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モフモフでかわいい!「雪の妖精」シマエナガの生息地は?どこで見れる?

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雪の妖精とも呼ばれキュートな見た目が人気のシマエナガをご存知ですか?コットンのような見た目とつぶらな瞳のシマエナガを生で見てみたいという人も多いでしょう。

この記事ではシマエナガについて徹底解説。シマエナガの生態や観察できる時期、おすすめのウォッチングスポット、シマエナガ関連の商品やサービスについても紹介します。
シマエナガについてもっと知りたい人はぜひ参考にしてみてください。

この記事のまとめ

  • シマエナガはエナガ種の亜種
  • 観察できるのは12月から2月にかけて
  • シマエナガは北海道全域で観察できる
  • 白いモフモフな型は冬だけに見られる

シマエナガとは

シマエナガとは

コットンに目とくちばしを付けたような可愛らしい見た目が特徴的なシマエナガ。はじめに、シマエナガの生態について詳しく見ていきましょう。

シマエナガの生態

シマエナガはスズメ目エナガ科の鳥です。シマエナガはエナガという鳥の亜種だということはあまり知られていません。

亜種とは、同じ動物として分類されているのにも関わらず地理的要素で見た目が違う種族のことです。

体長は約10~14cm、体重は約10gほどでスズメよりも小柄。そのため、実物を見た時に「こんなに小さいんだ」と驚く人も多いようです。

シマエナガの主食

シマエナガの主食は樹液、小さな樹の実、昆虫など。そのため、春先から秋にかけては木の実や昆虫が豊富に捕れる森の中にいることが多いそうです。
反対に、木の実や昆虫が捕れなくなる冬の間は、街路樹などの樹液を目当てに人里に下りて来るケースが多いと言われています。

シマエナガの鳴き声

シマエナガは特徴的な鳴き声の鳥としても有名です。「チィーチィー」や「ピィーピィー」といった甲高い鳴き声の中に、やや低めの「ジュリジュリジュリ」といった鳴き声が混じっています。

バードウォッチング上級者は、鳴き声を頼りにシマエナガを探すそうです。動画などで一度、シマエナガの鳴き声を確認してみてはいかがでしょうか。

シマエナガの生息地

シマエナガの生息地

SNSを開けばかわいいシマエナガの姿を見ることができますが、どうせなら実物を見たいという人も多いですよね。シマエナガはどこに生息しているのかご存知でしょうか。

続いてはシマエナガの生息地について解説します。

北海道全域

赤いカメラアイコンをクリックすると名称や場所が表示されますので是非チェックしてみてください。それぞれのシマエナガスポットについては後ほど詳しくご紹介します。

日本でシマエナガが観察できるのは北海道全域、特に千歳川付近では目撃情報が多いようです。冬場は札幌などの中心街にも現れることが多いようで、街中を観光している最中にシマエナガを見つけたというラッキーな人も。

しかし、あまりに寒さの厳しい土地では目撃情報が少ない傾向にあります。北海道の中でも時期によってシマエナガを観察できる場所は異なるようですね。

迷鳥が千葉や長野に現れたことも

基本的に北海道全域に生息しているシマエナガですが、何らかのトラブルで千葉や長野などでも観察された記録が残っています。これらのケースは移動中にはぐれたなど、さまざまな理由で迷鳥になってしまったシマエナガなので、千葉や長野で探しても見つかる可能性は限りなく低いでしょう。

シマエナガを見やすい時期

シマエナガを見やすい時期

シマエナガを観察するならおすすめは12月から2月にかけた真冬の時期です。街路樹などの樹液を求めてシマエナガが森の中から人里に下りて来るため、北海道の中心街などでも見れることがあります。

冬が終わり始めるとシマエナガは再び森に帰ってしまうため、スノーシーズンを狙って北海道を訪れてみるのがおすすめです。
3月上旬にはほとんど目撃情報がなくなるため、観察のベストタイミングを逃さないよう計画してみてください。

シマエナガウォッチングにおすすめの北海道のスポット

シマエナガウォッチングにおすすめの北海道のスポット

本物のシマエナガを観察するには12〜2月の北海道に足を運ぶ必要があると分かりましたね。しかし、北海道は広大な土地でスポットも多いので「北海道のどこに行けばいいの?」と困ってしまう人も多いでしょう。

そこで、シマエナガを観察するのにおすすめなスポットを厳選してご紹介。過去にシマエナガの目撃情報があった場所ばかりなので、行き先選びに困っている人は参考にしてみてはいかがでしょうか。

【札幌】旭山記念公園

【札幌】旭山記念公園

昭和45年に札幌市創建100周年を記念して造成された旭山記念公園。みどり豊かで、藻岩山や円山とも近く、札幌市内を一望できる夜景スポットとしても人気です。

公式ホームページでは、公園内でのシマエナガ目撃情報などを更新しているので、足を運ぶ前に最新情報をチェックしておくのもおすすめです。

【札幌】円山公園

【札幌】円山公園

桜の名所としても有名な円山公園。多くの木々が立ち並ぶため、樹液が豊富に採れる円山公園はシマエナガをはじめとする野鳥達の楽園。
雪化粧をした木々の中、目を凝らすと真っ白なシマエナガを見つけることができるかもしれませんよ。

【札幌】モエレ沼公園

【札幌】モエレ沼公園

2005年にグランドオープンした札幌市内の総合公園「モエレ沼公園」。シマエナガの目撃情報も多く、中心地からのアクセスも良いウォッチングスポットです。

公園内にはさまざまな施設があるため、シマエナガ探索を終えた後ものんびり公園散策を楽しめるでしょう。

【札幌】滝野すずらん丘陵公園

【札幌】滝野すずらん丘陵公園

広大な敷地面積を誇る滝野すずらん丘陵公園では、新雪の上を歩いて散策するスノーシューを体験できます。スノーシュー体験中、運が良ければシマエナガと遭遇できるかもしれません。
人気のない雪道は騒音も少なく野鳥の声もよく聞こえるので、耳を澄ませてシマエナガを探してみてはいかがですか。

【札幌】藻岩山

【札幌】藻岩山

野生動物の宝庫である藻岩山もシマエナガがよく目撃されているスポットのひとつです。登山道を進みながら耳を澄ませば、シマエナガの鳴き声が聞こえてくるかもしれません。

山頂へ続くロープウェイや絶景を楽しめるレストランなどもあるので、シマエナガウォッチングが終わった後も夜景や食事を楽しめるスポットです。

【札幌】大通公園

【札幌】大通公園

札幌雪まつりの会場としても有名な大通り公園。都会の真ん中にある公園ですが、意外にもシマエナガの目撃情報が多いスポットです。

インフォメーションセンターではシマエナガグッズも多く取り扱っているので、散策後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【札幌】豊平川緑地

シマエナガの目撃情報が多い豊平川沿いにある豊平川緑地では、「都会の野鳥観察会」というバードウォッチングイベントが開催されていることがあります。
野鳥に詳しいガイドによる説明を聞きながら野鳥観察できるので、シマエナガが好みそうな場所を教えてもらいながら探してみましょう。

【札幌】北海道立近代美術館

【札幌】北海道立近代美術館

北海道立近代美術館もシマエナガの観察におすすめのスポット。特に美術館付近の街路樹でシマエナガが目撃されています。

美術品の鑑賞を楽しんだ後は、付近でシマエナガを探してみてください。

【札幌】知事公館

【札幌】知事公館

近代美術館の隣にある知事公館はレトロな建物が特徴的な施設です。自然豊かで美しく整えられた庭園は無料で一般開放されていて、冬になるとシマエナガがやってくるんだとか。
野外彫刻なども展示されているので、美術品を楽しみながらシマエナガ探しをしてみてはいかがでしょう。

【札幌】豊平峡温泉

【札幌】豊平峡温泉

札幌の郊外にある、源泉100%かけ流しの日帰り温泉と本格インドカリーが名物の豊平峡温泉。3つある日本最大級の露天風呂は大自然が眼前に広がり、開放感抜群のロケーションです。行く時期によって、四季折々の景観が楽しめます。

明るい時間はシマエナガやシジュウカラ、夜はエゾタヌキが出没することもあるそう。温泉や食事とあわせて、野生動物観察もできちゃうなんて、まさに一石二鳥どころではなく一石三鳥!?

X(旧ツイッター)の豊平峡温泉のアカウントには、シマエナガが出没した際の動画や写真も掲載されているので要チェック。直近では2024年1月6日、1月10日にも目撃情報があったの高頻度で出会えるかもしれません。

【千歳】ザバードウォッチングカフェ

【千歳】ザバードウォッチングカフェ

のんびりシマエナガが現れるのを待ちたいという人におすすめなのが、千歳にあるザバードウォッチングカフェです。カフェ内で軽食を食べながら野鳥観察ができ、冬はシマエナガがやってくることもあります。

【千歳】ザバードウォッチングカフェ

店内には半屋外野鳥観察ブース(完全予約制)もあり、本格的なバードウォッチングをしたい人にも人気です。

【江別】野幌森林公園

【江別】野幌森林公園

広大な敷地面積の約8割が国有林である、野幌森林公園は鳥獣保護区です。さまざまな野生動物が暮らす森林なので、冬にはシマエナガが見られることもあります。

その他、エゾリスやユキウサギが見られることもあるので、木の上だけじゃなく足下にも注目して散策してみましょう。

【苫小牧】ウトナイ湖野生鳥獣保護センター

施設内でシマエナガが観察できる訳ではありませんが、シマエナガ探しをするならぜひ立ち寄って欲しいスポットであるウトナイ湖野生鳥獣保護センター。
同施設では、スタッフが定期的に近隣の情報収集調査を行っています。そのため、シマエナガをはじめとする野生動物の最新情報が手に入りやすいでしょう。

実際にスタッフが道内を散策して作成したシマエナガ観察スポットマップも無料配布しています。

【釧路】春採公園

【釧路】春採公園

野鳥の観察スポットとして有名な春採公園は、シマエナガも多く目撃されています。過去にはシマエナガが群れでやって来て、春採公園で巣を作り雛が生まれたことも。

シマエナガ以外の野鳥も多く飛来するので、シャッターチャンスを逃さないようにしてくださいね。

【斜里郡】知床国立公園

【斜里郡】知床国立公園

さまざまな野生動物が自然な形で共存している知床国立公園。2005年には世界自然遺産に認定されたこともあります。

知床国立公園でもシマエナガが目撃されています。しかし、北海道の中でも寒さが厳しい地域なので、シーズンの初頭を狙った方がシマエナガを見つけやすいかもしれません。

【河東郡】然別湖

【河東郡】然別湖

標高の高い位置にある然別湖は、自然豊かで野生動物達のオアシスのようなスポットです。静かな湖の周りを散策してシマエナガを探してみてはいかがでしょうか。
散策後は湖畔にある温泉でゆっくりと冷えた体を温めることもできますよ。

シマエナガウォッチングの注意点

シマエナガウォッチングの注意点

シマエナガは、北海道全域で目撃されているものの、そう簡単に見つかる野鳥ではありません。シマエナガの生態や観測スポットの特徴をよく知って慎重に探す必要があります。

続いては、シマエナガウォッチングをする際の注意点についてみていきましょう。

シマエナガは写真に撮るのが難しい

シマエナガは見た目の可愛らしさに反して、とてもアクティブな野鳥です。常に動き回ることで、他の動物に捕食されるリスクを回避しているとも言われています。

そのため、シマエナガを見つけてもジッとしている時間は極わずか。写真におさめるのはとても高度なテクニックが必要です。シャッタースピードを調整できるカメラなら、比較的ブレずに写真撮影しやすいでしょう。

しっかりした防寒対策が必要

冬の北海道はとても寒いので、シマエナガを探す際にも厳重な防寒対策が必要です。特に、市街地でなく、登山コースなどにシマエナガを探しに行く際には雪山登山に適した服装や持ち物を準備するようにしましょう。

熊情報も要チェック

北海道は自然動物が多く、その中で最も注意しなければいけないのは熊です。冬は冬眠しているので遭遇する可能性は比較的低いですが、0ではありません。事前に観察スポットの熊情報などもチェックしておくと安心ですね。

要チェック!注目のシマエナガ商品&サービス

PREZOのロゴにもシマエナガ

キュートなシマエナガグッズやシマエナガに関連したサービスは、老若男女さまざまな人に好まれます。実は、PREZOのロゴにもシマエナガがいるのにお気づきでしょうか?(頭に枝と葉っぱ生えてますが笑)

ここでは、特に注目のシマエナガグッズやサービスを紹介。可愛いシマエナガをグッズやサービスでも満喫してみてはいかがでしょう。

シマエナガタイムズスクエア 6個入【菓か舎】

北海道土産専門店ちどりや
シマエナガタイムズスクエア 6個入【菓か舎】
1,230(税込)

柔らかいスポンジ生地に甘さ控えめのクリームを包んだ、「菓か舎」の『札幌タイムズスクエア』が可愛いシマエナガパッケージで登場! ふわふわでキメが細かくしっとりとしているのに、弾力もあるスポンジにサラッと軽いクリームが絶妙にマッチ。「ミルク」はカスタードクリームよりもミルク感の強い仕上がりで、爽やかな甘さ。「ミルク&アズキ」は、なめらかな粒あんとカスタードの2層になっており、袋を開けた瞬間にやさしい甘い香りが漂います。

シマエナガのふわふわホワイトミルクブッセ(5個入)

北海道土産専門店ちどりや
シマエナガのふわふわホワイトミルクブッセ(5個入)
810(税込)

可愛らしいイラストに思わずパケ買いしてもOK!ブッセはもちろん本格派で、ふわふわ(シュワシュワ)の食感とたっぷりサンドされたミルククリームがたまりません。北海道産牛乳を使用したミルククリームは、甘さ控えめで軽やか。フランス語で「ひと口」という意味を持つブッセですが、まさに、口に運ぶとあっという間にほどける優しい焼き菓子です。

シマエナガのこな雪ポルボローネ 3箱セット

北海道土産専門店ちどりや
シマエナガのこな雪ポルボローネ 3箱セット
1,797(税込)

真っ白い粉砂糖をまとったスペイン生まれのクッキー「ポルボローネ」。口に入れると粉雪のようにホロッととろける食感が楽しめます。もふもふした北海道の雪の妖精「シマエナガ」を表現した大人気のお菓子です。

【和菓子】シマエナガの練り切り(和菓子処つくし牧田)

つくし牧田のねりきり

小樽で人気の和菓子処つくし牧田では、シマエナガモチーフのかわいい練り切りが販売されています。食べるのが勿体なくなる可愛さなので手土産にもおすすめですね。

つくし牧田のねりきり

ほかにも真っ白なシマエナガまんじゅうや、受注生産のシマエナガ上生菓子ケーキも販売しています。シマエナガ好きにはたまりません。

【ホテル】シマエナガルーム(京王プラザホテル)

シマエナガルーム

京王プラザホテルでは、シマエナガを満喫できるコンセプトルーム「シマエナガルーム」が楽しめます。宿泊特典には、季節のシマエナガケーキが味わえます。シマエナガ探しの拠点として利用してみてはいかがでしょうか。

※2024年3月31日をもって販売終了

【写真集】シマエナガちゃん(著:小原 玲)

人気動物写真家の小原玲が撮り下ろしたシマエナガ写真集「シマエナガちゃん」。シマエナガの魅力を余すことなく伝えてくれる一冊です。

シマエナガの豆知識

シマエナガの豆知識

シマエナガには私たちの知らない「実は」がたくさんありました。最後に、シマエナガがもっと好きになる意外な豆知識を紹介していきます。

1月20日はシマエナガの日

北海道民のシマエナガ愛は、ついに記念日を作ってしまうほどに膨らんでいるようです。
羽の中に空気を含んで真ん丸な姿になるシマエナガ。寒ければ寒い程、丸い姿になることから1年で最も寒いとされる大寒の1月20日がシマエナガの日とされています。

とはいえ、記念日として制定されたのは2019年から。まだまだ知らない人も多いので「実は…」と誰かに教えてあげたくなる豆知識ですね。

実はシマエナガは気性が荒い

かわいい見た目から温和で平和主義なイメージを持つシマエナガですが、実は縄張り意識が強く気性が荒い野鳥です。繁殖時期は縄張りへの侵入者に容赦なく攻撃し、執拗に追いかけ回すこともあるんだとか。

冬の妖精とも呼ばれるシマエナガのイメージとのギャップに驚く人も多いでしょう。

シマエナガは夏と冬で見た目が違う

夏のシマエナガ

白くて丸い姿が印象的なシマエナガですが、それは冬限定の姿です。冬のシマエナガは北海道の寒い冬を越えるため、羽毛に空気を含ませて膨らんでいます。

一方で、夏は羽毛を減らしてスッキリスマートな見た目になるため、冬のシマエナガしか知らない人には見分けがつかないかもしれません。
夏のシマエナガは、小柄なスズメのようにも見えます。夏は森の奥深くで過ごしているので、冬よりもさらに見つけるのは難しいでしょう。

シマエナガはペットとしての飼育は禁止されている

愛鳥家からも人気の高いシマエナガですが、鳥獣保護法によりペットとしての飼育が禁止されています。かわいい見た目から「ペットとして飼いたい」という声も多いですが、法律によって罰せられる恐れがあるので観察中も捕まえたりすることのないようにしてください。シマエナガは自然の中で生きる姿を見て楽しむだけにしましょう。

シマエナガは世界でも北海道にだけ生息している

シマエナガはエナガの亜種で、北海道に生息するエナガをシマエナガと呼びます。つまり、シマエナガは世界でも北海道にしか生息していないということ。

ちなみに、本州ではエナガ、九州ではキュウシュウエナガ、津島や隠岐諸島ではチョウセンエナガがエナガやその亜種として生息しています。

まとめ

シマエナガについて生態やおすすめの観察スポット、観察時の注意点、おすすめ商品、豆知識などを紹介してきました。

とってもかわいい見た目のシマエナガを観察するのは、そう簡単なことではありません。だからこそ「何としてでもシマエナガを見てみたい」と思う人も多いでしょう。

しっかりと準備やリサーチをして、冬の北海道でシマエナガを探してみてくださいね(・▴・)

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!