クラフトジンの人気銘柄17選。自然が生み出す豊かな味わいを嗜む
近年、注目されている個性的な蒸留酒「クラフトジン」をご存知でしょうか?
自然の恵みと職人の技が融合した、独特の味わいを楽しめるお酒として、国内外で人気を集めています。
中でも日本で作られているクラフトジンは、多彩なボタニカルと地域の特色を活かした香りや風味が特徴。日本ならではの原材料や技術が光るクラフトジンが多くあります。
この記事では、国産クラフトジンの人気銘柄17種類を一挙ご紹介。それぞれの特徴やおすすめポイントのほか、クラフトジンの選び方や飲み方もご紹介します。
初めてクラフトジンを手に取る方も、既にクラフトジンを飲んだことがある方も、ぜひ参考にしてみてください。
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クラフトジンとは?
クラフトジンには明確な定義は現在ありませんが、その名前や背景から「作り手が特別なこだわりを持って作り上げるジン」を指すのが一般的です。
ベースとなるスピリッツ(蒸留酒)に、ジュニパーベリーをはじめとするさまざまなボタニカルを加えて風味付けされたものが通常のジン。
一方クラフトジンは、その土地ならではの原料やこだわりの製法を用いて作られているのが特徴です。
また、クラフトジンは小規模の蒸留所による生産が多く、作り手の想いや地域の特性が反映された、個性的な味わいが楽しめるのも魅力です。
クラフトジンの選び方
多種多様な特徴をもつクラフトジン。年々市場が拡大しているクラフトジンを選ぶ際には、次のポイントがあります。購入前にぜひ確認してみてください。
①生産地で選ぶ
まずはクラフトジンの生産地に注目してみましょう。例えば故郷の材料を使用したジンや思い出のある旅先で作られたジンを選ぶことで、よりクラフトジンの美味しさを実感できるでしょう。
また、一部のクラフトジンはふるさと納税の返礼品にも登場しています。地域の応援も込めて地元のクラフトジンを試すのもおすすめです。
②ボタニカルやフレーバーで選ぶ
クラフトジンの魅力は個性的なフレーバーです。使用するボタニカルによって、ドライ、スイート、フローラル、ハーバルなどのさまざまな香りや味わいが楽しめます。
「こんなジンがあったなんて!」という驚きの出会いは、クラフトジンならではの楽しみのひとつ。自分好みのフレーバーをぜひ見つけてみてください。
③ボトルデザインで選ぶ
クラフトジンのボトルデザインも選ぶポイントになります。クラフトジンは味わいだけでなく、見た目にもこだわったものが多数あります。
芸術的なラベルや個性的な形のボトルを選ぶことで、飲み終えた後もインテリアとして楽しむことができますよ。
④価格で選ぶ
クラフトジンを選ぶ際には、価格帯も気になりますよね。
初めてクラフトジンを手にする方は、2,000〜3,000円の価格帯から始めてみるのがおすすめ。高価なものではなくても贅沢な香りや味わいを楽しめるのが、クラフトジンの良さです。気に入ったクラフトジンが見つかったら、少しずつ高価なものを試してみると良いでしょう。
⑤お店や試飲会で飲んでから決める
クラフトジンを1本買ってみる前に、実際に飲んでみることもおすすめです。最近では、クラフトジンを提供するバーやレストランが多くあるため、その場で試してみることができます。
また、試飲会などのイベントを開催している地域もあります。
お店や試飲会でクラフトジンを体験することで、より深く魅力を理解できるので、自宅で楽しむ際の参考になります。
国産クラフトジンの人気銘柄17選
日本には特色あるボタニカルを使用した、豊かな風味が楽しめるクラフトジンが数多く存在します。
今回は数ある国産クラフトジンの中から、人気銘柄17つをご紹介。日本ならではの素材を使ったクラフトジンを試してみたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
季の美 京都ドライジン
「季の美
京都ドライジン」は、日本初のクラフトジン蒸留所である、京都蒸溜所が手がけたジンです。お米由来のスピリッツをベースにした、柚子や緑茶、山椒など和素材の洗練された味わいが特徴。11種類のボタニカルは京都伏見の伏流水でブレンドされています。
日本のクラフトジンカルチャーの火付け役とも言われている、京都の風土を凝縮した1本です。
商品名 | 季の美 京都ドライジン |
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メーカー | 京都蒸溜所 |
販売価格 | オープン価格/700ml |
主なボタニカル | オリス、赤松、柚子、レモン、緑茶(玉露)、山椒(実)、木の芽 |
公式サイト | 京都蒸溜所 The Kyoto Distillery |
サントリージャパニーズクラフトジンROKU〈六〉
大手飲料メーカーサントリーが手がけた「ROKU〈六〉」は、桜花や桜葉、煎茶、玉露など、6種類の国産素材を活かしたクラフトジンです。
日本の四季を象徴するボタニカルを豊富に取り入れた、華やかな香りと複層的な風味が特徴的。特に桜の柔らかい甘さは「ROKU〈六〉」ならではの味わいです。
和紙ラベルにある「六」の筆文字や六角形の洗練されたボトルなど、見た目にも「和」にこだわったクラフトジンです。
商品名 | ジャパニーズクラフトジンROKU(六) |
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メーカー | サントリー |
販売価格 | 4,400円(税込)/700ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | 桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子 |
公式サイト | ジャパニーズクラフトジン ROKU〈六〉 サントリー |
ニッカ カフェジン
ニッカウヰスキーによるクラフトジン「ニッカ
カフェジン」は、伝統的な蒸留機「カフェスチル」で蒸留されたジンです。柚子やかぼす、山椒など和のボタニカルを使用した独特の香りとスパイシーな味わいが特徴。厳選された素材をカフェ式蒸留液に漬け込み、それぞれの風味を抽出してからブレンドしています。
ボトルには「カフェスチル」をモチーフにしたパターンを採用。インテリアとしても楽しめるデザインです。
商品名 | ニッカ カフェジン |
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メーカー | ニッカウヰスキー |
販売価格 | 4,500円(税別)/700ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | 柚子、甘夏、かぼす、山椒 |
公式サイト | ニッカ カフェジン・ニッカ カフェウオッカ|商品紹介|NIKKA |
北海道積丹ジン 火の帆(HONOHO)「KIBOU」
北海道積丹ジン 火の帆(HONOHO)「KIBOU」は、約200万年前の火山活動によって形づくられたという、北海道積丹半島で生まれたクラフトジンブランド「火の帆」の定番商品です。
ハーブやスパイスなどのボタニカルは蒸溜所が運営している広大な農場で育てられており、育成から蒸溜までの一貫したプロセスを手がけています。
「KIBOU」には、アイヌの人々から「森の女神」と呼ばれ親しまれてきた植物、アカエゾマツを使用。深いオレンジの香りが特徴です。そのほかエゾミカンやキタコブシなど、北海道ならではのボタニカルを取り入れ、豊かな自然と大地を表現しています。
商品名 | 火の帆(HONOHO)KIBOU |
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メーカー | 積丹スピリット |
販売価格 | 5,940円(税込)/500ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | アカエゾマツ、エゾミカン、ホップ、キタコブシ、エゾヤマモモ、オオバクロモジ |
公式サイト | 積丹スピリット |
紅櫻蒸溜所 9148 #0101 STANDARD
札幌市にある紅櫻蒸溜所が手がけた北海道初のクラフトジン「9148 #0101」は、日高昆布やブルーベリー、ラベンダーなど、北海道産のユニークなボタニカルが特徴です。
辛口のジンでありながら、昆布の旨味や野菜や果物の甘みが絶妙にマッチ。ジンギスカンや和食との相性も抜群です。香りを引き立てるために、炭酸やお湯で割って楽しむのもおすすめ。スタイリッシュなラベルは、地元アーティストがデザインしています。
商品名 | 9148 #0101 STANDARD |
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メーカー | 北海道自由ウヰスキー(紅櫻蒸溜所) |
販売価格 | 5,500円(税込)/700ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | コリアンダー、アンジェリカ、シナモン、日高昆布、ブルーベリー、切干大根、干し椎茸 |
公式サイト | 紅櫻蒸溜所 |
SAKURAO(桜尾) GIN ORIGINAL
「SAKURAO(桜尾) GIN ORIGINAL」は、広島で100年以上の歴史をもつサクラオB&D(旧:中国醸造)によるクラフトジンです。
広島産のレモンや柚子など柑橘系の爽やかでフレッシュな香りが特徴的。伝統の技を受け継ぎながら、地域の素材にこだわった1本です。価格も手ごろなので、クラフトジン初心者の方にも手に取りやすいところも魅力ですよ。
商品名 | SAKURAO(桜尾) GIN ORIGINAL |
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メーカー | サクラオブルワリーアンドディスティラリー(サクラオB&D) |
販売価格 | 2,310円(税込)/700ml(化粧箱入り)、902円(税込)/100ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | レモン、ネーブル、夏みかん、柚子、ヒノキ |
公式サイト | JAPANESE DRY GIN 桜尾 |
愛知クラフトジン キヨス
「愛知クラフトジン
キヨス」は、日本酒「鬼ころし」で知られる愛知の清洲桜醸造によるクラフトジンです。愛知県産の蒲郡みかんや西尾の抹茶、稲沢の金時生姜などを取り入れた、全10種類のボタニカルが奥深い味わいを生み出しています。
ソーダやトニックで割って楽しむだけでなく、ロックで風味をダイレクトに味わうのもおすすめです。
商品名 | 愛知クラフトジン キヨス |
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メーカー | 清洲桜醸造 |
販売価格 | 1,650円 (税込)/500ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | ミカンピール、抹茶、生姜、山椒、キャラウェイシード |
公式サイト | 愛知クラフト ジン キヨス – 清洲桜醸造株式会社 |
槙-KOZUE-
和歌山県の酒蔵・中野BCが手がけた「槙-KOZUE-」は、高野山に自生する針葉樹「コウヤマキ」の葉を使ったクラフトジンです。新緑を思わせるコウヤマキならではの豊かな香りと、温州みかんやレモンの爽やかな香りのバランスが特徴的。特別な香りと口当たりの良いスッキリとした飲み口が楽しめる1本です。
商品名 | 槙-KOZUE- |
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メーカー | 中野BC 富士白蒸留所 |
販売価格 | 2,970円/700ml、1,100円/180ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | コウヤマキ、温州みかん皮、レモン皮、山椒種 |
公式サイト | 槙-KOZUE- | 長久庵オンラインショップ|中野BC直営通販サイト |
まさひろオキナワジン
「まさひろオキナワジン」は沖縄初のクラフトジンです。沖縄の蒸留酒である泡盛を140年以上作り続けている、まさひろ酒造が手がけました。
ジュニパーベリーと沖縄特産のシークヮーサーの相性が抜群。さらにグァバやハイビスカス科のローゼルなど、地元沖縄にこだわったボタニカルが、南国らしい華やかな風味を引き立てています。
商品名 | まさひろ オキナワジン |
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メーカー | まさひろ酒造 |
販売価格 | 3,012円/700ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | シークヮーサー、ゴーヤー、グァバ、ローゼル、ピィパーズ |
公式サイト | まさひろ OKINAWA GIN |
プレミアムクラフトジン「和GIN」
プレミアムクラフトジン「和GIN」は、茨城県水戸市にある明利酒類が手がけたクラフトジンです。
日本酒を蒸留して10年間貯蔵したスピリッツをベースにしており、レモンピールやオレンジピール、シナモンなどの厳選された7種類のボタニカルを使用しています。柑橘系の爽やかな香りに、スパイシーな後味が特徴。カクテルのベースにぴったりのクラフトジンです。
商品名 | プレミアムクラフトジン「和GIN」 |
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メーカー | 明利酒類 |
販売価格 | 3,850円(税込)/700ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | レモンピール、オレンジピール、シナモン |
公式サイト | プレミアムクラフトジン「和GIN」 | 明利酒類株式会社 |
香の森(かのもり)
「香の森」は、日本固有の香木「クロモジ」の風味を基調にしたクラフトジンです。100種類以上の候補の中から厳選した18種類のボタニカルが使用されています。特にクロモジの細枝や葉、太枝による、森のような重厚感あふれる風味が特徴的。ブレンドには中央アルプスの伏流水を使用しており、クラフトジンの豊かな香りと味わいを引き立てています。
クロモジの彫刻が施された、透き通った森のような美しいボトルデザインも魅力です。
商品名 | 香の森(かのもり) |
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メーカー | 養命酒製造 |
販売価格 | 5,192円(税込)/700ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | クロモジ細枝、クロモジ葉、クロモジ太枝、ローズマリー、松の葉、杉の葉、シナモン、ローレル |
公式サイト | 香の森|養命酒製造株式会社 |
ジャパニーズクラフトジン樹々(JUJU)
「ジャパニーズクラフトジン樹々(JUJU)」は、鹿児島県いちき串木野市にある濱田酒造が手がけたクラフトジンです。
独自の「香り酵母仕込み」製法で作られた本格米焼酎をベースに、国産柚子、カモミールなど7種類のボタニカルがブレンドされています。柑橘系の風味と米焼酎の優しい香りで、上品な飲み口のクラフトジンです。
商品名 | ジャパニーズクラフトジン樹々(JUJU) |
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メーカー | 濵田酒造 傳藏院(でんそういん)蔵 |
販売価格 | 2,134円(税込)/700ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | 国産柚子、カモミール、オレンジピール、コリアンダー |
公式サイト | 傳藏院蔵TOP | 濵田酒造 |
油津 吟 YUZU GIN
「油津 吟 YUZU GIN」は、宮崎県日南市の歴史ある京屋酒造によるクラフトジンです。 看板商品である本格芋焼酎「甕雫」と「空と風と大地と」をベースに、柚子やへベスなどの柑橘類を中心とした9種類のボタニカルを使用。「並行複発酵」という日本の伝統的製法と低温蒸留により、柑橘類の香りや風味を丁寧に抽出しています。
商品名 | 油津 吟 YUZU GIN |
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メーカー | 京屋酒造 |
販売価格 | 5,500円 (税込)/750ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | 柚子、ヘベス、日向夏、山椒、生姜、きゅうり |
公式サイト | 京屋酒造公式ショッピングサイト |
エシカルジン LAST ELYSIUM(ラストエリジウム)
「エシカルジン LAST
ELYSIUM(ラストエリジウム)」は、廃棄素材である酒粕を活用したサステナブルなクラフトジンです。佐賀県にある「天吹酒造」の酒粕と、3種の柑橘類と生姜の葉、カモミールなどのボタニカルによる、フルーティで爽やかな香りが特徴。
なお、商品名の「ELYSIUM(エリジウム)」は「楽園」という意味だそう。安らぎのひとときにぴったりのクラフトジンです。
商品名 | エシカルジン LAST ELYSIUM(ラスト エリジウム) |
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メーカー | エシカル・スピリッツ |
販売価格 | 3,850円(税込)/700ml、2,475円(税込)/375ml、1,650円(税込)/200ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | コリアンダーシード、ローズマリー、レモンピール、オレンジピール、シークヮーサー、カモミール、生姜の葉 |
公式サイト | エシカル・スピリッツ |
ohoro GIN Standard
「ohoro GIN Standard」は、北海道ニセコ町で生まれたクラフトジンです。
「ohoro(オホロ)」はアイヌ語で「続く」という意味があり、長く愛されることを願って名付けられたそう。ニセコ産のヤチヤナギとニホンハッカを主なボタニカルとしており、ニセコ連峰の主峰「ニセコアンヌプリ」の伏流水で蒸留されているのが特徴。クリアで力強い味わいとともに、軽やかなシトラスの香りが楽しめます。
商品名 | ohoro GIN Standard |
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メーカー | ニセコ蒸溜所 |
販売価格 | 4,500円(税別・箱代別)/720ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | ヤチヤナギ(北海道ニセコ産)、ニホンハッカ(北海道ニセコ産)、コリアンダー、アンジェリカルート、オリスルート |
公式サイト | ニセコ蒸溜所 |
NOZAWA GIN
「NOZAWA
GIN」は、長野県にある野沢温泉蒸溜所が手がけたクラフトジンです。杉やシソ科のカキオドシなどのボタニカルによる、森の中を歩いているような香りが特徴。また使用しているクロモジは、蒸留所の庭で手摘みしているそう。
リフレッシュのためにソーダで割るのも、ストレートで深い味わいを楽しむのもおすすめのクラフトジンです。
商品名 | NOZAWA GIN |
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メーカー | 野沢温泉蒸溜所 |
販売価格 | 4,850円(税込)/500ml、2,600円(税込)/200ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | クロモジ、杉、カキドオシ |
公式サイト | 野沢温泉蒸留所 |
マキノジン
「マキノジン」は、高知の酒造と一流バーテンダーによる共同開発で生まれた高知初のクラフトジンです。
主なボタニカルには地元出身の植物学者である、牧野富太郎博士の妻・寿衛子さんから名付けられた「スエコザサ」を採用。そのほか、高知県産の柑橘類やショウガ、ハーブなど12種類の素材を使用しています。
蒸留は、牧野博士の生家の酒造跡地にある蒸留器でなされているというこだわりぶり。爽やかでスパイシーな香りが広がるクラフトジンです。
商品名 | マキノジン |
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メーカー | 司牡丹酒造 |
販売価格 | 3,700円(税込)/700ml ※PREZO調べ(2024年12月現在) |
主なボタニカル | スエコザサ、高知県産柑橘類、ショウガ |
公式サイト | マキノジン | 司牡丹 公式WEBサイト |
クラフトジンの飲み方
豊かな香りと風味が魅力のクラフトジン。それぞれの飲み方に合ったクラフトジンを選ぶと、よりその個性を楽しむことができます。
ここではご自宅で楽しめる、クラフトジンのシンプルな飲み方を3つご紹介します。
ジントニック
ジントニックは、ジンを使ったカクテルの中でもポピュラーな飲み方のひとつ。シンプルながら奥深い味わいを楽しめます。
ジントニックにマッチするクラフトジンは、フルーティ系やシトラス系のもの。例えば、ボタニカルにりんごやベリーを使用したクラフトジンや、柚子やレモンのフレーバーが印象的なクラフトジンは、甘さが入ったトニックウォーターとの相性がよく、ジンの華やかな香りを引き立ててくれます。
生の柑橘類を絞らずとも爽やかな味わいを楽しめるクラフトジンが多くありますが、お好みで生レモンやライムを添えると、更に美味しさがアップしますよ。
ジンソーダ
ジンソーダは、砂糖を加えない炭酸水でジンを割った飲み方で、すっきりとした味わいが特徴です。
ジンソーダにおすすめのクラフトジンは、ウッディタイプやスパイシータイプ。ヒノキやクロモジなどのウッディな香りが特徴的なジンや、コリアンダーやクミンが入ったスパイシーな味わいのクラフトジンは、ジンソーダにぴったりです。
ドライなカクテルが好きな方や、食事と一緒にクラフトジンを楽しみたい方には、ジンソーダがおすすめです。
ストレート・ロック
クラフトジンのダイレクトな味わいや香りを楽しみたい方は、ストレートやロックがおすすめです。
特に、ローズマリーやタイムといった清涼感のあるハーブが効いたクラフトジンは、氷を加えずストレートで、もしくは大きめの氷を入れてロックで飲むと、力強いジンの味わいをダイレクトに楽しめます。
個性的なハーブの香りを深く味わいたい方にはおすすめの飲み方です。
まとめ
クラフトジンの魅力や選び方などとともに、人気の国産クラフトジン17選をご紹介しました。
クラフトジンは、銘柄による香りや味わいの違いが分かりやすいのが魅力です。飲み比べてその味わい深さや特徴を楽しんでみてください。食事との相性も良いので、ご自宅でおつまみと一緒に楽しむのもおすすめです。
ぜひさまざまなクラフトジンを試して、お気に入りの1本を見つけてみてください。
北海道浦河町生まれ、札幌育ち。北海道の生産者・事業者にまつわるストーリー、食やカルチャー情報など「暮らしがちょっと豊かになる」記事を執筆中。好きな六花亭のおやつは『霜だたみ』。