北海道のラムサール条約で保護されている「湿地」をいくつご存知ですか?
日本各地にある湿原や湖などの「湿地」。中でも北海道は、国内でも有数の湿地帯であることをご存知でしょうか?
湿地とは、野生の動植物が生息する貴重な場所。さらに、多くの渡り鳥が羽を休める場所でもあり、近年保全活動が進められています。
この記事では、北海道に数多くある湿地の中でも「ラムサール条約」で保護されている13か所を一挙ご紹介!
有名な「釧路湿原」はもちろん、野鳥や珍しい動植物が観察できる「湿地」を多数ご紹介しますので、ぜひ観光スポット選びの参考にしてみてくださいね。
「湿地」ってなに?
湿地とは、簡単にいうと「水を多く含んだ土地」もしくは「水で覆われている土地」のこと。その概念は広く、条約や学術によって様々な定義づけがされています。水のある場所=湿地と言っても過言ではありません。
湿地には、湿原、川や湖、沼沢地、デルタ、氾濫原、浸水した森林、マングローブやサンゴ礁が含まれます。さらに人工的に作られた水田や養魚池、塩田も湿地です。
湿地は北極・南極から熱帯地域まで世界各地に存在しています。大きさも1ha以下の小さなものから、日本の本州とほぼ同じ大きさの湿地まで様々です。
湿地の環境を守る「ラムサール条約」
ラムサール条約とは、1971年イランのラムサールで行われた国際会議で採択された、湿地に関する世界で唯一の条約です。
正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」ですが、一般的には「ラムサール条約」と呼ばれています。
ラムサール条約の目的は、湿地の保全と再生、賢明な利用、交流と学習です。
湿地は水鳥や植物の重要な生息地ですが、私たちの生活を支えている生態系でもあります。
ラムサール条約では、各締結国内で一定の条件を満たした湿地を登録し、湿地や動植物、水鳥の保全措置を規定することで、湿地の環境保全に繋げています。
北海道のラムサール条約湿地
日本国内でラムサール条約に登録されている湿地は、2023年12月現在で50か所あります。そのうち北海道では、国内登録第一号の「釧路湿原」をはじめ、13か所が登録されています。
ここからは、北海道のラムサール条約湿地、全13か所を一挙ご紹介します!
釧路湿原
北海道東部にある釧路湿原は、日本最大の湿原です。湿原全体の面積は約26,000ha。全国の湿原面積の約6割を釧路湿原が占めています。1980年に湿原内の7,863haがラムサール条約に登録され、湿地の生態系の保全活動が進められてきました。
釧路湿原の魅力は、なんと言っても美しい景観です。国の天然記念物であるタンチョウをはじめ、シマフクロウ、オジロワシ、白鳥などの貴重な動物を観察できることが大きな特徴。湿原の約80%を占める青々としたヨシやスゲの緑も、日常を忘れる美しさです。
おすすめシーズンは目的によって異なりますが、タンチョウ観察や雪景色を楽しみたいのであれば、1月〜3月がベスト。植物の成長や野鳥を眺めるなら6月〜7月、紅葉シーズンは10月頃がおすすめです。
釧路湿原の楽しみ方
北海道のみならず、日本を代表する湿地である「釧路湿原」。その楽しみ方は、動植物や野鳥の観察だけではありません!
①くしろ湿原ノロッコ号に乗る
「くしろ湿原ノロッコ号」は、JR釧路駅から塘路(とうろ)間を走る観光列車です。例年4月下旬〜10月の期間限定で運行しています。釧路湿原の中をゆっくりと走る列車に揺られながら、湿原の美しい風景をパノラマビューで体感できます。
②展望台から眺める
釧路湿原の周辺には多くの展望台がありますが、中でもおすすめしたいのは「細岡展望台」。釧路湿原の東側にある細岡展望台は、広大な湿原を一望できる「大観望」として有名です。眼下には釧路湿原の中を流れる釧路川、前方には雄大な阿寒岳の山々が。
さらに天気の良い日には、圧巻の夕日を見ることができます。川面に反射する光や、広い空が刻々と変化していく様子をお楽しみください。
施設名 | 細岡展望台 |
---|---|
住所 | 北海道釧路郡釧路町字達古武22-9 |
アクセス | JR釧路駅より車で約40分、釧路空港より車で約45分 |
公式サイト | https://www.kushiro-shitsugen-np.jp/tenbou/hosooka/ |
③カヌーツアーに参加する
広大な釧路湿原を流れる釧路川は、ダムを持たないため流れもゆるやか。一年を通してカヌーを楽しむことができます。
観光客向けのガイド付きツアーも盛んです。徒歩や車では行けない、湿原の景色を堪能できるのがカヌーの魅力。貴重な野生動物にも出会えるかも!
スポット名 | 釧路湿原 |
---|---|
所在地 | 北海道釧路市・釧路郡釧路町・阿寒郡鶴居村・川上郡標茶町 |
登録年月日 | 1980年(昭和55年)6月17日 |
面積 | 7,863ha |
湿地のタイプ | 低層湿原、淡水湖、河川 |
クッチャロ湖
北海道北部に位置する、浜頓別町にあるクッチャロ湖。国内で最北部にあるラムサール条約の指定湿地です。
クッチャロ湖の最大の特徴は、大沼と小沼の二つの湖が繋がっていること。平均水深が1.5〜2.5mと浅めであることも特徴です。
クッチャロ湖は、日本とロシアを渡る水鳥の中継地としても知られています。春と秋には数千羽のコハクチョウが集結し、冬には天然記念物であるオジロワシやオオワシの越冬の地となります。
スポット名 | クッチャロ湖 |
---|---|
所在地 | 北海道枝幸郡浜頓別町クッチャロ湖畔 |
登録年月日 | 1989年(平成元年)7月6日 |
面積 | 1,607ha |
湿地のタイプ | 淡水湖 |
ウトナイ湖
ウトナイ湖は、北海道苫小牧市を流れる美々川(びびかわ)下流に広がる湖です。
国内有数の渡り鳥の越冬地、中継地であり、毎年数万羽の野鳥がウトナイ湖を訪れています。これまでウトナイ湖で確認されている鳥類は、なんと260種以上。
日本初の「野鳥のサンクチュアリ」としても知られており、野鳥の観察だけでなく、保護や研究の拠点にもなっています。
スポット名 | ウトナイ湖 |
---|---|
所在地 | 北海道苫小牧市字植苗 |
登録年月日 | 1991年(平成3年)12月12日 |
面積 | 510ha |
湿地のタイプ | 淡水湖 |
霧多布(きりたっぷ)湿原
霧多布(きりたっぷ)湿原は、北海道東部に位置する厚岸郡浜中町にある湿原です。北海道3大湿原のひとつであり、全体の面積は3,168ha。そのうち2,504haがラムサール条約湿地に指定されています。
霧多布湿原の魅力は、5月〜9月にかけて咲く花々。別名「花の湿原」と呼ばれるほど、たくさんの花が湿原を彩ります。中にはエゾカンゾウ、ハマナスなどの北海道ならではの花々も。全国からファンが訪れる人気の観光スポットとなっています。
スポット名 | 霧多布(きりたっぷ)湿原 |
---|---|
所在地 | 北海道厚岸郡浜中町四番沢20(霧多布湿原センター) |
登録年月日 | 1993年(平成5年)6月10日 |
面積 | 2,504ha |
湿地のタイプ | 高層湿原、塩性湿地、汽水湖 |
厚岸湖・別寒辺牛(べかんべうし)湿原
北海道東部に位置する厚岸湖。別寒辺牛(べかんべうし)湿原は、厚岸湖に流入する別寒辺川周辺にあります。
ラムサール条約湿地に指定されたのは1993年。それまでは同じく道東にある霧多布湿原、釧路湿原の影に隠れ、人の手が入ってませんでした。そのため原生的な自然が残されている貴重な湿地であることが特徴です。
周辺で確認されている野鳥の種類は約200種。厚岸湖は冬でも凍結しないため、国内有数のオオハクチョウの越冬地になっています。
湿地保全の活動拠点として設置された「厚岸水鳥観察館」では、野鳥の様子をリアルタイムでスクリーンで見ることができますよ。
スポット名 | 厚岸湖・別寒辺牛(べかんべうし)湿原 |
---|---|
所在地 | 北海道厚岸郡厚岸町サンヌシ66番地(厚岸水鳥観察館) |
登録年月日 | 1993年(平成5年)6月10日 |
面積 | 5,277ha |
湿地のタイプ | 汽水湖、低層湿原、高層湿原、河川 |
宮島沼
宮島沼は、北海道札幌市の北東に位置する美唄市にある湖です。流入する河川はなく、周辺の水田と雨水、冬に降る雪解け水によって水量が維持されていることが特徴です。
宮島沼は、渡り鳥の中継地としても知られています。特に春と秋に飛来してくるマガンの数は5万羽にものぼるとか。大挙としてやってくるマガンの群れを見られるのは、宮地沼ならではの魅力です。
スポット名 | 宮島沼 |
---|---|
所在地 | 北海道美唄市西美唄町大曲3区(宮島沼水鳥・湿地センター) |
登録年月日 | 2002年(平成14年)11月18日 |
面積 | 41ha |
湿地のタイプ | 淡水湖 |
雨竜沼(うりゅうぬま)湿原
北海道空知郡にある雨竜沼(うりゅうぬま)湿原は、暑寒別(しょかんべつ)岳の東側に広がる山地型の湿原です。
雨竜町は北海道でも有数の豪雪地帯。その豊富な雪解け水が、時間をかけて湿原を豊かにしたと言われています。今では「北の尾瀬」という別名を持つほど、観光客にも知られるようになりました。
雨竜沼の最大の特徴は、「池塘(ちとう)」という丸い沼が無数に点在していること。約700もの池塘が湿原に広がる光景は圧巻です。さらに、池塘は希少な昆虫類や動物たちの生息地にもなっており、地元の有志によって様々な保全活動が行われています。
スポット名 | 雨竜沼湿原 |
---|---|
所在地 | 北海道雨竜郡雨竜町338−2 |
登録年月日 | 2005年(平成17年)11月8日 |
面積 | 624ha |
湿地のタイプ | 高層湿原 |
サロベツ原野
サロベツ原野は、北海道北部に位置する豊富町、幌延町にまたがる湿原です。
かつては14,600haの広大な湿原でしたが、大規模な開発により急速に面積は縮小してしまいました。しかし高層湿原としてはいまだ国内で最大規模を誇る湿地です。
現在の面積は約6,700ha。そのうち2,560haがラムサール条約に登録されています。
湿原内にある「ペンケ沼」と「パンケ沼」は、水鳥にとって重要な中継地です。特にオオヒシクイ、コハクチョウの中継地として知られています。
また、春から秋にかけて花を咲かせる色とりどりの湿原植物と、湿原から望む利尻富士はサロベツ原野ならではの景色です。
スポット名 | サロベツ原野 |
---|---|
所在地 | 北海道天塩郡豊富町豊富町、幌延町 |
登録年月日 | 2005年(平成17年)11月8日 |
面積 | 2,560ha |
湿地のタイプ | 高層・中間・低層湿原、淡水湖 |
濤沸湖 (とうふつこ)
北海道の東部、網走市と小清水町にまたがる濤沸湖(とうふつこ)。アイヌ語で「沼の入り口」を意味する「トプッ」が語源とされています。
濤沸湖の特徴は、秋に咲く「アッケシソウ(サンゴ草)」という塩生植物。湖岸が真っ赤に染まる景色は、まるで深紅の絨毯のよう。注目の観光スポットとして人気を集めています。
このほかハマナス、エゾスカシユリ、エゾキスゲなど、40種ほどの野生植物を春から秋にかけて楽しむことができます。
さらに、濤沸湖は国内最大級の渡り鳥の中継地です。「鳥がいつもいる湖」としても知られており、ガンカモ類は毎年約6万羽以上の渡来が確認されています。
スポット名 | 濤沸湖(とうふつこ) |
---|---|
所在地 | 北海道小清水町浜小清水、網走市 |
登録年月日 | 2005年(平成17年)11月8日 |
面積 | 900ha |
湿地のタイプ | 汽水湖 |
阿寒湖
北海道の観光地としてよく知られる「阿寒湖」も、ラムサール条約で保護されている湿地のひとつ。火山活動によりできたカルデラ湖で、周辺には国立公園が整備されています。
阿寒湖といえば、特別天然記念物の「マリモ」。ふわふわとしたボール状の藻類であるマリモは、世界でも例を見ない形なのだそう。阿寒湖では、希少な藻類が多く生息していることでも知られています。
スポット名 | 阿寒湖 |
---|---|
所在地 | 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉 |
登録年月日 | 2005年(平成17年)11月8日 |
面積 | 1,318ha |
湿地のタイプ | 淡水湖 |
風蓮湖(ふうれんこ)・春国岱(しゅんくにたい)
北海道の東端、根室半島の付け根にある風蓮湖(ふうれんこ)は、国内でも有数のオオハクチョウの飛来地です。13本の流入河川や河口付近の塩湿地が、風蓮湖の複雑で独特な景観を生み出しています。
春国岱(しゅんくにたい)は、砂嘴(さし)から発達してできた海岸砂丘です。3つの砂丘から構成されており、ハマナスの大群落、アカエゾマツの純林、巨木の森と、それぞれの砂丘で異なる生態系や野生動物を見ることができます。
スポット名 | 風蓮湖(ふうれんこ)・春国岱(しゅんくにたい) |
---|---|
所在地 | 北海道根室市、別海町 |
登録年月日 | 2005年(平成17年)11月8日 |
面積 | 6,139ha |
湿地のタイプ | 汽水湖、砂州、藻場 |
野付半島・野付湾
野付半島は、北海道東部の根室半島と知床半島の中間にある、釣針のような形をした半島です。
野付半島内に抱かれるように広がるのが、野付湾。日本有数の藻場でもある野付湾は、野付名物の「北海シマエビ」をはじめ、魚介類にとって絶好の産卵、生育の場です。
さらに、野付湾に形成された干潟は魚介類の生息地だけでなく、渡り鳥の飛来地にもなっています。毎年春と秋には2万羽以上の渡り鳥が、中継地として野付湾を訪れます。
スポット名 | 野付半島・野付湾 |
---|---|
所在地 | 北海道野付郡別海町野付 |
登録年月日 | 2005年(平成17年)11月8日 |
面積 | 6,053ha |
湿地のタイプ | 藻場、砂嘴、塩性湿地 |
大沼
大沼は、2012年にラムサール条約にて保護された湖です。北海道南西部にある渡島半島のほぼ中央に位置しており、大沼、小沼、蓴菜湖(じゅんさいこ)の3つの湖から構成されています。
大沼の特徴は、大沼、小沼の湖内にある島々。「流山(ながれやま)」と呼ばれる120ほどの小さな島が浮かんでいます。背景に見える駒ヶ岳とともに、流山が湖面に浮かぶ様子は、まるで日本庭園のよう。美しい景観は大沼最大の魅力と言えるでしょう。
また、蓴菜湖(じゅんさいこ)ではその名の通り「ジュンサイ」という水草が収穫されています。ゼリーのようなツルッとした食感が特徴。鍋や酢の物などで食べるのが一般的です。
スポット名 | 大沼 |
---|---|
所在地 | 北海道亀田郡七飯町大沼 |
登録年月日 | 2012年(平成24年)7月3日 |
面積 | 1,236ha |
湿地のタイプ | 淡水湖 |
全国のラムサール条約湿地
ラムサール条約で保護されている全国の湿地は、2023年12月現在で計53か所。先ほどご紹介した「北海道13か所」以外の湿地を、リストにまとめてみました!
あなたの住むまちにも、ラムサール条約湿地があるかもしれませんよ。
北海道外のラムサール条約湿地リスト
No. | スポット名 | 所在地 | 面積(ha) |
---|---|---|---|
1 | 仏沼(ほとけぬま) | 青森県 三沢市 | 222 |
2 | 伊豆沼・内沼 | 宮城県 栗原市・登米市 | 559 |
3 | 志津川湾 | 宮城県 南三陸町 | 5,793 |
4 | 蕪栗沼・周辺水田 | 宮城県 栗原市・登米市・大崎市 | 423 |
5 | 化女沼(けじょぬま) | 宮城県 大崎市 | 34 |
6 | 大山上池・下池 | 山形県 鶴岡市 | 39 |
7 | 尾瀬 | 福島県 檜枝岐村、群馬県 片品村、新潟県 魚沼市 | 8,711 |
8 | 涸沼(ひぬま) | 茨城県 鉾田市・茨城町・大洗町 | 935 |
9 | 渡瀬遊水地 | 茨城県 古河市、 栃木県 栃木市・小山市・野木町、群馬県 板倉町、埼玉県 加須市 | 2,861 |
10 | 奥日光(おくにっこう)の湿原 | 栃木県 日光市 | 260 |
11 | 芳ヶ平(よしがだいら)湿地群 | 群馬県 中之条町・草津町 | 887 |
12 | 谷津干潟(やつひがた) | 千葉県 習志野市 | 40 |
13 | 葛西海浜公園 | 東京都 江戸川区 | 367 |
14 | 瓢湖(ひょうこ) | 新潟県 阿賀野市 | 24 |
15 | 佐潟(さかた) | 新潟県 新潟市 | 76 |
16 | 立山弥陀ヶ原・大 日平(たてやまみだがはら・だいにちだいら) | 富山県 立山町 | 574 |
17 | 片野鴨池 | 石川県 加賀市 | 10 |
18 | 中池見湿地 | 福井県 敦賀市 | 87 |
19 | 三方五湖(みかたごこ) | 福井県 若狭町・美浜町 | 1,110 |
20 | 藤前干潟(ふじまえひがた) | 愛知県 名古屋市・飛島村 | 323 |
21 | 東海丘陵湧水湿地群 | 愛知県 豊田市 | 22.5 |
22 | 琵琶湖 | 滋賀県 大津市・彦根市・長浜市・近江八幡市・草津市・守山市・野洲市・高島市・米原市・東近江市 | 65,984 |
23 | 円山川下流域・周辺水田 | 兵庫県 豊岡市 | 1,094 |
24 | 串本沿岸海域 | 和歌山県 串本町 | 574 |
25 | 中海(なかうみ) | 鳥取県 米子市・境港市、島根県 松江市・安来市 | 8,043 |
26 | 宍道湖(しんじこ) | 島根県 松江市・出雲市 | 7,652 |
27 | 宮島 | 広島県 廿日市市 | 142 |
28 | 秋吉台地下水系 | 山口県 美祢市 | 563 |
29 | 東よか干潟 | 佐賀県 佐賀市 | 218 |
30 | 肥前鹿島干潟 | 佐賀県 鹿島市 | 57 |
31 | 荒尾干潟 | 熊本県 荒尾市 | 754 |
32 | くじゅう坊ガツル・タデ原湿原 | 大分県 竹田市・九重町 | 91 |
33 | 出水ツルの越冬地 | 鹿児島 出水市 | 478 |
34 | 藺牟田池(いむたいけ) | 鹿児島県 薩摩川内市 | 60 |
35 | 屋久島永田浜 | 鹿児島県 屋久島町 | 10 |
36 | 久米島の渓流・湿地 | 沖縄県 久米島町 | 255 |
37 | 慶良間(けらま)諸島海域 | 沖縄県 渡嘉敷村・座間味村 | 8,290 |
38 | 漫湖 | 沖縄県 那覇市・豊見城市 | 58 |
39 | 与那覇湾 | 沖縄県 宮古島市 | 704 |
40 | 名蔵アンパル | 沖縄県 石垣市 | 157 |
まとめ
日本各地にある湿地帯の中でも、広大な面積を誇る北海道の湿地。しかし、近年では土地の開発などにより、縮小に悩まされている湿地も少なくありません。ラムサール条約による保護は、湿地減少の歯止めをかける活動として期待されています。
北海道観光の際にはぜひ「湿地」を訪れて、自然からの恵みを体感してみてくださいね。