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ラングドシャってどんなお菓子?意味や語源は?

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サクサク食感が幅広い年代から好まれ、日本でも人気のお菓子であるラングドシャ。身近なお菓子であるラングドシャですが、どこの国から発祥したお菓子かご存知ですか?

この記事では、ラングドシャの発祥や名前の由来、クッキーなど似ているお菓子との違い、簡単なレシピなども解説します。また、ホワイトデーでラングドシャを贈る意味も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • ラングドシャはフランス発祥の焼き菓子
  • ラングドシャはフランス語で「猫の舌」という意味
  • クッキーは卵黄を使っているが、ラングドシャは卵白を使って作る
  • ホワイトデーにラングドシャを贈るのは「あなたとは友だちのままでいたい」という意味
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ラングドシャってどんなお菓子?

ラングドシャ

ラングドシャはフランスの伝統的な菓子のひとつです。小麦粉、卵白、砂糖、バターを使って作る薄い焼き菓子で、サクサクした食感が大人から子どもまで幅広い年代に好まれています。

発祥については諸説あり、17世紀頃にアイスクリームのお供として食べられていたという説や20世紀に初めて誕生したという説などさまざまです。

発祥の地であるフランスでは、ラングドシャだけで食べることが多いですが、日本ではチョコクリームなどをサンドする商品が多く見られます。日本で特に有名なラングドシャクッキーである「白い恋人」もラングドシャにホワイトチョコレートがサンドされています。


ホワイトフェアリーラングドシャ(12枚入)
北海道土産専門店ちどりや
ホワイトフェアリーラングドシャ(12枚入)
648(税込)

北海道産牛乳を使った生地に、スライスアーモンドをトッピングして焼きあげたラングドシャはサクサクと軽い食感。サンドされているホワイトチョコレートクリームも程良い甘さで、食べやすい!

ラングドシャの名前の意味

ラングドシャの名前の意味

ラングドシャ(langue de chat)はフランス語で「猫の舌」という意味をもつ言葉です。丸や四角のラングドシャを食べ慣れている日本人からすると「どうして、これが猫の舌なの?」と思うでしょう。

実は、フランスのラングドシャは細長い楕円形で、中央がややくびれたスティック状になっています。この、細長い形が猫の舌の形に似ていることからラングドシャと名付けられたと言われています。

ラングドシャと似ているお菓子とそれぞれの違い

ラングドシャ

ラングドシャと似ているお菓子には、さまざまなものがあります。続いては、クッキーやカッツェツンゲンなど、ラングドシャとよく似ているお菓子について紹介します。

クッキーとの違い

ラングドシャとよく似ている焼き菓子にクッキーがあります。「同じじゃないの?」と思った方も多いのではないでしょうか。

クッキーはペルシア発祥と言われており、その歴史は7世紀まで遡ります。歴史が進むなかでさまざまな国で食べられるようになりました。今やクッキーは、アメリカやヨーロッパを中心に古くから食べられてきた焼き菓子の総称です。

ラングドシャもクッキーの一種と言えますが、使っている材料が違うためクッキーとは一味違う食感が生まれます。クッキーは、主に小麦粉、卵白、卵黄、砂糖、バターなどを使い、しっとりとしたものから歯ごたえのあるものまでさまざまな種類があります。一方、ラングドシャは卵黄を使わないため、軽いサクサクした食感のものに限定されます。これがクッキーとラングドシャの違いと言えるでしょう。

農場で暮らすネコちゃんクッキー(6種類12枚)
農家のお菓子 Peponi
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2,000(税込)

一つひとつ手作りする焼き菓子は、農薬や化学肥料を極力使わないファームポリシーと同様に添加物を控え、程よい甘さのやさしい味わい。小麦やバターなど中心となる素材は北海道産のものを採用し、生地にはファーム自慢のななつぼし米から作った米粉も使用。

カッツェンツンゲンとの違い

ドイツ発祥のチョコレート菓子に、カッツェンツンゲンがあります。日本ではあまり馴染みがありませんが、カッツェンツンゲンはラングドシャと同じく「猫の舌」という意味をもつお菓子です。

細長い楕円形で、中心がややくびれた形をしているカッツェンツンゲンも、猫の舌のような形に見えることから、その名が付けられました。

しかし、カッツェンツンゲンはベルギー人のショコラティエが考案したチョコレート菓子で、ラングドシャはフランス発祥の焼き菓子です。名前に同じ意味を持っていても全く違うお菓子と言えます。

ラングドシャは自宅でも簡単に作れる!おすすめレシピ

ラングドシャは自宅でも簡単に作れる!おすすめレシピ

サクサクの食感が楽しいラングドシャですが、その特殊な食感から「プロにしか作れない」と思っていませんか?実は、ラングドシャは一般家庭でも用意しやすい材料で簡単に作ることができます。

材料

ラングドシャの材料は以下のとおりです。

  • 小麦粉
  • 卵白
  • 粉砂糖
  • 無塩バター
  • アーモンドパウダー

お好みでバニラエッセンスを加えると、甘い香り付けができますよ。

作り方

ラングドシャの作り方は以下のとおりです。

  1. 常温にした無塩バターをよく練って柔らかくし粉砂糖を混ぜる
  2. バターを混ぜながら少しずつ卵白を加えていく
  3. 滑らかになってきたら小麦粉とアーモンドパウダーを加えてよく混ぜる
  4. 生地を搾り袋に入れて、クッキングシートの上に搾りだしていく
  5. 150度に予熱したオーブンで10~15分焼く
  6. 粗熱が取れたら完成

ラングドシャの生地は柔らかいので無理に薄く広げなくてもOKです。自然に薄くなるので、適量を搾り出してください。

出来上がったラングドシャは、アイスクリームに添えたりチョコレートクリームをサンドするのもおすすめです。オリジナルの味わいで手作りラングドシャを楽しんでみてくださいね。

ラングドシャをプレゼントすることに何か意味はあるの?

ラッピング

日本では、バレンタインデーに女性から男性にチョコレートをプレゼントし、ホワイトデーには男性から女性へお返しをする風習があります。

お返しの内容によってはさまざまな意味を持つとも言われており、何を贈ろうか悩んだことがある人もいるのではないでしょうか。

キャンディなら「あなたのことが好き」、キャラメルなら「あなたと長く一緒にいたい」など、お菓子に気持ちを込めて贈るという人もいます。

そこで、「ラングドシャにも何か贈る意味があるのかな」と考えたことがある人もいるでしょう。ラングドシャはクッキーの一種なので、クッキーのサクサクした食感に例えて「あなたとは友達として居たい(サクッとした関係でいたい)」という意味があると言われています。

意中の人以外にバレンタインチョコを貰った時には、ラングドシャでお返しするのがいいかもしれませんね。

まとめ

オヤツの時間やちょっとした休憩時にピッタリのラングドシャについて紹介してきました。サクサクと軽い食感は、甘いものが苦手な人でも食べやすく、手土産としても最適です。

本場では猫の舌に例えられる、形が特徴的なラングドシャ。日本では、四角や丸などの形を見ることが多いですが、ラングドシャを食べる時には発祥の土地であるフランスやペロンと可愛らしい舌を見せる猫に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

PREZO編集部
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