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北海道はじゃがいも生産量日本一!種類ごとの特徴やおいしい食べ方を紹介

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家庭の常備野菜としてもメジャーなじゃがいも。煮物、揚げ物、焼き物などさまざまな料理に使えて便利ですよね。身近な野菜であるじゃがいもですが、生産量日本一の都道府県が北海道だとご存知ですか?

この記事では、北海道のじゃがいもについて徹底解説します。生産量の多い理由や、栽培しているじゃがいもの種類・特徴も紹介。
北海道ならではのじゃがいもスポットやお土産・お取り寄せにおすすめのスナック、食べ方も取り上げているので、本場で人気の味を楽しみたい人は参考にしてみて下さい。

この記事のまとめ

  • 北海道はじゃがいも生産・出荷量全国一位
  • 北海道で栽培されているじゃがいもは50品種以上
  • 北海道にはじゃがいも関連のスポットが盛りだくさん
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

北海道は生産・収穫量1位!じゃがいもが多く採れる理由

北海道は生産・収穫量1位!じゃがいもが多く採れる理由

じゃがいも生産・出荷量ともに全国一位を誇る北海道。北海道はさまざまな理由で、じゃがいも栽培に適している土地なのです。

じゃがいもはアンデス地方が原産と言われています。寒冷なアンデス地方と北海道は気候がよく似ていて、栽培に適していると言われているのです。

さらに、地中に広く根を張るじゃがいもを育てるには、広大な土地が必要。北海道は土地が広いため栽培の環境としても、じゃがいも栽培に適しています。

このような理由から、北海道は一大生産地として全国にじゃがいもを出荷しています。

【煮崩れしにくい品種】北海道の人気じゃがいもの旬と特徴

じゃがいも王国とも呼ばれる一大生産地の北海道。そんな北海道では50品種以上のじゃがいもが栽培されています。中でも特に人気の新種を解説。最初に煮崩れしにくいタイプの人気品種について紹介していきます。

メークイン

メークイン

楕円形で滑らかな形が特長的なメジャー品種メークイン。カレーや肉じゃがなど、煮込み料理の定番的じゃがいもです。メークインは十勝や網走地方で多く栽培され、7月に最盛期を迎えます。

低温で貯蔵すると甘みが増すので、保存は冷暗所がおすすめです。

とうや

とうや

煮崩れしにくく、もっちりとした食感を楽しめることで人気のとうや。虻田地方で多く生産されており、旬の時期は11月頃です。煮崩れしにくく、舌触りも良いため煮物におすすめのじゃがいも。大きなサイズが多く、食べ応えも抜群です。

さやあかね

さやあかね

ほんのりとピンクがかった見た目が印象的なさやあかねは、5~6月頃に旬を迎えます。加熱するとホクホクした食感になり、甘みが強く人気の品種です。煮崩れしにくいので、煮っころがしや肉じゃがなど、甘しょっぱい味付けの煮物におすすめです。

ピルカ

ピルカ

アイヌ語で「美しい」という意味の名前を持つピルカ。とても煮崩れしにくいので、シチューやおでんにもおすすめ。8~9月頃に最盛期を迎える品種です。

【マッシュポテト向きな品種】北海道の人気じゃがいもの旬と特徴

続いては、コロッケやポテトサラダなどマッシュにして味わうのがおすすめな人気じゃがいもを紹介します。

男爵いも

男爵いも

スーパーなどでもお馴染みの男爵いも。十勝や網走地方で栽培されていることも多く、5~8月に旬の時期を迎えます。

拳のように丸くてゴツゴツした形が特長的で、他のじゃがいもと比べると長期保存でも風味や食感が変わりにくいのも人気のポイント。長期貯蔵に適していることから、全国へ流通されているじゃがいもです。


スマイルマルシェ
極旨あまぽて 越冬じゃがいも(男爵)5kg
2,200(税込)

スマイルマルシェの「極旨あまぽて 越冬じゃがいも」の男爵5kgです。農業が盛んな北海道旭川で秋に収穫された、いわゆる“新じゃが”をあえて貯蔵。「雪室」という雪国ならではの天然の冷蔵庫で半年間眠らせて、甘さを引き出した越冬じゃがいもです。雪の冷たさで凍ってしまわぬよう、芋自体がでんぷんを糖分に変化。この「低温糖化」によって、採れたてよりも何倍も甘いじゃがいもに仕上がるというわけです。

きたあかり

きたあかり

見た目は男爵いもと似ていますが、男爵いもより赤みのある皮が特長のきたあかり。甘みが強く、栗じゃがいもと呼ばれることもあります。マッシュポテト向きの品種で、ポテトサラダやコロッケにすると甘みが生きた仕上がりになりやすいです。


スマイルマルシェ
極旨あまぽて 越冬じゃがいも(キタアカリ)5kg
2,200(税込)

スマイルマルシェの「極旨あまぽて 越冬じゃがいも」のキタアカリ5kgです。農業が盛んな北海道旭川で秋に収穫された、いわゆる“新じゃが”をあえて貯蔵。「雪室」という雪国ならではの天然の冷蔵庫で半年間眠らせて、甘さを引き出した越冬じゃがいもです。雪の冷たさで凍ってしまわぬよう、芋自体がでんぷんを糖分に変化。この「低温糖化」によって、採れたてよりも何倍も甘いじゃがいもに仕上がるというわけです。

ベニアカリ

ベニアカリ

きたあかりと同じく、皮に赤味を持つベニアカリは5~6月頃に旬を迎えます。虻田地方で多く栽培され、ホクホク食感と火が通りやすいのが特長。コロッケなどの材料におすすめです。

シャドークイーン

シャドークイーン

色鮮やかな紫色が特長的なシャドークイーン。ポリフェノールを多く含み、加熱しても色が変わらないためポテトサラダなどにして目でも楽しむのがおすすめです。6~7月頃に旬を迎える品種で、オホーツク地方で多く栽培されています。

レッドムーン

レッドムーン

皮が赤く、中身は黄色いさつまいものような色合いのじゃがいもです。ほのかな甘みと粘性の高い肉質で、長時間煮込んでも煮崩れしにくいので男爵いもに近しいのが特徴。1991年に登録された比較的新しく、大量生産に向いていない品種のため市場に出回る量は多くありませんが、小規模農園で栽培されていて知る人ぞ知るじゃがいもとして人気があります。

【糖度が高い!スナック・スイーツ向き品種】北海道の人気じゃがいもの旬と特徴

同じじゃがいもでも、品種によって甘みはさまざま。糖度の高いじゃがいもはポテトチップスなどのスナックやポテトパイなどのスイーツにもおすすめです。

インカのめざめ

インカのめざめ

卵型で皮をむくと鮮やかな黄色い実が特徴的なインカのめざめ。2002年に品種登録された比較的新しいじゃがいもです。糖度が高く、栗や芋を感じさせる優しい甘みを持ち、スイーツやスナックなどの原料としても選ばれています。


いちふじ柴田商店
十勝産インカのめざめ Sサイズ 4.5kg【越冬じゃがいも】
2,000(税込)

十勝の広大な大地で育った小粒のジャガイモ「インカのめざめ」。中は濃い黄色で小粒傾向の貴重な品種となります。

トヨシロ

トヨシロは豊富に収穫できて中身が白いことから名付けられ、北海道で広く栽培されています。9月頃に旬を迎えます。糖度はあまり高くないものの、高温で調理しても見た目や味が変わりにくいことからポテトチップやフライドポテトに用いられることもあります。

【希少価値あり!幻の品種】北海道の人気じゃがいもの旬と特徴

基本的に丈夫で飼育が簡単な品種の多いじゃがいも。しかし中には、栽培に手間がかかるものもあります。しっかり人の手をかけて育てた希少価値の高いじゃがいもについても見ていきましょう。

ジョアンナ

流通量も少なく、北海道でもわずかしか生産されていない品種のジョアンナ。主な生産地であるフランスで一般的に使われているじゃがいもです。9月~3月と旬の時期が長いのが特長。もっちりと滑らかな食感で、じゃがいもの甘みが強く感じられます。

タワラヨーデル

タワラヨーデル

さつまいものような甘みが特長的なタワラヨーデルは、北海道でもあまり多く流通していない品種のじゃがいもです。9~4月と旬の時期が長く、収穫後すぐよりも保存して熟成することで甘みが増すのが特長。

北海道を訪れたなら行ってみたい!じゃがいも関連スポット

北海道を訪れたなら行ってみたい!じゃがいも関連スポット

じゃがいも王国北海道では、じゃがいもの魅力を満喫できるスポットが盛りだくさん。北海道を訪れた際は、ぜひ足を運んでみて下さい。

男爵いもの創成者を称える「THE DANSHAKU LOUNGE」

THE DANSHAKU LOUNGE

今や日本人で知らない人はいないと言っても過言ではない男爵いも。そんな男爵いもの栽培・普及の立役者である川田龍吉男爵を称えて建てられたのが七飯町にあるTHE DANSHAKU LOUNGEです。

川田男爵は近代農業にも大きく貢献したと言われており、関連資料や農具なども展示されています。THE DANSHAKU LOUNGEは北海道産男爵いもを使った絶品料理を楽しむことができます。

施設名 THE DANSHAKU LOUNGE
住所 〒041-1102 北海道亀田郡七飯町峠下379番3 (七飯町道の駅「なないろ・ななえ」隣)
電話番号 0138-82-8888
公式サイト https://danshaku-lounge.com/

揚げたてポテトチップが魅力の「カルビープラス」

定番スナック菓子のカルビー「ポテトチップス」。北海道には、揚げたてのポテトチップスを味わえるスポットがあることをご存知でしょうか?

新千歳空港にあるカルビープラスでは、工場と同じ手法で揚げられた出来立てポテトチップスを味わうことができます。キッチンはガラス張りなので、揚げる様子を見学できる店も人気のポイントです。

施設名 カルビープラス
住所 〒066-0012 北海道千歳市美々 新千歳空港 国内線ターミナルビル2F
電話番号 0123-45-6055
公式サイト https://www.calbee.co.jp/calbeestore/

一面のじゃがいも畑は圧巻「じゃがいも街道」

ゴツゴツした見た目のじゃがいもですが、白くて可憐な花を咲かせることでも有名です。そんなじゃがいもの花を楽しめるのが国道224号のある一帯。広大なじゃがいも畑が広がっていることから「じゃがいも街道」と呼ばれ、時期になると一面に真っ白い花が咲き乱れます。

開花の時期に北海道を訪れるなら、ぜひとも見ておきたい光景ですよ。

大人の社会見学にもおすすめ「清里焼酎醸造所」

大人の北海道を満喫したい人におすすめなのが清里焼酎醸造所です。清里焼酎醸造所は醸造所見学も受付中。珍しいじゃがいもを使った焼酎造りを見学できます。まろやかで口当たりの良いじゃがいも焼酎は、普段焼酎を飲まないという人にもおすすめの飲みやすさ。クセがなく爽やかなのどごしが特徴です。

施設名 清里焼酎醸造所
住所 〒099-4405 北海道斜里郡清里町羽衣町62番地
電話番号 0152-25-2227
公式サイト https://kiyosato-shochu.com/

お土産&お取り寄せにもおすすめ!厳選じゃがいもスナック菓子

お土産&お取り寄せにもおすすめ!厳選じゃがいもスナック菓子

北海道は畜産や農業だけでなく、お菓子なども有名です。そこで次に紹介するのは、じゃがいもを使った北海道の人気スナック菓子。お土産やお取り寄せにおすすめな製品を厳選して紹介します。

ポテトチップス今金男しゃく

今金男しゃくとは、北海道の南側に位置する今金町で生産されている最高級男爵いものこと。ホクホクの食感とじゃがいも本来の甘みや旨味を味わえるとして人気の品種。しかし、流通量は極端に少なく「幻のイモ」と呼ばれることもあるそうです。

そんな男爵イモを贅沢に使ったポテトチップスが、湖池屋の販売する「ポテトチップス 今金男しゃく」です。うましお味とのり塩味があり、例年限定販売するものの直ぐに完売してしまう人気商品。素材だけでなく製造過程にもこだわった本格ポテトチップスです。

北海道フリッターおせん ほがじゃ

北海道フリッターおせん ほがじゃ

北海道産のじゃがいもを贅沢につかった煎餅「北海道フリッターおせん ほがじゃ」は、ほたて・えび・こんぶの定番味の他、北海道名物ざんぎ味も人気。じゃがいものでんぷんを使ってパリッと焼き上げたほがじゃは、子どもから年配の方まで幅広い年代の人に愛されるお菓子です。

じゃがピリカ

お酒好きな人へのお土産に最適なのが、カルビーから販売されているじゃがいもから作ったスナック「じゃがピリカ」です。とよしろ・インカのめざめ・きたあかりの3種のじゃがいもを使った可愛らしい見た目。キューブ型でサクサクの食感を味わえるので、おやつはもちろんおつまみにも最適です。

ちなみに、「ピリカ」とはアイヌ語で「かわいい」という意味。その名の通り可愛らしい形やパッケージも人気のスナック菓子です。

じゃがポックル

じゃがポックル

カルビーが展開するブランド「ポテトファーム」から発売されているじゃがポックルは、今や北海道のお土産の定番スナック菓子とも言われています。スティック状のフライポテトは、カリカリサクサクで病みつきになる美味しさ。お取り寄せで買い求める人も多い人気商品です。


北海道土産専門店ちどりや
じゃがポックル10袋入【ポテトファーム】
1,100(税込)

北海道のお土産といえば「じゃがポックル」を考える方も多いと思います。北海道のじゃがいもがそのままサックサクのお菓子になりました。塩もオホーツク地方サロマ湖産の焼き塩が香ばしさとマイルドな味を醸し出しています。

ぽてコタン

じゃがいもをギュッと一口サイズにしたスナック菓子の「ぽてコタン」。カルビーから販売されており、北海道の各駅やお土産屋さん、空港などでも人気の商品です。

ザクザクの食感とじゃがいもの旨味が特長で、味は玉ねぎ味と昆布味の2種類を展開。じゃがいもの良い所を凝縮して味わえるおすすめスナック菓子です。

じゃがいもコロコロ

じゃがいもともち米を一緒について焼き上げた新感覚おかき「じゃがいもコロコロ」は、大人の方へのお土産やお取り寄せでも人気の一品。さまざまな味も楽しめ、スープカレー味や行者にんにく味など、北海道ならではのテイストも魅力です。

北海道民おすすめ!じゃがいもの食べ方

じゃがいもの一大生産地だからこそ、北海道ではさまざまな形でじゃがいもが料理に使われています。その中でも、北海道ならではの食べ方を紹介。本場のじゃがいもの味わい方を体験してみてはいかがでしょうか。

じゃがバターイカの塩辛のせ

じゃがバターと塩辛

居酒屋などの定番メニューでもあるじゃがバター。ホクホクの蒸かしいもに切り込みを入れ、バターを乗せるだけのお手軽料理ですが、芋の旨味とバターのコクがベストマッチして人気を博しています。

北海道では、そんなじゃがバターにイカの塩辛を乗せるのが王道の食べ方。居酒屋などでじゃがバターを注文すると、イカの塩辛が添えられてくることも多いです。

じゃがバターの甘みとコクに、イカの塩辛のしょっぱさが絶妙に混ざり合ってクセになる美味しさだと言われています。

あげいも

あげいも

北海道のファストフードとして人気のあげいも。その名前を聞いてポテトフライのようなものを想像する人も多いですが、実際は全くの別物です。じゃがいもを丸ごと使い甘い衣をつけて揚げ、串刺しにしたものがあげいも。甘い衣の中からホクホクのじゃがいもが溢れる、一度食べると病みつきになる郷土料理です。

いももち(じゃがいももち)

いももち

マッシュしたジャガイモに片栗粉を混ぜて焼き上げたお手軽料理、いももち。もちもち食感とじゃがいもの甘みが人気の北海道で定番の食べ方です。家庭によって微妙に味付けが違い、砂糖醤油タレやチーズなど、バリエーションも豊富。北海道民の定番おやつでもあります。

まとめ

北海道のじゃがいもについて紹介してきました。普段何気なく食べているじゃがいも。実はとても種類が多く、さまざまな品種がありましたよね。品種ごとに向いている料理や味、旬の時期も全く違います。

その他、スナック菓子などの加工品もじゃがいもの魅力を感じられますよ。ぜひ、お好みの品種や加工品をお取り寄せして、自宅で本場北海道の味を楽しんでみて下さい。

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!