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タコの旬はいつ?タコの種類や特徴、おいしく食べられるレシピや茹で方も紹介

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子どもから大人まで世代を問わず愛されるタコ。コリコリの食感やあふれだす旨味を生かして、たこ焼きやおでんなどさまざまな料理の具材としても活用されています。普段何気なく食べているタコですが、特に美味しく食べられる旬の時期があることをご存知ですか?

この記事では、タコについて徹底解説。タコの種類や旬、選び方やおすすめの食べ方なども紹介しています。タコをもっと美味しく食べたいという人はぜひ参考にしてみてください。

この記事のまとめ

  • 日本で多く食べられているタコは5種類
  • タコの旬の時期は種類によって違う
  • タコが最も多く水揚げされているのは北海道
  • タコは吸盤が揃っているのが雌、1本だけ吸盤のない腕を持つのが雄
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

タコの生態と特徴

タコの生態と特徴

タコと言えば、吸盤のついた8本の足を持つ軟体動物であることが有名ですよね。私達がタコの足だと思っている部分は、実は腕。頭と思っている部分は胴体であることをご存知でしょうか?

砂地や岩場では自らの体の色を変え天敵から身を守り、脳を9つ持つなど高い知能を持っていることでも知られています。

タコを食用するのは世界でも稀であると聞いたことがある人も多いでしょう。欧米では、ウネウネとした奇怪な見た目からデビルフィッシュと呼ばれ避けられているため、日本人がタコを食べると知り驚く外国人も少なくありません。

タコは主食となる餌によって、肉質や旨味に大きな変化が現れる生き物。そのため、日本国内でも生息地によってタコの味はさまざま。まだまだ未解明な点も多い、不思議な生き物です。

日本でよく食べられるタコの種類とは

タコは世界中で約200種類いると言われています。その中で、日本海近海には60種程が生息。しかし、全てのタコが食用とされている訳ではありません。

実は私達が普段食用として食べているタコは数種類だけなのです。続いては、日本でよく食べられているタコの種類について紹介していきます。

マダコ

タコと言えばマダコを指すことが多く、日本で食べられている多くのタコはマダコです。青森ではイシダコと呼ばれることもあります。

北海道から九州まで、さまざまな水域で水揚げされていますが、タコは餌によって身付や味に違いがでるため、各地でそれぞれの魅力を持ったマダコとしてブランド化されています。

ブランド化されたものも多いため、高級タコとしても知られており、強い歯ごたえを持つ身の締まりや濃厚な旨味が感じられます。

ミズダコ

タコの中でも最大と言われる程大きく育つことがあるミズダコ。三陸沿岸より以北に生息しています。
大きく育っても味に変わりはなく、とろけるような柔らかさと甘みが特徴的なタコです。

身に水分量が多く瑞々しいことからミズダコと呼ばれています。

イイダコ

掌サイズでややこぶりなイイダコは、さっぱりとしてクセのない味わいや甘みが特徴。産卵期を迎えて卵を抱えた雌は特に絶品だと言われています。

卵を抱えた雌タコが特に好まれてきたこともあり、火を通した時に卵が米粒のように見えるため飯(イイ)ダコと呼ばれているそうです。ちなみに「章魚」と書いて「タコ」と読むのは、イイダコの足の付け根にある模様が紋章のように見えることから漢字が当てられたという説があります。

ヤナギダコ

真ん丸の頭から伸びる長い腕が特徴的なヤナギダコは、北海道近海に多く生息するタコの一種です。美味しく食べられる時期が長いことから人気の高いタコで、茹でても固くなりにくいため加工食品に使われることが多いです。

深海30~600mに生息しており、同じ水域にヤナギムシカレイが生息していることから、ヤナギダコと呼ばれるようになったとも言われています。見た目が柳に似ているからと思いきや…意外な名前の由来でしたね。

テナガダコ

日本で主に食べられているタコは、マダコ、ミズダコ、イイダコ、ヤナギダコの4種ですが、テナガダコも一部地域では食べられることが多いようです。
身が柔らかく、味や香りが薄いものの、そういった点が香辛料を多く使う韓国料理によく合うそうです。サンナクチ(生きているタコをそのまま捌いて、調味料で味付けして食べる韓国料理)に使われるのもテナガダコ。日本では兵庫県などでもテナガダコが昔から食べられてきました。

他のタコと比べて腕が長いことからテナガダコと呼ばれています。

高誠丸 高野漁業
北海道小樽産 茹でタコ足 1本【約600g】
2,700(税込)

高誠丸 高野漁業の「北海道小樽産 茹でタコ足1本【約600g】」です。水揚げされたタコは、新鮮なうちにすぐに浜茹で。ご自宅で一番おいしい状態で食べてもらえるよう、茹で加減も調整。半生くらいで釜からあげ、真空処理をして急速冷凍しています。水揚げから加工までを一貫してその日のうちに行うことで、鮮度も美味しさもキープできているというわけです。冷蔵庫での自然解凍後、お好みの厚さにスライスすれば、お刺身で楽しんでいただくこともできます。

一般的には熱処理されたタコが流通している

一般的には熱処理されたタコが流通している

スーパーに並んでいるタコは赤いものが大半です。刺身コーナーなどに陳列されている物も赤いですよね。タコは鮮度が落ちやすいため、蒸したり茹でたりして出荷するのが一般的。お刺身用も一度蒸したものを使うことが多いです。

タコはボイルしていない生のものを食べることもできますが、しっかりとした下ごしらえが必要。吸盤などに入り込んだ雑菌も丁寧に落とす必要があるため、一般的なスーパーなどにはほとんど出回ることがありません。

タコの水揚げ量と産地

タコの水揚げ量と産地

世界中で水揚げされるタコの3分の2は日本で消費されていると言われています。海外からの輸入品も多いですが、もちろん日本国内でも多く水揚げされています。

北海道 20,994t
兵庫 1,570t
宮城 1,153t
岩手 1,057t
福岡 1,001t

参照:海面漁業生産統計調査

令和2年のタコの全国水揚げ量は32,659t。全国の中でも北海道の水揚げ量が大半で20,994tと国内の水揚げのほとんどを占めています。タコと言えば九州や瀬戸内海で水揚げされているイメージを持っている人も多く、意外に感じるのではないでしょうか。

タコの旬の時期とは

タコは種類ごとに旬の時期が全く違います。そのため、スーパーなどではさまざまな種類のタコが年間を通して陳列されています。

旬の時期
マダコ 6~7月
ミズダコ 12~1月
イイダコ 12~3月
ヤナギダコ 秋から冬にかけて
テナガダコ 初夏

タコによって旬の時期が違うからこそ、色々な種類を食べ比べしてみたくなりますね。

タコの雄と雌の見分け方

タコは雄と雌で味わいが違うとも言われています。好みのものを選べるよう、雌雄の見分けができると良いですね。

雄タコの特徴はしっかりとした歯応え。コリコリとした食感を味わいたい人は雄を選ぶと良いでしょう。雄タコの特徴は吸盤の大きさにばらつきがあることです。また、8本の腕のうち一本だけが生殖器となっているため、先端に吸盤がありません。

雌は比較的吸盤の大きさが均一なので、腕だけで売られている場合も吸盤の大きさで見分けることができます。身が柔らかく甘みが強いため、多くの種類で雄ダコより雌ダコの方が好まれる傾向にあります。

タコの選び方

タコを買う時には以下の点をチェックして選ぶのがおすすめです。

生タコを選ぶ時のポイント

  • 腕の吸盤を触ると指に吸い付く
  • 身を押すと押した部分の色が変わる
  • 腕が太く短めなもの

茹でダコを選ぶ時のポイント

  • 色が濃く鮮やかなもの
  • 腕が先端まで巻きあがっているもの
  • 皮が張っているもの

生ダコではぬめりの出ているもの、茹でダコでは皮が捲れているものなどは鮮度が落ちているので避けた方が良いでしょう。

タコの美味しい食べ方

さまざまな調理方法との相性がよく、多種多様に調理して食べられているタコ。続いてはタコの美味しい食べ方について紹介していきます。

刺身

刺身

弾力があり食感を強く感じられるマダコや、舌触りがよく甘みのあるミズダコは刺身や寿司にして食べるのがおすすめ。タコのもつ甘みや風味をシンプルに味わえる贅沢な食べ方です。

しゃぶしゃぶ

あまり一般的ではないですが、通の間で知られている人気の食べ方と言えばタコのしゃぶしゃぶです。出汁にくぐらせることで、甘みや風味が際立ち出汁にもタコのうまみが広がります。タコのエキス広がる出汁を使ってシメまで美味しくいただけますよ。

甘酢漬け

甘酸っぱさがクセになるタコの甘酢漬けは、おかずやおつまみとしてもピッタリです。タコ本来の甘みや旨味も際立つため、一緒にキュウリなどの野菜をあえると野菜も美味しくいただけます。

タコ焼き

タコ焼き

タコを使った定番グルメ。子どもから大人まで幅広い世代に愛されるスナックメニューのひとつです。最近では、イイダコを1匹まるごと使ったたこ焼きがSNSなどで話題になっています。美味しくて写真にも映えるタコ焼きを味わってみてはいかがでしょうか。

タコ飯

タコ飯

元々は、水揚げしたタコを簡単に調理し漁師飯として米と共に炊き上げて作られたタコ飯。愛知県や瀬戸内海周辺を中心に食べられている郷土料理のひとつです。今や全国的に人気を博し、これらの地域以外でもタコが多く水揚げされる地域で頻繁に食べられるようになりました。

タコとご飯を一緒に炊き込んだタコ飯は、濃厚な旨味と風味をあますことなく感じられる一品です。

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北海道小樽産 茹でタコ足 小分け【約1kg】
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高誠丸 高野漁業の「北海道小樽産 茹でタコ足 小分け約1kg」です。水揚げされたタコは、新鮮なうちにすぐに浜茹で。ご自宅で一番おいしい状態で食べてもらえるよう、茹で加減も調整。半生くらいで釜からあげ、真空処理をして急速冷凍しています。水揚げから加工までを一貫してその日のうちに行うことで、鮮度も美味しさもキープできているというわけです。冷蔵庫での自然解凍後、お好みの厚さにスライスすれば、お刺身で楽しんでいただくことができます。

タコに含まれる栄養

昔から「タコはたくさん食べてはいけない」なんて言われていますが、どんな食べ物でも同じ物ばかりを食べ続けるのは体によくありません。
タコはプリン体が比較的多かったり、消化しにくいため特にそのように言われてきました。しかし、適量であれば害はない上、体に良いとされる栄養分が豊富に含まれていることをご存知でしょうか?

タコにはタウリンが豊富に含まれています。タウリンは滋養強壮や肝機能を高める作用を持つアミノ酸の一種です。その他、抗酸化作用の高いビタミンEや味覚器官を正常に保つために必要な亜鉛なども含まれています。

タコは低カロリーで高たんぱく質な健康食材。体に良いとされる成分が多く含まれています。

まとめ

日本で古くから愛されてきた食材、タコについて紹介してきました。
マダコ、ミズダコ、イイダコ、ヤナギダコ、テナガダコの5種類のタコは、それぞれ異なる時期に旬を迎えます。旬の時期に水揚げされたタコは正に絶品。そのまま食べたり、さまざまな料理にして美味しく食べてみてください。

とは言え、新鮮なタコを確実に入手するのはそう簡単ではありません。自宅で美味しいタコ料理を食べたいなら、お取り寄せするのもおすすめです。栄養豊富で体にも良いタコを、自宅で美味しく食べてみてくださいね。

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2,310(税込)

北海道産のたこ足をどーんと600g! 道内で水揚げされたたこの足を、新鮮なうちに柔らかく煮た一品です。1袋約600gとその大きさには驚き。太いところはぷりぷり、細いところはコリコリと異なる食感を楽しめるのも魅力。
PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!