ブラックフライデー20%OFF!会員様限定

ゲスト さん

餃子のまち、札幌!? 宇都宮と浜松に続けと、凌ぎを削る札幌餃子店10選+特別編3選

餃子のまち、札幌!? 宇都宮と浜松に続けと、凌ぎを削る札幌餃子店10選+特別編3選の画像

子供から大人まで、老若男女を問わず人気のおかずと言えば、そう餃子。餃子県や餃子のまちとして、栃木県宇都宮市や静岡県浜松町が有名ですが、最近にわかに札幌市内に個性豊かな餃子店が増え始めています。こ、これは札幌に餃子ブームと到来か!? はたまた、餃子のまちへの第一歩か。

北海道ならではの食材を活用した餡(あん)や、ちょっと変わり種の餃子まで。今気になる餃子店をピックアップしてみました。

  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

札幌餃子の特徴と強み

札幌餃子の特徴と強みのイメージ

手作りや焼き方の工夫は、もはや当たり前。札幌で人気の餃子店を見渡してみると、各店でウリにしているのが “道産の食材” を使っているということ。

たしかに北海道は、山の幸も海の幸もとにかく豊富。札幌の餃子は、鮮度の良い食材を上手に使い、食感や味わいで各店個性を発揮しているように見受けられます。使う食材や素材に合わせて、餃子そのものの形や大きさを決めているといっても過言ではありません。

ラムやジビエ餡はまさに北海道らしさ満点

北海道にはジンギスカンの文化があるため、ラムやマトンといった羊肉は身近な食材のひとつ。また、洒落た餃子店ではエゾシカ肉を使った餃子を提供しています。ラムとエゾシカは、クセがあると言われていますが、餃子にはニンニクや生姜が使われていたりするので気になりません。また、クミンなどのスパイスを使ったエスニックな餃子を提供している店もあります。

モチモチは道産小麦が決め手

餡に使われる食材に加えて、やはり餃子専門店では皮も大事。札幌の餃子店では北海道産の小麦粉を使用しているところが多く目立ちます。

北海道には有名な小麦がいくつもあるので、それぞれに厳選して皮を作っているようです。パンなどにも採用される「春ゆたか」は、特にモチモチとした食感が出ると言います。

札幌餃子の食べ方

札幌餃子の食べ方のイメージ

前述の通り、札幌餃子は地産地消を意識しているお店が多いです。また、人気店を見てみると下記のような食べ方や提供方法がベースになっているように思います。

焼き餃子が基本

札幌の人気店をリサーチしたところ、ほとんどのお店が「焼き餃子」で提供していました。サブメニューとして水餃子や揚げ餃子を用意している店もありますが、各店のクチコミを見ても、焼き餃子が圧倒的に支持が高いです。

ザンギとのセットも定番!

関東でも唐揚げと餃子が一括りにされることが多いようですが、ここ札幌では北海道グルメの代表格・ザンギと餃子がセットになっている店もまぁまぁあります。定番おかずということでしょうか。

タレはわりと普通

札幌餃子は、タレに特徴や個性を出している店はさほど見受けられません。醤油、ラー油、お酢の定番がほとんど。中には、ポン酢を用意している店や味噌ダレやネギorニラ入りダレを用意している店が数店ありました。

餡と皮の両方に北海道の良い素材を使用しているので、素材の味を楽しんでほしいということで、タレには力を入れていないのかもしれません。

札幌でおすすめの餃子店10選

餃子店が増えている札幌で、どこに行こうか迷ったら、ぜひこちらを参考にしてみてください。各店の餃子の特徴も要チェック!

中央区・東区でおすすめの餃子店

餃子と小籠包 キリン

餃子と小籠包 キリン

いつも満席で、予約をしないと入れないほどの人気店。小籠包も扱っているのですが、同店で一番人気なのが “焼き餃子” なのです。

ぷっくりと丸みのあるフォルムで、中には餡がたっぷり入っていてボリューム満点。餡(あん)は野菜が多めで全体的にさっぱりと味わい。皮は厚くてもっちりとして食感です。「大きいけど何個でも食べられる」というファンが多数いるお店です。

店名 餃子と小籠包 キリン
住所 札幌市中央区南3条西6丁目4-2 狸小路市場
アクセス 地下鉄すすきの駅・大通駅から徒歩約10分
電話番号 011-261-8811
営業時間 17:00~20:00
定休日 日曜日

餃子 すぐるや

餃子 すぐるや

赤い提灯が目印の「餃子 すぐるや」は、ススキノのど真ん中にある餃子専門店です。夜のみの営業で、元和菓子職人の店主がひとりで切り盛りしています。

中国人から教わった餃子の美味しさに衝撃を受け、独学で餃子の研究をしたそう。メニューは餃子のみで、全6種類。カレールゥを餡にして詰めた「華麗なる餃子」が人気の一品。皮は薄めで、口に運んだ時にジューシーな肉汁が溢れれます。

オーダーを受けてから餡(あん)を包んで仕上げるのが、店主のこだわり。

店名 餃子 すぐるや
住所 札幌市中央区南6条西3丁目6-16
アクセス 地下鉄すすきの駅から徒歩約5分
電話番号 011-512-1001
営業時間 19:00~24:30
定休日 日曜日

餃子とジビエ タビビトハンテン.

餃子とジビエ タビビトハンテン.

餃子とジビエ、豊富な海鮮料理が揃う居酒屋です。“餃子はのみもの”をコンセプトにしているタビビトハンテン。同店の餃子は、北海道当別町の契約農場から仕入れた豚肉を100%使用しており、スタッフが一つひとつ手作りしています。

味付けは控えめで、道産豚肉のジューシーな肉汁が口いっぱいに溢れます。皮もツルっとすべりが良く、コンセプトの通りにどんどん食べ進められる美味しさです。

店名 餃子とジビエ タビビトハンテン.
住所 札幌市中央区南1条西13丁目317-2
アクセス 地下鉄西11丁目駅から徒歩約5分
電話番号 011-522-9442
営業時間 11:30~LO13:30、15:00~LO22:00
*土曜・日曜・祝日は15:00~LO22:00の通し営業
定休日 月曜日
公式サイト https://tabibitohanten.com/

餃子とワイン 果皮と餡

餃子とワイン 果皮と餡

イタリアンのシェフが “ワインに合う餃子” を提供するお店。隠れ家のようなオシャレな空間デザインとあって、女子会やデートにもぴったり。

食材は皮から餡まで北海道産にこだわり、フレンチやイタリアンのメインディッシュのような作り。餡には「ひまわりポーク」や十勝トヨニシファームの「豊西牛」などを使い、白菜やクワイといった野菜が練り込まれていて食感もグッド。新感覚の餃子を楽しみたい人におすすめです。

店名 餃子とワイン 果皮と餡
住所 札幌市中央区南1条西7丁目11-2
アクセス 地下鉄大通駅から徒歩約10分
電話番号 011-251-5623
営業時間 11:30~14:00、17:00~23:00
*日曜・祝日は12:00~21:00の通し営業
定休日 火曜日
備考 中央区宮の森にも店舗あり
公式サイト https://kawatoann.jp/

SAPPORO餃子製造所(本店)

SAPPORO餃子製造所

東区の本店ほか、サツエキBRIDGE店・狸小路店・二十四軒店・白石店と全5店舗を展開(2022年6月現在)。2016年に営業を開始した同店は、実は “大阪王将” の別ブランド!

看板メニューは、1つが大きい「大粒餃子」。北海道小麦をブレンドしたもちもちの厚い皮、北海道野菜&国産肉の餡に秘伝の調味料と道産調味料を合わせた食べ応えのある餃子です。言わずと知れた “大阪王将” の別ブランドだけあって、安定した味わいが楽しめるのが特徴です。自慢のタレザンギとのセットも人気があります。

店名 SAPPORO餃子製造所(本店)
住所 札幌市東区北12条東13丁目2-31
アクセス 地下鉄環状通東駅から徒歩約8分
営業時間 11:00~22:00
定休日 なし
公式サイト https://sapporo-gyoza.jp/

西区でおすすめの餃子店

好吃餃子店(ハオチーギョウザ)

ハオチー餃子店の一番の魅力は、なんといってもコスパの良さ。一番人気の餃子定食は、550円~というから驚きです。

中国大連出身の女性店主がひとりで営むお店で、もちろんすべて手作り。注文を受けてから餡(あん)を包んで焼き上げてくれます。皮はカリッとしながらモッチリ感もあり、中からは熱々の肉汁がジュワッ~。餡の種類はキャベツ・セロリ・三鮮(海老とニラ)の3種類から選択(料金がそれぞれ異なる)。モッチリ&つるんとした水餃子もありますよ。

場所はJR「琴似駅」から徒歩約7分のところにあります。

店名 好吃餃子店
住所 札幌市西区八軒3条西1丁目5-1
石垣Aマンション1階
アクセス JR琴似駅から徒歩約7分
電話番号 011-616-0111
営業時間 11:30〜15:00、16:00〜20:30
定休日 火曜日

餃子と中華 つつみ人

餃子と中華 つつみ人

札幌市西区宮の沢にある中華料理店で、「北海道コンサドーレ札幌」の専用練習場が隣接する「白い恋人パーク」から徒歩約7分の場所にあります。同店で人気があるのが、コンサドーレ札幌に所属する福森晃斗選手公認の『フクモリ餃子』です。

チームカラーでもある赤と黒の2色の皮が印象的な餃子は、見た目のインパクトだけでなく、その美味しさにも定評あり。赤い餃子は肉汁たっぷりの餡(あん)を、黒の餃子は具材にジャガイモが練り込まれていてホクホクとした食感を楽しむことができます。

聖地巡礼さながらに、コンサファンで賑わうお店なので、時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。

店名 餃子と中華 つつみ人
住所 札幌市西区宮の沢1条1丁目6-27
アクセス 地下鉄宮の沢駅から徒歩約3分
電話番号 011-624-6399
営業時間 11:30〜15:00、17:00〜21:30
定休日 火曜日、第2・3月曜火
公式サイト http://tsutsumibito.com/

北区・南区でおすすめの餃子店

餃子 小籠包 富士山(ふじやま)

餃子 小籠包 富士山(ふじやま)

JR札幌駅北口近くに、2020年10月にオープンしたお店です。札幌大通エリアにある飲食店「大衆酒場 富士山」の姉妹店で、昭和レトロな店内の造りがエモいと人気。挽きたての餡と伸ばしたての皮、焼きたて&蒸したての本格点心を提供しています。

餃子はコロッとした厚めでもっちりしたタイプ。ニラと道産豚肉の餡がぎっしりと詰まっていて、口に入れると肉汁がかなり溢れます。肉団子・汁なし担々麺・水餃子・小籠包のほか、ランチタイムは定食もあるので、気軽に立ち寄れるのも魅力です。

店名 餃子 小籠包 富士山
住所 札幌市北区北8条西4丁目16-6 志村ビル1階
アクセス JR札幌駅北口から徒歩約5分
電話番号 011-709-2000
営業時間 12:00〜14:00、17:00~23:00
*土曜・日曜・祝日は通し営業
定休日 なし

手作り鉄鍋餃子 双龍(そうりゅう)

手作り鉄鍋餃子 双龍

元力士「北の翔」が手掛けるお店で、町の小さな定食屋ながら、知る人ぞ知る名店と餃子ファンの間でも有名です。こだわりは北海道産野菜がたっぷりの餡、そしてモチモチの皮。子供から大人まで楽しんでほしいと、ニンニクや香辛料が控えめなのも好印象です。

餃子は野菜たっぷりなので、キャベツの甘みがよく出ていて◎。子供でも食べやすいようにと、焼きたて熱々というよりは、いい感じの熱さでひと口でパクッといけちゃいます。通常の餃子に加え、キムチ餃子やジャンボ餃子、炒飯やあんかけ焼きそばなどメニューも豊富です。

店名 手作り鉄鍋餃子 双龍
住所 札幌市北区新琴似6条11丁目1-6
アクセス 地下鉄麻生駅から車・バスで約8分
電話番号 011-807-9937
営業時間 11:30~21:00
定休日 水曜日
備考 会計は現金のみ
公式サイト https://www.gyoza-soryu.com/

中華料理 豊楽園 川沿店

本店は札幌市東区北28条で、こちらは真駒内エリアに姉妹店です。豊楽園は、回鍋肉定食や焼肉定食、海鮮あんけけ焼きそばなど気軽に利用できる中華料理屋さんですが、リピーターの間で人気が高いのが手作り餃子です。

皮がサクッと焼き上げられた餃子は、噛むとややモチッとした食感。肉汁が溢れる小籠包系で、餡もたっぷり詰まっています。まるっとした餃子なので、食べ応えも十分。リーズナブルな料金設定で、平日・土日ともに地元客でいっぱいです。

店名 中華料理 豊楽園 川沿店
住所 札幌市南区川沿17条2丁目1-1
アクセス 地下鉄真駒内駅から車・バスで約10分
電話番号 011-573-8811
営業時間 11:00~15:00、17:00~22:00
定休日 不定

ユニークな餃子が食べられる人気店

ここでは、個性や特徴が際立つ札幌の変わり種餃子店を紹介します。北海道民にはお馴染みの、あのお店も♪

初耳の “炊き” 餃子「餃子&」

かつてススキノで「北の餃子酒場 上々」として営業していましたが、場所も店名も新たに円山地区に2021年移転リニューアル。もちもちの水餃子や野菜の旨みがたっぷりの焼餃子をはじめ、ラム餃子、バジルバター水餃子といった変わり種を楽しめるのが魅力です。

「北の餃子酒場 上々」時代から人気だった「鶏白湯炊き餃子」は今も健在。炊き餃子というのは元々博多名物なのですが、北海道食材を中心にオリジナルメニューとして開発。餃子は濃いめの味付けで、あっさりの鶏白湯とも好相性。皮もぷるぷるで、寒い冬に恋しくなるようなそんな一品です。

店名 餃子&(ギョウザアンド)
住所 札幌市中央区南3条西23丁目2-23
エクセルハイム円山1階
アクセス 地下鉄円山公園駅から徒歩約8分
電話番号 011-590-1346
営業時間 16:00~23:00
定休日 なし

ひと口で北海道を旅できる「ぎょうざ北大陸」

ぎょうざ北大陸すすきのはづれ

ハンバーグで有名な「ノースコンチネント」が運営する餃子専門店。店名には「すすきのはづれ」と付くのですが、店舗があるのは札幌市中央区南5条西7丁目ということで、実際にススキノの外れにあります。

餃子の皮は男爵イモ約40%練り込んだ「いももち皮」を使用。かなりもっちりとした食感を楽しむことができます。餡はハンバーグ店として15年以上営業を続けてきた技術が詰め込まれており、ジューシーさやスパイスの使い方が上手。トマトを練り込んだラザニア風の牛肉餃子や、ヨモギやスパイスでクセをコントロールした鹿肉餃子、鶏モツを使った揚げ餃子も人気です。

店名 ぎょうざ北大陸すすきのはづれ
住所 札幌市中央区南5条西7丁目9-4
ドミ18ロイヤル(1階路地の奥)
アクセス 地下鉄すすきの駅から徒歩約10分
電話番号 011-213-0815
営業時間 15:30~翌1:00
定休日 日曜日
公式サイト http://www.north-continent.co.jp/

ぎょうざカレーは道民食「みよしの」

みよしののぎょうざカレー

札幌を中心に、全道に27店舗を構える「みよしの」は、北海道民なら誰でも知っている老舗。早い・安い・旨いと三拍子揃ったお店で一番人気&テッパンメニューとなっているのが、ぎょうざカレー。

名前の通り、カレーライスに餃子がのっているのですが、これがまた合うんです。カレーは甘口と辛口を選択可能、ぎょうざは別盛りも対応してくれます。新鮮な野菜と卵、秘伝のスパイスで味付けしたたっぷりの餡は食べ応え十分。薄くてプリプリの皮もおいしいです。札幌市民・北海道民がつい “食べらさる” 一品です。

店名 みよしの 狸小路店
住所 札幌市中央区南3条西2丁目16-4
アクセス 地下鉄大通駅から徒歩約5分
電話番号 011-231-3440
営業時間 11:00~21:00
定休日 なし
備考 札幌市内に22店舗、苫小牧・旭川・千歳・恵庭にも店舗あり
公式サイト https://miyoshino-sapporo.jp/

まとめ

創作料理のごとく個性的で多種多様なメニューが増えている、札幌餃子。各店それぞれに食材や皮の仕上がりを工夫し、王道も変わり種もバラエティー豊かになってきています。

今回ご紹介した店舗のほかにも、続々と新店が増えているのでご自身でもチェックしてみてください。また最近は、各店デリバリーや通販にも力を入れているようなので、ご自宅でも楽しんでいただけますよ。

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!