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大豆の加工食品14種を一覧で紹介!加工方法や食品成分表から見た違いや豆知識も

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大豆の加工食品と言えば、豆腐や納豆をイメージする人が多いのではないでしょうか。実は、それ以外にも大豆を加工した食品にはさまざまなものがあります。

今回は、そんな大豆加工食品の種類や加工方法による違い、栄養の違いなどを解説します。記事の後半では大豆食品を購入するときに気になる「遺伝子組み換え大豆」についても分かりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 大豆の日本における歴史は約2000年前から始まっている
  • 大豆加工食品は種類によってさまざまな栄養を持つ
  • 遺伝子組み換え大豆は条件を満たすと表示義務がなくなる
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  • スープカレー特集

日本人に馴染み深い大豆食品

日本人に馴染み深い大豆食品

日本に大豆が伝わったのは約2000年前と言われています。日本最古の書物である古事記に大豆の記載があることからも、古くから日本人の食生活を支えてきた豆であることが伺えるでしょう。

加工技術の進化によって、大豆は味噌や醤油、納豆、豆腐などさまざまな食品として今なお日本人に好まれています。「畑の肉」と呼ばれるほど、植物性タンパク質が豊富で健康効果も期待される大豆について、知れば知るほど魅力が深まります。

大豆からできている食べ物14種

大豆を原料としてできている加工食品にはさまざまなものがあります。まずは、どのような加工食品があるのかみていきましょう。

1.味噌

大豆からできている食べ物:味噌

味噌は、大豆に塩と麹を混ぜ合わせた発酵食品です。米や麦などを原料にする場合もありますが、大豆を使ったものが一般的でしょう。

今でこそ、みそ汁や味噌煮など調味料の位置づけで使われることが多いですが、江戸時代では「おかず」として扱われることが多かったそうです。

2.醤油

大豆からできている食べ物:醤油

醤油は、味噌と同じく大豆を原料とした発酵食品。潰した大豆に塩を漬け込んで熟成発酵させたものが現在の醤油です。醤油が生まれたのは1200年代中頃、鎌倉時代と言われています。当時は「溜(たまり)」と呼ばれており、生産が盛んになった室町時代に「醤油」と呼ばれるようになりました。

「醤油ってもっと昔からあったものじゃないの?」と思う人も多いのではないでしょうか。

醤油は「醤(ひしお)」という調味料から発展して生まれたと言われており、醤の歴史は縄文時代まで遡ることができます。

3.豆腐

大豆からできている食べ物:豆腐

豆腐は中国発祥の大豆加工食品と言われており、日本に伝わったのは700年代の奈良時代です。豆腐の搾り汁(豆乳)に、にがりなどの凝固成分を加えて固めた豆腐は、栄養豊富なのにクセが少なく小さな子供や老人でも食べやすい食感が幅広い年代に好まれています。

現在は、豆腐をさらに加工したものを代替肉やスナックバーにした商品なども販売されており、現在でも日本人の健康を支えている大豆加工食品です。

4.厚揚げ

大豆からできている食べ物:厚揚げ

厚揚げは、豆腐を揚げたものです。豆腐の表面がこんがり揚げられているにも関わらず。中の豆腐に完全に火を通している訳ではないため、豆腐の風味や味わい、食感を楽しむことができます。

周りが揚げられていることで調味料が絡みやすく、さまざまな料理に活用されている大豆加工食品です。

5.油揚げ

大豆からできている食べ物:油揚げ

厚揚げと同じく、豆腐を揚げた加工食品の油揚げ。厚揚げと油揚げの違いは生の豆腐が残っているかどうかです。

厚揚げは豆腐をそのまま揚げるのに対して、油揚げは薄切りにした豆腐の水を切って中心部までしっかりと揚げます。豆腐は加熱されてスポンジ状になるため、独特の食感になるのが特徴です。

水分を含みやすく、味噌汁の定番具材としても使われています。

6.凍り豆腐(高野豆腐)

大豆からできている食べ物:高野豆腐

凍り豆腐とは、名前の通り一度凍らせた木綿豆腐を低温で熟成させて作る加工食品です。一度凍らせてから熟成させることで保存性が高まり、独特な食感を持つことから精進料理には欠かせない食材となっています。

高野山の名物として人気を博したことから「高野豆腐」と呼ばれることもあり、東北では「凍み豆腐(しみどうふ)」、大阪では「ちはや豆腐」と呼ばれることもあるそうです。

7.がんもどき

大豆からできている食べ物:がんもどき

煮物やおでんの定番具材として知られるがんもどき。豆腐の水気を搾り、野菜を混ぜ込んで揚げた食べ物です。凍り豆腐(高野豆腐)と同じく、肉の代用として精進料理に使われてきた歴史を持ち、鶏肉のすり身を丸めて作る「丸(がん)」という料理に似せていることから「がんもどき」という名前がつきました。

8.豆乳

大豆からできている食べ物:豆乳

豆乳は豆腐の原料ともなる、茹でた大豆の搾り汁です。主に豆腐作りに使われていましたが、戦後まもなくして飲料としてそのまま飲まれるようになり、現在でも健康効果を期待して豆乳を愛飲する人が少なくありません。

9.おから

大豆からできている食べ物:おから

茹でた大豆を搾り豆乳を作った際のしぼりカスがおからです。しぼりカスということで安価で売買(場合によっては無料で提供)されていたことから庶民も手に入れやすく、おからは古くから食卓にのぼることの多い食品でした。

おからは徐々に食品としての需要が下がってきたものの、高い健康効果が期待されることから、再び注目を集めています。

10.湯葉

大豆からできている食べ物:湯葉

湯葉は、豆乳を加熱した際にできる表面の薄い膜のことです。刺身のようにそのまま食べたり、汁物の具材としたりと、さまざまな味わい方があります。精進料理としても用いられており、日本で最初に湯葉を精進料理として食べたのは滋賀県の比叡山にある天台宗総本山延暦寺であると伝えられています。

現在は京都で作られる「京ゆば」が日本の湯葉の主流と言えるでしょう。伝統的な懐石料理の一種として、老舗料理店で振舞われることも多いです。

11.納豆

大豆からできている食べ物:納豆

納豆は、加熱した大豆に納豆菌を混ぜ込んでつくる発酵食品です。独特の風味や味わいと粘りから、好き嫌いの分かれる食品としても知られています。諸説ありますが、納豆は秋田県が発祥の地と言われており、伝統的な日本食として世界でも「Natto」として知られています。

12.煎り豆

大豆からできている食べ物:炒り豆

煎り豆とは、大豆を煎ったものです。皮のカリっとした食感と香ばしい豆の味わいや風味が好まれ、古くから子供の菓子などとしても好まれていました。

現代では、2月2日の節分の日に撒く豆として知られていることが多いです。「魔の目に豆を当てて邪を払う」という語呂合わせから、豆まきに煎り豆が使われるようになったという説もあります。

13.きな粉

大豆からできている食べ物:きなこ

きな粉は煎り豆を挽いて作った粉です。豆の風味を強く感じられ、和菓子の定番材料としても使われています。大豆発祥の地・中国で生まれ、大豆と共に日本に渡ったこともあり、日本で長い歴史を持つ大豆加工食品と言えるでしょう。

きな粉は、その見た目から「黄な粉」と表示されることもあり、名前の由来も粉が黄色かったからだという説があります。

14.大豆油

大豆からできている食べ物:大豆油

日本人には馴染みの薄い大豆からとれる油・大豆油。実は、サラダ油やマーガリン、マヨネーズなどの原料として使われており、日本人が古くから食べている油です。日本では菜種油に次いで多く消費されており、食品の他、合成樹脂、塗料、石鹸などにも用いられています。

変身する豆?枝豆・もやしは大豆の仲間

変身する豆?枝豆・もやしは大豆の仲間

おつまみの定番・枝豆や、ナムルや野菜炒めなどにかかせないもやし。これら両方が大豆の仲間であることをご存知でしょうか。

実は、枝豆を完熟させたものが大豆、日の光を当てずに発芽させたものがもやしです。大豆、枝豆、もやしは同じ種族の植物でありながら、食感や味、食べ方が異なります。

「まさか枝豆と大豆ともやしが同じ植物だなんて」と驚く人も多いでしょう。育ち具合や加工方法によって見た目や食べ方、味などが大きく変化することから、大豆は「変身豆」と呼ばれることもあります。

加工方法の違いから見る大豆食品の種類

加工方法の違いから見る大豆食品の種類

大豆は加工方法によって様々な食品になります。それぞれの加工方法についても見てみましょう。

育てる

枝豆を育て完熟したものが大豆、さらに日光を当てずに発芽させたものがもやしです。
大豆は育てると全く違う豆になり、食感や食べ方、味わいも大きく変化していることが分かります。

発酵させる

大豆を発酵させると、味噌や醤油、納豆など独特の味わいや風味が強く見られます。大豆の発酵食品は特に高い栄養価が注目されており、歴史も古いです。栄養について未だ解明されていない頃でも、発酵させた大豆を食べると健康への効果が得られることを昔の人々は体感していたのかもしれません。

絞る

茹でた大豆を絞って出来上がったものが豆乳とおからです。さらに、豆乳は豆腐の原料となり、厚揚げや薄揚げ、凍り豆腐、がんもどき、湯葉などさまざまな料理に用いられています。

大豆の加工食品で最も種類が豊富なのは、大豆の絞り汁からできた食品です。

煎る

大豆を煎って作る煎り豆。さらに煎り豆を挽くときな粉になります。加熱することで大豆の持つ本来の風味が増し、香りや食感を味わいやすい加工食品としても好まれています。

特に、きな粉は日本の伝統的な菓子である和菓子にも多く用いられ、どこか懐かしい優しい香りが子供から年配の方まで広く好まれている加工食品です。

食品成分表から見る大豆食品の栄養

食品成分表から見る大豆食品の栄養

大豆はさまざまな栄養を含み、野菜や豆類のなかでも屈指の高たんぱく食品です。そんな大豆を加工した食品には、どのような栄養があるのでしょうか。

代表的な大豆加工食品の栄養を比較してみました。まずは、茹でた大豆の栄養成分を見てみましょう。

茹でた大豆 100gあたりの栄養
エネルギー 163kcal
たんぱく質 14.8g
カリウム 530mg
カルシウム 79mg
マグネシウム 100mg
2.2g
葉酸 41㎍
食物繊維 8.5g

茹でた大豆はカリウムが豊富なほか、食物繊維も多く含まれています。特に、食物繊維は便通を良くする不溶性食物繊維が多く含まれるため、腸内環境の改善などにも効果が期待できます。

続いて、それぞれの加工食品にどのような栄養が含まれているのかみていきましょう。

エネルギー・たんぱく質

畑の肉と呼ばれる大豆。たんぱく質の含有量は他の豆類に比べると圧倒的に多いです。しかし、加工するとさらにたんぱく質含有量が多くなる食品もあります。

エネルギー たんぱく質
納豆 190kcal 16.5g
きな粉 451kcal 36.7g
木綿豆腐 73kcal 7.0g
がんもどき 223kcal 15.3g
おから 88kcal 6.1g
豆乳 44kcal 3.6g
煎り豆 429kcal 37.5g
凍り豆腐 104kcal 10.7g

エネルギーとたんぱく質が圧倒的に多いのは、煎り豆ときな粉でした。大豆に含まれる植物性たんぱく質は、生の状態が一番多く加工食品の場合は茹でるよりも煎る方が多く残るようです。

ミネラル

体の健康を保つために欠かせないミネラルも大豆加工食品には豊富に含まれています。

カルシウム カリウム マグネシウム
納豆 90mg 660mg 100mg 3.3mg
きな粉 190mg 2000mg 260mg 8.0mg
木綿豆腐 93mg 110mg 57mg 1.5mg
がんもどき 270mg 80mg 98mg 3.6mg
おから 81mg 350mg 40mg 1.3mg
豆乳 15mg 190mg 25mg 1.2mg
煎り豆 160mg 2000mg 240mg 7.6mg
凍り豆腐 150mg 3mg 29mg 1.7mg

ミネラルで注目すべきは、きな粉と煎り豆のカリウムおよび鉄の含有量です。茹で大豆や他の加工食品と比べると、群を抜いて多く含まれていることが分かります。また、カルシウムに関してはがんもどきの含有量の多さが目立っています。

ビタミン・食物繊維

細胞分裂の働きを促す葉酸や第6の栄養とも呼ばれる食物繊維も、大豆には多く含まれています。

葉酸 食物繊維
納豆 120㎍ 6.7g
きな粉 220㎍ 18.1g
木綿豆腐 12㎍ 1.1g
がんもどき 21㎍ 1.4g
おから 14㎍ 11.5g
豆乳 28㎍ 0.2g
煎り豆 260㎍ 19.4g
凍り豆腐 0㎍ 0.5g

葉酸や食物繊維に関しても、きな粉と煎り豆が圧倒的に多く含まれています。意外なのは、高野豆腐です。高野豆腐は葉酸を含みません。また、食物繊維も多いとは言えず、あくまで「肉の代用品」として食感を似せやすいことから精進料理に用いられてたことが分かりますね。

大豆食品で気になる「遺伝子組み換え」ってどういうこと?

大豆食品で気になる「遺伝子組み換え」ってどういうこと?

食品を購入する際「遺伝子組み換え」という表示が気になるという人も少なくないでしょう。

畜産や農業では品種改良という技術が多く使われています。これは、違う品種同士を交配させることで、新たな性質を持つ植物や動物を生み出すことです。冷害に強い作物や病気に強い作物・動物などを作ることで、効率的に畜産や農業を営むために行われています。

しかし、品種改良には長い年月がかかり、新しく生まれた植物や動物が必ずしも意図した性質を受け継ぐとは限りません。

望む性質をピンポイントで継承できる技術として生まれたのが遺伝子組み換え技術です。望む性質の遺伝子を組み合わせることで、新たに生まれる植物や動物は必ずその性質を受け継ぎます。

しかし、遺伝子組み換え技術は不安定で、未知のトラブルによって人間の遺伝子に何らかの影響を与える可能性がゼロとは言えません。このような背景から遺伝子組み換えの食品は忌避される傾向にあります。

一方で現在流通している外国産大豆の多くは遺伝子組み換えと言われています。しかし、以下を満たす食品には遺伝子組み換えの表示義務がありません。

  • 組み替えられたDNAやそれによって生成したたんぱく質が含まれない
  • 原材料の上位3番目以内で重量が5%以下

これらの表示法によって、日本で流通している遺伝子組み換え大豆の加工製品の多くは表示義務がないのです。

大豆食品を選ぶときには、原産地や遺伝子組み換え大豆の使用の有無など、消費者が注意深く調べ、選ぶことも大切だということが分かりますね。

大豆食品の豆知識

大豆食品の豆知識

最後に、大豆食品に関する豆知識を紹介します。大豆食品の奥深さをぜひさまざまな角度から知ってみてください。

大豆加工食品は世界各国で食べられている

日本ではさまざまな大豆加工食品が食べられていますが、そのルーツは中国にあります。また、中国から大豆加工食品が伝わったのは日本だけではないため、アジア各国でも大豆加工食品は広く親しまれています。

世界の大豆加工食品には以下のようなものがあります。

  • トウブ…韓国の豆腐。日本のものよりも固い
  • トーフー…ミャンマーの豆腐。ミャンマーでは、大豆ではなくヒヨコ豆から作ることもある
  • フルフウ…中国で食べられる豆腐を麴で発酵させた食品
  • トウチ…中国で食べられる大豆を塩で発酵させ乾燥させたもの。調味料として使われる
  • テンペ…インドネシア発祥の茹でた大豆をテンペ菌で発酵させた食品
  • ケチャップマニス…インドネシアで一般的に食べられている大豆を原料としたソイソース

この他にも、アジアではさまざまな大豆加工食品があり、現代ではヨーロッパやアメリカなどでも大豆加工食品が食べられるようになっています。

大豆生産日本一は北海道、世界一はアメリカ

日本における大豆の一大生産地は北海道です。そのシェア率は42.5%。ほぼ半分は北海道産大豆と言ってもよいでしょう。とはいえ、大豆は国内自給率が約6%と、流通しているものの多くは外国産です。

大豆は生育環境の影響を受けやすく、自然災害などで収穫量が大幅に減ったり品質が低下してしまうことがあります。そのため、国内の需要を満たすために外国産の大豆を輸入するしかありません。

世界で一番大豆を生産しているのはアメリカです。国土が広いだけあって、その量は圧倒的。続いて、ブラジル、アルゼンチンと続きます。外国産大豆の原産地はこの3国が多いです。

大豆加工食品の一日の摂取目安量は納豆1パック

大豆加工食品の一日の摂取目安量は納豆1パック

大豆に含まれる栄養と言えば「イソフラボン」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

イソフラボンには、がんのリスク軽減や更年期障害をはじめとする婦人科疾患の改善効果が期待されます。一方で、過剰摂取による骨粗しょう症、認知症などのリスクについても現在研究が進められており、食品安全委員会では大豆イソフラボンの1日の摂取上限目安量を70~75mgとしています。

50gあたりの各大豆食品のイソフラボン含有量は以下の通りです。

味噌 25mg
油揚げ 19mg
豆腐 10mg
豆乳 12mg
納豆 36mg
きな粉 133mg

一般的に市販されている納豆は1パック50g程度のものが多いです。味噌や豆腐などさまざまな食品から大豆イソフラボンを摂取することを考え、1日1パック程度の納豆の摂取が健康を維持するうえで望ましいと言われています。

まとめ

大豆食品の種類や栄養について紹介してきました。改めて見ると、大豆加工食品の豊富さに驚きますね。また、加工方法によっても栄養や味わいが大きく異なることも分かりました。

種類豊富だからこそ、体に必要な栄養の有無で大豆加工食品を選んでみてはいかがでしょうか。また、安心して大豆食品を食べるためにも、遺伝子組み換え大豆の有無を消費者が自分で確認することが大切です。

国産品、そして販売者や育成環境が分かる品を選ぶことが、安心安全な食品選びに繋がるでしょう。ぜひ、栄養豊富な大豆加工食品を選んで食べてみてください。

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!