初心者でも楽しい!北海道のワカサギ釣り体験のご紹介
北海道の冬ならではアクティビティといえば、ワカサギ釣りです。「北海道のワカサギ釣り」と聞くと、「なかなか釣れないのでは?」と思われる方も多いのではないでしょうか。しかしワカサギ釣りは、初心者でも手軽に楽しめる冬のレジャーです。
この記事では、初心者でも楽しめる北海道のワカサギ釣り体験についてご紹介。ワカサギ釣りの魅力やコツ、ワカサギのおいしい食べ方、おすすめの体験プランまで詳しく解説します!
この記事でわかること
- ワカサギ釣りの面白さ・魅力
- 上手にワカサギを釣るためのコツ
- ワカサギの釣り場とおすすめプラン
北海道のワカサギ釣りの魅力
ワカサギ釣りは、誰でも気軽に楽しめる冬ならではのアクティビティです。北海道では、札幌近郊や富良野、函館のほか、様々な場所でワカサギ釣りを楽しむことができます。
ここでは、北海道のワカサギ釣りの魅力をご紹介します。
初心者でも気軽に楽しめる!
北海道でのワカサギ釣りの魅力は、特別な技術や知識が必要ないこと。そのため初心者でも気軽に楽しむことができますので、修学旅行など、北海道旅行のオプションとしてもおすすめのレジャーです。
またワカサギ釣りは、通常の釣りと比べて釣り竿が軽いこともポイント。小さな子どもや女性もチャレンジしやすいので、親子連れやカップルにも人気です。
手ぶらでOK!
北海道のワカサギ釣り体験には、釣り竿やエサなどの必要な道具のレンタル料金が含まれていることがほとんどです。 そのため、釣り道具を持っていなくてもワカサギ釣りを楽しむことができます。
旅行やドライブ、デートなどの途中で手ぶらで参加できることも、ワカサギ釣りの魅力のひとつといえます。
釣りたてのワカサギをその場で食べられる!
北海道では、釣りたてのワカサギをその場で調理して食べることができる場所が多くあります。釣って楽しく、食べておいしいところがワカサギ釣りの魅力。自分で釣り上げた新鮮なワカサギのおいしさは格別です。
ワカサギのおすすめの食べ方は、天ぷらや唐揚げ。釣りたてのワカサギで作った揚げたての天ぷらは、ホクホクとしたワカサギの身と、サクッとした衣のコンビネーションに箸が止まらないおいしさです!
ワカサギ釣りの種類
ワカサギ釣りには、主に「氷上釣り」と「ドーム船釣り」があります。違いは、釣り場(湖)が凍っているか、凍っていないかということ。北海道でのワカサギ釣りは、ほとんどが「氷上釣り」といって良いでしょう。
ここでは、「氷上ワカサギ釣り」と「ドーム船ワカサギ釣り」、それぞれの特徴について見ていきましょう。
氷上ワカサギ釣り
「氷上ワカサギ釣り」とは、凍った湖面に専用のドリルで穴を開け、その穴から釣りをする方法です。北海道は冬の寒さによって湖面が凍結するため、氷上ワカサギ釣りが主流となります。
全国で氷上釣りが主流のエリアは珍しいため、氷上ワカサギ釣りは「北海道ならではの方法」といえるでしょう。
しかし、真冬の北海道で、個人で氷に穴を開けたりテントを準備したりすることは、初心者にとってはハードルが高いかもしれません。初めて北海道でワカサギ釣りを楽しむ方には、氷上にドーム船や小屋が用意されている体験プランをおすすめします。
ドーム船ワカサギ釣り
「ドーム船ワカサギ釣り」はドーム船に乗りながら、船の中にある溝から仕掛けを垂らして釣りをします。冬でも湖面が凍結しない、関東近郊などで一般的な方法です。
船内には暖房やトイレが完備されていることがほとんどです。そのため、初心者でも安心して気軽に楽しむことができます。
北海道ワカサギ釣りの時期
北海道でのワカサギ釣りの時期・シーズンは、天候や気温にもよりますが、例年12月~4月頃までです。
その中でも人気がでてくる時期は、1月~3月頃まで。地域によって若干の差はあるものの、真冬から春を迎える直前まで楽しむことができます。
期間限定のアクティビティのため、シーズン中は問い合わせが集中することが予想されます。体験プランなどで希望の日程がある場合は、早めに予約をしておくと良いでしょう。
北海道ワカサギ釣りの服装
北海道ワカサギ釣りのシーズン中は、札幌近郊でも気温が氷点下まで下がることが多くあります。そのため、北海道でのワカサギ釣り体験の際には、防寒対策をしっかりすることが大切です。
防寒対策としておすすめの服装・持ち物は次のとおりです。
- スキーやスノーボードウェアなど、厚手のダウン(上下)
- フリースや厚手のニット
- ヒートテックなど保温性の高いインナー
- マフラーやネックウォーマー
- ニット帽
- 耳あて
- 厚手のタイツや靴下
- 手袋
- スノーブーツやアウトドア用シューズ
- カイロ
基本的な考え方は、「真冬の北海道で長時間外にいても大丈夫な服装」です。少々「やりすぎかな?」というくらいの装備で行くと、安心してワカサギ釣りを楽しむことができるでしょう。
また、体験場所によってはテントヒーターなどが設置されている場合がありますが、北海道での野外レジャーであることは変わりません。防寒対策はしっかりしておきましょう。
初心者でも大丈夫!ワカサギ釣りのコツ
小さな子どもや女性でも楽しめるワカサギ釣りですが、せっかくならたくさんのワカサギを釣り上げたいですよね。
ここでは、ワカサギ釣りのちょっとしたコツをご紹介。3つのコツをマスターすることで、初心者でも釣れる確率が一気にアップするかもしれません!
ワカサギ釣りのコツ①エサを動かす
ワカサギ釣りのポイントのひとつは、エサを動かして「生きているように見せる」こと。釣り用語では「誘い」というテクニックです。
特にワカサギの動きが見えない場合は、「誘い」が重要です。エサを上下に小刻みに動かして、数秒待つ、また動かす、の繰り返しで、ワカサギにエサをアピールしてみましょう。大きく動かしたり小さく動かしたりと変化をつけることによって、ワカサギが食いつきやすくなります。
また、エサを動かした後に「動きを止める」ことによって、ワカサギがエサを食べる時間をつくることもポイントです。ワカサギがエサを追うことができるスピードで、変化をつけながら「誘い」をいれてみましょう。
ワカサギ釣りのコツ②こまめにエサを変える
ワカサギは新鮮なエサほど食いつきが良いため、エサの交換はこまめに行いましょう。ワカサギは「おいしそうなエサの匂い」に反応するため、エサを半切りにすると、食いつきが良くなる場合があります。
「なかなか釣れない」というときほど、エサの交換頻度を増やしてみるのもコツのひとつです。また、色が薄くなっていたり皮だけになっていたりすると、食いつきが悪くなってしまいます。エサの状態はこまめにチェックすることをおすすめします。「10分経って釣れない場合は交換する」というペースが一般的です。
ワカサギ釣りのコツ③「アタリ」と「アワセ」のタイミングを掴む
ワカサギ釣りで重要なポイントは、ワカサギがエサをくわえた「アタリ」の感覚を感じることです。ワカサギはとても小さい魚のため、アタリを見落としてしまうことが多くあります。また、アタリに強く反応しすぎて慌てて糸を巻き上げると、ワカサギは離れてしまいます。そのため引き上げる「アワセ」のタイミングも重要です。
最初のコツは、少しでも手元に違和感を感じたらアワセてみること。アタリとアワセのタイミングを掴むことがワカサギ釣り上達への近道です。
アタリの感覚は、手元に感じる大きなものから、穂先が小さく動くだけのものまで様々。初めのうちは、穂先に注目しておくと変化が分かりやすいかもしれません。
アワセる際には焦らずに釣り竿を上げ、糸巻き上げましょう。強くアワセるとワカサギが離れてしまうので、慌てずゆっくり引き上げることがポイントです。
北海道でワカサギ釣りができる場所とおすすめプラン
冬の人気アクティビティであるワカサギ釣りは、北海道内の様々なエリアで楽しむことができます。その中でも今回は、アクセスの良い札幌近郊と南富良野エリアをピックアップ!
- 茨戸(ばらと)川
- しのつ湖
- かなやま湖
茨戸(ばらと)川
茨戸川は、札幌市北部、石狩市、当別町にまたがる河川です。以前は「石狩川三日月湖」と呼ばれていた茨戸川は、アルファベットの「C」のような形が特徴的。川の流れがほとんどないため結氷しやすく、氷上ワカサギ釣りを楽しむことができるスポットです。
茨戸川でのワカサギ釣りの魅力は、なんといっても立地の良さ。札幌市中心部からのアクセスが良く、近隣の宿泊施設も充実しています。また、遊漁料がかからないため、体験プランも比較的安価なものが多いという傾向があります。
茨戸川の中でも人気のワカサギ釣りスポットは、通称「ガトキン裏」と呼ばれている「シャトレーゼ・ガトーキングダムサッポロ」の裏側。 茨戸川付近での駐車料金などは基本的にかかりませんが、釣り道具のレンタルはありません。初めてワカサギ釣りを体験する場合は、体験ツアーに参加するのが一般的です。
アクセス
- 茨戸川(シャトレーゼ・ガトーキングダムサッポロ付近)~札幌駅から約12km、車で約30分
シーズン
- 1月上旬頃 ~ 3月上旬頃
茨戸川のおすすめプラン
札幌駅から無料送迎付きのプランです。防寒ズボンや長靴の無料レンタルのほか、釣り道具一式付きなので手ぶらで参加できます。
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提供会社 | リバートリップ北海道 |
ツアー価格 | 5,200円~ |
体験時間 | 3~4時間 |
詳細サイト | https://activityjapan.com/publish/plan/31208 |
しのつ湖
しのつ湖は、札幌から約1時間弱の場所にある石狩郡新篠津村にある湖です。三日月の形が特徴で、「しんしのつ温泉たっぷの湯」が隣接しています。
しのつ湖の釣り場は「たっぷの湯」で管理されており、屋根付きの釣り小屋が使われているため、冬でも快適にワカサギ釣りを楽しむことができます。 ワカサギ釣りができるスポットは「たっぷの湯施設前」「北釣り場」「南釣り場」の3か所。いずれも営業に関しては「たっぷの湯」に事前に確認しておくことをおすすめします。
しのつ湖でのワカサギ釣りは、トイレや無料駐車場などの設備のほか、釣り道具がレンタルできるのがうれしいポイント。初心者でも気軽にワカサギ釣りを楽しむことができます。
さらにワカサギ釣りだけではなく、温泉の入浴代金が含まれたお得なプランも!設備や施設の充実度を重視している方にはおすすめの釣り場です。
アクセス
- しのつ湖(しんしのつ温泉たっぷの湯付近)~札幌駅から約33km、車で約50分(国道275号線経由)
シーズン
- 1月初旬~3月上旬
※詳細は「たっぷの湯」の公式HPにてご確認ください
https://www.tappunoyuonsen.com/activity/
しのつ湖のおすすめプラン
手ぶらでOKのお手軽プランです。ストーブ付きの小屋での釣りなので、風雪の日でも安心です。
【北海道・石狩】 たっぷ釣り場「しのつ湖」テントでわかさぎ釣り体験(レンタル品・温泉入浴付)土日祝 | |
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提供会社 | しんしのつ温泉たっぷの湯 |
ツアー価格 | 2,900円~ |
体験時間 | 3~4時間 |
詳細サイト | https://activityjapan.com/publish/plan/45807 |
かなやま湖
かなやま湖は、南富良野町にある人気の釣りスポットです。ワカサギ釣りはもちろん、1年を通して様々な魚が釣れるため、多くの釣り人が訪れています。また、自然豊かな景観とともに、キャンプやテニス、カヌーなど、アウトドアやスポーツも楽しむことができます。
かなやま湖の釣り場は非管理のため、遊漁料はかかりません。そのため比較的安価なプランが多いことも特徴です。 人気のワカサギ釣りスポットは、東鹿越(ひがししかごえ)駅前から、湖の中央にかかる橋(鹿越大橋)までの場所です。
かなやま湖には釣り道具のレンタルはないため、初めてワカサギ釣りを体験する場合は、体験ツアーに参加することをおすすめします。
アクセス
- かなやま湖(東鹿越駅付近)
~富良野駅から約40km、車で約50分(道道465号線経由)
~札幌駅から約155km、車で約2時間15分(高速道路利用)
シーズン
- 12月下旬 ~ 3月中旬
かなやま湖のおすすめプラン
テントを1組ごと貸切で使えるので、気兼ねなく楽しむことができるプランです。富良野市内からの無料送迎が付いています。
初夢フェア実施中!【南富良野】氷上ワカサギ釣り 半日ツアー・富良野市内からの無料送迎付き ☆ 1組ごとテント貸切! ワカサギ天ぷら試食あり☆ | |
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提供会社 | ガイドラインアウトドアクラブ |
ツアー価格 | 5,000円~ |
体験時間 | 3~4時間 |
詳細サイト | https://activityjapan.com/publish/plan/14028 |
まとめ
氷上ワカサギ釣りは、北海道の冬ならではのアクティビティ。ファミリーやカップルなど、年齢問わず楽しめるのが魅力です。
送迎や釣り道具のレンタルが付いた体験プランも充実していますので、初心者でも安心です。冬に北海道を訪れた際には、ぜひワカサギ釣りを楽しんでみてくださいね。