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石狩鍋のレシピ&おすすめ具材8選を紹介。簡単な作り方や美味しいシメも解説

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北海道には古くから愛されてきたさまざまな郷土料理がたくさんあります。石狩鍋もそのひとつ。石狩鍋は今尚、各家庭で豊かなバリエーションを持ったレシピが伝えられ、食卓を飾っています。

今回は北海道の郷土料理・石狩鍋のレシピを解説。おすすめの具材や、〆の作り方、石狩鍋を食べられるお店の情報なども紹介しています。美味しい石狩鍋を食べたいという人はぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事でわかること

  • 石狩鍋は北海道の郷土料理
  • 生秋鮭を使うのが石狩鍋、塩鮭を使うのは三平汁
  • 石狩鍋は各家庭によって具材や味付けが違う
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

北海道の郷土料理「石狩鍋」とは

北海道の郷土料理「石狩鍋」とは

石狩鍋は北海道の郷土料理のひとつで、元は漁師が捕れた魚を簡易的に調理して食べる漁師飯でした。石狩川の河口で捕れた鮭や鱒などを、ぶつ切りにし味噌鍋に入れて食べたのがルーツだと言われています。

寒い冬が近付いてくると、漁師達が体を温めるために石狩鍋を食べていたため、冬の定番料理となっています。元は漁師だけが食べていたものですが、観光客に振舞ったところ大絶賛され、郷土料理として広まっていったそうです。

【レシピ】石狩鍋の基本の作り方

本来は鮭だけでなく鱒なども使って作られていた石狩鍋ですが、自宅で作る時は鮭を使うのが一般的です。続いては石狩鍋の基本的な作り方を紹介していきます。

材料

石狩鍋は、基本的に何を入れてもOK。一般的には以下の具材を使う家庭が多いようです。

鮭、大根、白菜、にんじん、ごぼう、しめじ、里芋(じゃがいも)、木綿豆腐(焼き豆腐)、白ねぎ、春菊

調味料は、味噌、みりん、酒の3つです。

作り方

作り方は以下の通りです。

  1. 土鍋に水を入れ、火の通りにくい根菜(大根、にんじん、里芋など)を入れて火にかけます。
  2. ある程度根菜に火が通ってきたら鮭を入れ、アクを取り除きます。
  3. 火の通りやすい葉物野菜を入れます。
  4. 一旦火を消して調味料を入れます。
  5. 軽く煮立たせて完成です。

石狩鍋のレシピに使うのは生鮭?塩鮭?

石狩鍋のレシピに使うのは生鮭?塩鮭?

石狩鍋に使う鮭は基本的に生鮭、それも秋鮭を使うのが本場の食べ方です。塩鮭を使ったものは三平汁と呼ばれ、別の料理とされています。

生鮭がどうしても手に入りにくく、塩鮭を使って石狩鍋を作る場合には、塩抜きをしてから作るのがおすすめです。塩鮭の塩抜きをする場合は2%の塩水に約3時間ほど鮭を浸けておきましょう。水で塩抜きするよりも、水っぽくなりすぎず程よい塩味が残った鮭になり、石狩鍋にも調和しやすくなりますよ。

VOGUE合同会社
定塩秋鮭フィレ
4,980(税込)

北海道で獲れた天然白鮭のフィレ。定塩秋鮭とは、加工時に鮭の身に直接塩水を注入することで全体の塩加減を調節した鮭のこと。どこを食べてもおいしく味わえるため、余すことなく鮭の身をお楽しみいただけます。秋鮭は脂のりが控えめでさっぱりとしていますが、大きなフィレは旨みのある部分で、そのうえ塩加減も調節されているので鮭好きにはたまりません。本商品は北海道産で、1~1.2kg前後のもととなっています。

石狩鍋におすすめの具材8選

石狩鍋におすすめの具材8選

石狩鍋は、各家庭で材料や作り方が違っているのも特徴のひとつ。そのため、家庭ごとの味を楽しめます。続いては、道民が愛する石狩鍋のおすすめ具材を紹介。ぜひ、石狩鍋を作る時に入れてみてください。

1.鮭のアラ

道外では中々手に入りにくいアラ。しかし、これを入れるのと入れないのとでは、石狩鍋の味が大きく変わります。旨味やコクを多く含んだ鮭のアラを入れると、石狩鍋の風味が各段に良くなります。

2.キャベツ

鍋物の葉野菜と言えば白菜が定番ですが、石狩鍋にはキャベツを入れるのがおすすめです。じっくり煮込んで甘いキャベツを楽しむのも良いですが、特におすすめしたいのは食べる直前に千切りキャベツを入れてシャキシャキ食感を味わう食べ方です。

甘しょっぱい味噌ベースの出汁とキャベツは相性抜群。食べる箸が止まらなくなりますよ。

3.筋子

石狩鍋の季節である秋には、秋鮭と共に筋子も市場に出回りやすくなります。完成した石狩鍋にほぐした筋子を散らすと、庶民の郷土料理が一気にお客様をもてなす料理へと早変わり。見た目に鮮やかなだけでなく、味噌が絡んだ筋子は極上の旨味が口の中に広がり、お酒のアテにもぴったりです。

4.白子

鮭の白子が手に入るなら、贅沢に石狩鍋に入れるのがおすすめです。少量の白子を出汁に溶かすと全体にコク深さが増し、濃厚な鮭の旨味を味わえる石狩鍋になります。

5.バター

道民の定番具材のひとつであるバター。甘辛い味噌出汁との相性抜群のバターは、出来上がった鍋へ最後に投入してください。バターを入れた石狩鍋の〆は雑炊にするのがおすすめ。リゾットのようなコク深さを味わうことができます。

6.酒粕

元々、冷えた体を温めるために考えられた石狩鍋。そのため、体を温める効果のある酒粕はぴったりの食材です。酒粕を入れることで出汁にコクも出る他、酒粕に含まれる豊富な栄養には免疫を高める効果や肝臓の働きをサポートする効果などがあります。

7.牛乳

石狩鍋の出汁に牛乳を入れる食べ方も道民には定番中の定番です。牛乳を入れることで出汁がまろやかになり、子どもも食べやすい味付けになります。また、魚特有の臭みなどを感じにくくなるため、魚が苦手な人にもおすすめの食べ方です。

8.山椒

本場の石狩鍋は山椒でピリリと辛みを効かせるそうです。山椒をいれることで、味噌の旨味や味わいを引き立て、日本酒などに合う大人の石狩鍋に仕上がります。

広尾漁業協同組合 食品部
北海道産の時鮭・サクラマス切り身セット
1,836(税込)

広尾漁業協同組合の「北海道産の時鮭・サクラマス切り身セット」です。漁業が盛んな北海道広尾町から、太平洋沖で水揚げされた“時鮭”と“サクラマス”の切り身セットが登場。それぞれ2切ずつ入っているので、食べ比べやお食事の1品としてお楽しみいただけます。シンプルに焼き魚にしてもよし、サーモンのようにカットしてアレンジして味わうもよし。いずれも高級魚に分類される魚ながら、産地直送だからこその現地価格だから気軽に楽しめるのがうれしい♪

石狩鍋のおすすめ〆レシピ

石狩鍋を食べた後は、魚や野菜の出汁が出たスープを使って〆まで美味しくいただきましょう。

雑炊

雑炊

食べ終わったお鍋にご飯を入れて炊き込む雑炊はまさに絶品。出来上がった雑炊にバターをのせ、少量の醤油を垂らして食べると、さらにコク深くなるのでおすすめです。

うどん

うどん

味噌を使った石狩鍋にはうどんもよく合います。甘めの出汁にうどんを入れて煮込み、最後に卵を落として食べるのが特におすすめです。七味唐辛子や山椒を加えてピリッと大人の味を楽しむのも良いでしょう。

ラーメン

鍋に水を加えて少し薄め、赤味噌を加えて味付けを変えれば、濃厚な甘辛スープの絶品ラーメンに早変わりします。細縮れ麺を硬めに茹でると、さらにスープが絡みやすくなり濃厚な味わいを楽しめるようになります。

プロの味を楽しめる人気の石狩鍋の店

自宅で石狩鍋を作って食べるのも良いですが、本場の味やプロの味を楽しみたいという人も少なくないでしょう。北海道、石狩市には絶品石狩鍋を提供しているお店がたくさんあります。

石狩エリアに立ち寄った際には、ぜひ以下のお店でプロの味をいただいてみてはいかがでしょうか。

金大亭(きんだいてい)

金大亭(きんだいてい)

金大亭は石狩鍋を最初に提供したお店とも言われる歴史ある料亭です。長い歴史を感じさせる外観は、まるでタイムスリップしたかのように感じる程。店内には歴史的な展示物も多く、石狩の長い歴史を感じられます。

料理はコースで楽しむことができ、石狩鍋をはじめとする鮭料理や鱒料理を堪能できるのがポイント。絶品のコース料理には日本酒がよく合います。完全個室で料理を堪能できるので、ソーシャルディスタンスを取りたい近年の感染状況でも比較的安心して食事を楽しめます。

北の味いしかり亭

地元の人からも長年愛され続けている北の味いしかり亭も石狩鍋が人気のお店です。一人前から注文できるので、1人で石狩鍋を食べに行きたい人にもおすすめ。新鮮な海の幸、山の幸を使った石狩鍋を食べると、体がホクホクに温まりますよ。

ちなみに北の味いしかり亭では北海道名物ザンギも味わうことができます。北海道の郷土料理を満喫したいという人におすすめです。

本場の石狩鍋を自宅で楽しむならお取り寄せがおすすめ

本場の石狩鍋を自宅で楽しむならお取り寄せがおすすめ

本場の味を楽しみたいけど北海道まで足を伸ばすのは難しいという人は、石狩鍋をお取り寄せしてみるのもおすすめです。新鮮な石狩の鮭やその他の具材、スープなども全て揃ったセットを購入すれば、自宅で本場の石狩鍋を楽しむことができます。

自分へのご褒美や、家族で特別な団欒をする際に、本場の石狩鍋をお取り寄せしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

北海道の冬の定番料理である石狩鍋。自宅でも簡単に作れる料理なので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。また、普段から石狩鍋を自宅で作るという人も一風変った具材を使うことで、全く違った味わいを楽しむことができます。

今回紹介した石狩鍋のレシピやおすすめ具材を参考に、ぜひ自宅で石狩鍋を楽しんでみてくださいね。

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!