富良野ラーメンが今アツい！ 世界的レストランガイドも注目する至極の一杯

2度の実績を持つ「富良野とみ川」

富良野とみ川は、グルメガイドにおいて2012年と2017年の2回選出されている名店。JR富良野駅から車で約40分の市街地からやや離れた場所にお店構えており、テレビドラマ「北の国から」のロケ地で知られる麗郷（れいごう）でこだわりのラーメンを提供しています。

創業は1997年で、木造の小屋のような外観はなんとなくドラマのワンシーンを彷彿とさせます。

この3つにこだわったラーメンに魅了され、遠方からわざわざ食べにくるファンも多いとか。

メディアでも話題の「らぁめん支那虎（シナトラ）」

富良野駅の改札から東5条通りを10分ほど歩くと見えてくる、商業施設「フラノマルシェ」に入るお店です。印象的な紺色の暖簾がかかっているので、すぐに見つけられます。

今年で創業20年ほどになるこの同店は地元民に人気が高く、2012年にレストランガイドに選出される前からテレビ番組などでよく紹介されていたそうです。人気は今も健在で、昼には行列ができる日も多いとのこと。特にラベンダーが見頃を迎える夏場は旅行者が多く、列もさらに長くなります。並ぶ際は熱中症に注意しましょう。

地元で愛される塩ラーメン「助六」

富良野駅から7分ほど歩くと見えてくるのが、味のある「ラーメン・助六・生蕎麦」の看板。「助六」は創業から60年以上の、地元の方達に人気のお店です。

そばやうどんもありますが、一番の人気は「塩ラーメン」。メニューにも「創業以来オススメ」の文字が描かれています。助六の塩ラーメンは、透き通ったスープに鶏と魚介のうまみがしっかり入っています。

やや強めの塩みも相まって、昔風ラーメンという感じです。強めの火でしっかり焼き上げられた餃子も独特で、いい味を出しています。お店のどこか懐かしい雰囲気を楽しみつつ、長年地元の方達に愛されてきた味を楽しんではいかがでしょう。

オムカレーも食べられる「山香食堂」

富良野駅からやや離れた国道沿いにある「山香食堂」は、ご当地グルメ「富良野オムカレー」で人気の定食屋さんです。こちらも創業から50年近く経つ老舗で、小豆色ののれんや昭和を感じる建物の雰囲気がいい味を出しています。

あっさりとしたシンプルな醤油ラーメンやかつ丼、カレーなども一緒に頼めますので、お腹いっぱいに食べたい人におすすめなお店です。

ちなみに、あんかけがかかった「山香ラーメン」は、寒い時期でも体がぽかぽか温まりますよ。

ログハウスのような店構え「らあめん ほしの希」

「らあめん ほしの希」は、中富良野駅とラベンダー畑駅のちょうど中間に位置しています。「なかふらの北星山ラベンダー園」の近くにあります。山小屋を思わせるお店は、店内も駐車場も広々としており、家族連れで行ってもゆったりと利用できるでしょう。

ラーメンは塩、味噌、しょう油から選べます。トッピングのきくらげがとても肉厚でいいアクセントになります。自家製チャーシューが5枚乗ったチャーシュー麺は、お値段700円（税込）とリーズナブル。

店主さんは気さくな方で、お店のゆったりした雰囲気にもあらわれています。運が良ければ占いが得意な店主さんに手相を見てもらえるかも!?

富良野とみ川の2号店「富川製麺所」

「富川製麺所」は「富良野とみ川」の2号店として、富良野駅近くの日の出町で平成21年にオープンしたお店。「製麺所」という名前の通り麺にこだわっていて、味噌、しょう油、塩、つけ麺と、それぞれの味に合わせた自家製麵が特徴的。

富良野とみ川の地産地消・化学調味料不使用のこだわりはそのままに、本店とはまた違った味わいが楽しめます。また、新千歳空港店にも支店があるので、富良野で行けなかったという人は帰路の前にこちらへ。

煮干しとまぜそば好き注目「煮干中華ゆきと花」

富良野とみ川が「フラノマルシェ」に出店している別コンセプトのお店。メインは、煮干中華とまぜそばです。特に煮干中華そばは、煮干し出汁が好きな人にはたまらない一品。

季節ごとにメニューがどんどん入れ替わっていくので、いつ行っても新しい味に出会えるのもこのお店の特徴。富良野のエゾ鹿の肉を使った「ふらのジビエラーメン」や、家系ラーメン、二郎系ラーメンにアレンジした限定メニューなど、アッと驚くラーメンばかりですよ！

チーズが得意な「カフェレストランかりん」

カフェレストランかりんは、昭和52年創業の「町の喫茶店」といった外観のお店です。同店のおすすめは、看板にも書いてある「チーズラーメン」。様々なメディアに取り上げられていて、「富良野チーズラーメン」の発祥の店にもなっています。

ラーメンにのっているのはただのチーズではなく、富良野ワインチーズ（日本初のワイン入りチーズ）です。食べ方は少しずつチーズをスープに溶かしながら、麺と絡めて食べるのがベスト。こちらのお店では「富良野オムカレー」にも富良野ワインチーズをのせて召し上がることもできます。

富良野で札幌ラーメン「富良野五郎ラーメン」

富良野五郎ラーメンの由来はもちろん「北の国から」の主人公の名前からいただいたもの。札幌ラーメン風の黄色い縮れ麺を使っているのが特徴で、特にしょう油と味噌が人気。スープには上富良野ポークの背油を使用しており、こってりでもあっさりでもない、程よい味付けとなっています。

店内はテーブル席も多いので、ご家族全員でゆったり楽しめます。黄色い看板が目印です。

田んぼの真ん中に佇む「ひがしなか厨房 建蔵」

ひがしなか厨房 建蔵は、人気スポット「ファーム富田ラベンダーイースト」（日本最大級のラベンダー畑）近くの道沿いにあります。山小屋のような外観と、中は何かの職人の工房のような独特な雰囲気があります。周囲は一面田んぼでのどかな雰囲気です。

おすすめの「旨辛めんたいこラーメン」は、味噌、塩、しょう油から選べます。また、チャーシューで巻かれた焼き明太子の辛さがヤミツキになる美味しさで堪りません。