旭川でしか味わえない絶品グルメ7選!お店の魅力や交通アクセスもご紹介
北海道のほぼ中心にあたる旭川市は、豊かな自然と旭山動物園などの人気スポットが集まる観光地。中心地のため、山の幸、海の幸が道内各地から集まるハブスポットのような場所で、独自の食文化が花開いている町でもあります。
“食の街”とも言える旭川では「北の恵み 食べマルシェ」という食の祭典が毎年開催されるなど、老舗から新進気鋭のネオグルメまで、とにかく注目の食べ物がいっぱい。本記事では、旭川の名物グルメをフカボリ紹介します。
旭川グルメのテッパン! 旭川ラーメン
旭川の名物グルメで最初に思いつくのが「旭川ラーメン」ではないでしょうか?
旭川ラーメンのおもな特徴は、とんこつと魚介のダブルスープに、中太の縮れ麺。濃厚スープが麺によく絡むので、箸が進みます。また、スープにラードをたっぷり使うラーメン店が多いのも、旭川ラーメンの特徴。ラードがスープの熱を逃さない役割を果たしていて、寒さが厳しい旭川市らしさも伺えます。
有名人も訪れる「らぅめん青葉」
テレビの取材も多いという昭和22年創業の老舗ラーメン屋「らぅめん青葉」。店内には、有名人のサインや写真がたくさん飾られています。
一番人気は「正油らぅめん」。表面はラードで覆われているためいつまでも温かいスープと、とんこつと魚介のダブルスープのあっさりとした味付けが特徴です。あっさりしつつも深みがある味は、食べ始めると箸が止まらなくなるおいしさ。のりのトッピングには、オリジナルキャラクターも描かれており、遊び心も魅力的なお店となっています。
住所 | 北海道旭川市二条通8丁目 2条ビル名店街1F |
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アクセス | JR旭川駅から徒歩約5分 |
全国にファン多数! 塩ホルモン
旭川市が発祥の「塩ホルモン」。ホルモンといえば、牛や豚などの種類がありますが、塩ホルモンは豚を使って調理されています。旭川市では、昔から養豚業が盛んな地域。そのため、豚ホルモンが流通していることもあり、豚を使っている店が多いそうです。
ホルモンは七輪でしっかり焼くことで脂が適度に落ち、ヘルシーになります。塩ホルモンは、コラーゲンもたっぷりあるため、女性にも人気。特製の塩ダレをつけることで、あっさりした味に。噛むたびに味がにじみ出てくる塩ホルモンは、旭川ならずとも北海道に根付いた食文化と言えるかもしれません。
安くておいしい「馬場ホルモン」
安くておいしいホルモンの有名店、「馬場ホルモン」。塩ホルモン発祥店のひとつと言われており、開店と同時に満席になってしまうほどの人気店です。
メニューは「塩ホルモン」一品のみ。味付けされた状態で提供されるため、すぐに七輪で焼くことができます。ホルモンはテイクアウトも可能。人気店の味を自宅でも楽しめるのは、うれしい限りです。
住所 | 北海道旭川市七条通8丁目右4 |
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アクセス | JR旭川駅から徒歩約10分 |
二大名物が合体した「ホルメン」
ここまで紹介してきた「旭川ラーメン」と「塩ホルモン」。この2つを組み合わせたメニューも、いまや旭川名物として有名です。その名もずばり、「旭川しょうゆホルメン」。
旭川ラーメンにやわらかいホルモンをトッピングした味は、地元民も認めるおいしさ。市内数店舗で提供されている「旭川しょうゆホルメン」ですが、実はそのスタイルが統一されています。
- ホルメンレッドのどんぶり
- しょうゆ味のラーメン
- 新食感やわらかホルモン
- 国産コラーゲンと旭川しょうゆ
出汁を加えた特性背脂が特徴「羅亜〜麺 加藤屋 北門本店」
旭川しょうゆホルメンは、旭川市内でラーメン店を営む5人のメンバーによって考案されたメニューです。「羅亜〜麺 加藤屋」はそのメンバーのうちの1人のラーメン店。豚骨・鶏ガラ・アジ・若鳥・野菜をベースにした醤油ラーメンが人気のお店ですが、同店では「旭川しょうゆホルメン」が負けず劣らず人気のよう。
柔らかく煮込んだホルモンに食べやすい大きさにカットされた白菜などの野菜、炒めたキャベツで少し甘みが増したスープ。麺は『藤原製麺』の低加水中細ストレート麺で、麺とスープが絡んでGOOD! このほか、「ホルモンチャーハン」や「ホルメシ」といったメニューもあるので、こちらもおすすめです。
住所 | 北海道旭川市北門町9丁目2644-6 |
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アクセス | JR旭川駅から車で約10分 |
家庭でも作れる、旭川しょうゆ焼きそば
家庭でも作れる手軽さで、近年人気が高まっている「旭川しょうゆ焼きそば」。旭川しょうゆ焼きそばには、以下の3つの要素があります。
- 麺には、旭川産の米粉と北海道産の小麦を必ず使用
- 味付けには、旭川産のしょうゆダレを必ず使用
- 具材には、旭川産の食材を必ず1品以上使用
お店によっては、上記の3つの基準を守りつつ、オリジナルトッピングを用意しています。
お持ち帰り専門店「とり丸亭」
旭川しょうゆ焼きそばの人気店である「とり丸亭」。
トッピングの塩ザンギは、旭川産の米粉を使ってサクサクに揚げているお店自慢のもの。
麺はモチモチの太麺を使用。
濃厚すぎないオリジナルのしょうゆダレと魚粉で仕上げています。お持ち帰り専門店ではありますが、店内で楽しむことも可能。できたての旭川しょうゆ焼きそばを味わいたい場合は、イートインコーナーを利用できるのも魅力です。
住所 | 北海道旭川市永山4条10丁目1-17 |
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アクセス | JR旭川駅から車で約20分 |
旭川名物のソウルフード「新子焼き」
旭川名物である「新子焼き」。戦後、復興へと力強く進みはじめた日本。その時代に旭川で誕生した料理です。豪快に焼き上げた若鶏の半身に、甘辛いタレをかける旭川のソウルフード。
市内の新子焼き提供店が「旭川名物新子焼きの会」を作ってPRをするほど。旭川市の居酒屋には、必ず置いてあるメニューです。若鶏は、とてもやわらかくジューシーな味わい。じっくり焼いて脂をよく落としているため、ヘルシーで油っこくないのが特徴です。地元民のクリスマスには、新子焼きが食卓に並ぶとか!?
創業70年以上の老舗「焼鳥専門 ぎんねこ」
1950年創業の老舗のお店「焼鳥専門 ぎんねこ」。旭川で新子焼きといえば、「ぎんねこ」とおすすめする方も多い人気店です。
新子焼きは、タレか塩を選択でき、30分かけて炭火で焼き上げます。秘伝のタレは、創業以来から継ぎ足し続けてきたもの。若鶏との相性も抜群です。老舗だけに、店内はレトロな雰囲気。料理のおいしさに加えて、店内の雰囲気も魅力的なお店となっています。
住所 | 北海道旭川市五条通7右65・7小路ふらりーと |
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アクセス | JR旭川駅から徒歩約10分 |
旭川名物のご当地グルメ「ゲソ丼」
ヤリイカ、スルメイカなどのゲソ揚げをご飯の上に乗せた「ゲソ丼」。
魚介類が集まる「食の街」旭川ならではの料理。旭川市では、スーパーなどでも販売されているソウルフードです。値段も約500円と安く、ワンコインで注文できるのが嬉しいところ。ゲソ丼には、甘辛いタレとネギ塩、しょうゆがかけられています。サクッと食べられる、ボリューミーで満足度も高いのがゲソ丼です。
ゲソ丼の有名店「花ちゃん」
ゲソ丼の有名店である「花ちゃん」では、来店客がほとんどがゲソ丼を注文します。「花ちゃん」は、テレビで取り上げられるほどの人気店。著名人もたくさん訪れており、店内にはサインや写真が一面に飾られています。
ゲソ丼はしょうゆ、ネギ塩、しょうがの3種類から選べます。ゲソはフライパンで焼くために、揚げるよりも油っこさがないのも魅力的。もし、ボリューミーなゲソ丼を残してしまった場合でも、持ち帰ることができます。
住所 | 北海道旭川市神楽4条3-2-7 神楽中央ショッピングプラザ1F |
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アクセス | JR旭川駅から車で約5分 |
北海道の郷土料理「ジンギスカン」
ジンギスカンとは、羊肉と野菜が入った料理のことです。旭川市でも名物料理として人気で、市内にはジンギスカン屋が多数あります。
人気のジンギスカン屋「旭川成吉思汗 ひつじ家」
昭和の雰囲気漂う歓楽街にある「旭川成吉思汗 ひつじ家」。「成吉思汗」は、ジンギスカンと読みます。「ひつじ家」の人気メニューである「ひつじ家ジンギスカン」。お店秘伝の特製タレに漬け込んだ絶品のジンギスカンが人気です。
1歳までのラム肉を使用しており、羊肉特有の臭みが少ないのが魅力的。そのため、ラム肉が苦手な方にもおすすめのジンギスカンです。また、ジンギスカンで使用する鍋は、お店オリジナル。北海道の形をしており、旭川の位置にお肉を置いて焼くことができます。見た目からも楽しめる魅力的なお店です。
住所 | 北海道旭川市3条通6丁目ヨシタケユニオン1F |
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アクセス | JR旭川駅から徒歩約7分 |
まとめ
日本トップクラスの食の街・旭川。本記事では旭川市の名物グルメについて、紹介しました。
紹介した店舗以外にも、旭川市内にはおいしい料理屋がたくさんあります。また、旭川市は「旭山動物園」や「嵐山公園」など、見どころのスポットが多数。毎年賑わう「旭川夏まつり」や世界最大級の大雪像が見られる「旭川冬まつり」など、イベントも盛りだくさんです。旭川に観光しに来た際は、ぜひ紹介した名物グルメを堪能してはいかがでしょうか。