北海道の広大な自然の中でゴルフしよう!おすすめゴルフ場5選
「北海道の広大な大地でゴルフを楽しみたい!」という方は多いのではないでしょうか?夏の避暑地としても人気の北海道は、ゴルファーにとって「憧れの地」ともいわれています。数多くのトーナメントが開催されているのが、北海道のゴルフ場。名勝負の舞台となったコースを体感できるのが魅力です。
しかし、北海道ゴルフの魅力はそれだけではありません!
この記事では、北海道ゴルフのさらなる魅力とともに、ベストシーズンや北海道と道外のゴルフの違いまで詳しくご紹介します。さらに、北海道ならではの絶景が楽しめる、おすすめのゴルフ場もあわせてご紹介しますので、ゴルファーの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
- 北海道でゴルフするなら6月~9月ごろをおすすめ
- 夏の北海道でも羽織ものは持って行くと良い
- 絶景も食事も楽しめる北海道のおすすめゴルフ場5選
北海道ゴルフの魅力
北海道には200を超えるゴルフコースがあるとされており、国内でもトップクラスのゴルフ王国です。
まずは、北海道ゴルフの魅力についてご紹介します!
1日を有効活用できるスループレーが基本!
北海道のゴルフは18ホールのスループレーが基本です。スタート時間は午前と午後に分かれており、プレー中に休憩は挟みません。
1ラウンドが4時間~5時間程度とすると、朝8時スタートの場合は12時付近には終了するスケジュール。そのためゴルフを楽しんだ後に、家族や友人と北海道観光を楽しむなど、1日を有効活用することができるのが大きな魅力です。
また、スループレーは昼食を挟まないため料金が安価なことも魅力的。ゴルフの後に好きな飲食店に入り、北海道ならではのグルメを味わうのも、北海道ゴルフの醍醐味です!
真夏でも快適にゴルフを楽しめる!
北海道は7~8月でも30℃を超える日は少なく、平均気温は21℃~22℃程度。そのため東京の平均気温25℃~26℃と比べても、過ごしやすい気候であることが分かります。
自然豊かな北海道のゴルフ場では、爽やかな風と広大なグリーンが広がり、気持ちの良いプレーを楽しむことができるでしょう。
ちなみに、朝晩や場所によっては冷え込みが大きくなる場合があるため、羽織ものを用意しておくことをおすすめします!
ベント芝(西洋芝)を味わえる!
北海道ゴルフの大きな特徴として、本州のコースとの「芝の違い」があります。北海道のゴルフ場は「ベント芝」がメインです。ゴルフ発祥の地・スコットランドの芝に近いのが、このベント芝。寒冷型で暑さに弱いベント芝は、本州での管理は難しいとされています。
この「ベント芝」の魅力は、なんといっても美しいグリーン。本州で主流とされている高麗芝は冬季には茶色に枯れてしまいますが、ベント芝は1年をとおしてグリーンを保ち、例え雪の下でも枯れることはありません。
またベント芝は、葉が柔らかいことも特徴のひとつ。そのためキレイにターフがとれ、ショットの感触も爽快だとか!
北海道ゴルフのベストシーズンはいつ?
北海道ゴルフのベストシーズンは、ズバリ夏!北海道の夏は本州と比べて湿度が低く、カラッとした気候の中でプレーすることができます。まるで「緑の絨毯」のような芝も、夏の北海道ゴルフならではの特徴といえるでしょう。
また、夏の北海道の気候は、芝の育成にも向いているとされています。北海道には梅雨がないため、6月中旬ごろから芝に栄養を与え、強い芝を育てることによって、多くのゴルファーが憧れる「北海道の芝」が出来上がります。
なお、北海道のゴルフ場は、11月~12月以降は雪のためにクローズとなるコースがほとんどです。そして雪解け後の4月頃からのプレー開始となります。春先は気温が低い日も多いため、快適なプレーを楽しみたい場合は、6月~9月ごろをおすすめします。
本州とは違う?北海道ゴルフの特徴
北海道と本州のゴルフ場の違いは、やはり「芝」です。本州のゴルフ場コースで多く使用されているのは高麗芝や野芝などの「和芝」。一方で、北海道で多く使われているのはベント芝などの「洋芝」です。
ここではベント芝の特徴を中心に、道外と北海道ゴルフの違いについてみていきましょう。
ベント芝のフェアウェイ&ラフは難しい?!
ベント芝の特徴は、葉幅が細く柔らかいこと。そのためボールは自身の重さを支えることができず、沈んだ状態になります。
一方、本州で一般的な高麗芝などの和芝は、葉が太く固いことが特徴です。和芝の上でのボールは少し浮いた状態になっているため、ティーアップされた感覚でボールを打つことができるのです。
実際には数ミリ単位の浮き沈みの違いではありますが、和芝に慣れている方にとっては、ベント芝でのフェアウェイやラフは苦戦するポイントだとか。特にベント芝のラフは見た目以上に粘っこく、飛びづらいのが特徴です。ラフに入ると、クラブに芝がまとわりつくような状態になることも少なくありません。
ベント芝でのフェアウェイでのコツは、少しトップ気味に打つこと。さらにラフに入った場合は、フェアウェイウッドで打ち込むと、芝の抵抗を受けづらくなるとされています。北海道ゴルフ攻略の肝は、「ベント芝のフェアウェイとラフ」ともいえそうです。
日中と早朝・夕方の気温差が大きい
北海道は、真夏でも早朝や夕方には羽織ものが必要になる日があるほど、日中との気温差が大きいことが特徴です。
寒くなるということは、その分体が硬くなり、いつもより距離が伸びない可能性があるということ。そのため早朝や夕方でのゴルフは、しっかりと体をほぐしたり、普段より大きめに体を動かすことを意識したりすることをおすすめします。
そして「北海道」といっても範囲が広いため、ゴルフ場の場所によっては気温や気候が大きく異なります。特に道央の山間部や道東方面は肌寒くなりやすいエリアですので、防寒対策はしっかりとしておきましょう!
絶景!北海道のおすすめゴルフ場5選
北海道ゴルフの魅力は、何といっても美しい景観を活かしたコース設計。緑豊かな森林や海沿いにつくられたゴルフ場が多くあります。
せっかくの北海道ゴルフでは、広大な自然の中でのびのびとプレーを楽しみたいですよね。
ここからは、北海道ならではの景観やコースを楽しめる、おすすめのゴルフ場を厳選してご紹介します!
【安平町】北海道クラシックゴルフクラブ
1991年にオープンした北海道クラシックゴルフクラブは、「ゴルフ界の帝王」と呼ばれるジャック・ニクラスが設計したゴルフ場です。
全国でも珍しいオールベント芝のコースは、美しさと戦略性を兼ね備えており、格式も難易度も高レベル。国内でトップレベルの大会である「日本プロゴルフ選手権」の開催地にもなっています。
さらに周辺には、檜とヒバでつくられたクラブハウスや檜風呂など、1日をとおして非日常を味わえる施設が揃っています。
特におすすめしたいのは、ゴルフ場内のレストラン。北海道産の旬の食材を使ったオリジナルメニューが並び、開放感あふれる空間の中で食事を楽しむことができます。
名称 | 北海道クラシックゴルフクラブ |
---|---|
住所 | 北海道勇払郡安平町早来富岡406 |
アクセス | 新千歳空港から16km、車で約20分 |
電話番号 | 0145-22-4101 |
コース | 18ホールズ、パー72、7,059ヤード |
公式サイト | 北海道クラシックゴルフクラブ |
【小樽市】小樽カントリー倶楽部
小樽カントリー倶楽部は、1928年にオープンした歴史あるゴルフ場です。伝統あるコースは難易度の高さもさることながら、敷居の高さも北海道内ではトップクラス。プレーするには会員の同伴か紹介が必要です。
「北海道を代表する名門コース」ともいわれる小樽カントリー俱楽部の特徴は、石狩湾に面した美しいシーサイドコースであること。「ニトリレディスゴルフトーナメント」の拠点にもなっている、有名なトーナメントコースです。
なお、小樽カントリー俱楽部には旧コースと新コースがあり、お好きな方を選んでプレーすることが可能です。旧コースは北海道最古のコースといわれており、手作りの9ホールからなる、自然を活かしたコース設計。一方新コースは、18ホールからなる技術と飛距離が試されるチャンピオンコースです。
場内にあるレストランでは、海を眺めながら四季折々の味覚を味わうことができますので、ゴルフ前後の利用にもおすすめです。
名称 | 小樽カントリー倶楽部 |
---|---|
住所 | 北海道小樽市銭函3-73 |
アクセス | JR函館本線「銭函駅」「星置駅」から車で約5分 |
電話番号 | 0134-62-5051 |
コース | 18ホールズ、パー72、7,467ヤード |
公式サイト | 小樽カントリー倶楽部 |
【北広島市・由仁町】札幌ゴルフ倶楽部
札幌ゴルフ俱楽部は、1932年にオープンした歴史あるゴルフ場です。輪厚コースと由仁コースの2つのコースを持ち、どちらも名匠と呼ばれる井上誠一氏が設計しています。
由仁コースは、戦略性が求められる緻密なハザードが特徴的なコース。
一方、輪厚コースは「ANAオープントーナメント」の会場としてもお馴染みのチャンピオンコースです。全国的な知名度も高く、北海道内のゴルフ場の中ではトーナメント開催回数ナンバーワンを誇ります。
どちらのコースも北海道らしい、雄大な景観が魅力的です。
名称 | 札幌ゴルフ倶楽部 |
---|---|
住所 | 輪厚コース/北広島市輪厚77、由仁コース/夕張郡由仁町光栄588 |
アクセス | 札幌市内から車で約50~60分 |
電話番号 | 輪厚コース/011-376-2231 由仁コース/0123-83-2777 |
コース | 36ホールズ、パー144、輪厚コース/7,063ヤード、由仁コース/7,031ヤード |
公式サイト | 札幌ゴルフ倶楽部 |
【千歳市】ザ・ノースカントリーゴルフクラブ
新千歳空港からほど近い場所に位置する、ザ・ノースカントリーゴルフクラブは、レジェンドゴルファー・青木功氏が設計したゴルフ場です。
北海道の自然の中に、スコットランドの伝統とアメリカの最新手法を取り入れた、オールベント芝のコースが特徴。緑の絨毯のような美しいフェアウェイが魅力です。「セガサミーカップゴルフトーナメント」でもお馴染みのコースは、高低差5mと自然の原型を生かしたレイアウト。高度な戦略が求められる、プレーヤーを存分に楽しめるよう設計されたコースです。
なお、予約はホームページからでも手軽にできるのが嬉しいところ。ゲストの方でもWEB申し込みができるのもポイントです。
名称 | ザ・ノースカントリーゴルフクラブ |
---|---|
住所 | 北海道千歳市蘭越26 |
アクセス | 新千歳空港から車で約15分 |
電話番号 | 0123-27-2121 |
コース | 18ホールズ、パー72、6,553ヤード |
公式サイト | ザ・ノースカントリーゴルフクラブ |
【苫小牧市】ニドムクラシックコース
ニドムクラシックコースは、アイヌ語で「豊かな森」を表す「ニドム」の名に相応しい、樹林帯の中につくられたゴルフ場です。美しさと雄大さを兼ね備えた、まさに「北海道ならでは」のゴルフコースといえるでしょう。
特徴的なコースは、アイヌ語で「首領」を意味する「ニスパ」コースと、「宝物」を意味する「イコロ」2つ。各ホールは大きな樹木でセパレートされ、枝や幹もコースの一部となっています。最大高低差25mと自然の起伏を活かしたコース設計は、戦略性が高く変化に富んでおり、幅広いゴルファーから支持されています。
なお、ニドムクラシックコースは、ゲストの方も積極的に受け入れているので、北海道旅行の際にはおすすめのゴルフ場。利用の際はホームページからの予約も可能です。
名称 | ニドムクラシックコース |
---|---|
住所 | 北海道苫小牧市字植苗430 |
アクセス | 新千歳空港から送迎バスで約15分 |
電話番号 | 0144-55-5111 |
コース | イコロコース/27ホールズ、ニスパコース18ホールズの計45ホールズ、パー180、7,031ヤード |
公式サイト | ニドムクラシックコース |
まとめ
北海道のゴルフ場には、雄大な自然と戦略性を兼ね備えたコースが数多くあります。四季折々の美しい景観の中でのゴルフは、まさに北海道ならではの体験。有名ゴルファーからも支持されているコースで、実際にプレーできるのも魅力です。
北海道でゴルフを楽しむ際には、ぜひご紹介したおすすめのゴルフ場を訪れてみてくださいね!
尚、北海道発祥の「パークゴルフ」というスポーツもあります。普通のゴルフよりも簡単で初心者でも手軽に始められるのでおすすめですよ!
その他にも、北海道で人気のアクティビティは以下の記事をご覧ください♪