津別町の紹介

津別町

Tsubetsu

津別町は、面積の86%が森林です。「津別町を訪れる」ことは「森のなかに入っていくこと」と同義です。森林を全身で体験するなら、ノンノの森がおすすめです。3本の散策路の合計距離は5.6kmになるので半日たっぷりと、できたての酸素を吸い込むことができます。また、津別町にある津別峠からは見事な雲海を間近で見ることができ、眼前に広がる絶景に思わず言葉を失ってしまうことでしょう。
知る人ぞ知る、本物のフレンチが味わえるホテルも津別町内にあります。そのホテルは原生林のなかの湖のほとりにあって、自然も味わうことができます。

津別町ってどんなところ?

ノンノの森

86%が森林、自然の濃さが違う「ノンノの森に行ってみよう」

町の面積の86%が森林である津別町は、木材の加工や木製品の製造など林業が盛んです。町が保有する町有林では、カラマツ、トドマツ、アカエゾマツ、トウヒを植林して、さらに緑を増やそうとしています。
そんな津別の濃い自然を堪能するなら、町の南東部の上里地区にある、ノンノの森がおすすめです。ノンノとはアイヌ語で花を意味し、その名のとおり春から秋にかけて花が咲き乱れます。

ここでの遊び方のコツは「ただ歩くこと」。散策路は、次の3コースがあります。

●清流の道(1.8km):清流沿いを歩きます
●みはらしの道(2.4km):アップダウンがあるので中級者向きです
●こもれびの道(1.4km):平坦な道が続き、車いすでもOK

シカやキツネに出会えるのはもちろんのこと、タヌキやホタルを見ることもできます。
チミケップ湖

チミケップ湖の湖岸にあるホテルは穴場的存在

津別町に隣接する市町には、屈斜路湖や阿寒湖、摩周湖といった全国的に名が知られた湖があります。それに比べると津別町のチミケップ湖はかなり小ぶりですが、そのロケーションは目を見張るものがあります。水面には原生林のエゾマツやトドマツの幹や葉が映り、近くにはクマゲラを始めとする40種類以上の野鳥が生息しています。
湖岸にあるチミケップホテルは、ディナーで本物のフレンチを楽しめるこだわりの宿。シェフはフランス、アメリカ、スイスで修行を積んだ、本格的なホテルです。
※全館禁煙、10歳未満の子供の宿泊不可、連泊不可(1泊のみ)
相生鉄道公園

相生鉄道公園は時間が止まっている

相生鉄道公園は、かつての本物の駅とその周辺を整備して設置されました。駅の名は「石北本線、北見相生駅」といいました。時を止めて冷凍保存したかのような佇まいが感じられる旧駅舎、旧機関車、転車台(ターンテーブル)跡、7つの客車や貨車などが展示されています。この公園はクラウドファンディングで集めた資金で維持管理されており、公園内にはカフェもあります。

津別町の主なイベント

6月 クリンソウまつり(ノンノの森)
7月 つべつ夏まつり
8月 つべつ納涼盆踊り大会
9月 つべつふるさとまつり
9月 日本フィルセミナーコンサート

津別町の読みもの

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