北海道で滝めぐり!人気の絶景滝スポットおすすめ16選

北海道で滝めぐり!人気の絶景滝スポットおすすめ16選の画像

雄大な自然が広がる北海道。北海道には滝スポットがいくつも存在し、滝の近くに行くことで清涼感と大自然の迫力が感じられます。北海道の滝スポットは、ほかエリアの滝スポットとは異なり、冬には滝が凍結して氷瀑(ひょうばく)が見られるところも存在します。滝はパワースポットとも言われており、滝スポットに足を運ぶことで、きっと心がリフレッシュされるでしょう。

こちらの記事では、北海道で一度は訪れたい滝を16選紹介します。パワースポットである滝の癒し効果についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

  • 賀老の滝は天然の炭酸水が飲める
  • アシリベツの滝や白銀の滝では氷瀑が見られる
  • 札幌観光の際はアクセスしやすい鱒見の滝がおすすめ
  • 賀老の滝やカムイワッカ湯の滝などは軽い登山が必要
  • 滝の近くはマイナスイオンが多く癒し効果がある
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

北海道の人気滝スポットおすすめ16選

北海道にはさまざまな滝スポットがあり、それぞれ景観や規模が異なります。なかには、冬の時期になると氷瀑になる滝もあります。氷瀑とは滝から落ちる水が外気に触れて氷結した状態のことで、北海道など氷点下の気温が続く寒い地域でしか見られない自然現象です。

北海道にある人気でおすすめの滝スポットは以下があります。

北海道の滝スポット

  • フレペの滝(斜里町)
  • 白ひげの滝(美瑛町)
  • 賀老の滝(島牧村)
  • さくらの滝(清里町)
  • 流星の滝・銀河の滝(上川町)
  • 鱒見の滝(札幌市)
  • 白扇の滝(恵庭市)
  • オシンコシンの滝(斜里町)
  • カムイワッカ湯の滝(斜里町)
  • アシリベツの滝(札幌市)
  • 三段滝(芦別市)
  • 白竜の滝(雨竜町)
  • 白銀の滝(石狩市)
  • フンベの滝(広尾町)
  • 羽衣の滝(東川町)
  • ピョウタンの滝(中札中村)

それぞれの滝の詳細やアクセス情報を紹介します。

フレペの滝(斜里町)|乙女の涙の愛称で親しまれる知床八景のひとつ

フレペの滝

フレペの滝は斜里町にあり、知床八景のひとつとして知られる滝です。高さ約100mの断崖の割れ目から染み出した水が、直接オホーツク海へと流れ落ちていることが特徴です。水量が少なく、雫がしとしとと斜面を流れ落ちる様子が涙のように見えたことから、「乙女の涙」とも言われています。また、知床自然センターから徒歩20分ほどの場所にあり、道中の草原地帯ではエゾシカの群れを見られることもあります。

住所 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩宇別
アクセス 「知床自然センター」から徒歩で約20分
電話番号 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
公式サイト 知床八景 フレペの滝|知床斜里町観光協会

白ひげの滝(美瑛町)|コバルトブルーの美瑛川との対比が美しい

白ひげの滝

白ひげの滝は北海道美瑛町に位置し、約30mの落差から美瑛川へ流れ落ちる湧水の滝です。滝の白い水流がヒゲのように見えることから「白ひげの滝」と名付けられ、コバルトブルー色をした美瑛川とのコントラストが美しい景勝地です。四季折々の自然美が楽しめ、特に冬のライトアップは幻想的な雰囲気を醸し出します。白金温泉街の近くにあり、温泉と一緒に楽しむのもおすすめです。

住所 北海道上川郡美瑛町白金
アクセス JR「美瑛駅」から車で約30分
電話番号 0166-92-4321(NPO法人美瑛町写真映像協会)
公式サイト 白ひげの滝|美瑛町観光協会

賀老の滝(島牧村)|ドラゴンウォーターという天然の炭酸水が湧き出る

賀老の滝

賀老の滝は北海道島牧村にある、高さ70m、幅35mの壮大な滝で、日本の滝百選にも選ばれています。別名「竜神の滝」とも呼ばれ、滝の上流からは「ドラゴンウォーター」と称される天然の炭酸水が湧き出ており飲むこともできます。さらに、松前藩の財宝を龍が守っているという龍神伝説が残されており、四季折々に変わる自然の美しさとともに神秘的な雰囲気が魅力です。ただし、アクセスには急な登山道を通る必要があるため、訪問する際は注意が必要です。

住所 北海道島牧郡島牧村字賀老
アクセス 「黒松内駅」から車で約90分
電話番号 0136-75-6211(島牧村役場)
公式サイト 賀老周辺マップ|島牧村

さくらの滝(清里町)|鮭の遡上を見られるパワースポット

さくらの滝

さくらの滝は北海道清里町に位置している高さ約3.7mの滝です。春には周辺で桜が咲き乱れ、特に6月〜8月にかけては鮭(サクラマス)が滝を遡上する生命力あふれる姿が見られます。毎年約3,000匹ほどが遡上するとされますが、滝越えに成功する鮭はわずかで、一生懸命遡上する姿は思わず応援したくなるほど。さくらの滝ほど大きな滝を遡上する姿を見られる場所は世界的にも珍しいです。

また、鮭の体色は季節の進行と共に変化し、産卵期には美しい桜色に染まります。自然のサイクルと共生するさくらの滝は、生命の息吹を感じさせる貴重なパワースポットです。

住所 北海道斜里郡清里町川向
アクセス 「札弦駅」から車で約15分
(清里町札弦市街から道道摩周湖斜里線を緑町方向へ5kmの地点を左折、まっすぐ進み右折、道なりに1.7km行ったところ(小さな看板あり)の右奥手)
電話番号 0152-25-4111(きよさと観光協会)
公式サイト さくらの滝|きよさと観光協会

流星の滝・銀河の滝(上川町)|日本の滝百選に選ばれた2つの滝

流星の滝・銀河の滝

北海道上川町にある「流星の滝」と「銀河の滝」は、大雪山のふもとである層雲峡に位置し、日本の滝百選にも選ばれている滝です。流星の滝は太く力強い水流が特徴で、その勢いはまさに流れ星のよう。一方、銀河の滝は繊細で白糸のように流れる水が何重にも重なり、優美な姿を見せています。これら2つの滝は不動岩から流れ落ちており、紅葉の季節にはその美しさが際立ちます。流星の滝と銀河の滝を同時に見られる「双瀑台(そうばくだい)」からは、より迫力のある景色を目にすることが可能です。

住所 北海道上川町層雲峡
アクセス 「上川駅」からバスで約40分
電話番号 01658-2-1811(層雲峡観光協会)
公式サイト 【層雲峡】銀河・流星の滝|層雲峡観光協会

鱒見の滝(札幌市)|札幌からアクセスしやすい

鱒見の滝

鱒見の滝(ますみのたき)は札幌市に位置し、高さ18m、幅20mの滝です。岩盤を覆うように流れ落ちる水幕が特徴的で、その名は川を遡上する鱒が滝を見上げた様子から名付けられました。滝の流れは女性的な優美さを感じさせ、涼やかな印象を与えます。札幌からのアクセスも良く、鱒見口駐車場から遊歩道を通って気軽に訪れることができます。都市近郊で自然の美しさを感じたい方におすすめのスポットです。

住所 北海道札幌市南区滝野247
アクセス 「札幌駅」からバスで約50分
電話番号 011-592-3333(滝野公園案内所)
公式サイト

白扇の滝(恵庭市)|秋には紅葉と調和した風景が見られる

白扇の滝

恵庭市(えにわし)にある白扇の滝(はくせんのたき)は、高さ15m、幅18mの滝です。真っ白な扇を広げたような優美な形状からその名が付けられました。この滝は北海道観光百景にも選ばれ、恵庭渓谷の名勝地として知られています。特に紅葉の季節には、周辺のヤマモミジが色づき、滝と調和して息をのむような美しい風景を作り出します。滝見広場から階段を下り、最適な視点から白扇の滝を眺めることも可能です。四季折々に異なる表情を見せる白扇の滝は、自然の美しさを存分に感じられるパワースポットです。

住所 北海道恵庭市盤尻
アクセス 「恵庭駅」から車で約30分
電話番号
公式サイト

オシンコシンの滝(斜里町)|知床八景のひとつで知床最大の滝

オシンコシンの滝

オシンコシンの滝は斜里町に位置しており、知床八景のひとつであり、さらに「日本の滝百選」にも選ばれている知床最大の滝です。特に、二股に分かれる滝の流れは「双美の滝」とも称され、四季折々の自然美を背景に多くの観光客を魅了しています。夏には新緑が、冬には凍る滝と流氷が幻想的な景色を作り出し、雪解け時には雄大な滝の姿が見られます。滝の上にある展望台からは、オホーツク海や知床連山の壮大な眺望を楽しむことも可能です。

住所 北海道斜里郡斜里町ウトロ西
アクセス 「知床斜里駅」からバスで約40分
電話番号 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
公式サイト 知床八景 オシンコシンの滝|知床斜里町観光協会

カムイワッカ湯の滝(斜里町)|国内でも珍しい天然の温泉滝

カムイワッカの滝

カムイワッカ湯の滝は斜里町にある滝です。知床硫黄山から湧き出る温泉水が川を形成して、そのまま滝となって流れ落ちる、国内でも珍しい天然の温泉滝です。アイヌ語で「神の水」と称されるこの場所は川が温泉のようになっており、川を登るにつれて水温が上昇していき、最終地点「4の滝」では約35〜38℃の心地よい温度になります。ただし、滝上部には落石の危険があり、「1の滝」までのみ安全にアクセスできます。自然の力を感じながら、原生林に囲まれた川を歩く爽快感と、大小さまざまな滝を登る達成感を味わえる、特別な体験ができるのが魅力です。ただし、時期によってはマイカーでの通行が禁止されるほか、川を登って滝を見に行くためには予約が必要です。観光できる期間は、その年で異なることがあるので事前にチェックしておきましょう。

住所 北海道斜里郡斜里町ウトロ
アクセス ウトロ市街から車で約40分
※夏の期間中はシャトルバスあり
電話番号 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
公式サイト カムイワッカ湯の滝

アシリベツの滝(札幌市)|冬場は水しぶきが氷結した氷瀑が見られる

アシリベツの滝

アシリベツの滝は札幌市に位置し、滝野すずらん丘陵公園の渓流ゾーンにある滝です。「日本の滝百選」にも選ばれており、札幌市内の滝では最大級です。高さ26mのこの滝は、右側の厚別川本流を落ちる雄滝(おんだき)と左側の清水沢川を落ちる雌滝(めんだき)に分かれ、その豊富な水量と迫力ある姿を見られます。特に冬季は滝のしぶきが氷結し、氷瀑となる現象が見られ、日の光を浴びて輝くその姿は神秘的です。鱒見の滝の近くに位置するため、両方訪れて札幌の自然の豊かさをより深く感じるのもおすすめです。

住所 北海道札幌市南区滝野247 アシリベツの滝
アクセス 「札幌駅」からバスで約50分
電話番号 011-592-3333(滝野公園案内所)
公式サイト アシリベツの滝(氷瀑)|札幌市

三段滝(芦別市)|水量によって楽しみ方が変わる

三段滝

三段滝は芦別市の三段滝公園内に位置する滝です。「三段」と名付けられたその滝は、いくつにも重なった砂岩層が階段状に折り重なり、その上を川が流れる壮大な光景を創り出しています。高さ10m、幅70mという規模の滝は、水量によってその表情を大きく変え、少ないときは岩盤の緻密な美しさを、水量が多いときは豪快な滝の流れを楽しむことができます。特に春先の雪解け時の滝の迫力は圧巻です。厚別区や恵庭市など各所に同名の「三段滝」がありますが、芦別市の三段滝とは別物です。

また、三段滝は美しい紅葉の名所としても知られ、秋には滝と紅葉のコラボレーションが楽しめます。遊歩道からは水しぶきを感じるほどの近さで滝を観賞でき、ヒーリングスポットとしても親しまれています。ただし、冬の間は閉鎖されるため、訪れる際は閉鎖状況を確認しましょう。

住所 北海道芦別市芦別
アクセス JR「芦別駅」から車で約30分
電話番号 0124-27-7380(芦別市都市建設課土木係)
公式サイト 三段滝|芦別市観光総合ガイド

白竜の滝(雨竜町)|雨竜沼湿原の登山道の途中で見られる滝

白竜の滝

白竜の滝は雨竜町にあり、途中で二手に分かれている滝です。その名のとおり、落差約36mから一気に落ちる水流が、白い竜が立ち昇るように見えることから名付けられました。国内第二の山岳高層湿原「雨竜沼湿原」へ向かう登山道の途中に位置しており、上流から壮麗な姿を見下ろすことができます。

登山道は30〜40分程度で滝が見える地点に到着します。滝つぼ方面への散策も可能ですが、滑りやすい箇所があるため、滑りにくい靴など安全対策をしておきましょう。また、登山道の入り口にあるゲートパークには駐車場、山小屋、オートキャンプ場が備えられており、アウトドアを満喫することも可能です。

住所 北海道雨竜郡雨竜町
アクセス JR「滝川駅」から車で約1時間30分
道央自動車道滝川ICから車で約1時間30分
電話番号 0125-77-2213(産業建設課 農政林務担当)
公式サイト

白銀の滝(石狩市)|夏は清涼感あふれ冬は氷柱になる

白銀の滝

白銀の滝は石狩市に位置しており、国道231号(オロロンライン)沿いにある滝です。その清涼感あふれる姿は、ドライバーやツーリング愛好者から人気です。落差約25mの岩肌を流れ落ちる白銀の滝は、夏には涼を求める観光客で賑わい、冬には滝全体が凍りつき、巨大な氷柱となる壮観な光景が見られます。

白銀の滝の水は、天売焼尻国定公園内の「暑寒別連邦」の山肌を伝い、岬の急斜面から日本海へと流れ落ちます。滝の流れがまるで幾千もの銀の柱のような姿から、白銀の滝と名付けられました。地質の成り立ちを垣間見ることができるポイントのひとつとしても知られ、北海道石狩を訪れる際にはぜひ立ち寄りたい滝です。

住所 北海道石狩市浜益区雄冬
アクセス 最寄りのバス停「雄冬」から徒歩で約5分
電話番号 0237-28-3933
公式サイト 白銀の滝|石狩市

フンベの滝(広尾町)|国道336号沿いに見られる小さな滝

フンベの滝

フンベの滝は、地下水が湧き出し直接道路脇に落下する珍しい滝です。通称「黄金道路」とよばれる国道336号沿いに位置しており、アイヌ語で「鯨の獲れる浜」という意味を持つ「フンベ」と名付けられました。岩肌を筋のように水が流れ落ちており、時間と角度によって虹が見えることもあります。

夏には涼を呼び、冬には見事な氷柱が形成されるフンベの滝は、四季折々の美しい姿を見せてくれます。滝の目の前には駐車帯があり、ドライブ途中に気軽に立ち寄れるので、きっと思い出に残るドライブになるでしょう。

住所 北海道広尾郡広尾町フンベ
アクセス 「帯広駅」からバスで約120分
電話番号 01558-2-0177(広尾町観光協会)
公式サイト 観光スポット フンベの滝|広尾町観光協会

羽衣の滝(東川町)|日本の滝百選にも選ばれた北海道最大の滝

羽衣の滝

羽衣の滝は東川町の天人峡に位置する、北海道最大の落差約270mを誇る壮大な滝です。「日本の滝百選」にも選ばれている羽衣の滝は、その名のとおり水の流れが天女の羽衣を思わせるような美しさを誇ります。忠別川(ちゅうべつがわ)の支流である「アイシポップ沢」と「双見沢」からの流れが7段に屈折しながら落下しており、その途中で2つの沢が合流する迫力ある姿が特徴です。

滝の全景を眺める際は滝見台までのトレッキングがおすすめです。約1時間15分の登山道を登ると滝が正面に広がり、晴れた日はその奥に旭岳も臨むことができます。10月上旬の紅葉シーズンには周囲のシナノキやカツラ、カエデ類が鮮やかに色づき、滝と紅葉のコラボレーションが楽しめます。また、再開された新しい遊歩道からは、7段の岩を伝って流れ落ちる滝の様子を間近で観賞することも可能です。

住所 北海道東川町天人峡
アクセス 「旭川空港」から車で約40分
「美瑛」から車で約40分
電話番号 0166-82-3761(ひがしがわ観光協会)
公式サイト 天人峡 羽衣の滝|北海道東川町観光案内

ピョウタンの滝(中札中村)|落差10メートルを豪快に流れ落ちる滝

ピョウタンの滝

ピョウタンの滝は札内川園地の入口に位置する人気の観光スポットです。札内川の清流が10mの落差で豪快に流れ落ちることが特徴です。しかし、ピョウタンの滝は自然にできたものではなく、昭和29年に完成した小水力発電所「農協ダム」の跡地にできたものです。ダムが完成した翌年、豪雨による札内川の氾濫でダムは土砂で埋没したことで、ダムはなくなりましたが、その後滝となり「ピョウタンの滝」と名付けられました。

滝と称されているものの、実際は人の手によって建設されたダムの名残であり、その歴史的背景が滝の特別な魅力を漂わせています。今でもピョウタンの滝を観察すると、ダムの名残が見て取れます。園内は滝の水しぶきや豊富な自然林から発生するマイナスイオンに満ちており癒しと安らぎを感じることが可能です。

住所 中札内村南札内713
アクセス 「帯広駅」から車で約1時間
電話番号 0155-69-4378
公式サイト ピョウタンの滝|中札中村観光情報

滝はパワースポット?ストレスやモヤモヤを解消してくれる

パワースポット

滝は大自然の美しさや迫力を感じられるパワースポットです。パワースポットとは、自然が長い年月をかけて作り出したエネルギーに満ちた場所のことで、心から癒され、ストレスやモヤモヤを解消できる効果があります。滝はパワースポットの代表としても知られ、マイナスイオン効果や景色、音など自然のエネルギーを体感できるほか、夏には清涼感を感じられて心身ともにパワーをもらえるのが滝の魅力です。

滝の3つの癒し効果

癒しの効果

滝の癒し効果には大きく次の3つがあります。

滝の癒し効果

  • マイナスイオンによる癒し
  • 見た目の美しさによる癒し
  • 音による癒し

それぞれの効果について詳しく解説します。

マイナスイオンによる癒し

滝では、水が激しくぶつかり合うことで多くのマイナスイオンが発生しています。マイナスイオンとは、空気中に漂う負の電気を帯びた微粒子のことです。空気中には通常プラスイオンとマイナスイオンが漂っており、電子が少ないプラスイオンは人体や食品を老化させるもので、電子が多いマイナスイオンは人体や食品の老化を防ぐと言われています。マイナスイオンが多くなれば、人体は生理作用が活発となり、新陳代謝や自然治癒力を向上させるはたらきがあります。

滝の近くは、水同士が激しくぶつかり水滴が粉砕されることで、マイナスイオンが発生するという仕組みです。滝の近くに行きマイナスイオンを多く含む空気を吸い込むことにより、自律神経が整いリフレッシュ・リラックス効果が得られます。

見た目の美しさによる癒し

見た目の美しさによって癒されるのも滝の癒しポイントです。滝を目の前にすると大自然が生み出した迫力に圧倒され、思わず息をのんでしまうほど。人間の脳は美しいものを見ると活性化されて血流が増加すると言われています。美しいものを見たときの脳の変化が、脳をリフレッシュさせると同時にストレスを緩和させてくれます。ただ滝を見ているだけでも、自然と心がリラックスする瞬間を感じられるでしょう。

音による癒し

滝には、音による癒し効果もあります。滝や川、海など大自然の水の音を聞くと、人は気持ちがポジティブになったり、心が落ち着いたりすると言われています。このような癒し効果がある音は、「ホワイトノイズ」ともよばれます。

滝のそばではさまざまな水の音を聞くことができ、上流から勢いよく流れる水の音や、岩に水が当たる音、滝壺に流れる音などさまざまです。さらに、滝周辺から鳥の鳴き声や風の音が聞こえてきて、自然の雄大さと心地よさによって心がリフレッシュされます。

北海道で登山が必要な滝はある?

登山が必要

北海道で登山が必要な滝はいくつかあります。

登山が必要な北海道の滝

  • 流星の滝・銀河の滝
  • 賀老の滝
  • カムイワッカ湯の滝
  • 羽衣の滝

流星の滝と銀河の滝は、2つの滝を同時に眺められる「双瀑台」へ行くために軽い登山が必要です。駐車場から急勾配の登山路を5分ほど登ると展望台がありますが、双瀑台へはさらに5分ほど登る必要があり、軽装よりも登山に適した装備が望ましいです。賀老の滝もアクセスがやや困難で、急な登山道を登る必要があります。

また、カムイワッカ湯の滝を見るためには川を登る必要があり、沢登り用の装備が必要です。川を登るのには事前予約が必要で、参加者には無料でヘルメットが貸し出されます。そのほか、羽衣の滝の全景を眺めるためには、標高850mの「滝見台」へのトレッキングが必要で、軽登山の装備や入山届の提出が求められます。

まとめ

北海道には魅力たっぷりの美しく迫力のある滝スポットが多く存在します。滝によって景観や規模が異なり、時期によっても滝ごとに魅力が変化します。パワースポットへの観光を考えている方は、ぜひ本記事で紹介した北海道の滝へ足を運んでみてください。

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!