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玉ねぎの保存方法は?常温・冷蔵・冷凍の保存方法や保存期間を紹介

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カレーや肉じゃがをはじめ、さまざまな料理に使われる玉ねぎ。スーパーなどで一年を通して手に入れることができるため玉ねぎを常備しているという方や、玉ねぎを大量に手に入れて保存に困っているという方は多いのではないでしょうか。玉ねぎは上手に保存すれば、1〜3カ月長持ちさせられ、おいしさを長く保つことが可能です。

こちらの記事では、玉ねぎの保存方法や保存期間の目安、冷凍保存がおすすめの理由について解説しています。腐って食べられなくなった玉ねぎの特徴についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

  • 丸ごと保存するなら常温保存
  • 使いかけを保存するなら冷蔵保存
  • 大量保存や時短調理するなら冷凍保存
  • 新玉ねぎは冷蔵保存がおすすめ
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

玉ねぎの保存方法とは?長期保存するポイント

玉ねぎ

玉ねぎの保存方法は常温保存が一般的ですが、必要に応じて冷蔵保存や冷凍保存を使い分けることが大切です。

長期保存のポイント

  • 常温保存|丸ごと保存する場合におすすめ
  • 冷蔵保存|使いかけを保存する場合におすすめ
  • 冷凍保存|時短調理用や大量保存する場合におすすめ

①常温保存|丸ごと保存する場合におすすめ

玉ねぎを丸ごと保存するなら常温保存(1〜15℃程度)がおすすめです。玉ねぎは湿気に弱い野菜なので、湿度が高い場所で保管すると腐敗しやすいです。高温多湿を避けるために、風通しが良好で日の当たらない場所で常温保存しましょう。

また、複数の玉ねぎを保存する場合は、玉ねぎ同士が触れ合わないようにするのがポイントです。一玉ずつネットに入れて吊るすほか、キッチンペーパーなどで包んだ玉ねぎをカゴやダンボールに入れて保存しましょう。一玉ずつキッチンペーパーや新聞紙などで包むと、ペーパーが湿気を吸収してくれるので玉ねぎをより長持ちさせられます。

ただし、梅雨や夏場は常温保存すると傷みやすいので、暑い時期は冷蔵保存するのがおすすめです。夏場に玉ねぎを丸ごと冷蔵庫で保存する際も同様に、キッチンペーパーなどで包んで冷蔵保存しましょう。

②冷蔵保存|使いかけを保存する場合におすすめ

玉ねぎの常温保存

使いかけの玉ねぎを保存する場合は冷蔵保存がおすすめです。皮をむいた玉ねぎや一度切った玉ねぎは切り口から乾燥します。そのため、一度キッチンペーパーなどで表面の水気を拭き取り、ラップに包んで冷蔵庫で保管しましょう。ラップに包んだ玉ねぎをジッパー付きの保存袋や密閉容器に入れると、より長持ちさせられます。ただし、使いかけの玉ねぎは傷みやすいので早めに消費しましょう。

また、玉ねぎを冷蔵保存する場合は、りんごやアボカド、桃などと一緒に保存しないように注意が必要です。収穫後の果物は「エチレンガス」とよばれる、自らの熟成を促す植物ホルモンを放出しており、エチレンガスによって玉ねぎの味や風味を落としてしまいます。特にりんごやアボカド、桃などはエチレンガスを多く放出する果物なので、玉ねぎと一緒に保存するのは避けましょう。

③冷凍保存|時短調理用や大量保存する場合におすすめ

時短調理のため、または大量の玉ねぎを保存する場合は冷凍保存がおすすめです。カットした玉ねぎを冷凍保存しておけば、冷凍庫から取り出してそのまま調理できるので、料理する際に玉ねぎをカットする時間を省くことができます。凍ったままカレーやスープに入れたり、炒め物にしたりなど使い道が幅広いので便利です。もちろん、加熱した後の玉ねぎも冷凍保存でき、使いたいときに冷凍庫から取り出してそのまま使用することが可能です。

玉ねぎを冷凍保存する際は、使いやすい大きさに切って水気を拭き取り、小分けにしてからラップに包み、保存用袋に入れて冷凍庫で保存します。冷凍するのに時間がかかると食感が落ちやすいです。そのため、小分けにして袋に詰めた玉ねぎは、できる限り平らにして金属製のトレーの上に置いて冷凍庫で保存すると、短時間で凍って味を保つことができます。また、丸ごと冷凍保存すると解凍時に水が抜けて味が落ちるので、丸ごと冷凍保存したらカットせずにそのまま使うか、あるいはカットしてから冷凍することが大切です。

スライスした玉ねぎを長持ちさせる保存方法は?

玉ねぎスライス

玉ねぎは切り方によって保存期間が変わります。切り方別の保存方法は次のとおりです。

切り方による保存方法の違い

  • 半分に切った玉ねぎ:冷蔵保存
  • スライスした玉ねぎ:冷蔵保存または冷凍保存
  • みじん切りの玉ねぎ:冷凍保存

半分残ってしまった玉ねぎは、皮がついたままラップに包み、保存用袋に入れて密封し冷蔵庫で保存しましょう。スライスした玉ねぎは、2〜3日で使い切るなら冷蔵保存、数週間かけて使い切るなら冷凍保存がおすすめです。みじん切りにした玉ねぎは日持ちしにくいので、冷凍保存が適しています。

また、スライスやみじん切りなど一度カットした玉ねぎは、冷蔵庫や冷凍庫に保存する前にキッチンペーパーで水気を拭き取っておくとより長持ちします。ただし、カットしている玉ねぎはいずれにしても保存期間が短くなるため、早めに使い切りましょう。

玉ねぎの保存期間の目安は?常温・冷蔵・冷凍のケースで紹介

玉ねぎ

玉ねぎの保存期間の目安は次のとおりです。

保存期間の目安

  • 常温保存は1〜3カ月
  • 冷蔵保存は2〜3日
  • 冷凍保存は1カ月

それぞれの保存期間について詳しく解説します。

①常温保存は1〜3カ月

玉ねぎ

常温保存の場合、1〜3カ月が保存期間の目安です。カゴやダンボールに入れて保存する場合は1〜2カ月、ネットに入れて吊るす場合は2〜3カ月ほど日持ちします。玉ねぎは湿気に弱く、湿度の高い場所で保管すると長持ちしないので、乾燥して日光が直接当たらない場所で常温保存しましょう。また、玉ねぎ同士が触れ合うと腐敗が進みやすいので、複数玉一緒に保存する場合はキッチンペーパーや新聞紙などで包んでおくと長持ちします。

②冷蔵保存は2〜3日

冷蔵保存の場合、2〜3日が保存期間の目安です。使いかけのものや皮をむいたものなどは冷蔵保存しても日持ちしにくく、時間が経つにつれて切り口が乾燥するので、早めに使い切りましょう。切り口が乾燥しないよう、水気を拭き取ってラップで包み、保存用袋に入れて保管するのが長持ちのコツです。また、皮付きの玉ねぎを丸ごと冷蔵保存する場合は2〜4週間ほど日持ちします。

③冷凍保存は1カ月

冷凍保存の場合、1カ月が保存期間の目安です。半分にカットした玉ねぎでも、スライスした玉ねぎでも保存期間は約1カ月と変わりありません。冷凍庫から取り出してそのまま料理に使えるよう、あらかじめ使いやすい大きさに切っておくのがおすすめです。冷凍保存する際は、水気を拭き取って小分けにしラップで包み、冷凍用の保存袋に入れ空気を抜くのが長持ちさせるコツです。

玉ねぎは冷凍保存がおすすめ!冷凍保存するメリット

玉ねぎのみじん切り

玉ねぎを保存する際、一玉丸ごと常温保存する方は多いかと思います。しかし、玉ねぎを保存するなら冷凍保存がおすすめです。冷凍保存は長持ちするだけではなく、以下3つのメリットがあります。

冷凍保存のメリット

  • 火が通りやすく味もしみこむ
  • 甘みが増しておいしくなる
  • 解凍せずにそのまま使える

ここからは、それぞれのメリットについて解説します。

メリット①火が通りやすく味もしみこむ

玉ねぎは冷凍すると火が通りやすく、味もしみこむというメリットがあります。冷凍した玉ねぎは細胞が破壊され、水分が早く出るようになります。そのため、火の通りが早くなり、飴色にする時間も短くなるので料理が効率よくなります。さらに、調味料などの味もしみこみやすくなるため、スープやカレーなど煮込み料理のほか、マリネやドレッシングの材料にもぴったりです。料理の時間を短縮させたい方は、玉ねぎの冷凍保存がおすすめです。

また、玉ねぎを冷凍保存する際は、小分けにして保存容器に入れ、平たくして冷凍庫に入れるのがポイントです。厚みのある塊の状態で冷凍すると、調理時の解凍に時間がかかってしまいます。

メリット②甘みが増しておいしくなる

冷凍した玉ねぎは甘みが増しておいしくなるのもメリットです。冷凍すると細胞や繊維が破壊され、水が抜けやすくなります。加熱調理によって水が抜けることで、玉ねぎ本来の甘みが凝縮されるため甘みを感じやすくなります。さらに、玉ねぎ特有の辛みを抑えられるのもメリットです。

メリット③解凍せずにそのまま使える

玉ねぎをカットして冷凍保存しておけば、解凍せずそのまま料理に使えるのがメリットです。玉ねぎを使った料理をする際、玉ねぎを切ったり解凍したりする手間がかからないので、料理の時短に繋がります。炒め物や煮込み料理などには、カットした冷凍玉ねぎが役立ちます。

中橋農縁
中橋農縁の玉ねぎ5kg【北海道産】
1,500(税込)

中橋農縁の北海道産玉ねぎ5kgです。冬の豪雪の下で水分と養分をたっぷりと蓄えた土壌が育んだ、2024年新物の玉ねぎです。四代続く中橋農縁の主力野菜でもある“玉ねぎ”は、「オホーツク222」という品種。玉揃い・色つやの良い優れた品種で、北海道で作られている玉ねぎの中でも、辛みの少ない玉ねぎです。果肉が柔らかく、シャキシャキと歯ざわりが良いのも特徴。カレーやシチューをはじめ、炒め物や煮物など出番の多い玉ねぎ。ストックしておいても困ることはありません!

玉ねぎを冷凍保存するデメリットはある?ふにゃふにゃになる

玉ねぎスープ

玉ねぎを冷凍保存するデメリットは、食感がふにゃふにゃになることです。生の玉ねぎはシャキシャキとした食感が特徴ですが、冷凍すると水分が抜けてふにゃっとした食感になり、筋っぽさも感じられます。そのため、冷凍した玉ねぎはサラダには向いていません。冷凍玉ねぎを使用する際は、調理法を選ぶ必要があります。

なお、玉ねぎは冷凍しても栄養価がほとんど変わりません。水分が抜けることで、水溶性であるビタミンB群やビタミンCは溶け出してしまいますが、煮込み料理であれば玉ねぎから水分と一緒に流れ出たビタミンも摂取することが可能です。

玉ねぎを冷凍保存する場合の使い勝手のいい切り方

玉ねぎ

玉ねぎをカットして冷凍保存すれば、そのまま料理に使えるので便利です。切り方に決まりはなく、ご家庭の料理に使いやすい切り方で問題ありません。中でも、スライス(薄切り)やみじん切りは汎用性が高く、さまざまな料理に使えるのでおすすめです。ただし、調理後の玉ねぎにある程度食感がほしいという場合は、厚めのスライスやくし切りにして保存しましょう。煮物や炒め物をする際はくし切りや薄切り、飴色玉ねぎを作る際はみじん切りがおすすめです。

玉ねぎに賞味期限はある?食べられない玉ねぎの特徴

玉ねぎの賞味期限

正しい方法で玉ねぎを保存しても、保存期間には限界があります。腐っている可能性のある玉ねぎには次の特徴があります。

食べられない玉ねぎの特徴

  • においがきつい
  • 変色している
  • ぶよぶよしている

ここからは、それぞれの特徴について紹介します。

特徴①においがきつい

においがきつい、異臭がする玉ねぎは腐っている可能性が高いです。玉ねぎは独特のにおいがありますが、腐敗するとさらににおいが強くなります。卵が腐ったようなにおいがすることもあるので、くさいと思ったら廃棄してください。

特徴②変色している

変色している玉ねぎも腐っている可能性が高いです。丸ごと保存していた玉ねぎを切った際、茶色く変色している部分があると腐っています。ただし、茶色くなっている部分が一部の場合、変色部分を取り除いてほかのきれいな部分を食べることは可能です。全体的に茶色く変色している場合は廃棄しましょう。

特徴③ぶよぶよしている

玉ねぎを触ってぶよぶよしている場合、腐っているかもしれません。新鮮な玉ねぎは身がしっかりしていて固いです。玉ねぎは中心部から傷むため、中心部や軸が柔らかくなっていたりへこんでいたり、水っぽくぬるぬるする場合は腐っている可能性があります。
ただし、ぶよぶよしている部分が一部であれば、その部分だけを取り除いてほかのきれいなところを食べることは可能です。全体的に柔らかくなっている場合は食べられないので廃棄してください。

収穫した玉ねぎの保存方法は?収穫した日に天日干しする

玉ねぎの収穫

農家や家庭菜園などで玉ねぎを収穫した際は、収穫のタイミングで天日干しをして乾燥させると長期保存できます。しっかり乾燥させる必要があるので、晴れの日が続くタイミングなどに収穫するのがポイントです。日が当たる場所で1〜2日ほど天日干しすれば乾燥できます。

また、収穫する際は玉ねぎの葉を15cmほど残してカットするのがおすすめです。玉ねぎは発芽すると栄養が分散し、長期保存に向かなくなりますが、葉を残すと芽が出にくくなり長期的に保存できるようになります。

新玉ねぎは玉ねぎと保存方法が違うので注意

新玉ねぎと普通の玉ねぎ

新玉ねぎは3月ごろになると、スーパーなどで見かけるようになります。春が旬の野菜とも知られますが、新玉ねぎは水分を多く含んでいるため普通の玉ねぎより日持ちしません。普通の玉ねぎのように常温保存すると傷んでしまうため、冷蔵庫に入れて保存しましょう。

また、冷蔵保存する際は一玉ずつキッチンペーパーや新聞紙で包み、保存用袋に入れることでより長持ちさせられます。ただし、冷蔵保存でも長くて10日程度しか日持ちしないため、できる限り早めに消費することが大切です。

夏場でも常温保存していい?野菜室で保管するのがおすすめ

玉ねぎの夏場の常温保存はおすすめできません。梅雨〜夏場に玉ねぎを丸ごと保存する場合、冷蔵庫の野菜室で保管するのがおすすめです。玉ねぎの常温保存に適している室温は1〜15℃程度ですが、夏場は15℃を超えて傷みやすいためです。

冷蔵保存する際は、一玉ずつキッチンペーパーなどで包んで保存用袋などに入れて保存しましょう。野菜室は湿度が高い傾向にあるので、キッチンペーパーなどが湿気を吸収してくれ、玉ねぎが傷むのを防いでくれます。

中橋農縁
中橋農縁の玉ねぎ5kg【北海道産】
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中橋農縁の北海道産玉ねぎ5kgです。冬の豪雪の下で水分と養分をたっぷりと蓄えた土壌が育んだ、2024年新物の玉ねぎです。四代続く中橋農縁の主力野菜でもある“玉ねぎ”は、「オホーツク222」という品種。玉揃い・色つやの良い優れた品種で、北海道で作られている玉ねぎの中でも、辛みの少ない玉ねぎです。果肉が柔らかく、シャキシャキと歯ざわりが良いのも特徴。カレーやシチューをはじめ、炒め物や煮物など出番の多い玉ねぎ。ストックしておいても困ることはありません!

まとめ

玉ねぎは丸ごと保存するのか、カットして保存するのかによって正しい保存方法が異なります。保存方法によっても日持ちする期間が変わるので、ご家庭での玉ねぎの使い道などにあわせて適した保存方法を選びましょう。北海道は玉ねぎ生産量(収穫量)が全国1位です。カレーや肉じゃが、炒め物、パスタなどにぜひ北海道の玉ねぎをお試しください。

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!