積丹ジンショコラキャラメルケーキ 大

封をあけた瞬間にキリリと広がる、ボタニカルの際立つ香り。クラフトジン好きならば、きっと口に合うであろう『積丹ジンショコラキャラメルケーキ』は、北海道積丹町に蒸留所を構える「積丹スピリット」とのコラボレーションから生まれた商品。「パティスリー フィリア」のオーナーパティシエが得意とする洋酒ケーキの技術が融合した、味わい深いリッチなケーキです。チョコレートを練り込んで、しっとりと焼き上げた生地に、『火の帆』（ほのほ）の名で知られるクラフトジンのウエントを贅沢に染み込ませました。ふわりと軽く、口の中でほどけるような舌ざわりで、つい“もうひと切れ”と手が伸びてしまうほど。ジンの風味とカカオの余韻が食べる者をつかんで離さない、クセになる一品です。

東京で研さんを積み、洋酒を使ったスイーツの出来栄えを競う国際コンクールにおいて、国内予選優勝を経て世界第2位に輝いた経歴をもつパティシエの渡邊 俊一氏。30代後半で札幌へ戻ってからは、自身のパティスリーを構え、現在は老舗百貨店を含む3店舗を市内に展開しています。『積丹ジンショコラキャラメルケーキ 』は、後志エリア発のクラフトジン「火の帆」に感銘を受けた渡邊氏が、絶対に形にしたいと自ら蒸留所とかけあって誕生したケーキ。一番合う素材は何かを考えぬき、また、時間の経過とともに風味が変化するジンの特性と格闘しながら何度も試作を重ねた一品です。

フランス・ベルギー・イタリアへも赴き、世界レベルのお菓子をめざしてきたパティシエの渡邊氏の情熱は今、北海道へと注がれています。北海道産の上質なフルーツや小麦、お米などを再認識。特に農産物・魚介・お酒とほぼすべての食材を生産する食の宝庫、余市町出身ということもあり、豊かな作物を栽培する友人や知人とのつながりも、おいしいケーキを生み出す原動力となっているのだそう。『積丹ジンショコラキャラメルケーキ』のクラフトジンを製造する「積丹スピリット」は余市町の隣町。身近な縁を大切にしながら、地域の魅力を発信したいという渡邊氏の想いも本商品には込められています。