おにぎりに合う最強の具材を考える。定番や変わり種のランキング、おすすめのお米も紹介
お弁当や昼食、夜食、お酒の後の〆まで、さまざまなシーンで食べる機会の多いおにぎり。その具材は多種多様で、さまざまな新しい具材のおにぎりが開発されています。そんななか「一番美味しい最強のおにぎりって何?」と考えたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は、最強のおにぎりについて考察してみます。最強おにぎりの具材に求める条件や、編集部独自のランキング、おすすめのお米なども紹介していきます。
- おにぎりは弥生時代から存在する食べ物
- 定番おにぎりは栄養面が優れているものが多い
- おにぎりの美味しさはお米で決まる
- 玄米おにぎりは3歳未満に与えないほうがよい
この記事でわかること
おにぎりに一番合う具材って何?最強おにぎりの条件
片手で手軽に食べられるうえ、美味しくてお腹も満たされる日本の伝統食おにぎり。日本では弥生時代からおにぎりが存在していたといわれ、当時はもち米を俵型に固めたものを供物として神様に捧げていたと考えられます。
その後も日本の食文化の中で愛され続けてきたおにぎりですが、保存技術の発達や洋食文化の流入により今やさまざまな具材が存在しています。「一番美味しいおにぎりの具材ってなんだろう?」そんな疑問を抱いたことがある人は多いでしょう。
今回は最強のおにぎりの具材について考えてみましょう。まずは、最強おにぎりに求める条件についてみていきます。
ご飯に合う
最強おにぎりを語るうえでご飯に合うことは欠かせない条件です。いくら具が美味しくても、いくらご飯が美味しくても、それぞれが調和しなければ最強おにぎりとは言えません。
冷めても美味しい
おにぎりは基本的に携帯食として食べるものと考えられます。そのため、作りたてだけでなく冷めても美味しいことが求められるでしょう。特に、冷めると固くなってしまいやすい肉系の具は、いつでも美味しく食べられる工夫が必要です。
腹持ちのよさ
おにぎりは主食として食べる場合が多く、満腹感や腹持ちの良さなども考慮しておきたいところです。ボリューミーなおにぎりなら、おかず要らずで1食分とカウントできるものもあります。
栄養や効能
おにぎりの具に特別な栄養や効能があれば、多くの具の中から選ばれる理由となるでしょう。特に、ご飯や海苔と一緒に食べることで栄養の吸収率がアップするような具は最強おにぎりと呼べるのかもしれません。
【幅広い年代から人気】定番おにぎりランキング
今回は、最強のおにぎりに求める条件をもとに、編集部で独自におにぎりの具材をランキング化しました。まずは定番おにぎりの人気の具材上位5つを紹介していきます。
第5位 おかか
ご飯に合う | ★★★★☆ |
---|---|
冷めても美味しい | ★★★★☆ |
腹持ちのよさ | ★☆☆☆☆ |
栄養や効能 | ★★★☆☆ |
醤油ベースの味付けと鰹節の風味豊かな香りが食欲をそそるおかかは第5位です。ご飯によく合い冷めても美味しく、小さな子どもからお年寄りまで幅広い年代に好まれるおにぎりの具材です。
鰹節にはイノシン酸という旨味成分が豊富に含まれているため、旨味の強さでは他の追随を許さない最強おにぎりとも言えます。ただし、鰹節だけあって食べ応えはあまりなく、満腹感などは感じにくいかもしれません。あくまで1つ目のおにぎり、2つ目にメインおにぎりを食べたくなってしまう点から第5位の結果となりました。
第4位 ツナマヨ
ご飯に合う | ★★★☆☆ |
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冷めても美味しい | ★★★★★ |
腹持ちのよさ | ★★★★☆ |
栄養や効能 | ★★☆☆☆ |
ご飯とマヨネーズという禁断の組み合わせが若年層を中心に人気のツナマヨおにぎりも、今や定番具材のひとつと言えるでしょう。コンビニなどでも特に人気が高く、最近は和風ツナマヨなどのバリエーションも増えています。
元々マヨネーズは冷たい状態で食べる調味料のため、冷めても味は全く劣化することがありません。むしろ、温めてしまうとマヨネーズの風味がとんでしまうでしょう。濃いめの味にツナも入っているため腹持ちの良さも高ポイントです。
しかし、ご飯とマヨネーズの組み合わせは好みが分かれ、特に高齢層からはやや敬遠されがちかもしれません。また、高カロリーの代名詞ともいえるマヨネーズはカロリーを気にする方にも向かないでしょう。
第3位 たらこ
ご飯に合う | ★★★★★ |
---|---|
冷めても美味しい | ★★★☆☆ |
腹持ちのよさ | ★★★★☆ |
栄養や効能 | ★★★☆☆ |
スケトウダラの卵巣を塩漬けにしているたらこは、非常に栄養価が高い食べ物として知られています。特におにぎりの具材としてたらこが優れているポイントは、ビタミンB1が豊富に含まれている点です。
ビタミンB1は炭水化物を糖に変えてエネルギーとするために欠かせない栄養素です。つまり、たらこおにぎりは、おにぎりのご飯(炭水化物)を効率良くエネルギーに変えることのできる最強の組み合わせと言えるでしょう。
ただし、たらこはアツアツのご飯に乗せて食べたいという人が多いのも事実です。冷めたおにぎりに入っているたらこは少々物足りさを感じる人もいるため、人気ランキングは第3位となりました。
ちなみに、たらこを辛く浸け込んだ辛子明太子も人気のおにぎり具材ですが、辛みの強さから子ども世代には敬遠され、好みも大きく分かれるため今回はランキング外となっています。
第2位 梅干し
ご飯に合う | ★★★★★ |
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冷めても美味しい | ★★★★★ |
腹持ちのよさ | ★★★☆☆ |
栄養や効能 | ★★★★★ |
おにぎりの定番である梅干しは、特に長い歴史を持っている具材です。おにぎりの具材と言えば梅干しといっても過言ではありません。
ご飯に合うのはもちろん、冷めても変わらず美味しいところは高ポイントです。ただし、強い酸味は好みが大きく分かれ、さっぱりとした味わいのため腹持ちがよいとは言えないでしょう。
一方、栄養や効能は他の具材を大きく凌ぎます。梅干しはクエン酸やリンゴ酸などのアミノ酸を豊富に含んでおり、熱中症対策などにも推奨されています。また、疲労回復や整腸作用なども期待できるため、疲労時の栄養食としても適しているでしょう。梅干しの酸味は食欲増進効果など期待できるため、夏バテや体調不良でなかなか食欲が出ないときにもぴったりです。
その他、梅干しにはご飯の腐敗を防ぐ効果も期待できます。携行食として、これほど優れている具材は他にないでしょう。
第1位 鮭
ご飯に合う | ★★★★★ |
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冷めても美味しい | ★★★★☆ |
腹持ちのよさ | ★★★★★ |
栄養や効能 | ★★★★☆ |
ご飯のお供としてもぴったりの鮭は、もちろんおにぎりにもよく合う定番具材のひとつです。ホロホロにほぐした鮭の身はご飯との相性抜群。焼き海苔でも味付け海苔でも美味しく食べられます。
鮭は冷めても美味しいですが、焼きたてのアツアツで食べる方が脂なども美味しく味わえるため「どうせなら出来立てを食べたい」という人も多いでしょう。おにぎり専門店などでは、出来立てを食べられる鮭おにぎりが大変人気だそうです。
鮭の解し身を使っているため豊富なタンパク質で腹持ちもよく、鮭にはアンチエイジング効果が期待できるアスタキサンチンや高血圧の予防に効果的といわれるEPAなども豊富に含まれています。
美味しさ、腹持ち、栄養面から、定番具材の中で堂々の第1位に輝きました。
【そんなものまで?】変わり種おにぎりランキング
近年、コンビニなどを中心におにぎりもさまざまな種類の商品が開発されています。なかには「そんなものまでおにぎりに入れるの?」と言いたくなる具材もあるでしょう。
続いては、変わり種おにぎりの上位5つをランキングで紹介します。
第5位 チャーハン
ご飯に合う | ????? |
---|---|
冷めても美味しい | ★★★☆☆ |
腹持ちのよさ | ★★★★★ |
栄養や効能 | ★★★☆☆ |
おにぎりの具材といってもいいのか疑問が残るところですが、第5位にランクインしたのはチャーハンです。さまざまな具材が混ぜ込んであるため、具材と言えば具材かもしれません。
ここで最強おにぎりに求める具材として悩ましいのが「ご飯に合うか」というポイントです。チャーハンそのものがご飯でもあるため、この点は何とも言い難いですね。
しかし、腹持ちの良さは群を抜いています。全体にさまざまな具が混ぜ込んであることで多様な栄養が含まれている点も高く評価できます。
第4位 いくら
ご飯に合う | ★★★★★ |
---|---|
冷めても美味しい | ★★★★★ |
腹持ちのよさ | ★★★☆☆ |
栄養や効能 | ★★★☆☆ |
コンビニなどで高級おにぎりとして人気が急上昇しているいくら。いくらの醤油漬けが入ったおにぎりは、特別なタイミングで食べたくなる豪華な味わいです。
いくらのお寿司が美味しいのだから、いくらのおにぎりが美味しくない訳がありません。いくらは生ものなので冷めても美味しいという点でも最強おにぎりとして高ポイントです。
しかし、基本的に携帯食とされるおにぎりにおいて、生もののような傷みやすい具材は致命的でもあります。購入してできるだけ早めに食べることが前提となっているため人気があるものの4位の結果となりました。
第3位 チーズ
ご飯に合う | ★★★★☆ |
---|---|
冷めても美味しい | ★★★☆☆ |
腹持ちのよさ | ★★★★★ |
栄養や効能 | ★★★★★ |
最近は料理レシピサイトなどでさまざまなアレンジおにぎりのレシピが紹介されていますが、その中でも特に人気なのがチーズおにぎりです。「おにぎりにチーズを入れるの?」と驚く人も少なくないでしょう。
しかし、チーズの塩味はおにぎりとの相性抜群。特に塩昆布や醤油おかかなどに細かく刻んだプロセスチーズを混ぜておにぎりの具材とするのが人気です。チーズのコク深さとまろやかさが上手く調和し絶品おにぎりになるんだとか。
小さい子どもや若年層には人気な一方、年齢が上がるにつれてやや敬遠されがちな傾向にあります。しかし、一度食べてみるとハマる人が多く、ミネラルやビタミンなどチーズの豊富な栄養を効率良く摂れるという点でもおすすめです。
(画像はチーズおかか)
第2位 味噌
ご飯に合う | ★★★★★ |
---|---|
冷めても美味しい | ★★★★★ |
腹持ちのよさ | ★★★☆☆ |
栄養や効能 | ★★★★★ |
実は日本で昔から定番とされていた味噌おにぎり。しかし、さまざまな具の誕生と共に追いやられてしまい、現在では変わり種扱いされてしまっています。
味噌おにぎりは歴史が古く、全国各地に「弁慶飯(味噌を塗ったおにぎりを青名付けで巻いたおにぎり)」や「けんさ焼きおにぎり(味噌を塗ったおにぎりを炙ったもの。上杉謙信が考案したともいわれている)」などの郷土料理として残っています。
味噌は保存も効き、必須アミノ酸、ビタミンB群、カリウム、カルシウムなど栄養も豊富です。また、原材料である大豆には美容に効果が期待できるイソフラボンが含まれるため、味噌おにぎりは綺麗になりたい女性にもおすすめです。
第1位 肉巻き
ご飯に合う | ★★★★★ |
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冷めても美味しい | ★★★★☆ |
腹持ちのよさ | ★★★★★ |
栄養や効能 | ★★★★★ |
今や、ご当地グルメやB級グルメとして全国各地で食べられる肉巻きおにぎりが変わり種ランキングで堂々の第1位です。元々は宮崎県の郷土料理ですが、甘辛く味付けした肉でおにぎりを包むというシンプルさが人気となり、各地のブランド肉で作られる肉巻きおにぎりも人気です。
ご飯に合い、腹持ちもよく、肉巻きおにぎりで主に使われる豚肉は豊富なビタミンBとエネルギーを含みます。おにぎりにすることで、しっかりとエネルギーを補充でき、携帯食としても優秀です。
肉巻きおにぎりは冷めても美味しいように固くなりにくい豚バラ肉を使うことが多いですが、どうせなら出来立てをアツアツで食べたいという人が多いでしょう。
家庭の味はいろいろ!アレンジおにぎりの具
おにぎりは誰でも気軽に作ることができるため、家庭によってさまざまな具を入れることもあります。ときには「そんな食べ物までおにぎりの具にしてしまうの?」なんてものも。
続いては、家庭で作られている変わり種おにぎりの具材を紹介していきます。
鮭×アボカド
クリーミーな食感が人気のアボカドは鮭との相性抜群です。カリっと焼いてほぐした鮭とアボカドをおにぎりに入れれば、いつもと違う贅沢なおにぎりになります。
アボカドは森のバターと呼ばれるくらい栄養豊富です。特に脂肪分が多いので、ランチに食べるのがよいでしょう。午後から忙しい日は鮭アボカドおにぎりでカロリーチャージしてみてください。
ベーコン×おかか
ゴロゴロのベーコンとおかかを、醤油や砂糖、みりんなどで味付けしながら炒めたものをおにぎりの具に。ベーコンの塩味や食べ応えのよさと、おかかの香りの高さで食べる手が止まらない病みつきおにぎりになること間違いなしです。
カニカマ×わさびマヨ
冷蔵庫で余ってしまいがちなカニカマをおにぎりに活用するのもおすすめです。シンプルにマヨネーズであえるのもおすすめですが、甘みが目立ってやや子ども向け。大人も食べるおにぎりなら、わさびマヨであえるのがおすすめです。
甘みの後にピリと後追いしてくるワサビの刺激で、ますます食欲が湧いてくるでしょう。
パン×醤油マヨ
おにぎりの具は、肉や野菜などが選ばれがちです。しかし、そんな常識を覆すのが炭水化物×炭水化物のパンおにぎり。「そんな組み合わせ有りなの?」と驚く人が多いでしょう。
パンの耳を醤油とマヨネーズであえて加熱すれば、不思議とご飯に合う食べ物に。おにぎりの具として使う他、上にチーズを乗せて焼くなど、使い方のバリエーションも豊富です。冷凍常備がおすすめの一品。
たらこ×チーズ
たらこはちょっと風味が苦手、という方におすすめなのがたらことプロセスチーズのおにぎりです。チーズがたらこの風味を打ち消してくれるため、まろやかなのにプチプチ食感の魅惑の具になります。
大人にも子どもにも好まれる味わいなので、パーティーなどの一品としてもおすすめです。
最強おにぎりは米で決まる!おすすめのお米3選
最強おにぎりについて具材を中心に紹介してきましたが、今コンビニで人気急上昇中のおにぎりが何なのかご存知ですか?
それは「塩むすび」です。具材はなく、シンプルに塩で味付けしただけのおにぎり。しかし、シンプルだからこそ、米の旨味を感じられどこか懐かしい素朴で優しい味が病みつきになる人も増えています。つまり、最強のおにぎりに美味しいお米は欠かせないということです。
おにぎりに使うお米はどんなものでもよい訳ではなく、粒立ちや粘り強さなど、さまざまな条件が求められます。続いては、おにぎりにぴったりのお米を紹介していきましょう。
ゆめぴりか
ゆめぴりかは、さまざまなブランド米を排出する北海道で生まれた新進気鋭のお米。ぴりかはアイヌ語で「美しい」という意味を持っているそうです。
北海道の人気ブランド米と言えば「ななつぼし」や「ほしのゆめ」なども人気ですが、ゆめぴりかはそれらに並ぶ人気で特におにぎりとの相性が抜群であると話題です。甘みと粘りが強いゆめぴりかは、もっちりとした食感が特徴。そのため、まずは塩むすびでいただくのがおすすめです。
ツヤ姫
おにぎり好きが「これほどおにぎりに合うお米はない!」と絶賛するのが、人気急上昇中の山形県産ブランド米「つや姫」です。米の甘みが強く、粒立ちのよさがおにぎりに適しているといわれており、握っても米一粒一粒を感じられる美味しさで人気です。旨味成分であるグルタミン酸の含有量は、お米の王様と名高いコシヒカリを上回るともいわれています。
コシヒカリ
ブランド米と言えばコシヒカリを思い浮かべる人が多いでしょう。知名度が高く、全国的にも「美味しいお米」として知られています。新潟県を代表するブランド米で、甘みや旨味のバランスがよく、適度な粘り強さからコンビニなどのおにぎでよく使われているお米です。冷めても甘く、ふっくらしているためおにぎりにぴったりの米といえます。
健康志向なら玄米おにぎりもおすすめ
お米は玄米を精米してから白米にして炊いて食べるのが一般的ですが、玄米はミネラルや食物繊維、タンパク質、脂質など白米を遥かに凌駕する高バランスな栄養を含んでいます。
食物繊維が豊富なため、炭水化物でありながらも血糖値が上がりにくく、健康やダイエットにも効果が期待できる食品です。
ダイエット中やちょっとした間食としておにぎりを食べたいなら、玄米おにぎりがぴったりでしょう。
玄米おにぎりの作り方
玄米は食物繊維が豊富なため、通常の白米と同様に炊いてしまうと固すぎて食べにくくなってしまいます。そのため、事前に10度以下の水で12~15時間ほど吸水させるのがおすすめです。
水加減も白米を炊くときの1.5倍を目安にすると、ふっくらと食べやすい玄米を炊き上げることができるでしょう。
玄米は粘りが出にくいため、おにぎりにするとポロポロと崩れてしまいがちです。白米でおにぎりを作るときよりもギュッと力を米て握り込み、成形するようにしてみてください。
子どもに与えるときは3歳過ぎてから
おにぎりは効率よくエネルギーを摂取できるため、子どもの間食(おやつではなく栄養を補うための軽食)としても優れている食品です。しかし、玄米は栄養豊富な反面、食物繊維が多く小さい子どもにとっては消化吸収しにくい傾向にあります。
玄米おにぎりを子どもに与える際には、消化機能が整う3歳を過ぎてからにするのがおすすめです。しっかり消化できる子どもであれば、栄養豊富な玄米おにぎりは主食や間食にぴったりでしょう。
まとめ
最強おにぎりの具材や、お米について紹介してきました。日本人にとってソウルフードと言っても過言ではない程身近な食べ物であるおにぎりですが、こうしてさまざまな具材やお米を知ると奥深さを感じますね。
最強おにぎりは、それぞれの好みによって異なります。さまざまな具材や絶品のブランド米による膨大な組み合わせの中から、あなたの最強おにぎりを見つけてみてください。