ひまわり畑でお馴染みの「北竜町」でグルメ・観光も楽しもう!

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夏の象徴ともいえるひまわりの花。丘一面に広がるひまわり畑が楽しめる北海道の観光名所といえば、北竜町にある「ひまわりの里」です。道央の空知地方に位置する北竜町は、山々に囲まれた自然豊かな町。そんな北竜町ですが、ひまわりの他にも、稲作や野菜・果物などの農業が盛んなことはご存知でしょうか?

この記事では、北竜町の特産品などのおすすめグルメや、観光スポットについて詳しくご紹介します。北竜町の魅力はひまわりだけではありません!ぜひ北竜町を訪れる際の参考にしてみてくださいね。

この記事でわかること

  • 北竜町に関する基本情報と多くの魅力
  • 北竜町の観光名所や特産品・グルメ情報など
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

北竜町ってどんなまち?

北竜町ってどんな町?

北竜町は、道央空知管内の北部に位置する町です。札幌までは車で約2時間、旭川からは車で約1時間の場所にあり、町全体の面積の約70%が山林と自然に恵まれた地域でもあります。

北竜町の主な産業は、豊かな自然を活かした稲作と農業。低農薬・有機肥料で栽培されるブランド米の「ひまわりライス」や、「ひまわりメロン」「ひまわりスイカ」の有数の生産地でもあります。

また、北竜町の名前が全国区となるきっかけとなった「ひまわり」は、全国一の作付面積ともいわれており、開花シーズンには多くの観光客が訪れます。北竜町のひまわりは特産品やグルメにも多く使用されており、中でもひまわりの種から作られた「ひまわり油」は、ヘルシーで自然な味わいが人気の商品です。

北竜町とひまわり

北竜町とひまわりの歴史は1979年まで遡ります。当時の農協職員がヨーロッパでの研修で訪問したのが、旧ユーゴスラビアのベオグラード空港周辺にあったひまわり畑。その美しさに感動したと同時に、ひまわり油の健康食品としての可能性に着目したことがきっかけといわれています。

その後北竜町の農協女性部による普及活動が始まり、1982年にはひまわりが北竜町の町花として制定されました。1987年には第1回ひまわりまつりの開催、1989年には「ひまわりの里」が誕生と、北竜町は「ひまわりの町」として全国的に知られるようになりました。

北竜町のおすすめ観光スポット

「ひまわりの町」として全国から観光客が集まる北竜町ですが、見どころや楽しみ方は「ひまわり」だけではありません!

ここからは、北竜町のおすすめ観光スポットを厳選してご紹介します。

北竜町ひまわりの里

北竜町ひまわりの里

北竜町ひまわりの里は、毎年20万人以上の観光客が訪れるという、北竜町を代表する観光スポットです。

約23ヘクタールの広大な丘に咲き誇る、200万本ものひまわりは圧巻の景色。最盛期には丘一面が黄色に染まり、訪れる人の目を楽しませています。なお北竜町のひまわりの里は、日本最大規模のひまわり畑とされています。

また、ひまわりのシーズンである7月下旬から8月下旬にかけて、北竜町では毎年「ひまわりまつり」が開催されています。様々な種類のひまわりを鑑賞できる「世界のひまわりコーナー」や、ひまわりで作られた「ひまわり迷路」、レンタサイクルやお土産・軽食コーナーなどを楽しむことができるほか、花火大会などのイベントも連日開催されています。

ひまわりの見頃に併せて、ぜひ「ひまわりまつり」も楽しんでみてはいかがでしょうか。

名称 北竜町ひまわりの里
住所 北海道雨竜郡北竜町板谷143番地2
アクセス 札幌から車で約2時間
電話番号 0164-34-2111(北竜町ひまわり観光協会)
営業時間 8:00~18:00(ひまわり観光センター)
料金 ひまわり迷路/300円
公式サイト http://hokuryu-kankou.com/index.html

サンフラワーパーク北竜温泉

サンフラワーパーク北竜温泉

サンフラワーパーク北竜温泉は、北竜町の道の駅「サンフラワー北竜」を兼ねた、町のシンボル的な施設です

特徴は、建物の前にそびえ立つ「北竜門」と呼ばれる2頭の竜が向かい合った門と、中世のオランダをイメージしたという外観。ひまわりの里から約1kmとアクセスも良く、北竜町の観光の拠点としても知られています。

施設内には温泉、ホテル、レストラン、売店が設置され、北竜町の特産品を使ったグルメなどを楽しむことができます。また、源泉100%掛け流しの露天風呂のほか、入浴剤用に特別に栽培したという、ひまわりの花や茎を使用した「ひまわりの湯」を体験できるのはサンフラワーパークだけ。ひまわり鑑賞の後には、温泉でリフレッシュしてみては?

名称 サンフラワーパーク北竜温泉/ホテル
住所 北海道雨竜郡北竜町字板谷163番地2
アクセス JR滝川駅からバスで約45分(北竜温泉前下車)、道央道沼田ICより車で約8分
電話番号 0164-34-3321
営業時間(日帰り入浴) 9:30~22:00
定休日 なし
料金(日帰り入浴) 大人(中学生以上)/500円、小人(小学生)/250円
公式サイト https://sunflower-park.com/

金比羅公園

金比羅公園は、北竜町にあるキャンプ場が併設された公園です。春は桜と芝桜の名所としても知られており、5月上旬から6月上旬にかけて、あたり一面がピンク色に染まるため、お花見スポットとしても人気のある公園です。

また、公園内には広いキャンプ場と野外バーベキュー施設、炊事場、トイレが設置されており、全て無料で使うことができます。なお、キャンプ場などの利用にあたって予約は必要ありません。

秋には紅葉が美しく、四季折々の自然を感じながらキャンプやバーベキューを楽しむことができる金比羅公園は、北竜町の隠れた観光スポットといえるでしょう。

名称 北竜町金比羅公園
住所 北海道雨竜郡北竜町三谷
アクセス 札幌から車で約1時間40分、JR深川駅から車で約30分
電話番号 0164-34-2111(産業課 商工ひまわり観光・林務係)
営業時間 チェックイン・アウト24時間フリー
料金 無料
公式サイト http://www.town.hokuryu.hokkaido.jp/content/kankou13.php

三段の滝

「三段の滝」は暑寒別岳(しょかんべつだけ)を源流とした、北竜町西部の渓谷を流れる滝です。暑寒別岳の登山口から約5kmほどの場所に位置しており、林道の途中にゲートがあるため、徒歩でのみ訪れることが可能です。

「三段の滝」という名称ですが、滝の下からは二段目までを確認することができます。豊富な水量で、轟音を響かせて流れ落ちていく様子は圧巻のひと言。北竜町の自然の雄大さを感じることができるスポットです。

名称 三段の滝
住所 北海道雨竜郡北竜町竜西
アクセス JR滝川駅より車で約30分
電話番号 0164-34-2111(産業課 商工ひまわり観光・林務係)
公式サイト http://www.town.hokuryu.hokkaido.jp/content/kankou14.php

竜神のオンコ

「竜神のオンコ」とは、樹齢約800年のイチイ科イチイ属の常緑針葉樹です。「竜神のオンコ」は高さ約11m、幹周り約5mもの大きさを誇っています。その大きさは、環境庁が実施した「巨樹・巨木調査」により樹種別で全国9位に認定されたほど。

「竜神のオンコ」がある場所は住所的には北竜町ですが、実際は林道を約5kmほど入った険しい山道です。奥深い山中に位置しているため、訪れる際には十分な準備や装備が必要ですので、注意しましょう。

名称 竜神のオンコ
住所 北竜町字恵岱別
アクセス JR妹背牛駅から車で約30分
電話番号 0164-34-2111
公式サイト http://hokuryu-kankou.com/sightseeing.html

北竜町のおすすめグルメスポット

北竜町のおすすめグルメ

北竜町には、地元で採れた新鮮な野菜や果物を使った特産品やグルメが数多くあります。ここからは、北竜町ならではの味が楽しめる、おすすめグルメスポットをピックアップします!

レストラン風車(ふうしゃ)

「レストラン風車」は、温泉施設サンフラワーパーク(道の駅「サンフラワー北竜」)内にあるレストランです。北竜町産の食材を使ったカレー、ラーメン、定食などバラエティ豊かなメニューを味わうことができます。

中でも注目したいのが、北竜町の特産品である「黒千石大豆」を使ったメニュー。真っ黒なルーが特徴の「黒いカレー」や「宝石ミートキーマカレー」のほか、「黒千石うどん」「黒豆腐ハンバーグ」なども人気のグルメ。なおメニューで使用しているお米は全て、北竜町産のひまわりライス「おぼろづき」です。

テーブル席のほかに座敷席もあり、小さなお子様連れでもゆっくり過ごすことができるのも嬉しいところ。宿泊した場合には、朝食で地元の食材をふんだんに使った和定食を楽しむことができます!

名称 レストラン風車
住所 北海道雨竜郡北竜町字板谷163番地2
アクセス JR滝川駅からバスで約45分(北竜温泉前下車)、道央道沼田ICより車で約8分
電話番号 0164-34-3321
営業時間 11:00~20:00
定休日 なし
公式サイト https://sunflower-park.com/restaurant/

お食事処 向日葵(ひまわり)

お食事処「向日葵」は、2018年5月に北竜町内にオープンした飲食店です。地元出身のオーナーが「生まれ育った北竜町に恩返しがしたい」という想いから始まった「向日葵」は、明るくアットホームな雰囲気が特徴的。地域に密着したグルメスポットといえるでしょう。

豊富なメニューの中でもおすすめは「日替わりランチ」と、北竜町産のそば粉を使った手打ちそば。そばは「冷たいそば」と「温かいそば」のどちらも楽しめるほか、夜には焼き魚や刺身などの一品料理も味わえます。

名称 お食事処 向日葵
住所 雨竜郡北竜町字和7-6
アクセス JR深川駅から車で約25分、JR滝川駅から車で約30分
電話番号 01457-2-2892
営業時間 11:30~14:00、17:00~20:00
定休日 日曜日、第2・4木曜日(祝日はランチのみ)
公式サイト https://himawari-hokuryu.com

北竜町ひまわり観光センター

北竜町ひまわり観光センターは、「ひまわりの里」からほど近い場所にある施設です。北竜町の観光情報の拠点であるほか、飲食店やお土産・特産品が並ぶ町のグルメスポットでもあります。

北竜町の特産品である「ひまわりライス」「黒千石大豆」はもちろん、「ひまわりスイカ」や「ひまわりメロン」まで取り揃っています。また、館内には公衆無線LANスポットも設置されており、観光途中に立ち寄る休憩スポットとしてもぴったりです。

名称 北竜町ひまわり観光センター
住所 北竜町字板谷143番地2
アクセス JR深川駅からバスで約30分(北竜中学校前下車)、札幌から車で約2時間
電話番号 0164-34-2082
営業時間 9:00~18:00
公式サイト http://hokuryu-kankou.com/sightseeing.html

北竜町農畜産物直売所「みのりっち北竜」

「みのりっち北竜」は、サンフラワーパーク北竜温泉内に設置された直売所です。北竜町で採れたお米や野菜、メロンやスイカなどを中心に、新鮮で安全な農産物や加工品が多数並ぶグルメスポットです。

注目したいのは、町民が心を込めて栽培した採れたての野菜や果物のほか、季節のお花がお手頃価格で購入できること。もちろん「ひまわり」も購入することが可能です。営業期間は例年5月~10月となっているため、最新情報は公式ホームページでチェックしてみてくださいね。

名称 北竜町農畜産物直売所「みのりっち北竜」
住所 北海道雨竜郡北竜町板谷338-5
アクセス JR滝川駅からバスで約45分(北竜温泉前下車)、道央道沼田ICより車で約8分
電話番号 0164-34-2455
営業時間 5月初旬~8月末/9:00~17:00、9月~10月中旬/9:00~16:00
定休日 5月初旬~8月末/なし、9月~10月中旬/毎週水曜日、10月中旬~5月初旬/冬季休業
公式サイト https://portal.hokuryu.info/category/org/minorich/

まとめ

北竜町へようこそ

夏の北海道を満喫できる、おすすめスポットやグルメが満載の北竜町。自然豊かな街並みは、札幌からのドライブコースにもぴったりです。

満開のひまわりを楽しめるのは、7月下旬から約1か月ほどと限られているため、事前にホームページなどで開花情報をチェックしておくことをおすすめします。
夏休みのドライブや旅行には、ぜひ北竜町を訪れてみてはいかがでしょうか。

PREZO編集部
PREZO編集部
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