この夏、北海道でバンジージャンプ・ブリッジスウィングしよう!
「北海道に行くからには、思い出に残る特別な体験をしたい!」という方におすすめしたいのが、バンジージャンプやブリッジスウィングです。
バンジージャンプといえば、アミューズメントパークなどで見かけるイメージがありますが、近年は旅行でのアクティビティとしての人気が高まっています。「バンジージャンプは怖いけど、一生に一度はチャレンジしてみたい」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、バンジージャンプやブリッジスウィングの魅力とともに、北海道で楽しめるバンジージャンプ・ブリッジスウィング体験について、詳しくご紹介します。ひと味違う北海道旅行をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
- バンジージャンプはもともとペンテコスト島での成人儀式だった
- ひとえにバンジーと言っても定番のもの以外に種類がある
- 恐怖感を乗り越えることで得も言われぬ爽快感がクセになる
- 日本での死亡事故は意外にもゼロ、事故件数は過去4件
バンジージャンプとは?
バンジージャンプとは、崖や橋の上、高層ビル、特設のジャンプ台などの高い場所から飛び降りるアトラクションです。
一般的なバンジージャンプは、ゴム製の命綱を装着して、高い所から落下するスリルを楽しむというものですが、その歴史を知らない方も多いのでは?
まずはバンジージャンプの基礎知識からご紹介します!
バンジージャンプの歴史
バンジージャンプの原点は、南太平洋に位置するバヌアツ共和国ペンテコスト島での、成人儀式にあると言われています。
「ナゴール」と呼ばれるその儀式は、高い木に作ったやぐらに紐やツタを巻き、その紐やツタを足首に結びつけてジャンプをするというもの。成人した男性が行うことで、自らの強さを示すためであるほか、豊作祈願の儀式でもあったそうです。
このように通過儀礼だったバンジージャンプですが、伸縮性のあるゴム紐を使うことで、誰でも安全に楽しめる現在のアトラクションへと変化していきました。
バンジージャンプの種類
足にゴム紐をくくりつけて飛び降りるスタイルが定番のバンジージャンプですが、この他にも種類があることをご存知でしょうか?
ここでは、定番以外の「逆バンジー」と「紐なしバンジー」についてご紹介します。
逆バンジー
「逆バンジー」とは、その名前のとおり、通常とは逆の「下から上」に向かって打ち上げられるバンジージャンプのことをいいます。
ゴム紐の伸縮性を活かして飛ぶスタイルは「バンジーロケット」とも呼ばれており、中には体を座席に固定して、座席ごと飛び出すものもあります。
紐なしバンジー
「紐なしバンジー」とは、命綱である「ゴム紐なし」で飛び降りるバンジージャンプです。
「バンジージャンプなのに紐がないの?!」と驚かれるかもしれませんが、落下する場所にはネットが張ってあるのでご安心を。高い場所からネットに落ちた後に体験する大きなバウンドは、紐なしバンジーならではの楽しさといえるでしょう。
バンジージャンプとブリッジスウィングの違い
バンジージャンプと似ているようで異なるアトラクションが「ブリッジスウィング」です。
バンジージャンプは「高い所」であれば場所を限定しませんが、ブリッジスウィングを行う場所は「橋」のみです。腰に装着したハーネスと橋を登山用ロープで繋ぎ、橋から川へジャンプするアトラクションが、ブリッジスウィング。その特徴は、飛び降りた後に大きく「スウィング」するところにあります。
橋から飛び降りるスリルと、ターザンのようなスウィングを一度に楽しめるのが、ブリッジスウィングの醍醐味なんです!
バンジージャンプ・ブリッジスウィングの魅力とは?
バンジージャンプとブリッジスウィングの魅力は、なんといっても「非日常でのスリル」を体験できること。普段は立ち入ることのない高い場所に立つだけでも、足がすくむ人がほとんど。一歩踏み出した先にあるのは、バンジージャンプとブリッジスウィングでしか味わえないドキドキやスリルだといえるでしょう。
しかし、バンジージャンプとブリッジスウィングの魅力はそれだけではありません!ここでは、さらなるバンジージャンプ・ブリッジスウィングの魅力についてご紹介します。
日常では味わえない達成感が得られる!
バンジージャンプとブリッジスウィングに共通しているのは、飛び降りるまでの「恐怖心」といえます。その恐怖心を乗り越えた体験からは、日常では味わえない達成感を得ることができるでしょう。
さらに「不安や恐怖を乗り越えてジャンプする」という体験は、人生における様々な困難に立ち向かう勇気につながります。バンジージャンプやブリッジスウィングへの挑戦から得た達成感や自信は、その後の仕事や人間関係にも活きる可能性が大いにあるといえるでしょう。
バウンド&スイングの浮遊感が癖になる?!
バンジージャンプもブリッジスウィングも、参加を決めたとはいえ、飛び降りる直前や飛び降りた瞬間はやはり怖いもの。しかしその後のバウンドやスウィングは、意外にも「気持ち良い」と感じる方が多いそうです。
一般的に「バンジージャンプ」といえば、飛び降りる瞬間が一番の注目ポイントと思われがち。しかし実際は、飛んだ後にやってくるバウンドやスウィングの浮遊感や爽快感が大きな魅力のアトラクションなんです。
また、体験する場所によっては、美しい景観を眺めながらジャンプができることも魅力的です。ジャンプした時に目の前に広がる風景は、まるで本当に空を飛んでいるよう。普段は見ることのできない景色を楽しめるのは、バンジージャンプやブリッジスウィングの醍醐味といえるでしょう。
バンジージャンプ・ブリッジスウィングの注意点
「興味はあるけど、やっぱり怖い!」という方も多いのが、バンジージャンプやブリッジスウィング。いくら命綱があるとはいえ、足がすくむような高い場所から飛び降りるというのは怖いものです。
では、実際に事故のリスクはどのくらいあるのでしょうか?また、これから体験するにあたって覚えておきたい注意点はあるのでしょうか?
ここからは、バンジージャンプやブリッジスウィングに参加する際の注意点について、解説していきます。
事故死率はゼロ?ただし念書などへの同意が必要!
過去日本で、バンジージャンプ・ブリッジスウィングによって亡くなった方は、意外にもゼロ人です。事故件数は過去4件ありますが、これは交通事故に遭うよりもかなり低い確率であることがわかっています。
ちなみに、日本で初めてバンジージャンプが開設されたのは1994年です。約30年間の件数から見ても、バンジージャンプやブリッジスウィングによる事故の確率は、かなり低いといえるでしょう。
しかしバンジージャンプやブリッジスウィングは、危険の伴うレジャーであることは変わりません。そのため、体験する際には運営側から、万が一事故が起こった場合の対応に関する「念書」や「契約書」などの提出が求められることがほとんどです。内容を十分確認し、同意したうえで、バンジージャンプやブリッジスウィングを楽しんでくださいね!
参加するときの服装や持ち物
せっかくのバンジージャンプやブリッジスウィングですから、思いっきり楽しんで思い出に残したいところ。服装などについては、以下の事項に注意すると良いでしょう。
バンジージャンプ・ブリッジスウィング時の注意事項
- スカートは避ける
- 足元はスニーカーなど、空中でも脱げにくいものをチョイス
- 秋~春先は防寒対策も必要
- 眼鏡やゴーグルはNG。コンタクトレンズでもジャンプ中に外れる恐れのある場合は、事前に外しておくこと
- アクセサリーや腕時計などの装飾品もNG。受付時に外しておくこと
また、記念に写真や動画を撮りたいという方は、事前に撮影可能か確認をとっておくと安心です。自撮り棒など特殊なカメラを使う場合には、事前に同意書へのサインが求められる場合があります。
北海道で楽しめる!おすすめバンジージャンプ・ブリッジスウィング体験スポット
ここからは、北海道内でバンジージャンプ・ブリッジスウィング体験ができるおすすめスポットをご紹介します。
北海道旅行の思い出づくりとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。
HOA北海道・ブリッジスウィング
北海道を代表する山々である、日高山脈の麓に「遊びのフィールド」を開設しているのがHOA北海道。1997年に廃校となった小学校を受け継いで拠点とし、ラフティングやカヤックなどのアクティビティを提供しています。
多彩なアクティビティの中でも目を惹くのが「ブリッジスウィング」。 高さ20mほどの橋の上から川に向かってジャンプ!その後のフリーフォールから大きなスウィングまで、一度体験するとクセになる爽快感が待っています。
観光地からは少し離れていますが、北海道の大自然を堪能しながらのブリッジスウィングを、シーズンを通して楽しめるのも嬉しいところ。特に9月末頃からは、見頃を迎えた紅葉に囲まれた中での、特別なブリッジスウィングを楽しむことができますよ!
名称 | HOA北海道アウトドアアドベンチャーズ |
---|---|
住所 | 北海道沙流郡日高町千栄132番地 |
アクセス | 札幌から車で約2時間、JR「占冠(しむかっぷ)駅」より車で約30分 |
電話 | 01457-6-2668 |
料金 | 大人(中学生以上)/6,600円 ※3回まで飛ぶことができます |
参加対象 | 中学生以上 |
予約 | 要 |
開催期間 | 5月上旬~10月中旬 |
集合時間 | 午前コース 9:00 / 午後コース 12:30 |
公式サイト | https://www.rafting-hoa.co.jp |
ニセコOAC・バンジートランポリン
バンジージャンプやブリッジスウィングよりも気軽に楽しめるアトラクションが、ニセコOACが提供している「バンジートランポリン」です。
参加者の体重に合わせた特殊なゴムをつけて、大きなトランポリンでジャンプ!最高8mのジャンプが体験できるというから驚きです!中にはアクロバティックなジャンプを楽しむ方も。
また、こちらのバンジートランポリンは2歳から参加が可能です。子どもから大人まで、ご家族全員で楽しめる貴重なアクティビティといえるでしょう。
「バンジージャンプは怖くて苦手だけど、トランポリンならできそう!」という方も多いはず。ぜひ皆さんでチャレンジしてみてくださいね。
名称 | ニセコOAC(アウトドア・アミューズメント・カンパニー) |
---|---|
住所 | ニセコアンヌプリ国際スキー場 第2駐車場(虻⽥郡ニセコ町字ニセコ482) |
アクセス | 後志自動車道「余市IC」より、車で約1時間10分 |
電話 | 0136-55-8128 |
料金 | 1回5分/1,000円 |
参加対象 | 2歳以上 |
予約 | 不要 |
開催期間 | 7月中旬~9月末 |
公式サイト | https://www.oac-japan.com/ |
まとめ
日常から離れたドキドキやスリルを味わうことができる、バンジージャンプとブリッジスウィング。特別な体験を北海道の大自然の中でチャレンジすることで、忘れられない達成感と爽快感を得ることができるでしょう。
さらに、恐怖を乗り越えた後には、北海道グルメなどの「ご褒美」を味わってみるのもおすすめです!
北海道旅行の際には、バンジージャンプ・ブリッジスウィングで、家族や仲間と特別な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
その他にも、北海道で人気のアクティビティは以下の記事をご覧ください♪