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コーヒーの種類や特徴を紹介!豆や淹れ方の違いを知って自分好みの一杯を見つけよう

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私達の身近な飲み物であるコーヒー。何となく豆や淹れ方などによって味に違いが出ることは知っているものの、詳しくは分からないという人も多いでしょう。実は、コーヒーにはさまざまな違いがあり、知れば知る程魅力を感じる奥深い飲み物です。

この記事では、コーヒー豆の種類や特徴、焙煎度合、挽き方、淹れ方による違いなども一挙紹介します。コーヒーをより美味しく味わいたいという人におすすめの情報が満載です。ポイントだけを知りたい人はぜひ一覧表を参考にしてみてください。

    この記事でわかること

  • コーヒーの原種は3種類、産地によって味わいが違う
  • 焙煎の度合いによって酸味や苦味が変わる
  • 挽き方や淹れ方によって風味やコクに変化がある
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

【簡単解説】コーヒーの基礎知識

コーヒーの基礎知識

コーヒーの種類について紹介する前に、コーヒーについての基礎知識を簡単にご紹介します。身近だからこそ、知らないことの多いコーヒーについてみていきましょう。

コーヒー豆の原種はたった3種類

コーヒー豆にはさまざまな種類がありますが、実は品種で言うとたった3種類しかありません。それぞれのコーヒー豆が原産地の違いや育て方の違いによって、さまざまな種類の豆として認識されているのです。

アラビカ種

アラビカ種は原産国がアフリカ・エチオピアです。標高1,000m以上の高地に生息し、栽培に手間がかかるのが特徴。比較的酸味が強く、フレーバーコーヒーのような華やかな香りを味わえます。

ロブスタ(カネフォラ)種

ロブスタ種の植物学的な正式名称はカネフォラ種と言います。主な原産国はベトナム・インドネシアなど。低地でも栽培でき病気などにも強いため幅広い地域で栽培されています。

リベリカ種

リベリカ種はアフリカ・リベリア共和国が原産で、大変希少なコーヒーの原種です。品種の固定や品質を安定させることが難しく、世界での流通量もコーヒー全体の1%未満と言われています。日本では、入手が難しいコーヒー豆です。

ストレートとブレンドの違い

コーヒー豆を購入したことのある人は「〇〇ブレンド」と書かれた豆を見たことがあるのではないでしょうか。コーヒーにはストレートとブレンドがあり、それぞれの違いは以下のとおりです。

ストレート

ストレートはコーヒー豆を単品で味わうことです。コーヒー豆本来のコク深さや苦味などをダイレクトに味わうことができます。

ブレンド

ブレンドは異なるコーヒー豆を混ぜて新しい味わいを作り出すことです。それぞれの豆が持つ特徴を活かしたり、欠点を補ったりして理想的なコーヒーを作り出します。

プレミアム種とは

コーヒーのプレミアム種

コーヒーには、豆の種類や味、付加価値などによるランク付けが行われます。ランクは「スペシャルティコーヒー」「プレミアムコーヒー」「コモディティコーヒー」「ローグレードコーヒー」の4種類です。

ランクは栽培地の標高、生粒の大きさ、精製方法によって決まり、ランクによって買い付けの価格にも差が現れます。特にランクの高いスペシャルティコーヒーは、市場に置いて約5%にも満たない最高級コーヒーです。高級品のイメージが強いブルーマウンテンやキリマンジャロでも、プレミアムコーヒーに分類されます。コモディティコーヒーやローグレードコーヒーは安価で大衆向けとして人気です。

ランクはコーヒーの専門家によって審査が行われますが、必ずしも高ランクのコーヒーが美味しいとは言えないでしょう。人それぞれに好みがあり、プレミアムコーヒーよりもコモディティコーヒーを好む人も少なくありません。これこそが、コーヒーが奥深く面白味のある部分でもあります。

好みのコーヒーを選ぶポイント

好みのコーヒーを選ぶポイント

好みのコーヒーを選ぶには以下のポイントを重視してみてください。

  • 豆の産地
  • 焙煎度合い
  • 淹れ方
  • 飲み方に適した豆

コーヒーは、豆の産地によって風味や味わいなどが大きく異なります。また、焙煎によっても苦味やコクに変化が見られるでしょう。どのような淹れ方をするのか、どのような飲み方にするのかによって、適した豆を選んでみてください。

【苦い順に紹介】コーヒー豆の種類によって違う特徴とは

コーヒー豆は成長の過程で土壌や気候の影響を大きく受けます。そのため、品種が同じコーヒー豆でも、原産地によって全く異なる味わいを見せることも珍しくありません。

続いては、それぞれのコーヒー豆の原産国や味の特徴について紹介していきます。

クリスタルマウンテン

クリスタルマウンテン

キューバ産のクリスタルマウンテンは、酸味と苦味が強く感じられるコーヒー上級者向けの豆です。上品な酸味とキリっとした苦味のバランスがよく「美味しいブラックコーヒーを飲みたい」という人におすすめ。最高級豆としても広く知られています。

苦味 ★★★★★
コク ★★★★★
酸味 ★★★★★
香り ★★★★☆

ベネズエラ

ベネズエラ

ベネズエラ産の豆は特有の苦味が特徴です。酸味が少なく、南米コーヒーの中では珍しいタイプだと言えるでしょう。ミルクとの相性がよく、ベネズエラコーヒーはミルクを入れて飲まれることも多いです。

苦味 ★★★★★
コク ★★★☆☆
酸味 ★★☆☆☆
香り ★★☆☆☆

コナ

コナ

アメリカのハワイ島産のコナコーヒーは、世界三大コーヒーのひとつと言われています。キリマンジャロやブルーマウンテンに並ぶ香りの高さが特徴です。限られた地域でしか栽培できず大変希少なコーヒー豆と言われ、市場での流通量は全体の1%以下。幻のコーヒー豆と言ってもよいでしょう。

苦味 ★★★★☆
コク ★★★★☆
酸味 ★★★★★
香り ★★★★★

ブルーマウンテン

ブルーマウンテン

ブルーマウンテンはジャマイカ産で、コーヒーの王様とも呼ばれています。苦味やコク、酸味、香りのバランスが大変よく、コーヒーのあらゆる魅力をじっくり味わえる豆です。

苦味 ★★★★☆
コク ★★★★★
酸味 ★★★★★
香り ★★★★★

ケニア

ケニア

ケニア産の豆は強い酸味と苦味が特徴です。後味がすっきりしているため飲みやすくスパイスのような鼻に抜ける香りを持っています。香りにクセがあるため、好みの分かれる味ですが酸味の強いコーヒーを好む人には比較的好まれやすいです。

苦味 ★★★★☆
コク ★★☆☆☆
酸味 ★★★★☆
香り ★★★☆☆

キリマンジャロ

キリマンジャロ

タンザニア産のキリマンジャロはスッキリとした苦味とフルーティな香りが味わえます。軽い口当たりと程よい苦味で、コーヒーの魅力を語る上で欠かせない豆とも言えるでしょう。

苦味 ★★★☆☆
コク ★★☆☆☆
酸味 ★★★★★
香り ★★★★☆

エメラルドマウンテン

エメラルドマウンテン

コロンビア産最高級豆として人気のエメラルドマウンテン。甘い香りにコク深くどっしりとした重厚な味わいは日本人の舌にもよく合い、コーヒーが苦手な人も非常に飲みやすいです。鼻から抜けるようなスッキリとした味わいは、一度飲んだら虜になること間違いなしです。

苦味 ★★★☆☆
コク ★★★★★
酸味 ★★★★☆
香り ★★★★★

ジャワ

ジャワコーヒー

ジャワ産の豆は酸味が少なくやや強い苦味とコクが特徴です。濃い見た目とは裏腹に口当たりは軽く飲みやすいです。苦味があるのでミルクや豆乳と相性が抜群。他のコーヒーとブレンドして飲まれることも多いです。

苦味 ★★★☆☆
コク ★★★★☆
酸味 ★☆☆☆☆
香り ★★★★☆

コロンビア

コロンビア

コロンビア産の豆は、どっしりと重厚なコクが特徴です。フルーティーな香りも豊かで味わい深く、苦味の中にほんのり感じる甘みが魅力と言えるでしょう。酸味が少なく、砂糖やミルクを入れてコーヒーを飲みたい人にもおすすめです。

苦味 ★★★☆☆
コク ★★★★☆
酸味 ★★☆☆☆
香り ★★★★☆

トラジャ

トラジャコーヒー

トラジャはインドネシアのスラウェシ島原産で、大粒で艶やかな豆はコーヒー界のオパールとも言われています。、スモーキーな香りに、重厚なコクと苦味の中に感じる甘みが特徴的です。流通量が少なく希少価値の高いコーヒー豆です。

苦味 ★★★☆☆
コク ★★★★★
酸味 ★★☆☆☆
香り ★★★☆☆

コスタリカ

コスタリカ

コスタリカ産の豆の特徴は爽やかな香りと酸味です。飲み口がライトで、一般受けしやすい味わいと言えます。湧き上がるように広がる芳醇なコーヒーの香りを楽しみたい人にもピッタリです。

苦味 ★★☆☆☆
コク ★★★☆☆
酸味 ★★★★☆
香り ★★★★☆

モカ

モカ

モカはエチオピア産の豆で、長い歴史を持っているコーヒーです。甘く芳醇な香りとフルーティーな爽やかな酸味が特徴です。酸味の中にも甘味とコクがあり、飲みやすく後味がスッキリしています。ミルクとの相性もよく、日本でも人気のコーヒー豆です。

苦味 ★★☆☆☆
コク ★★★☆☆
酸味 ★★★☆☆
香り ★★★★☆

サントス

サントス

サントスはブラジル産の豆で、苦味と酸味のバランスがよいです。爽やかでフルーツのような香りも感じられ、ブレンドのメインとして選ばれることも多いです。クセもなく飲みやすいため、ストレートでも充分美味しく味わえます。

苦味 ★★☆☆☆
コク ★☆☆☆☆
酸味 ★★☆☆☆
香り ★★★☆☆

グアテマラ

グアテマラ

グアテマラではコーヒーの栽培に適した環境条件が整っており、最高級品質の豆が収穫できることで知られています。強い酸味と芳醇な甘い香りが特徴で、フルーツフレーバーのコーヒーを飲んでいるような気分になれます。

苦味 ★★☆☆☆
コク ★★☆☆☆
酸味 ★★★★☆
香り ★★★★★

キューバ

キューバ

キューバ産の豆は酸味と香りのバランスがよく、ブルーマウンテンに似た味わいが特徴です。口当たりが柔らかくスッキリして飲みやすいため、大衆向けコーヒーとしても愛されています。

苦味 ★★☆☆☆
コク ★☆☆☆☆
酸味 ★★★☆☆
香り ★★★☆☆

メキシコ

メキシコ

メキシコ産のコーヒー豆は、香りと酸味のバランスがよく比較的大衆向けと言ってもよいでしょう。口当たりが柔らかく上品な味わいのため、ブレンドに用いられることも多いです。

苦味 ★☆☆☆☆
コク ★☆☆☆☆
酸味 ★★☆☆☆
香り ★★☆☆☆

マンデリン

マンデリン

インドネシア産のマンデリンは、コク深さが特徴です。上品でコーヒーらしい華やかな香りがあり、ミルクと相性のよい豆です。コーヒーの苦味や酸味が苦手な人にもおすすめ。

苦味 ★☆☆☆☆
コク ★★★☆☆
酸味 ★☆☆☆☆
香り ★★☆☆☆

コーヒー豆の種類一覧表

コーヒー豆の種類一覧表 コーヒー豆は苦味、酸味、香り、コクのどれを求めるのかによって選ぶとよいでしょう。ぜひこちらの早見表を参考にしてみてください。

コーヒーの焙煎の種類一覧表

コーヒーの焙煎の種類(浅煎り・中煎り・深煎り)と特徴

生豆の状態ではコーヒーを抽出できないため、焙煎して水分を飛ばす工程が必要です。焙煎の程度によっても、コーヒーは味わいが変わります。同じコーヒー豆を違う焙煎で味わうと分かりやすいでしょう。

好みの飲み口になる焙煎度合いを選ぶ他、どのような飲み方をするのかによっても焙煎度合いを変えるのがおすすめです。 深煎り・中煎り・浅煎りの違いと特徴については別記事にまとめていますので、あわせて読んでみてくださいね。

コーヒーの挽き方の種類一覧

コーヒーの挽き方の種類一覧

焙煎後のコーヒー豆は、粉に挽く工程が必要です。コーヒーミルを使って豆を挽く際、細かく挽くのか粗く挽くのかによってもコーヒーの味わいや抽出スピードなどが変わります。

挽き方の度合によって適した抽出方法も異なるため、味わいはもちろん、どのような方法でコーヒーを淹れるのかによって選ぶのもおすすめです。

粗挽き

特徴
  • コーヒーのアクが出にくく、苦味を押さえて酸味が際立つ味わいになりやすい
  • コーヒー豆の持つフルーティな香りが目立つ
おすすめの淹れ方
  • パーコレーター
  • フレンチプレス
  • フレンチプレス

中挽き

特徴
  • 苦味や酸味をバランスよく抽出できる
  • 一般的なコーヒーの多くが中挽き
  • えぐみなどが出にくく、コーヒーの甘みなどを感じたい人にもおすすめ
おすすめの淹れ方
  • コーヒーメーカー
  • ペーパーフィルタードリップ
  • ネルドリップ
  • サイフォン式ドリップ

細挽き

特徴
  • 苦味を感じやすく重厚な味わいになりやすい
  • 早く抽出でき、滑らかな口当たりになる
おすすめの淹れ方
  • エスプレッソメーカー
  • ウォータードリップ

ここで紹介している挽き方の他にも、お店によっては中挽きと粗挽きの中間となる「中粗挽き」や。細挽きよりも細かい「極細挽き」などの挽き方でも提供している場合があります。

コーヒーの淹れ方の種類によって違う特徴

コーヒーにはさまざまな抽出方法があります。抽出方法によって味わいが変わるのも、コーヒーの魅力といえるでしょう。コーヒーメーカーやエスプレッソマシン、ハンドドリップなどがよく知られています。

ハンドドリップ

ハンドドリップ

ハンドドリップは、さまざまな抽出方法を用いて人の手でコーヒーを淹れる方法です。お湯の温度や注ぎ方などで抽出されたコーヒーの味わいが変わるため、技術が必要といえるでしょう。ハンドドリップで淹れたコーヒーの味わいを安定させるには、長い年月をかけた繊細な技術が求められると言われています。

ペーパードリップ

ドリッパーに紙製フィルターをセットして、上からお湯を注ぎコーヒーを淹れる方法です。コーヒーのコクを味わいやすく、濃い味のコーヒーを飲みたい人におすすめ。コーヒーの旨味やコク深さは前半に多く抽出されるため、しっかりと濃いコーヒーを楽しみたいなら前半部分の少量を味わうのもよいでしょう。

ネルドリップ

ドリッパーにネルと呼ばれる布製のフィルターをセットして、上からお湯を注ぎコーヒーを淹れる方法です。コーヒーの甘みやフルーティーなコクなどを抽出しやすく、コーヒー好きからの人気が高い淹れ方です。フィルターは何度も繰り返し使えます。

マシンドリップ

マシンドリップ

抽出用の機械や機器を用いてコーヒーを淹れるマシンドリップは、淹れる人の技術に関わらず安定したコーヒーを淹れられるのが魅力です。コーヒーメーカーのような一般家庭で使われる機械から、古くから用いられているサイフォンなどさまざまな機器があります。

サイフォン

サイフォンは19世紀ヨーロッパで誕生し、現在もクラシックなコーヒーの抽出方法として好まれています。フラスコのような見た目をしており、サイフォン式で抽出したコーヒーはまろやかで口当たりのよい味わいを楽しむことができます。見た目にも華やかで、コーヒーの抽出過程まで楽しめると人気です。

フレンチプレス

フレンチプレスは筒状の瓶のような形をしており、コーヒー豆とお湯を淹れて放置するだけでコーヒーを淹れることができます。コーヒーの成分や味わいをストレートに抽出できる淹れ方なので、苦味やコクなどをしっかり味わいたい人におすすめの淹れ方です。

エスプレッソマシン

コーヒーをより濃く抽出するエスプレッソマシンは、自動式や加熱式などさまざまなものがあります。エスプレッソは抽出圧をかけてコーヒーを抽出することで、苦味やコクなどを強く感じられる淹れ方です。濃厚なエスプレッソはミルクとの相性もよいため、アレンジコーヒーに使われることも少なくありません。

パーコレーター

ポットのような見た目で、直火にかけてコーヒーが抽出できるパーコレーターは、近年のアウトドアブームで特に人気の淹れ方です。手軽にコーヒーが淹れられることに加え、パーコレーターで淹れたコーヒーは香りを感じやすいのが特徴。コーヒーの持つ芳醇な香りを楽しめます。

ウォータードリップ

ウォータードリップ

ウォータードリップとはコーヒーを水で抽出することです。ウォータードリップ専用フィルターにコーヒーを淹れて水に浸しておくだけで、アイスコーヒーを抽出できます。ウォータードリップしたコーヒーはスッキリと軽い口当たりが特徴です。

コーヒーの飲み方の種類一覧表

コーヒーの飲み方の種類一覧表

コーヒーは飲み方によって入っている物や量がそれぞれ異なります。特に、フラットホワイトとカフェラテは、同じ【エスプレッソ+スチームミルク】の組み合わせですが、フラットホワイトはより細かく泡立てたスチームミルクを用いるのが特徴です。また、カフェラテはスチームミルクの量が多いのも大きな違いと言えます。一つひとつの詳細については、次の章で解説いたします。

解説!コーヒーの飲み方の種類

コーヒーは抽出したものをそのまま飲むだけでなく、さまざまなアレンジを加えて楽しむことができます。それぞれの違いを知っておくと、アレンジコーヒーをより楽しむことができるでしょう。

エスプレッソ

エスプレッソ

エスプレッソは、専用のエスプレッソマシンで抽出した濃厚なコーヒーです。イタリアやフランスなどで一般的に飲まれています。デミタスカップという小さなカップで提供され、凝縮された苦味や風味を味わうのが特徴です。

日本ではアレンジコーヒーに用いられることの方が多く、エスプレッソの上に泡立てたミルクを乗せたエスプレッソマキアートや、ホイップクリームを乗せたエスプレッソコンパナなどが人気です。

アメリカン

アメリカン

日本の喫茶店でお馴染みのアメリカンは、ドリップコーヒーをお湯で薄めたものです。すっきりとした味わいと軽い口当たりが特徴で、コーヒーの持つ酸味を好む人に人気があります。ただし、アメリカンは日本特有の飲み方なので、海外では通じないため注意しましょう。海外ではアメリカ―ノが一般的です。

アメリカーノ

アメリカーノ

エスプレッソをお湯で薄めたものをアメリカーノと言います。よく似たコーヒーにアメリカンコーヒがありますが、これは全く違うアレンジコーヒーです。エスプレッソをそのまま飲むよりも、口当たりがすっきりしていて飲みやすいのが特徴。爽やかな香りや酸味を味わえます。

カフェモカ

カフェモカ

日本でお馴染みのコーヒー、カフェモカ。カフェモカはエスプレッソにチョコシロップを加え、温めたミルクを混ぜたコーヒーです。エスプレッソの苦味とチョコレートの甘さのバランスがよく、ミルクによってまろやかな口当たりになるため、コーヒーの酸味が苦手だという人に好まれます。

カフェラテ

カフェラテ

カフェラテはエスプレッソにたっぷりのスチームミルクをいれたコーヒーです。苦味はほとんど感じず、フォームミルクの滑らかさとコーヒーのコクや風味を味わうことができます。カプチーノとよく似ていますが、カプチーノよりもミルクの味わいが強調されているのがカフェラテです。

カプチーノ

カプチーノ

カプチーノはエスプレッソにスチームミルクとフォームミルクを混ぜたものです。ミルクの量が多いため、普段コーヒーを飲まない人でもスイーツ感覚で味わうことができ、泡立てたミルクによる滑らかな口当たりが魅力です。カプチーノはイタリア流の場合ココアパウダーをいれ、アメリカ流ではシナモンやオレンジピールなどを加えます。

カフェオレ

カフェオレ

カフェオレはドリップコーヒーに同量のミルクを加えたコーヒーで、甘さやまろやかさが特徴です。濃いめのドリップコーヒーを使っているため、エスプレッソを使ったカフェラテよりも、さらに苦味を感じにくいのが特徴です。

ウィンナー

ウィンナーコーヒー

ドリップコーヒーに甘いホイップクリームを乗せたウィンナーコーヒーは、スイーツに似た感覚で楽しめるコーヒーとして人気です。甘いクリームがコーヒーの苦味を引き立て、濃厚なコクを感じやすくしてくれます。

フラットホワイト

フラットホワイト

オーストラリアやニュージーランドなどの南半球で人気のアレンジコーヒーであるフラットホワイト。エスプレッソに細かく泡立てたスチームミルクを混ぜたものです。滑らかな舌触りと芳醇なエスプレッソのコクを味わうことができます。

まとめ

コーヒーの豆や焙煎、挽き方、飲み方などさまざまな種類の特徴を紹介してきました。普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、実はとても奥深い飲み物であることが伝わったでしょうか?

ぜひコーヒーについて知り、さまざまな味わいを楽しんでみてください。

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!