石狩市の紹介

石狩市

Ishikari

石狩市は、道央に位置する市。札幌市の北にあり、アクセスも良好です。石狩湾に面していて、水資源が豊富。江戸時代初期は交易の要所として活躍し、西蝦夷の発展を支えてきました。石狩湾新港は現在も重要な役割を果たしており、文化や経済の拠点として活躍しています。

海岸線は南北に伸びており、海沿いのドライブを楽しんだり、海水浴場で水遊びをしたりできるなど、海は町が誇る魅力です。

石狩といえば、国内有数の音楽フェス「RISING ROCK FESTIVAL」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。石狩湾新港樽川ふ頭の屋外ステージで開催されるフェスで、有名アーティストが全国から集い、北海道外から多くの音楽ファンが集まります。音楽はもちろん、露店では北海道の味覚が振る舞われ、魅力的なグルメも人気の理由のひとつです。

石狩市ってどんなところ?

石狩市の厚田公園

夕日、花、海など、景色を楽しめる場所がいっぱい

石狩市厚田にある厚田公園は、恋人の聖地として知られています。平成18年に「恋人の聖地プロジェクト」で選ばれました。フェンスに恋人への思いを込めて南京錠を取り付けると、二人は固く結ばれるといわれています。城郭のような展望台からは日本海を一望でき、美しい夕日が見えることから、夕日の名所としても有名です。

はまなすの丘公園も、石狩市で訪れる人が多いスポット。ハマナスが群生しており、美しい花の色や優しい香りが園内を彩ります。ハマナスだけでなく、約180種類の植物が自生し、四季折々の姿を見せてくれる原生花園です。

国道231号線「オロロンライン」を最深部まで走っていくと、雄冬岬が見えてきます。日本海にそそり立つ姿は迫力がありながら、どこか神秘的。

花や夕日、海など、石狩市の景色を見ようと、北海道民はもちろん、道外からも訪れる人が多くいます。
石狩鍋

北海道を代表する郷土料理、石狩の味「石狩鍋」

北海道の郷土料理は多くありますが、中でも石狩市で発祥したのが石狩鍋。かつてサケ漁が盛んだった頃、漁師たちが漁を終えたご褒美として、みそ汁が入った鍋にサケのぶつ切りやあらを入れたのが始まりといわれています。

サケのちゃんちゃん焼きなどに注目が集まった時期もありましたが、平成19年に始まった「石狩鍋復活プロジェクト」によって、石狩鍋を振る舞うお店が増えました。

現在では、ぶつ切りのサケとあら、野菜を昆布だしに入れ、味噌で味を整えるのがスタンダードに。家庭によって材料が変わり、玉ねぎや大根、豆腐など思い思いの野菜を入れて、その家庭だけの石狩鍋が楽しまれています。

バターを落としたり、山椒を少々振りかけたり、いくらを乗せたりするなど、アレンジも豊富です。

石狩市の主なイベント

8月 浜益みなと祭り
8月 Rising Sun Rock Festival in Ezo
9月 浜益ふるさと祭り
9月 厚田ふるさとあきあじ祭り
9月 石狩さけまつり