大雪山連峰をはじめとする山々や、石狩川などの多くの川を有する自然豊かな街。寒暖差が大きく、四季の変化にも富んでいます。
昭和30年からは近隣町村との合併が進み、北海道では札幌に次ぐ第2の都市となりました。主要国道4本、JR4線の始終点となっているほか、平成2年10月道央自動車道が旭川まで開通、さらに平成9年2月旭川空港2,500m滑走路が供用開始されるなど、北北海道の中核都市のみならず、道北・道東地域の商業流通の拠点都市として着実に発展を遂げています。
全国から来場のある「旭山動物園」、ダイナミックな景勝地「神居古潭」など見応えのあるスポットも人気。肥沃な大地から生み出される良質な米、「北の灘」とも呼ばれるほど洗練された酒造り、道産木材と職人技で生み出される木工家具など、旭川を代表する産業も様々です。
旭川市ってどんなところ?
命の輝きにふれる動物園 春夏秋冬いつ訪れても楽しい
「旭山動物園」は昭和42年7月1日開園。約152㎡の広大な敷地に、102種・689点(ほ乳類43種/304点、鳥類51種/365点、は虫類8種/20点 ※令和3年4月1日現在)もの動物が暮らし、多くのファンに親しまれ続けています。歴史ある動物園ながら随時リニューアルも行われ、動物たちの生態を間近に楽しく、快適に観察できるのが魅力です。
園内には、複数の食堂・売店も設置。各店で動物をモチーフにした飲食物やグッズが販売されているので、休憩やお土産選びも園内でのんびりどうぞ。
園内には、複数の食堂・売店も設置。各店で動物をモチーフにした飲食物やグッズが販売されているので、休憩やお土産選びも園内でのんびりどうぞ。
市内有数の景勝地「神居古潭」でアイヌの歴史に思いを馳せる
車でJR旭川駅から40分、旭川空港から50分。石狩川が上川盆地から石狩平野に流れる境に位置するこの峡谷は、アイヌ語で「カムイ(神)コタン(集落)」と呼ばれ、古くよりアイヌの人々の聖地とされてきました。峡谷を形成する緑泥片岩は1億年以上という気の遠くなるような長い年月をかけて石狩川の流れによって浸食され、アイヌの人々の伝説に登場する奇岩やおう穴群(天然記念物)を形成しました。急激に川幅が狭くなるため流れが激しく、深く、かつては行き交う舟がよく転覆し、アイヌの人々は峡谷に住む魔神の仕業と恐れていたようです。このようにアイヌの人々と強い関わりを持つ神居古潭では、例年9月に「こたんまつり」を開催、アイヌ文化の継承に努めています。
現在は国道も通り、その脇道に架かる吊り橋から、かつて鉄道が通っていた対岸に渡ることも可能。春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪などに美しく彩られる峡谷の姿は、まさに絶景です。さらに、アイヌ以前の人々の集落跡である「神居古潭竪穴住居跡」(北海道指定文化財史跡)や明治43年の建設当時の姿をそのまま残しているホームやSL機関車3両、駅舎(復元)が展示されている国道対岸の「旧神居古潭駅舎」など、アイヌ以外でこの地域に関わった先人たちの生活の一端を垣間見ることができます。
現在は国道も通り、その脇道に架かる吊り橋から、かつて鉄道が通っていた対岸に渡ることも可能。春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪などに美しく彩られる峡谷の姿は、まさに絶景です。さらに、アイヌ以前の人々の集落跡である「神居古潭竪穴住居跡」(北海道指定文化財史跡)や明治43年の建設当時の姿をそのまま残しているホームやSL機関車3両、駅舎(復元)が展示されている国道対岸の「旧神居古潭駅舎」など、アイヌ以外でこの地域に関わった先人たちの生活の一端を垣間見ることができます。
メインストリートを彩る歩行者天国 “旭川ラーメン”やショッピングを満喫
1972年6月1日開設「旭川平和通買物公園」は、全国初の恒久的な歩行者専用道路。その範囲は、JR旭川駅前から8条通に至るまでの約1kmに渡ります。
五十嵐広三氏が市長に当選した1963年に構想が持ち上がって以来、足掛け10年の大事業でした。旭川市民は力を合わせて都市を貫く国道を、花と緑があふれ散策や買い物を思い思いに楽しめる“人のための道”に一新。現在ではラーメン店やカフェ、居酒屋、クリニック、衣料品店などが並び多くの利用者を集めている他、旭川冬まつりの同時開催イベント「氷彫刻世界大会」、「旭川夏まつり」、「北の恵み 食べマルシェ」の会場一部となっています。
五十嵐広三氏が市長に当選した1963年に構想が持ち上がって以来、足掛け10年の大事業でした。旭川市民は力を合わせて都市を貫く国道を、花と緑があふれ散策や買い物を思い思いに楽しめる“人のための道”に一新。現在ではラーメン店やカフェ、居酒屋、クリニック、衣料品店などが並び多くの利用者を集めている他、旭川冬まつりの同時開催イベント「氷彫刻世界大会」、「旭川夏まつり」、「北の恵み 食べマルシェ」の会場一部となっています。
まち自慢の米と酒をぜひ味わって
北海道内第2位の作付面積(6,250ha 平成30年産)と北海道内第1位の生産量(33,400t 平成30年産)を誇る米どころ。その味と品質は、全国でもトップレベルの評価を得ています。また、かつて「北海の灘」と呼ばれた酒どころでもあり、「男山」「高砂酒造」「合同酒精(大雪乃蔵)」の3つの蔵元と、地ビールメーカー(大雪地ビール)が個性ある酒づくりを行っています。
旭川市の主なイベント
6月 | 北海道音楽大行進、旭川デザインウィーク、買物公園まつり大道芸フェスティバル |
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7月 | 旭川夏まつり |
8月 | 音と光のファンタジー花火 in KAGURA |
9月 | 北の恵み 食べマルシェ、こたんまつり |
12月 | あさひかわ街あかりイルミネーション |
2月 | 旭川冬まつり、氷彫刻世界大会 |
3月 | バーサーロペット・ジャパン |
旭川市の企業一覧
COMPANYイチカワノウジョウ
市川農場
古くから“八十八”の手間がかかると言われている米作り。機械化が進んだ今は随分とラクになりましたが、それに甘んじず、毎年新たな気持ちで米作りに挑んでいます。約50ヘクタールある敷地ではお米の品種や栽培する農作物にあわせた土壌作りを行い、田植えの後は薬品を使わずに除草。敷地内すべてとはいきませんが化学肥料を使わずに育てた稲もあり、それらを丁寧に収穫し、精米してやっと皆さまにお届けできています。お客様一人ひとりの喜びを想像しながら作ったお米です。多くの方に楽しんでいただけたらうれしいです。
サカイファーム
坂井ファーム
東旭川の穏やかな地で、昭和・平成・令和と親子三代にわたって米作りをしています。私たちの農場があるのは、「ペーパン(米飯)」と呼ばれる、文字通りの米どころ。豊かな土壌と、それを生かす長い歳月をかけて受け継がれた技術で、本当においしいお米と野菜を栽培しています。