赤いじゃがいも「レッドムーン」とは?味やおいしく食べる方法を紹介

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赤いじゃがいも「レッドムーン」をご存知でしょうか。じゃがいもの一種ですが、皮が赤く中身は黄色いのでさつまいものような色味をしています。ほんのりとした甘みと粘性の高い肉質が特徴的で、長く煮込んでも煮崩れしないので煮込み料理にぴったりです。

ホクホクとしたじゃがいもではなく、しっとりなめらかな舌触りのじゃがいもで、ポテトサラダやフライドポテトにしてもおいしく食べられます。

こちらの記事ではレッドムーンの特徴や味、おいしい食べ方、栽培方法などを紹介します。

この記事でわかること

  • レッドムーンは煮込み料理にぴったり
  • レッドムーンの主な産地は北海道
  • 冷暗所に置いておくと常温保存できる
  • 自宅でも栽培できて収穫時期は6月下旬〜7月下旬
  • レッドムーンは北海道の農家の通販サイトで購入できる
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

レッドムーンとは?赤い皮が特徴的なじゃがいも

レッドムーン

「レッドムーン」は、赤色の皮が特徴的なじゃがいもです。メークインのような楕円形の形状で、黄色い肉質は粘質が強いため煮崩れしにくく、煮込み料理に適しています。皮も中身もさつまいものような色味をしてほんのりとした甘みがあり、「紅メークイン」「紅じゃがいも」などと呼ばれることもあります。

レッドムーンは「株式会社サカタのタネ」が開発したじゃがいもの品種で、1988年に品種登録の出願がされて1991年に登録されました。もともとはアメリカの企業から導入した種子を選抜・育成した固定品種です。出願時の名称は「レッドエコー」というものでした。

レッドムーンは品種の特性上、大量生産に向いていないため小規模の農園で栽培されるほか、家庭菜園向きの品種です。そのため市場に出回る量は多くありません。

レッドムーンの産地・旬は?主な産地は北海道

レッドムーン

レッドムーンの主な生産地は北海道で、そのほか沖縄でも生産されています。旬の時期は7月〜8月です。また家庭菜園にも向いていて、ホームセンターでは種芋を販売しているところもあります。

レッドムーンの味と特徴

レッドムーンのじゃがバター

レッドムーンは、赤色の皮に黄色の肉質をしているじゃがいもです。粘質が高く、加熱すると肉質の黄色が徐々に濃くなり、粘り気も強くなっていきます。じゃがいもの中では甘みが強い方で、ほのかな甘みとコクがあり、じゃがいもよりもさつまいもに近い味わいです。

また、ホクホク系ではなくしっかりとした食感がある品種で、煮崩れしにくいので煮込み料理に適しています。男爵やメークインとはまた違った風味・味わいを楽しむことができます。


レッドムーンの保存方法3つ

レッドムーンを余らせてしまったら上手に保存して、いつまでもおいしく食べられるようにしましょう。

レッドムーンの保存方法

  • 生のレッドムーンの保存方法
  • カットしたレッドムーンの保存方法
  • レッドムーンを冷凍保存する方法

以下では、それぞれの保存方法を詳しく紹介します。

1.生のレッドムーンの保存方法

生のレッドムーンは、風通しの良い冷暗所で常温保存しましょう。光があたるところにおいておくと、皮が緑色に変色しやすく芽が出やすくなります。

また冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙で包んでポリ袋に入れましょう。特に夏場は常温保存すると傷みやすいため、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。

2.カットしたレッドムーンの保存方法

レッドムーンは皮を剥いた状態やカットした状態でも保存することができます。カットしたレッドムーンは切り口が変色しやすいため、空気に触れないように注意してください。保存容器にじゃがいもと浸るくらいの水を入れて冷蔵保存すると変色を防ぐことができます。また、水に少量の酢を加えるとより変色を防止しやすいです。

3.レッドムーンを冷凍保存する方法

レッドムーンをはじめ、じゃがいもは生のままで冷凍保存すると、おいしさが損なわれてしまうためあまり冷凍保存には向いていません。レッドムーンを冷凍保存する場合はあらかじめ加熱しましょう。皮を剥いて水に浸したじゃがいもを電子レンジで加熱すると、簡単に火を通せます。加熱したレッドムーンをつぶして粗熱を取れば、マッシュ状に冷凍保存できます。

レッドムーンのおいしい食べ方・おすすめの調理法

レッドムーンは万能

レッドムーンは粘性が高いため煮込んでも煮崩れしにくく、肉じゃがやカレーなどの煮込み料理に適しています。炒め物にしても綺麗な仕上がりでおいしく食べられます。

レッドムーンのおいしい食べ方

  • ポテトサラダ
  • フライドポテト
  • じゃがバター
  • カレー・肉じゃが
  • バター醤油ソテー

以下では、それぞれのおいしい食べ方を詳しく紹介します。

1.ポテトサラダ

粘性が高いレッドムーンは、加熱するとねっとりとしたなめらかな食感を楽しむことができます。ポテトサラダとの相性が良く、きゅうりやハムも一緒に入れると、食感にアクセントをつけることができます。レッドムーンの味をメインに楽しむために、塩こしょうとマヨネーズでシンプルに味付けするのがおすすめです。

2.フライドポテト

しっとりとした食感のポテトが好きな方には、レッドムーンをフライドポテトにして食べるのもおすすめです。塩こしょうでシンプルな味付けのほか、お好みでマヨネーズやケチャップ、オーロラソースで食べるのもおいしいです。また、皮も残して揚げれば赤い皮と黄色い中身の鮮やかな色味のフライドポテトになり、見た目でも楽しむことができます。

3.じゃがバター

レッドムーンは食べるのもおいしいです。レッドムーンは他のじゃがいもと比べて甘みが強いので、スイートポテトのような味わいになります。バターを乗せて食べるほか、塩もふるとレッドムーンの甘みがより引き立ちます。煮崩れしにくいので、じゃがバターにすると綺麗な仕上がりになるのもレッドムーンの特徴です。

4.カレー・肉じゃが

肉質がしっかりして煮崩れしにくいレッドムーンは、長時間の煮込み料理に向いていて、カレーや肉じゃが、シチューにしてもおいしいです。もっちりとした食感と、ほんのりとした甘みを楽しむことができます。

5.バター醤油ソテー

バター醤油ソテーは、しっとりとしてなめらかなレッドムーンの食感に、バターの風味、醤油の香ばしさがマッチしておいしいです。フライパンにバターを入れて溶かした後、レッドムーンを炒めて醤油で味付けするだけのシンプルな調理法なので、ぜひ一度試してみてください。

レッドムーンの栽培方法

レッドムーンの花

レッドムーンは家庭菜園の栽培に向いている品種です。一般的にじゃがいもの植え付け時期は春と秋の2回ありますが、秋の植え付けは種芋が腐りやすく、冬の寒さでいもが大きく育ちにくいので、初心者が栽培するなら春の植え付けがおすすめです。

自宅でレッドムーンを栽培する場合、まずは種芋を購入して、植え付けの2〜3週間前から芽出しを行います。朝から夕方まで日光に種芋を当てることで、表面が緑色に変色して硬い芽が出てきます。種芋は水はけのよい場所で、深さ10cm程度の溝に植えましょう。

以下では、レッドムーンの種芋の植え付け時期と収穫時期、休眠期間について紹介します。

レッドムーンの種芋の植え付け時期・収穫時期

レッドムーンの種芋の植え付け時期は、地域によってやや異なります。温暖な地域であれば2月下旬〜3月下旬、寒冷な地域であれば3月下旬〜5月下旬に植え付けを行うのが適しています。

レッドムーンは初めの成長は早いですが、花が咲いてから熟すまでに時間がかかる晩生タイプのじゃがいもです。そのため収穫時期は温暖な地域では6月下旬〜7月下旬、寒冷地では7月下旬〜9月下旬が目安です。土を掘る時期を少し遅らせると、大きめのレッドムーンを収穫することができます。

レッドムーンの休眠期間は?50日が目安

じゃがいもの休眠期間

レッドムーンの休眠期間は約50日です。初期の生育はやや早いものの、早期収穫には適していません。レッドムーンを自宅で栽培する場合は、約2カ月の休眠期間を考慮して種芋を植え付けるのがポイントです。

レッドムーンの購入方法と値段

レッドムーンは大規模な栽培に向いていないため、市場に出回ることがあまりありません。そのため、通販サイトから購入するのが一般的です。北海道の農家では、レッドムーンを直送しているところもあり、収穫時期にあわせて新鮮なレッドムーンを購入することができます。

また、レッドムーンは市場にあまり出回らない分、ほかのじゃがいもと比べて値段は少し高いです。希少ではありますが、ほかのじゃがいもにはない風味と味わいのレッドムーンをぜひ試してみてください。

まとめ

レッドムーンは赤い皮と黄色い肉質をしたじゃがいもです。ほのかな甘みがあり、粘性の高い肉質が特徴的で、煮込み料理に適しています。

レッドムーンは北海道の農家の通販サイトなどから購入できるので、ぜひこの機会にレッドムーンを食べてみてはいかがでしょうか。

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!