SNSで話題沸騰! 韓国で人気の「麻薬卵」の作り方を紹介

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みなさんは「麻薬卵(まやくたまご)」をご存知ですか?

SNSで爆発的に人気となり、瞬く間に拡散された人気の卵レシピ。とろ〜り半熟卵を薬味たっぷり醤油ベースの甘辛タレに漬け込むだけ!という手軽さが注目を浴びています。

この記事では、麻薬卵のレシピと美味しい食べ方を紹介します。残った漬けダレの活用法も記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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麻薬卵(まやくたまご)ってなに?

麻薬卵(まやくたまご)ってなに?

「麻薬卵」と聞くと少しびっくりしてしまうネーミングですが、怪しいレシピではありませんのでご安心ください。麻薬卵と呼ばれる理由は「麻薬のようにやみつきになってしまうくらい美味しい」という意味で名づけられた韓国版の味付け卵です。

麻薬卵は、もともと韓国の「カンジャンゲラン(カンジャンケラン)」をお手本に考案されました。カンジャンゲランとは、日本語に訳すと「醤油たまご」という意味です。特製の醤油ダレに、半熟卵を漬け込んだもので、それがいつしか日本では「麻薬卵」と呼ばれ人気のレシピになりました。

韓国では「ご飯泥棒」と呼ばれている!?

日本では、麻薬卵と呼ばれているレシピですが、韓国では昔から「ご飯泥棒」と言われているそうです。「まるでご飯が盗まれていくかのように進んでしまうおかず」という意味から、韓国ではそう呼ばれるようになりました。

国は違えど、麻薬卵は韓国でもかなり人気のおかずのようですね。

日本でもSNSをきっかけに人気が爆発

現在では、テレビや有名YouTuberがこぞって麻薬卵のレシピを紹介しています。YouTuberであるヒカキンさんの麻薬卵レシピは、2022年7月現在で再生回数530万回以上を記録しています。この数字を見ただけでも、麻薬卵の人気ぶりが伺えますよね。

また、テレビでは​​2022年3月に朝の情報番組「スッキリ」や「ラヴィット」で麻薬卵のレシピが紹介されました。YouTubeやテレビで紹介された麻薬卵は、ますます人気になり、知らない人はいないくらい日本で人気を博しています。

麻薬卵の材料と事前の下ごしらえ

麻薬卵の材料と事前の下ごしらえ

この項目では、麻薬卵の材料と下ごしらえについて解説します。

材料

まずは、麻薬卵に使われる材料をご紹介します。麻薬卵の材料と分量は以下の通りです。

今回は、卵6個分を基本として材料をご紹介していきます。

材料 分量
6個
長ネギ 1/2 本
玉ねぎ 1/2 個
ニンニク 1欠け
唐辛子 1本
白ゴマ 大さじ1.5
砂糖 大さじ3
醤油 150ml
150ml

麻薬卵に使う長ネギは、代わりに青ネギでも構いません。玉ねぎは、麻薬卵の味のキーポイントになるのでなるべく入れるようにしましょう。

また、生のニンニクがない場合は、チューブニンニクでも代用できます。チューブの場合は、大体2cm位が目安です。そして、水と醤油の比率は分量が変わっても1:1です。唐辛子は、基本的に一本ですが辛いのが得意な方は、増やしても良いでしょう。

下ごしらえ

麻薬卵の下ごしらえは、長ネギ・玉ねぎ・ニンニクを全てみじん切りにしておきましょう。

卵を茹でている間に刻む方法もありますが、麻薬卵は半熟卵を目指すので、茹で加減が難しいです。そのため卵を茹でるのに集中するために、あらかじめ野菜を刻んでおきましょう。

また、玉ねぎの辛みが強い場合は水に晒すなどしておくのがおすすめです。水に晒した玉ねぎは、よく水を切ってくださいね。

麻薬卵の作り方

麻薬卵の作り方

下ごしらえを終えましたら、次はいよいよ麻薬卵の作り方をご紹介します。

①鍋にお湯を沸かして卵を茹でる

まずは、大きめの鍋に水を入れてお湯を沸かします。

水の量は、卵全体が浸るくらいがベスト。お湯が沸騰したら、卵を冷蔵庫から取り出してそのまま鍋に入れます。卵を鍋に入れる時は、割れないように注意しましょう。勢いよく鍋に入れてしまうと、殻が割れて白身が出てしまうからです。

卵を鍋に入れる際には、お玉やザルを使って優しく入れるのがポイントです。茹で時間は、冷蔵庫から取り出した卵なら6分、常温の卵なら5分半で問題ありません。

②茹で時間の間に「漬けダレを作る」

卵を茹でてる間に、漬けダレを作りましょう。

深めの保存容器に、先ほどの刻んだ野菜と調味料を全て加えてよく混ぜ合わせます。砂糖は、底に溜まりやすく溶けにくいので、よく混ぜるようにしましょう。

全体に混ぜ合わせたら、漬けダレの準備は完了です。漬けダレが完成したら氷水を用意してください。水の量は、卵全体が浸るくらいがベスト。

③卵の殻をむいてタレに漬け込む

卵が茹で終わったら、ザルに上げすぐに冷水に浸します。2〜3分ほど置いて粗熱がとれたら、殻をむいていきます。殻をむく時は、卵同士をぶつけてヒビを入れて冷水の中で優しくむいていきましょう。

半熟卵の白身は柔らかいので、そーっとむくのがポイント。そして、殻をむいた卵についている水気をキッチンペーパーで拭き取りましょう。水分を拭き取ることで、味が染み込みやすくなるからです。

卵を全てむきおわったら、先ほど作った漬けダレに卵を漬け込んでいきましょう。

④冷蔵庫で一晩寝かせたら完成!

漬け込んだ卵を冷蔵庫で一晩寝かせたら完成。あとは、ご飯にのせておいしくいただくだけです。麻薬卵は、卵を茹でてタレに漬けるだけで意外と簡単にできます。

「一晩寝かせたら完成」と記載しましたが、6時間寝かすだけでおいしく仕上がりました!という方もいるので、時間帯を区切って味を確かめるのも良いかもしれませんね。

麻薬卵のアレンジレシピ

麻薬卵のアレンジレシピ

麻薬卵は、アレンジ次第でさまざまな料理に使えます。

ラーメンにトッピング

麻薬卵は、ご飯やおつまみに合うだけでなく、ラーメンのトッピングにもおすすめです。

ご自宅でラーメンに麻薬卵をトッピングすると、豪華なラーメンに早変わり。漬けダレのネギをたっぷり乗せれば、また違う味わいが楽しめます。また、麻薬卵には唐辛子も入っているので、辛味のアクセントもプラスされるでしょう。

残ったタレは万能調味料!

麻薬卵は、漬けダレだけが残ってしまうことが多いです。残ったタレは、旨味がたっぷりと染み込んでいるので、万能調味料としてあらゆる料理に大活躍します。

例えば、唐揚げのタレにして油淋鶏風にしたり、冷奴や餃子のタレにしたりと、さまざまな料理に使えます。残ったタレだけでも相当美味しいので、麻薬卵のタレを余すことなく活用しましょう。

麻薬卵に関するよくある質問

ここでは、麻薬卵に関する気になる疑問をまとめてみました。

保存期間は?

麻薬卵の保存期間は、冷蔵庫で4〜5日程度です。ただし、冷蔵庫で保存していなかった場合やしばらく常温で放置した状態で置いておくと、雑菌が繁殖し、賞味期限は短くなります。また、残った漬けダレは冷蔵保存で5〜8日ほど。

保存期間を延ばすポイントは、清潔な容器で保存することと、常温で長く放置しないことです。麻薬卵は、粗熱がとれたらすぐに冷蔵庫に入れるようにしましょう。

辛いのが苦手です

辛いのが苦手な方は、今回ご紹介した唐辛子の量を少なくしても美味しく作れます。また、小さなお子さんがいるご家庭は唐辛子なしがおすすめ。辛いのが苦手な方は、無理せず唐辛子の量を調節してくださいね。

まとめ

ここまで、麻薬卵のレシピと美味しい食べ方をご紹介してきました。

麻薬卵は、もともと韓国の卵料理でSNSをキッカケに日本でも人気を博しています。作り方も簡単で、卵を茹でて漬けダレに漬け込むだけです。半熟卵のトロトロ加減とパンチの効いたタレが、絶妙にマッチしたまさにやみつきになるレシピ。

ぜひ、みなさんも一度は麻薬卵を作ってみてくださいね。

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!