONGURI)は、パン好きの根強いファンが多くいるお店。札幌円山に構えた「珈琲舎どんぐり」がはじまりで、創業した年にパン屋「どんぐり」を豊平区美園にオープンしました。
ファンが密かに愛していたパン屋が徐々に口コミで広まり、白石区南郷に本店をオープン。路面店のパン屋としては、全国でもトップクラスの売上を誇っていたようです。札幌を中心に店舗を拡大し、今や北海道を代表するパン屋さんに。
「どんくり」といえば、ロールパンにちくわとツナマヨが入った「ちくわパン」が有名。おかずのように食べられるパンの位置づけで、独特な組み合わせがやみつきになります。
公式サイト | https://www.donguri-bake.co.jp/ |
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本店 | どんぐり本店 北海道札幌市白石区南郷通8丁目南1−7 011-865-0006 |
備考 | 札幌市を中心に全9店舗あり |
回転寿司 ちょいす
「ちょいす」は、登別や伊達、旭川などに8店舗を展開する回転寿司チェーン。20年以上の歴史があり、地域のお客さまに愛される寿司と元気を日々提供するのがモットーです。
米や醤油、海の幸はもちろん、一緒に楽しむビールまでトータルにこだわっており、安全で美味しいメニューを提供。接客にも力を入れており、家族や友人など誰と来ても、気持ちよく食事を楽しめる空間作りを目指す、素敵なお店です。
公式サイト | https://www.choice-sushi.com/ |
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本店 | ちょいす登別店 北海道登別市若山町2丁目29-3 0143-81-3111 |
備考 | 旭川市を中心に全8店舗あり |