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初心者OK!北海道でパラグライダーを楽しめる体験スポット5選!

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空を自由に飛行できるアクティビティ「パラグライダー」。鳥と一緒に空を飛んだり、上空から雄大な景色を見たりするのがパラグライダーの魅力です。パイロットと同乗することも可能なので、パラグライダーが初めての方でも安心してフライトを楽しむことができます

こちらの記事ではパラグライダーの特徴や魅力、当日の流れ、服装・持ち物、北海道で楽しめる体験スポットを紹介します。

この記事でわかること

  • パラグライダーは自由に空を飛べる感覚が魅力
  • タンデムフライトならパイロットと2人でフライトする
  • 翼に吊り下がって飛ぶハンググライダーとは異なる
  • 北海道には5カ所のパラグライダー体験スポットがある
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

パラグライダーってどんなアクティビティなの?

パラグライダーってどんなアクティビティなの?

パラグライダーとは、上昇気流や斜面に吹き上がる風を利用して空を飛ぶアクティビティです。長方形のパラシュートを装着して斜面を駆け下り、パラシュートが風をつかんだところでテイクオフします。

パラグライダーはその日の風の状況に左右されるので、タイミングによっては待ち時間が必要になったり中止になったりすることもあります。そのため、フライト時間が延びたり中止になったりした場合のプランも立てておくのがおすすめです。なお、パラグライダーのフライトは朝か夕方に行われることが多く、フライト時間は5~15分が目安です。

また、パラグライダーには飛び方によって以下の種類があります。

パラグライダーの飛び方

  • 単独フライト
  • タンデムフライト
  • モーターパラグライダー
  • トーイングパラグライダー

単独フライトは一人で飛行体験ができるもので、タンデムフライトはインストラクターと二人で飛ぶ飛行方法です。モーターパラグライダーはエンジンを搭載してプロペラの力で空を飛ぶ飛行方法で、トーイングパラグライダーは凧あげのようなトーイングマシンを使用する飛行方法です。通常、初心者はタンデムフライトで飛行を楽しみます。

パラグライダーの魅力

パラグライダーの魅力

パラグライダーの魅力は、なんと言っても自由に空を飛べること。滑空しやすいことが特徴で、鳥と一緒に旋回したり雲の下まで浮かび上がったりでき、日常では味わえない浮遊感が体験できます。さらに、上空から見られる四季折々の風景を楽しめるのもパラグライダーの魅力のひとつです。

また、パラグライダーは初心者でも楽しめるアクティビティです。インストラクターと一緒に飛ぶタンデムフライトのほか、半日ほど練習すれば低い丘なら一人で飛ぶこともできます。

パラグライダー・パラセーリング・ハンググライダーの違い

パラグライダー・パラセーリング・ハンググライダーの違い

パラグライダーに似たアクティビティとして、パラセーリングやハンググライダーがあります。それぞれの違いは次の通りです。

パラグライダー 斜面から駆け下り、風を利用して空を飛ぶアクティビティ
パラセーリング ボートでパラシュートを引いて、海上から空中に浮かび上がるマリンアクティビティ
ハンググライダー 三角形の翼に吊り下がり、滑空しながら飛ぶスカイスポーツ

パラセーリングはパラシュートをボートなどで引いてもらい、海上から空中へ浮かび上がるマリンアクティビティです。離着陸や操縦はボートの運転手に任せられるので、安全で初心者でも楽しむことができます。海辺のリゾートを気軽に遊べるアクティビティであり、パラグライダーとは浮遊するメカニズムやパラシュートの種類などが違います。

また、ハンググライダーは三角形の翼を利用して、空中を飛行するスカイスポーツです。体を左右に傾けることで操縦し、鳥のように空中を滑空します。上昇気流を使うので飛ぶメカニズムはパラグライダーと同じですが、ハンググライダーはパラシュートを使用していない上、操縦が難しいことが特徴です。

パラグライダーはどこでも飛べる?飛べない条件は?

パラグライダーはどこでも飛べる?飛べない条件は?

自由に空を飛べるパラグライダーですが、ではどこでも自由に飛べるかというと、そうではありません。国土交通省が指定する空域ではフライトできないほか、指定の空港周辺などもフライトできません。また、フライトしても問題ない空域でも上限高度・下限高度が定められていることがあり、その高度の中でフライトする必要があります。地上にサポーターを一人も置かずに単独飛行を行ってもいけないので、常に地上のサポーターが目視できる空域であることが飛行の条件です。

さらに気象条件にも左右され、雨天時はフライトできません。パラグライダーのパラシュートは布と紐でできており、雨が降ると布が水を吸収してくっつき風を取り入れられなくなります。強風が吹けばパラグライダーのコントロールを失う危険性もあるため雨天時はフライト中止となります。

初心者はパイロットと同乗する「タンデムフライト」がおすすめ

初心者はパイロットと同乗する「タンデムフライト」がおすすめ

パラグライダー初心者の方は、パイロット(インストラクター)と同乗して飛行するタンデムフライトがおすすめです。パラグライダーの操縦はすべて同乗するパイロットが行ってくれ、飛行時のサポートもしてくれるので初めてパラグライダーに乗る方でも安全に飛行できます。自分で操作する必要がないので、安心してゆっくりと景色を眺めたり風を感じたりできるのも魅力です。

また、体力はあまり関係ないのでタンデムフライトなら女性や年配の方でもパラグライダーを楽しめます

パラグライダー体験当日の流れ・スケジュール

パラグライダー体験当日の流れ・スケジュール

パラグライダー体験当日の流れ・スケジュールは次の通りです。

当日の流れ

  1. 来店・受付
  2. 準備運動
  3. 機材の説明・シミュレーション
  4. ライズアップ・テイクオフ

まずは来店して受付を済ませます。パラグライダーは山を駆け下りるアクティビティなので、怪我しないように準備運動を行うことが大切です。次に、機材の取扱方法について説明を受け、フライトのシミュレーションを行います。タンデムフライトではパイロットが操縦しますが、安全にフライトするためにもしっかり機材の取扱方法について把握しておきましょう

シミュレーションまで済ませ、準備が整ったらライズアップします。ライズアップとは地面においているパラグライダーを持ち上げ、パラシュートの中に風を流す動作です。ライズアップすることで、いつでもフライトできる状態となります。風の状況などを見て、コンディションが整った時に山を駆け下りテイクオフします。

体験日当日に必要な持ち物・服装は?

体験日当日に必要な持ち物・服装は?

パラグライダー体験当日の持ち物と服装は次の通りです。

当日の持ち物・服装

  • 上着
  • 着替え
  • タオル
  • 長袖・長ズボン
  • トレッキングシューズ(あると良い)
  • ワークグローブ(または軍手)

当日は上着と着替えとタオルを準備しておきましょう。上空は地上よりも気温が低いことが多く、寒さ対策のために上着は必要です。夏場は汗をかくほか、着地時に服が汚れることもあるので着替えやタオルも用意しておくことが大切です。

また、当日は露出の少ない服装を心がけましょう。パラグライダーの機材を装着するためのハーネスが肌に引っ掛かったり、着地時に転んだりする可能性があるので基本的には当日長袖・長ズボンで行きましょう。靴は走りやすいものを選ぶと怪我するリスクを軽減できるので、できればトレッキングシューズが望ましいです。そのほか、怪我防止のためにワークグローブや軍手があるとより安全にフライトできます。

パラグライダーを楽しむ時の注意点

パラグライダーを楽しむ時の注意点

パラグライダーを楽しむためには、怪我しないために準備しておくことが大切です。主な注意点には次の3つがあります。

パラグライダーの注意点

  • 怪我防止の服装で臨む
  • 事前に説明を聞いてシミュレーションする
  • 健康体で行う

怪我防止のために服装や持ち物をしっかり整えておくことが大切です。当日の服装は長袖・長ズボンのほか、トレッキングシューズやワークグローブなどを用意しておきましょう。フライト前にはインストラクターからの説明やシミュレーションが行われるので、しっかり聞いておく必要があります。

また、パラグライダーはフライト時に斜面を走る必要があり、着地時には多少の衝撃が加わります。足を怪我している場合や持病、年齢などで走ることができない人はフライトできない可能性があるのであらかじめ注意しましょう。

北海道でパラグライダーが楽しめる体験スポット5選

北海道でパラグライダーが楽しめる体験スポット5選

北海道でパラグライダーが楽しめる体験スポットには次の5つがあります。

北海道のパラグライダー体験スポット

  • ニセコパラグライディング(ニセコ)
  • MPGそらち(富良野・トマム)
  • パラグライディング十勝(十勝)
  • パラライフ北海道(赤井川・小樽)
  • サニーサイドアウトドアスクール(茶志内・岩見沢)

ここからは、それぞれの体験スポットの詳細について詳しく解説します。

ニセコパラグライディング(ニセコ)

ニセコパラグライディング(Niseko Paragliding)は、北海道虻田郡ニセコ町にあるパラグライダー体験スポットです。タンデムフライトは、ルスツリゾートスキー場の橇追山(ソリオイ)の山頂から離陸します。洞爺湖(とうやこ)や羊蹄山(ようていざん)をはじめとした、絶景スポットを眺めながら、ルスツ上空をフライトすることができます

午前の部と午後の部がありますが、天候などによって時間や集合場所が異なる場合があるので、事前に確認しておきましょう。ニセコ・ルスツ方面の旅行の際は、ぜひニセコパラグライディングでフライト体験してみてください。

プラン・料金 タンデムフライト:1名14,000円(保険・税込)
条件 体重:30kg~80kg
身長:110cm~185cm
年齢:10歳以上(18歳未満は保護者同伴)
体験可能な期間 5月~11月
(2023年は5月27日~11月5日)
営業時間・定休日 【午前コース】9:00~12:00
【午後コース】14:00~17:00
問い合わせ先 090-8643-5549
住所 北海道虻田郡ニセコ町有島18-124
アクセス 留寿都村「道の駅」から車で約5分
公式サイト ニセコパラグライディング

MPGそらち(富良野・トマム)

MPGそらちは、北海道富良野市にあるパラグライダー体験スポットです。モーターパラグライダーを楽しめることが特徴で平地で離陸します。上空300~400mを飛行し、美しく雄大な景色が特徴の富良野の自然を眺めながらフライト体験ができます。モーターパラグライダーは上昇気流がない時に離陸する必要があり、特に日中は風の状況によってはフライトできないこともあるので、8~9時などできる限り早い時間に予約するのがおすすめです。

またMPGそらちはトマムエリアからも近く、ホタルストリートや雲海テラスが魅力の「星野リゾート トマム」からも車で約1時間10分ほどの場所にあります。富良野・トマム方面の北海道旅行の際は、ぜひMPGそらちでパラグライダー体験をお楽しみください。

プラン・料金 モーターパラグライダータンデムフライト:1名12,500円(保険・税込)
条件 体重:40kg~70kg(それ以外の方は要問い合わせ)
年齢:10歳以上(18歳未満は保護者同伴)
体験可能な期間
営業時間・定休日 10:00~16:00
問い合わせ先 0167-23-6638
住所 北海道富良野市西学田二区140-1
アクセス JR「富良野駅」から車で約5分
JR「学田駅」から徒歩で約6分
公式サイト MPGそらち

パラグライディング十勝(十勝)

パラグライディング十勝は、北海道十勝郡浦幌町にあるパラグライダースクールです。北の太平洋と十勝平野に挟まれたエリアでのフライトができ、国道336号線の旧道沿いに水平線を見下ろすことができます

十勝太海岸の丘陵地帯は、太平洋からの海風と十勝平野からの風がぶつかり合い、上昇気流が発生するため安定したフライトを楽しめることが特徴です。単独フライトができる体験レッスンも実施しており、1時間のレッスンを経て一人でフライトすることもできます。

プラン・料金 タンデムフライト:1名12,000円(税込)
体験レッスン(単独フライト):1名12,000円(税込)
条件 体重:40kg~80kg
年齢:13歳~65歳
(13歳~15歳は保護者同伴、16歳~18歳は保護者の同意が必要)
体験可能な期間 体験レッスンは4月~10月
営業時間・定休日 9:00~17:00
問い合わせ先 090-3773-9138
住所 北海道十勝郡浦幌町昆布刈石(開催場所)
北海道河東郡音更町下士幌57(事務所)
アクセス プランにより異なる可能性がある
公式サイト パラグライディング十勝

パラライフ北海道(赤井川・小樽)

パラライフ北海道は、北海道余市郡赤井川村にあるパラグライダースクールです。パイロットと一緒にフライトするタンデムフライトのほか、平地(ゆるい斜面)でパラグライダーを装着して風を体感するふわり体験のコースがあります。天気がいい日であれば、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山を上空から眺望することが可能です。また、秋には上空から赤井川を覆う雲海が発生することもあります。

赤井川は札幌から車で約1時間の場所にあり、小樽市からも車で約40分の場所なので、札幌・小樽方面の北海旅行の際は、ぜひパラライフ北海道でパラグライダー体験してみてください。

プラン・料金 【通常料金】
ふわり体験:1名5,000円(税込)
タンデムフライト:15,000円(税込)
【道民料金】
ふわり体験:1名4,000円(税込)
タンデムフライト:12,000円(税込)
※保険料:400円(税込)
条件 体重:15kg~80kg
身長:100cm~180cm
年齢:4歳~65歳
体験可能な期間 5~10月
営業時間・定休日 8:00~18:00
問い合わせ先 090-9740-1124
住所 北海道余市郡赤井川村日ノ出58-1
アクセス 余市ICから車で約15分
公式サイト パラライフ北海道

サニーサイドアウトドアスクール(茶志内・岩見沢)

サニーサイドアウトドアスクールは、静岡県富士宮にあるパラグライダースクールです。北海道でもフライト体験を行っており、タンデムフライトは美唄にある「美唄スカイパーク」で開催されています。

ひとりでとぶパラグライダーコースは岩見沢にある「北海道グリーンランドホワイトパークスキー場」または「岩見沢萩の山市民スキー場」のどちらかで開催され、当日の風向きによって集合場所が決まります。

単独フライトの場合、タンデムフライトのように高くは飛びませんが、ひとりで空中に浮かぶ体験が可能です。美唄・茶志内・岩見沢エリアへ旅行の際は、ぜひサニーサイドアウトドアスクールのフライト体験をお楽しみください。

プラン・料金 タンデムフライト:1名11,600円(税込)
ひとりでとぶパラグライダー(単独):1名6,600円(税込)条件
条件 体重:40kg~80kg
年齢:10歳~60歳
体験可能な期間
営業時間・定休日 タンデムフライト:8:30~
単独フライト:14:00~16:00
問い合わせ先 0126-65-4848(美唄スカイパーク管理棟)
0126-22-2121(北海道グリーンランドホワイトパークスキー場)
0126-44-2322(岩見沢萩の山市民スキー場)
090-8016-4784(サニーサイドアウトドアスクール)
住所 【美唄スカイパーク】
北海道美唄市茶志内町3区
【北海道グリーンランドホワイトパークスキー場】
北海道岩見沢市志文町1056
【岩見沢萩の山市民スキー場】
北海道岩見沢市上志文町452
【サニーサイドアウトドアスクール】
静岡県富士宮市原1104-1
アクセス 【美唄スカイパーク】
JR「茶志内駅」から車で約3分
【北海道グリーンランドホワイトパークスキー場】
岩見沢ICから車で約5分
JR「岩見沢駅」からバスで約15分
【岩見沢萩の山市民スキー場】
岩見沢ICから車で約5分
公式サイト 美唄スカイパーク
北海道グリーンランドホワイトパークスキー場
岩見沢萩の山市民スキー場
サニーサイドアウトドアスクール

まとめ

パラグライダーは風を利用して上空を飛行するアクティビティです。自由に空を飛ぶことができ、鳥と一緒に旋回したり上空から四季折々の景色を見たりするのがパラグライダーの魅力です。

北海道にも体験できるスポットがあるので、北海道旅行の際はぜひ思い出にパラグライダーも楽しんでみてください。

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PREZO編集部
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