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ココアに期待できる10の効果・効能|美味しい淹れ方やアレンジココアなども一挙紹介

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寒い季節にはホットココア、暑い季節にはアイスココアなど、どの季節でも好まれるココアは子供から大人まで人気のドリンクです。朝食や寝る前、休憩のひととき等にぴったりの飲み物で、自分で作ると好みの甘さにできるのもうれしいですね。

実はココアはダイエットや美肌、動脈硬化改善、腸内環境改善、リラックス効果、集中力アップ、ストレス緩和などなど、うれしい効果が期待できる飲み物です。この記事ではココアの持つ効果・効能やココアの豆知識、アレンジココアの作り方もご紹介します。

    この記事でわかること

  • ココアは健康と美容にいい飲み物!
  • ココアの歴史と豆知識
  • ちょい足しでアレンジココア
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

ココアには栄養が豊富に含まれている

ココア

コク深い味わいが人気のココアは、コーヒーや紅茶と共に嗜好飲料と呼ばれる飲み物です。子どもから大人まで幅広い年代に好まれるココアですが、実は嗜好飲料のなかではトップクラスの栄養量を誇る飲み物だとご存知でしょうか。

たんぱく質や脂質、糖質などの基本的な栄養はもちろん、ポリフェノールやテオプロミン、カカオフラバノールなどココアに特に多く含まれる成分もあります。

ココアは美味しいだけじゃありません。ココアの持つ栄養は、さまざまな効果や効能が期待できます。

ココアに期待できる10の効果・効能

食物繊維リグニンで腸内環境改善

ココアに期待できる効果・効能にはさまざまなものがあります。続いては、ココアを飲むことで期待できる効果や効能について紹介していきます。

1.ピロリ菌の増殖を抑制する

森永製菓株式会社と杏林大学の共同研究によると、ココアにはピロリ菌の増殖を抑制する働きがあります。ピロリ菌は胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどを引き起こす細菌の一種です。

ココアに含まれるオレイン酸やリノール酸などが活性し、ピロリ菌の増殖や胃内への定着を防いでいるのではないかと言われています。

2.歯周病を予防する

ココアは歯周病の原因菌に対して強い抗菌作用を持っていることが分かっています。

紅茶や烏龍茶など、ポリフェノールを多く含む嗜好飲料には抗菌作用が期待できます。しかし、紅茶や烏龍茶と比較した際に最も歯周病の原因菌に対する抗菌効果が見られたのがココアでした。

ココアには紅茶の約4倍のポリフェノールが含まれているため、他の嗜好飲料に比べて高い歯周病の予防効果が期待できます。

3.便秘を改善する

ココアには不溶性食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維は腸内で便の量を増し、排便をスムーズにしてくれる働きが期待できる成分です。

ココアを飲むことで、便秘の改善効果が期待できるでしょう。

4.冷え性を改善する

ココアに含まれるテオブロミン、フラバノール、プロアニジンなどの成分には末梢血管の拡張作用があります。そのため、ココアを飲んでこれらの成分を摂取することで、抹消血管の縮小が原因で起こる冷え性の改善効果が期待できるでしょう。

森永乳業株式会社が行った実験によると、ホットココア、お湯、温かい緑茶の3種類の飲み物を飲んだ際、指先の温度が最も高くなり、尚且つ温度が維持されたのがホットココアでした。

また、アイスココアと冷たい麦茶で同様の実験を行った際、アイスココアを飲んでも抹消の体温は下がりにくいという結果が出ています、暑い日でも体温を極度に下げずに飲める冷たい飲み物としてココアが注目されています。

※参照:ココアの冷え性改善効果

5.運動効果を維持する

体温を下げにくく、温度を維持してくれるココアは冷え性以外にも、準備運動の効果を長く保ってくれる働きがあります。

運動前に行うウォーミングアップには、体を温めておく目的があります。運動前にココアを飲んでからウォーミングアップを行うことで、準備運動で温まった体温を長時間保つ効果が期待できると言われており、その後に行う運動のパフォーマンスを向上させてくれる働きが期待できます。

6.認知機能を向上する

カカオフラバノールには、総合記憶力、言語記憶力、視覚記憶力などを向上させる効果が期待できます。森永乳業株式会社の実験では、カカオフラバノールを摂取して行った認知検査結果が、飲む前に行ったものに比べてスコア上昇などの変化が見られると示しています。

7.覚醒効果がある

カカオフラバノールには、穏やかな覚醒効果があります。特に、単純作業などを行った際の眠気などを緩やかに覚醒することに優れているという研究結果も報告されています。

カフェインほどの覚醒効果はありませんが、少し集中したいなという時にココアを飲むことで、集中しやすい状態に体を整える効果が期待できるでしょう。

8.アンチエイジングの効果がある(抗酸化作用がある)

ココアには豊富なポリフェノールが含まれています。ポリフェノールには体内から組織の老化を促す活性酸素を除去する効果が期待できます。

特に、シワや肌のたるみ、くすみなどの美容面において活性酸素は大敵です。ココアから充分なポリフェノールを摂ることで、活性酸素を除去しアンチエイジング効果が期待できるでしょう。

9.リラックス効果がある

ココアに含まれるテオブロミンには、副交感神経を働かせて体をリラックス状態にする効果が期待できます。

特に、夜にココアを飲むと副交感神経を優位にし寝つきを良くするなど、睡眠の質を向上させる効果も期待できるでしょう。

10.ダイエット効果がある

カカオポリフェノールには血管を拡張する働きがあるため、新陳代謝が向上する効果が期待できます。新陳代謝が向上することで、脂肪の燃焼も促されるためダイエット効果も期待できるでしょう。

ココアには豊富に食物繊維が含まれているため、便秘の改善や腸内環境も整い、ダイエットをより効果的に行うことができます。

純ココアとミルクココアの違い

ココア

一般的に流通しているココアは2種類に分かれています。それが、純ココア(ピュアココア)とミルクココアです。

純ココアとは、カカオマスからココアバターを取り除いて粉末にしたココアパウダーだけで作ったココアです、ココアの持つ本来の苦味や香りが引き立ち、大人の味わいを楽しめます。

一方、ミルクココアとはココアパウダーに砂糖やミルクを加えて作ったココアを指します。苦味が抑えられて甘く飲みやすいため、子どもにも広く親しまれているのが特徴です。

世界で初めて純ココアを作り出したのはバンホーテン

あの“バンホーテン”の登場

18世紀までのココアはペースト状にしたカカオマスをお湯に混ぜて飲んでいました。ただカカオペーストには脂肪分が多く含まれるため、水とのなじみが悪く、しかも発酵した酸が残っていて刺激が強い状態でした。

19世紀の初め、焙煎したカカオ豆を絞ってココアバター(脂肪分)を取り除くことでココアの難題を解決し、今では世界中に広まっているココアパウダーの製造法を発明したのが、バンホーテン社の創始者です。

ココアを効果的に摂るなら純ココアがおすすめ

今回紹介しているココアの効果を期待する場合、ミルクココアより純ココアを選ぶのがおすすめです。

ミルクココアには乳製品や砂糖が添加されている分、カロリーが高かったり歯周病リスク、肥満リスクなどがあります。ココアパウダーのみを使って製造されている純ココアの方が、効率的にココアの持つ栄養を摂ることができるでしょう。

効果的なココアの飲み方

ココア

さまざまな効果が期待できるココアですが、飲むタイミングや飲む量にも気を配るのがよいでしょう。

飲むタイミング

ココアには豊富な食物繊維が含まれているため、朝に飲むことで腸を刺激し便の量を増して便秘の解消を促す効果が期待できます。便秘の改善を目的にココアを飲もうと考えている人は、朝食の際に飲むのがおすすめです。

また、ココアには血糖値の急上昇を抑える働きがあります。そのため、間食や食前に飲むことで血糖値の急上昇を防ぎ肥満予防の効果も期待できます。

適切な摂取量

ココアは1日に1~2杯の摂取が適切だと言われています。

特に、ミルクココアの場合飲みすぎると肥満などの原因になってしまうこともあるため注意が必要です。なるべく、純ココアを選び効果的なタイミングで飲むのがよいでしょう。

ココアの美味しい淹れ方

ココア

ダイエット効果を狙ってココアを飲む場合は、ピュアココアを朝晩の食事前にカップ1杯とると良いそうです。食欲抑制効果があり、食べ過ぎを抑えてくれるのだとか。夜に飲むココアはリラックス効果もあり、質の良い睡眠のためにもうれしいですね。ピュアココアを鍋で作るのはちょっと面倒、という方には電子レンジがおすすめです。

  1. ココアと砂糖をマグカップで混ぜる
  2. 少量の牛乳を入れて練り混ぜる
  3. 残りの牛乳をゆっくりと注いで混ぜる
  4. 電子レンジ(600W)で1分半温めて完成!

牛乳の代わりに豆乳を使うのもおすすめです。脂肪分を抑え、大豆に含まれる栄養分も一緒にとれてしまうすぐれもの。作り方は普通の牛乳で作るココアと同じです。牛乳の分をそのまま豆乳に置き換えてください。

おすすめのアレンジココア

シンプルにそのまま飲んでも美味しいココアですが、アレンジをすることで健康効果を高めたり、より美味しく味わうこともできます。続いては、おすすめのアレンジココアを紹介していきましょう。

マシュマロココア

マシュマロココア

マシュマロを数個ココアにのせて。もちろん、数はお好みで。ふんわりと溶けるマシュマロがココアにクリームのような甘みをプラスしてくれます。見た目もかわいらしくてカフェみたいですね!

生姜ココア

すりおろしたしょうがを小さじ半分~1杯程度、ココアに混ぜます。体を温める効果があるので、冷え性の方や、夜眠る前におすすめの一杯。意外としょうがの自己主張も強くなく、スッと鼻に抜けていく感じがさわやかです。

きなこココア

牛乳を入れる前に、ココアにきなこを混ぜましょう。ココアのほろ苦さにきなこの香ばしさがプラスされてほんのり和風の香りが心地良いです。きなこも美容やダイエットに効果的と言われる食品なので、ココアとの相乗効果が期待できそうです。

甘酒ココア

牛乳の代わりに麹甘酒を使います。甘酒に甘みがあるので砂糖は入れなくてもOKです。麹ならではの優しい甘さと甘酒の栄養が疲れた体にしみ渡ります。甘酒は飲む点滴と言われるほど栄養価が高い飲み物。こちらもぜひ試したい組み合わせです。

塩ココア

最近はむしろ定番になりつつある、スイーツに塩という組み合わせ。ココアにも塩をほんのひとつまみ入れてみてください。塩の効果でココアのコクと甘さが引き立ちます。少しずつ入れて、好みの加減を見極めてくださいね。

スパイスココア

カルダモン・クローブ・黒コショウを加えてスパイシーな一杯に。いつもの甘いココアにスパイスを加えることで、ピリッと心地良い味わいになります。ただし、あまり入れすぎるとむせてしまうこともあるので、こちらも加減を見極めて!

シナモンココア

シナモンココア

シナモンの粉末をお好みで。シナモンの甘い香りが鼻に心地良いです。ココアのほろ苦さとあいまって、豊かなコクが味わえます。体を温めてくれる効果もあるので秋冬におすすめ。

はちみつココア

ココアの健康効果を期待してココアを飲みたいけれど、純ココアが苦手という人にははちみつココアがおすすめです、純ココアに適量のはちみつを混ぜて甘みを加えると飲みやすくなりますよ。はちみつは砂糖よりもミネラルやビタミンなどの栄養が豊富なため、健康志向の方に特におすすめです。

まとめ

今回はココアのさまざまな健康効果について紹介してきました。冷え性や便秘の改善、アンチエイジング効果などココアにはさまざまな効果が期待でき、現在もさらなる研究が進んでいます。

普段、何気なく飲んでいるココアですが、純ココアに変えることでより高いダイエット効果などを期待できるケースもあるでしょう。

ぜひ、今回紹介したアレンジココアなども参考に、健康にも効果が期待できるココアを美味しく味わってみてください。

PREZO編集部
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