北海道帯広の冬のイベント「おびひろ氷まつり」とは?2023年の開催期間や見どころを紹介

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北海道帯広市で開催される「おびひろ氷まつり」。例年1月末に開催され、2023年には第60回目を迎えます

毎年恒例の氷のすべり台や花火大会のほか、光のサークルや雪上マウンテンバイクなど、第60回目で新たに行われる取り組みもあります。見どころが多く、冬の北海道を1日楽しむことが可能です。

こちらの記事では、おびひろ氷まつりのイベント情報から見どころまで紹介します。

この記事でわかること

  • 2023年で第60回目を迎える
  • 通常開催は3年ぶり
  • 開催期間は1月27日~1月29日の3日間
  • 氷のすべり台や回転人力ソリは子どもに人気
  • 雪や氷でできた像が見どころのひとつ
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

おびひろ氷まつりとは?

帯広氷祭りの会場

「おびひろ氷まつり」とは、帯広市の緑ヶ丘公園で例年1月末に開催される冬のイベントです。帯広市の三大まつりのひとつとして、2023年1月末には60回目を迎え、3年ぶりの通常開催となります。

イベントでは氷の彫刻や花火を見て楽しめるほか、雪や氷に触れて遊ぶ体験ブース、十勝グルメを楽しめるブースがあります。体験ブースでは氷のすべり台や雪上の回転人力ソリがあり、大人だけでなく子どもも楽しめる家族連れに人気のおまつりです。

氷まつりの主催は「帯広のまつり推進委員会」です。「北国の冬にぬくもりとよろこびを」というコンセプトを掲げ、氷を使ったモニュメントやプログラム、十勝のおもてなしで冬の生活を楽しめ、わくわくするおまつりをイベントの趣旨となっています。

2023年おびひろ氷まつりはいつから開催される?イベントの基本情報

2023年のおびひろ氷まつりは、1月27日~1月29日の3日間で開催されます。イベントの基本情報は次のとおりです。

会場 緑ヶ丘公園一帯(グリーンパークや帯広百年記念館のあるエリア)
開催期間 2023年1月27日~1月29日
開催時間 10:00~19:00
入場料 無料
住所 北海道帯広市緑ヶ丘2
アクセス 札幌から電車で約2時間30分
駐車場 帯広厚生病院駐車場を利用可能(1月27日は利用不可)
電話番号 0155-22-8600
問い合わせ先 帯広のまつり推進委員会事務局
公式サイト おびひろ氷まつり公式ホームページ

帯広厚生病院前のバス停から無料のシャトルバスが通っているほか、帯広厚生病院駐車場を利用できる(1月27日以外)ため、車でも公共交通機関でもアクセスしやすいです。会場への詳しいアクセス方法やシャトルバスの時刻表は、公式HPの「アクセス」からご確認ください。

2023年おびひろ氷まつりの見どころやイベント

2023年に開催されるおびひろ氷まつりの見どころ・イベントは次の10コです。

おびひろ氷まつりの見どころ

  1. 大氷雪像
  2. 氷のすべり台・回転人力ソリ
  3. 花火大会
  4. こども氷のお面展
  5. アイスキャンドルや紙袋ランタンの展示
  6. 北海道氷彫刻展冬季帯広大会
  7. おびひろ氷まつり今昔展
  8. 光のサークル
  9. 雪上マウンテンバイク
  10. カーリング体験
■ おびひろ氷まつり2023チラシ表面:PDFはコチラ 帯広氷祭り2023チラシ表面 ■ おびひろ氷まつり2023チラシ裏面:PDFはコチラ 帯広氷祭り2023チラシ裏面

ここからは、それぞれの見どころを紹介していきます。

大氷雪像

氷の大滑り台

会場内には大小さまざまな氷雪像が設置されます。氷雪像を代表する「氷のすべり台」を制作するのは帯広市の陸上自衛隊の隊員で、氷を積み上げ切るなどして、大きな氷のすべり台を作りだします。そのほか会場には氷の彫刻も立ち並び、非日常な幻想的な風景を見ることが可能です。

氷のすべり台・回転人力ソリ

氷の滑り台

氷のすべり台と回転人力ソリは、おびひろ氷まつりを代表する氷雪像のひとつです。氷のすべり台は長さ11メートル、高さ4.5メートルもあり4レーン作られます。また、回転人力ソリは、子どもが9人乗れるソリを帯広青年会議所のメンバーが人力で回す遊具です。会場には、氷のすべり台や回転人力ソリで遊ぶ子どもの楽しそうな声が響き渡ります。

花火大会

帯広氷祭りの花火大会

花火大会もおびひろ氷まつりを代表する見どころのひとつです。2023年の氷まつりでは、1月27日と28日の2日間、19:00から花火が打ち上げられます。冬の澄んだ夜空に打ち上がる花火は圧巻の美しさで、会場内の氷雪像が花火に照らされ幻想的な景色になります。

こども氷のお面展

こども氷のお面展

こども氷のお面展は、1992年からスタートした恒例行事のひとつです。帯広市の小学生たちが思い思いの氷のお面を作って会場にずらりと展示される様子は見ごたえあり。

2023年(第60回)は、なんと総勢26校1442名の児童がお面作りに参加し、個性あふれる素晴らしい作品たちが展示されていますので、氷まつりへ足を運んだら是非1つ1つ見てあげてください。

アイスキャンドルや紙袋ランタンの展示

スノーランタン・スノーキャンドル

会場内にはアイスキャンドルや紙袋ランタンが展示されます。アイスキャンドルは会場内に展示されるだけでなく、おびひろ氷まつりに協賛して地域の各商店街でアイスキャンドルが灯ります。

また、紙袋ランタンは1月27日と28日の13:00~17:00の間に参加無料で体験することが可能です。自宅や学校、幼稚園などで作って持参したものを展示することもできます。

北海道氷彫刻展冬季帯広大会

2023年のおびひろ氷まつりでは、「第39回北海道氷彫刻展 冬季帯広大会」が開催されます。会場内には、氷彫刻の選手が製作した作品が展示され、氷の芸術を見ることができます。

おびひろ氷まつり今昔展

「おびひろ氷まつり今昔展(いまむかしてん)」は、おびひろ氷まつりの歴史を振り返る展覧会です。過去のおびひろ氷まつりの様子を写真で振り返ることができます。59回目となる2022年のおびひろ氷まつりでは、1964年の第1回から27回までの写真が説明文とともに展示されました。

光のサークル

光のサークルは第60回目ではじめて行われる新たな取り組みです。高さ2メートルの照明を約70個用いて、直径15メートルの光の円を作り、真冬の夜空をライトアップします。開催期間中の16時から会場南側で行われます。

雪上マウンテンバイク

雪上マウンテンバイクも第60回ではじめて実施される取り組みのひとつです。雪道でも走れる太いタイヤのマウンテンバイクに乗って走る、爽快感を楽しむことができます。

カーリング体験

おびひろ氷まつりには特設のカーリング場が作られます。おびひろ氷まつりで恒例となっており、子どもから大人まで自由にカーリングを体験できます。

まとめ

おびひろ氷まつりは、2023年1月27日~1月29日の3日間開催されます。当日は氷のすべり台や花火大会などが行われ1日楽しむことができます。
他にも見どころはたくさんありますので、冬の北海道は、ぜひおびひろ氷まつりにも参加してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、千歳市の支笏湖でも同じく氷を楽しむ「氷濤(ひょうとう)まつり」が行われています。帯広から千歳まで高速道路も使って約2時間半かかりますが、こちらのお祭りも要チェックです。

PREZO編集部
PREZO編集部
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