北海道の水族館巡り!デートや家族旅行におすすめの水族館TOP11

北海道の水族館巡り!デートや家族旅行におすすめの水族館TOP11の画像

全国で最も水族館の数が多い北海道。道内には全14カ所の水族館があり、イルカやアザラシ、ペンギン、ラッコをはじめ、さまざまな水生生物・海洋動物を見られます。北海道の水族館は大自然を活かし、野生に近い動物の姿を見られることが特徴です。

こちらの記事では、デートや家族旅行におすすめの北海道の水族館を紹介します。各水族館の見どころをまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

  • おたる水族館は北海道最大の水族館
  • サンピアザ水族館ではアザラシやラッコなどが見られる
  • AOAO SAPPOROは2023年7月にオープンしたばかり
  • サケのふるさと千歳水族館はサケの遡上が見られる
  • 北海道で初めて開館した水族館は市立室蘭水族館
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

北海道にある有名な水族館ランキング!人気おすすめ11選

北海道には多くの水族館があり、なかでも家族のお出かけや恋人とのデート・観光などにおすすめな水族館は次の11カ所です。

北海道の水族館11選

  • おたる水族館(小樽)
  • サンピアザ水族館(札幌)
  • 登別マリンパーク ニクス(登別)
  • サケのふるさと千歳水族館(千歳)
  • 市立室蘭水族館(室蘭)
  • AOAO SAPPORO(札幌)
  • ノシャップ寒流水族館(稚内)
  • 美深チョウザメ館(美深)
  • 標津サーモン科学館(標津)
  • 北の大地の水族館(北見)
  • オホーツクとっかりセンター(紋別)

ここからは、それぞれの特徴や施設情報について詳しく解説します。

1.おたる水族館(小樽)

おたる水族館

おたる水族館は北海道小樽市にあり、年間35万人が訪れる北海道を代表する水族館です。計70基以上ある水槽には、海・川・湖に住む250種類5,000点もの生きものが展示されています。

おたる水族館の見どころのひとつが、アザラシ・トド・セイウチが見られる「海獣公園」です。本館から海に面した場所に設置されており、その海を仕切っただけのプールでは、海洋動物たちのより野生的な姿を見られるほか、海獣ショーも開催されています。また、イルカやオタリアのパフォーマンスのほか、イルカやアザラシのエサやり体験、季節ごとに変わる展示などもあり一日楽しめる水族館です。

営業時間 9:00~17:00(2023年3月18日〜10月15日)
9:00~16:00(2023年10月16日〜11月26日)
最終入館は30分前まで
時期によって変動
定休日 【2023年】
2月24日〜3月17日
11月27日〜12月15日
料金 【通常】
大人(高校生以上):1,800円
小・中学生:700円
3歳以上:350円
【冬期営業】
大人(高校生以上):1,100円
小・中学生:440円
3歳以上:220円
【年間パスポート】
大人(高校生以上):3,600円
小・中学生:1,400円
3〜5歳:700円
駐車場 1,000台(600円)
住所 北海道小樽市祝津3-303
お問い合わせ 0134-33-1400
アクセス JR「小樽駅前」からバスで約25分
札幌から車で約60〜70分
公式HP おたる水族館

2.サンピアザ水族館(札幌)

サンピアザ水族館

サンピアザ水族館は札幌市厚別区にあり、1982年のオープンから親しまれている都市型水族館です。大型ショッピングセンターに隣接しており、JRと地下鉄駅からアクセスしやすいのが特徴。2023年11月末にオープンする新しい商業施設「BiVi新さっぽろ」からも徒歩約5分と近いです。小規模ながらも館内には約200種類10,000点もの生きものが展示されており、代表的な水生動物にはゴマフアザラシやペンギン、コツメカワウソ、ラッコなどがいます。

魚のサーカスショーや餌付けショーをはじめとするイベントも開催されています。また、隣接した大型商業施設で食事や買い物もできるので、大人から子どもまで一日楽しめる水族館です。

営業時間 10:00~17:00
最終入館は30分前まで
定休日 なし
料金 【通常】
大人:1,000円
子ども:400円
シニア(65歳以上):720円
【障がい者】
大人:720円
子ども:320円
【年間パスポート】
大人:2,200円
子ども:1,000円
※駐車場(1,750台):2時間無料・以降30分ごと150円
駐車場 サンピアザ duoの駐車場を利用
※館内の利用金額に応じて駐車料金サービスあり(詳細
住所 北海道札幌市厚別区厚別中央2条5丁目7-5
お問い合わせ 011-890-2455
アクセス 地下鉄「新さっぽろ駅」から徒歩で約5分
JR「新札幌駅」から徒歩で約3分
公式HP 新さっぽろサンピアザ水族館

3.登別マリンパーク ニクス(登別)

登別マリンパーク ニクス

登別マリンパーク ニクスは、登別(のぼりべつ)市にある大型の水族館です。「北欧ロマンと海洋ファンタジー」をテーマとしており、デンマークの中世古城をモデルとした「ニクス城」の中が水族館という造りです。

ニクス城には約400種20,000点もの生きものが展示されており、イルカやペンギン、クラゲ、熱帯魚などを見ることができます。高さ8mの巨大タワー水槽で、南海のサンゴ礁に生息する鮮やかな熱帯魚が泳いでおり、銀河水槽で見られる約10,000匹のイワシが群れを成して泳ぐ姿は、宇宙に浮かぶ星を想像させます。また、ペンギンたちが広場を歩く「ペンギンパレード」は登別マリンパーク ニクスで人気のイベントです。

営業時間 9:00~17:00
定休日 なし
料金 大人:2,500円
4~12歳:1,300円
駐車場(750台):500円/日
駐車場 750台(無料)
※自動二輪は200円
住所 北海道登別市登別東町1-22
お問い合わせ 0143-83-3800
アクセス JR「登別駅」から徒歩で約5分
公式HP 登別マリンパークニクス

4.サケのふるさと千歳水族館(千歳)

サケのふるさと千歳水族館

サケのふるさと千歳水族館は千歳市にあり、千歳川に生息するサケなどの淡水魚を見て学べる水族館です。淡水としては日本最大級の水槽を有しており、館内にある大水槽ではシロチョウザメやイトウの姿を見られ、そのほか世界各地の淡水魚が約10,000匹展示されています。

サケのふるさと千歳水族館の最大の見どころは、千歳川の中をガラス越しに観察できる日本初の「水中観察ゾーン」です。四季折々の千歳川の生きものを観察でき、3月はサケの稚魚、6月はウグイやサクラマス、8月下旬〜冬には遡上する(産卵のために帰ってくる)サケを間近で見ることができます。そのほか、8月下旬頃から見られる、千歳川に設置されている「インディアン水車」を使ったサケの捕獲作業も見どころのひとつです。

営業時間 9:00~17:00
定休日 なし
料金 大人:800円
高校生:500円
小・中学生:300円
駐車場 213台(無料)
住所 北海道千歳市花園2丁目312番地 サーモンパーク内
お問い合わせ 0123-42-3001
アクセス JR「千歳駅」から徒歩で約10分
「新千歳空港」から車で約10分
公式HP サケのふるさと千歳水族館

5.市立室蘭水族館(室蘭)

市立室蘭水族館

市立室蘭水族館は室蘭市にあり、1953年にオープンした北海道内で初めて開館した水族館です。2階建ての造りで約120種類の生きものが飼育・展示されています。1969年から展示されている深海魚のアブラボウズは、市立室蘭水族館のシンボルとなっているほか、室蘭近郊から北海道内、本州方面に生息している珍しい熱帯魚が見られます。

また、海獣ショーではアザラシやトド、ペンギンのショーが開催されており、敷地内には観覧車やメリーゴーランドなどの遊具施設もあるので、家族で楽しめる水族館です。

営業時間 9:30~16:30(4月下旬〜10月中旬)
ゴールデンウィーク・夏休み期間は17:00まで
定休日 10月中旬〜4月下旬
料金 大人:400円
高校生:200円
1歳~中学生(市外在住):100円
1歳~中学生(市内在住):無料
0歳児:無料
駐車場 約200台(無料)
住所 北海道室蘭市祝津町3丁目3-12
お問い合わせ 0143-27-1638
アクセス バス停「みたら・水族館前」から徒歩で約5分
公式HP 室蘭民報みんなの水族館

6.AOAO SAPPORO(札幌)

AOAO SAPPORO

AOAO SAPPOROは、2023年7月20日にオープンしたばかりの新しい都市型水族館です。札幌市中央区の複合施設「moyuk SAPPORO」(モユクサッポロ)の4階〜6階が水族館となっています。元すみだ水族館館長の「山内將生」氏が手掛けており、「生命のワンダー 〜みえないものがみえてくる〜」という展示テーマで、250種類5,000点の生きものが展示されています。イワトビペンギンや世界最小のフェアリーペンギンの展示、水族館の裏側の公開、海の世界にいるような没入感を味わえるデジタルアートなど見どころ満載です。

また、館内はどこでも飲食できるほか、ビールやカクテルが飲める飲食店、ショップもあるので食事や買い物を楽しむことができます。22時まで営業しているので、家族とのお出かけはもちろん、恋人とのデートにもおすすめの水族館です。

営業時間 10:00-22:00(最終入館は21:00)
定休日 なし
料金 大人(高校生以上):2,200円
子ども(小・中学生):1,100円
幼児(3歳以上):200円
3歳未満:無料
(時期によって変動)
駐車場 なし※近隣の有料駐車場を利用、または公共交通機関の利用を推奨
住所 北海道札幌市中央区南2条西3丁目20(moyuk SAPPORO4〜6階)
お問い合わせ 011-212-1316
アクセス 地下鉄「大通駅」から徒歩で約3分
公式HP AOAO SAPPORO

7.ノシャップ寒流水族館(稚内)

ノシャップ寒流水族館

ノシャップ寒流水族館は、稚内(わっかない)にある日本最北の水族館です。1968年7月に開館し、日本で100番目の水族館となりました。館内には、北方系の生きものを中心として約100種1,500点展示されています。水量が90トンもある回遊水槽では、ホッケ・カレイ・ソイ・イトウが泳ぐ姿を見られます。

夏にはゴマフアザラシのショー、冬にはフンボルトペンギンが館内を散歩するイベントなど、季節ごとに変わるイベントが人気です。そのほか、アザラシのエサやり体験では、エサをかわいくおねだりする姿を見られます。また、稚内市青少年科学館が隣接しており、「わっかりうむ」という愛称で親しまれて、家族連れに人気の水族館です。

営業時間 9:00~17:00(4月29日~10月31日)
10:00~16:00(11月1日~3月31日)
最終入館は20分前まで
定休日 4月1~28日、12月〜1月
料金 大人(高校生以上):500円
子ども(小・中学生):100円
未就学児:無料
(稚内市青少年科学館との共通券)
駐車場 30台(無料)
住所 北海道稚内市ノシャップ2-2-17
お問い合わせ 0162-23-6278
アクセス JR「稚内駅」からバスで約15分
道央道士別剣淵ICから車で約4時間(国道40号経由 200km)
公式HP わっかりうむ ノシャップ寒流水族館

8.美深チョウザメ館(美深)

美深チョウザメ館

美深チョウザメ館は美深(びふか)町にあるびふかアイランド内にある水族館です。チョウザメは生きた化石とも称される古代魚で、高級食材「キャビア」の親となる魚です。「サメ」という名前がついていますが、チョウザメはサメの仲間ではありません。姿がサメに似ていることから、チョウザメと名付けられました。

美深チョウザメ館では、世界のチョウザメ8種類が展示されており、飼育の様子を見学できるほか、エサやり体験などができます。見学は無料です。

また、美深チョウザメ館がある「びふかアイランド」は、水と緑をテーマにし、自然と触れ合いながら遊べる自然公園です。敷地内では、びふか温泉自慢の天然温泉やテニスコート、パークゴルフ場などがあり、チョウザメの観察と一緒にアウトドアも楽しめます。

営業時間 9:00~17:00
定休日 月曜日
料金 無料
駐車場 100台(無料)
※びふか温泉の駐車場を利用
住所 北海道中川郡美深町字紋穂内(森林公園びふかアイランド内)
お問い合わせ 01656-2-2595(美深チョウザメ館)
01656-2-2900(びふか温泉)
アクセス JR「美深駅」からバスで約15分
公式HP 美深チョウザメ館|美深町観光協会
チョウザメとは|びふか温泉

9.標津サーモン科学館(標津)

標津サーモン科学館

標津サーモン科学館は、標津(しべつ)町にある専門の水族館です。サケ科魚類の展示数は日本一を誇っており、シロザケをはじめ世界中のサケ科魚類が約30種類も展示されています。サケのライフサイクルに合わせて季節ごとに展示が変わり、9月〜10月には標津川とつながっている「魚道水槽」で、サケが遡上する姿をガラス越しに見られます。川と同じ条件で観察できるので、11月には運が良ければサケが産卵する姿を見られるかもしれません。

さらに、サケの一生を紹介する映像を見ることができ、世界中に生息するサケの生態を深く知ることができます。また、歯がないチョウザメに指をくわえられる「チョウザメ指パク体験」は、子どもから大人までが楽しめるコーナーです。

営業時間 9:30~17:00
最終入館は30分前まで
定休日 5月~10月:無休
2月〜4月、11月:水曜日
12月〜1月:休館
料金 一般:650円
小・中学生:200円
駐車場 272台(無料)
住所 北海道標津町北1西6(標津サーモンパーク内)
お問い合わせ 0153-82-1141
アクセス JR「標茶駅」からバスで約2時間
斜里町から車で約50分
公式HP 標津サーモン科学館

10.北の大地の水族館(北見)

北の大地の水族館

北の大地の水族館は、北見市留辺蘂(るべしべ)町にある水族館です。「山の水族館」という愛称でも親しまれており、世界でも珍しく、山と川に生息する淡水魚を展示していることが特徴です。約50種類3,000匹以上の魚を展示しており、なかでも体長1mを超えるほどの幻の魚イトウが泳ぐ「イトウの大水槽」は圧巻で、イトウの展示数は日本一を誇ります。

世界初の「冬に凍る四季の水槽」は、季節の移り変わりとともに変わることが特徴で、凍った川の底で寒さに耐えながら泳ぐ魚の姿を観察できます。また、日本初の「滝つぼの水槽」は、上流から流れてくる激流に流されまいとしながら、上流からのエサを狙って力強く泳ぐ魚の群れを見られる展示コーナーです。北の大地の水族館は、「道の駅 おんねゆ温泉」内にあり、世界最大級のからくりハト時計塔「果夢林」を見たり、売店でソフトクリームや軽食を楽しんだりもできます。

営業時間 9:00~16:30(11月〜3月)
8:30~17:00(4月~10月)
最終入館は20分前まで
定休日 夏季:4月8日~4月14日
冬季:12月26日~1月1日
料金 一般:670円
中学生:440円
小学生:300円
駐車場 37台(無料)
住所 北海道北見市留辺蘂町松山1-4
お問い合わせ 0157-45-2223
アクセス JR「留辺蘂駅」からバスで約20分
旭川市街から車で約2時間30分
公式HP 北の大地の水族館 山の水族館

11.オホーツクとっかりセンター(紋別)

オホーツクとっかりセンター

オホーツクとっかりセンターは、紋別(もんべつ)市にある日本で唯一の海獣専門保護施設です。「とっかり」はアイヌ語で「アザラシ」を意味しています。ケガなどで衰弱しているアザラシを保護・飼育しており、元気になったら海へ返す活動を行っている施設です。

大きな屋外池が4カ所、屋内池が10カ所あり、ゴマフアザラシをはじめとする約20頭のアザラシたちの生態を観察できます。アザラシの食事や休憩、遊んでいる姿を見られるほか、直接触れたり、エサやり体験したりして楽しめます。アザラシを間近で見たいという方は、オホーツクとっかりセンターに足を運んでみてください。

営業時間 10:00~16:00
定休日 なし
料金 一般:200円
小・中・高校生:100円
幼児:無料
駐車場 100台(無料)
住所 北海道紋別市海洋公園2
お問い合わせ 0158-24-7563
アクセス 紋別空港から車で約10分
公式HP オホーツクとっかりセンター

北海道で一番大きい水族館はどこ?

北海道最大の水族館は、小樽市にある「おたる水族館」です。建築面積は約2,839平方メートルで、館内には50以上の水槽、300立方メートルを超える大型水槽が3基設置されています。サメ・エイ・ネズミイルカ・アザラシをはじめとした、多くの水生生物が見られます。

まとめ

北海道は日本で最も水族館の数が多い都道府県で、アザラシやイルカをはじめとするさまざまな水生生物を見ることができます。家族とのお出かけや恋人とのデートなどで、ぜひ北海道の水族館に足を運んでみてください。

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!