十勝エリアと釧路エリアの境に位置する浦幌町は、夏は最高気温が25℃前後、夜は15℃前後、冬には最低気温-25℃前後と寒暖の差が大きな町です。
森と海、両方の自然に恵まれた環境で、豊かな森林のほか湿地帯や崖や奇岩がある地質など変化に富んだ風景が見られます。
かつては馬産地としてや炭鉱の町として栄え、現在は乳牛や黒毛和牛などを飼育する酪農の町として知られています。
農作物の栽培では、小麦・豆類・馬鈴薯・てんさいなどを栽培しています。なかでも白く美しい花が咲く"豆の女王"ともいわれる「白花豆」も栽培しており、和菓子などの特産品に加工しています。小麦は"うどん"などに向いている「キタホナミ」に加え、近年はパンやパスタ用の「キタノカオリ」小麦も栽培しています。チンゲン菜やカボチャ、大根、長芋・タマネギなど多岐にわたる農作物が生産され、道の駅うらほろで購入できます。
また、太平洋に面している浦幌町には漁港があり、サケ漁やタコ・ホッキ・シシャモ漁をおこなっています。
食のほか自然の美観にあふれるスポットとして、夏、太平洋岸の砂浜沿いに広がるお花畑があります。毎年6月から9月には、ノハナショウブ、スズラン、コケモモなどの高山植物を含むたくさんの草花を見ることができ、6月には町の花「ハマナス」が咲き始めます。その海岸線の一部、厚田港では5月になるとコマイ釣りができるほか、8月半ば頃からは海岸線に釣竿を手にした釣り人がたくさん並びます。また、昆布刈石海岸にはサーファーも訪れます。
このようにアウトドアアクティビティで訪れる人も多いですが、2020年には町の新たな施設として屋内で"森や自然を感じられる音・香・風"を再現し"デジタル森林浴"ができる「Uralaa park urahoro」(うららパーク浦幌)がオープンしました。
浦幌町のマスコットキャラクターは「ウラハとホロマ」です。町の鳥、アオサギがモデルで、ウラハは町の花「ハマナス」を頭に飾り、ホロマは町の木「ナナカマド」を手にしています。
浦幌町ってどんなところ?
浦幌町のアウトドアアクティビティ
特別天然記念物が見られる自然
特産品の和スイーツ
浦幌町の主なイベント
8月 | うらほろふるさとの夏祭り |
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9月 | うらほろふるさとのみのり祭り |