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東藻琴(ひがしもこと)ってどこ? 花絶景が広がる芝桜公園へ

東藻琴(ひがしもこと)ってどこ? 花絶景が広がる芝桜公園への画像

東藻琴(ひがしもこと)は、道東エリアの大空町に位置する地域。芝桜が有名で、全国で名所として知られているので、名前を聞いたことがあるかもしれません。

ビュースポットとして人気なのは、ひがしもこと芝桜公園。この記事では、ひがしもこと芝桜公園の見どころや楽しみ方、一緒に楽しみたい近隣スポットをご紹介します。

    この記事でわかること

  • 芝桜の見ごろは5月から6月中旬
  • 遊覧車や展望台、山津見神社からも芝桜を見られる
  • 釣り堀やゴーカート、キャンプ場など楽しいスポットがいっぱい
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

東藻琴ってどんなところ?

東藻琴は、道東の網走・オホーツクエリアにある地域。かつては東藻琴村でしたが、2006年に女満別町と合併して大空町になりました。町内には女満別空港があるため、道東の玄関口としても多くの人が訪れています。

東藻琴ってどんなところ?

ひまわり畑や網走湖、藻琴山など自然に恵まれている町ですが、一番の魅力は、ひがしもこと芝桜公園。見ごろを迎えると、一面にピンクの絨毯が広がるとあって、たくさんの観光客で賑わいます。

また、大空町は広大な土地を生かした農業や畜産が盛んな町。米や麦、馬鈴薯、甜菜などの農作物がつくられ、乳用牛・肉用牛などが育てられていることから、地産地消のグルメも味わえます。

ひがしもこと芝桜公園は大空町のシンボル!

ひがしもこと芝桜公園は大空町のシンボル!

大空町、東藻琴といえば、ひがしもこと芝桜公園。

一面に広がるピンクの芝桜は、圧巻のひと言です。見ごろやイベントなどを詳しく解説します!

1株ずつ植えて約10万平方メートルに

ひがしもこと芝桜公園

ひがしもこと芝桜公園には、広大な丘陵にびっしりと芝桜が植えられています。その広さは、なんと約10万平方メートル。札幌ドームのおよそ2倍です。

芝桜とは、桜に似た花が芝みたいに地面を覆うように咲くのが由来。遠くから見るとピンクですが、赤や白、紫の花もあります。今でこそ、一面芝桜の景色を見られますが、当初はほんのちょっとの株しかありませんでした。

芝桜の寄り

昭和52年から大空町の生まれの中鉢末吉さんが一株ずつ植え始め、8年をかけて大部分の植え付けを完了します。雑草取り、火山灰地を耕す作業、植え付けなどを、たった一人で手作業で行ってきたそう。

それから地道な管理を続けて22年。毎年、見ごろになると、一つひとつが鮮やかに咲き、圧巻の景色を見せてくれるのです。1度は区切りとして退職したものの、復帰して長く管理に携わりました。

見頃は例年5月~6月

春の訪れを感じさせ、夏を呼び込むように、芝桜が鮮やかにその時を迎えます。ひがしもこと芝桜公園の芝桜が咲き誇るのは、例年5月から6月上旬。

この数年は、北海道の天候が非常に読みにくく、多少のズレがあります。公式サイトでは、毎日花の様子を公開しているので、お出かけの前にチェックするのがおすすめです。

夜間のライトアップも! ひがしもこと芝桜まつり

ひがしもこと芝桜公園のライトアップ

見ごろの時期でもある5月上旬~6月上旬は、「ひがしもこと芝桜まつり」を連日開催。ちびっこイベントやちびっこひろばなどの子ども向けイベント、ゲストによるステージなどが催され、キャンプサイトでのアウトドア用品の展示なども行われます。

また、期間中の1日(例年5月下旬の土曜日)は、夜間のライトアップを実施。照明やキャンドルの灯りに包まれたピンクの芝桜は妖艶で、日中とはまったく違った世界観に。この日をめがけて訪れるのもおすすめです。

ひがしもこと芝桜公園の基本情報

スポット名 ひがしもこと芝桜公園
住所 北海道網走郡大空町東藻琴末広393
アクセス JR網走駅からバス・車で約45分
営業時間 8:00~17:00
定休日 なし
※例年10月以降は閉園
問い合わせ(電話) 0152-66-3111
(東藻琴芝桜公園管理公社)
公式サイト https://shibazakura.net/

ひがしもこと芝桜公園の楽しみ方

約10万平方メートルと広大な「ひがしもこと芝桜公園」。あらかじめポイントを抑えておけば、訪れた当日に効率的よくまわることができます。園内には重要なスポットや施設が多くあるので、楽しみ方もいろいろ。お楽しみポイントをチェックしていきましょう。

山津見神社

ひがしもこと芝桜公園の山津見神社

ひがしもこと芝桜公園の丘を下から見上げると、ピンク色の鳥居が見えます。

この鳥居は山津見神社のもので、丘を登ったところに社があります。ここに祀られているのは、農業や商売繁盛、狩猟、良縁、子宝など、様々な神様。芝桜の景色を眺めながら、社を目指してみましょう。

芝桜ソフトクリーム

ひがしもこと芝桜公園のソフトクリーム

公園内の売店や食堂では、人気の芝桜ソフトクリームを食べられます。ピンク色のソフトクリームで、ほのかな桜の香りとちょっぴり塩味を感じられるのが特徴。おいしさはもちろんですが、映え写真も撮れるので、忘れずにご当地ソフトクリームを楽しみましょう♪

遊覧車

遊覧車

頂上まで歩いて登るのも良いですが、遊覧車でゆったり景色を楽しむのもおすすめ。丘のふもとからスタートし、頂上までゆっくりと走ってくれるので、のんびりとパノラマを楽しめます。

料金
大人300円(税込)、小学生以下150円(税込)

釣り堀

園内にある、小さな川では釣りを楽しめます。1時間で大人1,500円、子供(小学生以下)1,000円。芝桜の景色をバックに、大人も子供も夢中になって釣りを楽しめるスポットです。

ゴーカート

ゴーカート

園内には、1周820mのゴーカートコースもあります。1人でのんびり走るのも、家族やカップルで乗るのも良し。芝桜を眺めながら、安全運転でゴーカートを楽しんでみましょう。

料金
1人乗り用300円(税込)、2人乗り用500円(税込)

キャンプ場

キャンプ場には、フリーサイトやオートサイトがあります。芝桜に囲まれた場所で、東藻琴の自然を感じながらアウトドアを楽しめる施設です。各施設とも近いので、ゴーカートや釣り堀で遊ぶのもおすすめです。

オートサイト料金
電源あり2,500円、電源なし1,500円、大人300円、小学生200円 *各税込み

フリーサイト料金
大人300円、小学生200円 *各税込み

チェックイン14:00、チェックアウト10:00

日帰り温泉

「芝桜の湯」では、芝桜まつりの開催時、キャンプ期間中に、日帰り入浴を楽しめます。

イベントやキャンプから帰るときに、汗を流せる人気の施設です。足湯も併設されているので、ちょっと冷えたときに浸かってみてはいかがでしょうか。

料金
中学生以上450円、小学生140円、幼児70円、コインシャワー100円 *各税込み

営業期間
5月3日~5月31日、7月1日~9月30日

営業時間
11:00~18:00(7月~9月は16:00~20:00)

水曜日定休

一緒に楽しみたい周辺スポット

せっかく「ひがしもこと芝桜公園」を訪れたなら、周辺も一緒に楽しみましょう。おすすめの立ち寄りスポットを2つ紹介します。

ひがしもこと乳酪館

ひがしもこと乳酪館

ひがしもこと乳酪館は、東藻琴の酪農を学んだり、特産品を食べられたりする施設。映像インフォメーションを見られる映像室、あらゆるチーズを調べられるデータベース、各種展示などで、酪農に詳しくなれます。

東藻琴の酪農を知るには、味わうのが一番。カマンベールチーズソフトやミルクソフトクリームといったオリジナルソフトクリーム、チーズなどを食べられます。

体験交流室では、バターやアイスの手作り体験が可能。大人も子供も楽しめる体験で、つくって食べて乳製品を体験できるのが魅力です。

ひがしもこと乳酪館の基本情報

スポット名 ひがしもこと乳酪館
住所 北海道網走郡大空町東藻琴409-1
アクセス 女満別空港から車で約20分
営業時間 9:00~17:30
定休日 月曜日、火曜日
電話番号 0152-66-3953
公式サイト http://nyurakukan.com/about.htm

道の駅 ノンキーランド ひがしもこと

道の駅 ノンキーランド ひがしもこと

ノンキーランド ひがしもことは、女満別空港から車で約25分の場所にある道の駅。ひがしもこと芝桜公園までは、車で約9分の立地です。

ホテルやレストラン、ショップがあり、網走・オホーツクエリアの観光やちょっとした休憩・食事にもぴったり。メルヘンの丘や朝日ヶ丘公園など、周辺のスポットへのアクセスも良いので、ぜひ立ち寄ってみて!

道の駅 ノンキーランド ひがしもことの基本情報

スポット名 道の駅 ノンキーランド ひがしもこと
住所 北海道網走郡大空町東藻琴100
アクセス 網走市から車で約30分
営業時間 9:00~18:00
定休日 なし
電話番号 0152-66-3600
公式サイト https://nonkyland.com/

まとめ

ひがし北海道を代表する、夏の名スポット「ひがしもこと芝桜公園」を紹介しました。

札幌ドームの約2倍の土地に広がる芝桜は圧巻で、毎年開花時期には全国区のニュース番組でも取り上げられるほど。天候に恵まれれば、素敵な写真も撮れるので、ぜひ一度出かけてみてはいかがでしょう。

writerprof_sugawara
菅原 光拳
ライター / フリーエディター
札幌生まれ、北広島市育ち。学生時代に釧路で環境と自然教育を学んだのち、卒業後も北見を拠点に道東で7年間を過ごす。現在は北海道観光をはじめ、ライフスタイルメディアなど多様なジャンルの記事を執筆中。