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北海道のブランド和牛は、ほっぺたが落ちる美味しさ! 肉の種類やおすすめ店を紹介

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豊かな自然と広大な地形を生かして、盛んに畜産や酪農が行われている北海道。道産和牛は近年ブランド化が著しく、ご当地グルメやお取り寄せなどでも人気があります。

今回は、北海道のブランド和牛を一挙紹介。牧場直営店や北海道産のブランド和牛に特化したメニューを提供しているお店も紹介しているので、旅行を計画している方はスケジュールに組み込んでみてはいかがでしょう。

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あなたはどっち派? 牛肉の部位

ひと口に牛肉といっても、部位によって柔らかさや脂身の多さは様々。せっかくおいしいお肉を味わうのなら、料理に一番合った肉の種類を味わいたいもの。赤身好きと脂身好きではおすすめの部位が異なるため、まずは牛肉の部位を把握しておきましょう。

赤身が好きな人におすすめの部位

和牛 赤身

赤身好きには、ネック・肩・ヒレ・モモがおすすめ。脂分が少ないため、肉そのものの旨みを感じられるのが特徴です。また、じっくりと熱を加えることで筋や脂肪が柔らかくホロホロとした食感になるため、しゃぶしゃぶやシチューなどの煮込み料理にぴったり

もちろん、焼いて甘辛いタレを絡めるのにも向いています。ブランド和牛ではヒレが希少部位とされているので、一番おいしい赤身を食べたい方はここをチョイスすると良いでしょう。

脂身が好きな人におすすめの部位

和牛 脂身が好きな方におすすめの部位

甘い脂身が好きな人には、サシの多いリブロースとサーロインがおすすめ。塩コショウでシンプルに味付けしたステーキは、噛めば噛むほど脂がジュワッと口の中に広がり、1枚食べ終わるころには満足感を味わえることでしょう。

肉質はきめ細かくて柔らかく、厚切りにするとさらにおいしくいただけます。

北海道のブランド和牛を地域別に一挙紹介!

北海道のブランド和牛

広大な土地を持つ北海道では、各地で個性豊かなブランド和牛を生産しています。周囲の自然や気候に合わせて飼料や肥育法を工夫しており、その地域が生んだ旨味や風味を堪能することが可能です。

今回は道南・道央・道北・道東の4つのエリアに分けて、北海道のブランド和牛を紹介します。

道南のブランド和牛

道南は津軽海峡に向かって突き出ている渡島半島で牛を肥育しているところが多く、冷たい海の風を浴びながら育ったお肉は脂分をたっぷりと含んでいるのが特徴です。

はこだて和牛

「はこだて和牛」は、ステーキや焼き肉にするとおいしく味わえる和牛。特に赤身は柔らかくて、風味豊か。塩・コショウのシンプルな味付けをしたお肉に火を通すだけで、肉本来の旨みを感じられます。霜降り肉の脂っこさが苦手な人におすすめのブランド和牛です。

道央のブランド和牛

道央圏の和牛

道央は雄大な自然に囲まれており、のびのびとストレスなく和牛を肥育しているのが特徴。ストレスフリーに育った和牛は、鉄分やミネラルを豊富に含んでいます。特に霜降り肉の脂身はとっても濃厚で人気です。

とうや湖和牛

洞爺湖周辺の豊かな自然の中で育てる「とうや湖和牛」は、年間出荷頭数が約200頭であることから“幻の和牛”とも呼ばれています。繁殖から肥育まで同じ土地で行い、ストレスなく育てているのが特徴。霜降り肉は特に味わい深く、口に入れるとすぐに脂がとろけてくる逸品です。

びらとり和牛

「びらとり和牛」は、北海道南西部にある平取町で生産されている黒毛和牛です。一般的な和牛は20カ月前後で出荷されるのに対し、びらとり和牛は約40カ月と2倍の時間をかけて肥育しています。肉の旨味を凝縮した濃厚な風味が魅力で、口いっぱいに分厚いステーキをほおばりたくなりますよ。

道北のブランド和牛

道北圏の和牛

道北は、厳しい寒さの中で育った脂たっぷりのブランド和牛を肥育しています。生産地周辺でしかお目にかかれない希少なお肉もあるため、旅行の際は和牛を堪能できるレストランにも足を運んでみましょう。

北海道もろみ和牛

名前の通り、もろみをたくさん食べさせて肥育する「北海道もろみ和牛」。もろみの中でもビタミンやアミノ酸が豊富な醤油もろみをふりかけた飼料を与えているため、牛たちの健康維持や肉質アップに効果があります。オレイン酸をたっぷりと含んでおり、焼くとコクのある肉汁を堪能できますよ。

宗谷岬和牛

北海道最北端の稚内市で肥育している「宗谷岬和牛」は、冷涼な気候と広々とした牧場で肥育されている和牛が特徴的です。きめ細やかで美しい霜降り肉を生産していて、脂の甘みととろけるような口どけはクセになります。

ふらの和牛

富良野町で、地元企業である谷口ファームグループだけが生産している「ふらの和牛」。赤身がほとんど見えないくらい脂を含んだ霜降り肉が特徴で、表面をカリッと、中をレアで焼いた分厚いステーキはぜひ食べてほしい一品。2014年以降多数の賞を受賞しており、北海道を代表するブランド和牛のひとつです。

ふらの大地和牛

北海道のほぼ中心に位置する富良野町で、豊かな自然に囲まれながら育った「ふらの大地和牛」。出荷の5ヶ月前から砕いたもち米を与える肥育法を取り入れることで、脂身の風味を増加させています。年間出荷頭数は約70頭とかなり少なく、希少価値の高いブランド和牛です。

道東のブランド和牛

道東圏の和牛

道東では独自の肥育法にこだわっているブランド和牛が多く、訪れる地域によって異なる味わいのお肉を生産しています。国内外で高い評価を得ているものもあり、お肉好きの方にはぜひチェックして欲しいエリアです。

十勝和牛

日照時間が長い十勝の気候を生かして肥育する「十勝和牛」。平均的な和牛より10カ月ほど肥育期間を長く設けており、その分脂がギュッと濃縮された霜降り肉を生産しています。赤身に入るサシ部分の甘さとコクが魅力で、焼いても煮てもおいしく味わえるブランド和牛です。

十勝ナイタイ和牛

町の約80%を山地と原野が占めている上士幌町が、エリア一丸となって生産している「十勝ナイタイ和牛」。約5年かけて肥育マニュアルを製作し、霜降り肉なのに脂っこ過ぎず食べやすい肉質を実現しました。2015年にはミラノ博覧会のレセプションパーティーに出品され、贈答品としても高い人気を誇る和牛です。

サロマ和牛

牧草やパイナップル、サトウキビなどを加工した餌を食べさせる肥育法で、クセや臭みを抑えている「サロマ和牛」。生後2カ月から一貫して同じところで育てており、品質管理を徹底しているのが特色です。サシがきめ細かく入った身は柔らかく、お肉本来の旨味が口いっぱいに広がります。

知床牛

「知床牛」は、メイド・イン・北海道にこだわっている和牛です。飼料は北海道産の草のみ、水は人が飲めるレベルにまで浄化した地元の湧水を使用しています。味・香り・旨味の三拍子がそろった霜降り肉はさっぱりとしていて、脂身が苦手な方も食べやすい肉質です。

つべつ和牛

人口5,000人ほどの小さな町、津別町で肥育されている「つべつ和牛」。サシが細かく入ったお肉はサーモンピンクのような色で、赤身と脂身のバランスが良くジューシーな味わいが魅力です。農林水産大臣賞の受賞をはじめ北海道内のタイトルも多数獲得しており、お取り寄せでも人気のブランド和牛です。

北海道のブランド和牛が食べられるお店6選

北海道で和牛を食べられるお店6選

各地で様々なブランド和牛が飼育されている北海道。丹精込めて育てられた和牛をじっくり堪能できる専門店が、近年増えてきています。その中でも特におすすめしたい牧場直営店&ブランド和牛専門店を6店紹介します!

函館和牛焼肉レストラン お肉のつしま

はこだて和牛の焼肉「お肉のつしま」。和牛の店頭販売をしているお肉屋さんでもあり、A3〜A4ランクのお肉をお手頃価格で楽しめます。

お試しでカルビ・赤身・サガリ・野菜のセットや、お肉を丸ごといただけるステーキなど、メニューのバリエーションも豊富。函館を訪れた際はぜひ訪れてほしいお店です。

店名 函館和牛焼肉レストラン お肉のつしま
住所 北海道函館市田家町12-13
営業時間 11:30~13:30、17:00~21:00
定休日 水曜日
電話番号 0138-45-1763
公式サイト https://www.oniku-tsushima.com/

びらとり和牛専門店 くろべこ

びらとり和牛専門店「くろべこ」は、びらとり和牛を使った多彩なメニューが魅力のお店です。

特にステーキとハンバーグは要チェックで、お店の人が炭火で1枚ずつ丁寧に焼き上げたお肉の旨味は格別です。バラエティーセットもあるため、気になるメニューをちょっとずつ食べることもできます。

店名 びらとり和牛専門店 くろべこ
住所 北海道沙流郡平取町紫雲古津200-2
営業時間 11:00~15:00、17:00~20:00
電話番号 01457-2-4129
公式サイト https://kurobeko.com/

レストランふらのグリル

和牛を使った洋食メニューを食べたいときは、「レストランふらのグリル」がおすすめです。赤ワインで和牛をじっくりと煮込んだ赤ワイン煮込みや、ひき肉に肉汁と旨味を閉じ込めたハンバーグは絶品。

後藤純男美術館に併設されているため、観光と合わせて訪れてみてください。

店名 レストランふらのグリル
住所 北海道空知郡上富良野町東4線北26号
後藤純男美術館2F
営業時間 11:00~17:00
電話番号 0167-45-6181
公式サイト https://gotosumiomuseum.com/furanogrill/

創作料理とご宴会の店 くまげら

家族や友人との団体旅行でおすすめの「くまげら」。メニューは大人数でにぎやかに楽しめるしゃぶしゃぶや、素材の味を堪能できるステーキなどがあります。ふらの和牛を生のままお米に乗せて食べる和牛さしみ丼は、「こんな食べ方もあるの!?」と盛り上がること間違いなしです。

店名 創作料理とご宴会の店 くまげら
住所 北海道富良野市日の出町3-22
営業時間 11:30~22:00
水曜日定休
定休日 水曜日
電話番号 0167-39-2345
公式サイト https://www.furano.ne.jp/kumagera/

食事処 まる

地元感が漂う小さな店内で、知床牛を使った様々な料理が味わえます。メニューでは生のお肉の上にウニを乗せた肉寿司や、事前予約限定のすき焼きなどが人気。お皿の上にどっさりと乗せられたお肉と野菜を見るだけで、ついお腹が鳴ってしまいます。

店名 食事処 まる
住所 北海道網走郡大空町東藻琴北2区55-3
営業時間 17:00~22:00
日曜定休
定休日 日曜日
電話番号 0152-66-3101

旬の野菜と焼肉 大地の匠

十勝産の野菜や十勝和牛など、地元の食材をふんだんに使った料理を提供している「大地の匠」。

ランチはセットメニューが中心で、旨味たっぷりの十勝和牛をお手頃価格でいただけます。ディナーは焼き肉やステーキなど、お肉をガッツリ食べられるメニューをラインアップ。ご飯は北海道産のゆめぴりかを炊いていて、北海道の食べ物を隅々まで堪能できます。

店名 旬の野菜と焼肉 大地の匠
住所 北海道河東郡音更町十勝川温泉北13丁目1-19
営業時間 11:30~14:00/17:30~21:00
木曜定休
定休日 木曜日
電話番号 0155-67-1129
公式サイト http://takumi.wishia.jp/

まとめ

寒冷な気候の中で育った北海道の和牛は、脂肪をたっぷりと蓄えており、ステーキでも焼き肉でも旨みを堪能できるのが一番の特徴です。道内には希少なブランド和牛もあるので、北海道を訪れた際は海鮮だけでなく、和牛にも注目してみてください。

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!