毎週土曜のお楽しみ!ヒルズマルシェでこだわりの新鮮食材を入手!

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都会のど真ん中、赤坂ヒルズで毎週土曜日心和む市場が開かれているのをご存じでしょうか。売られているのは地元東京や関東近県の新鮮野菜たち。

もちろん野菜だけではありません。全国各地の特産品お酒焼き菓子ハンドクラフト品など、こだわりの品々が並びます。今週末は「ヒルズマルシェ」に出かけてみませんか?

ヒルズマルシェとは?

ヒルズマルシェとは?

ヒルズマルシェは赤坂のアークヒルズ内、アーク・カラヤン広場で毎週土曜日に開催されるマルシェです。2009年9月の初開催から14周年を迎えました。アーク・カラヤン広場は開閉式の屋根がある広いオープンスペースで、晴れた日には青空の下でマルシェを楽しめ、屋根があるので雨などの影響を受けることなくお買い物ができるのも魅力です。

マルシェには関東圏の新鮮野菜をはじめ、全国各地から選び抜かれたこだわりの品々も並びます。野菜などは大手の流通にはのらないような、小規模栽培ならではの有機栽培や無農薬のものも多く、作り手の顔が見える安心感や心地よさが魅力です。最近はワインやコーヒー、焼き菓子、ハンドメイド雑貨などジャンルも広がり、多彩な品が揃うようになっています。

農業を活性化したい!という想いでプロデュース

脇坂真吏(わきさかまさと)さん

ヒルズマルシェの開催にプロデューサーとして関わっているのは、脇坂真吏(わきさかまさと)さんです。農林水産省の「マルシェ・ジャポン・プロジェクト」によってヒルズマルシェが立ち上げられた時に、NPO法人「農家のこせがれネットワーク」の代表である脇坂さんは出店者として参加していました。その後、マルシェ事務局からのオファーがあり、脇坂さんは運営に携わるようになりました。

手探りながらも開催を重ねるごとにマルシェ事務局としてきちんと利益を上げることができるようになり、売り上げも伸び、脇坂さんはマルシェのプロとして一般社団法人「マルシェ・マーケット研究所」を立ち上げ、現在は「株式会社AgriInnovationDesign」の代表取締役としても活躍しています。ヒルズマルシェだけに限らず、マルシェという形態を続けていくことで、出店する生産者さんたちの所得向上に繋がるように、脇坂さんはサポートを続けます。

そもそも「マルシェ」って何?

フランス語で「市場」を意味する言葉がマルシェ(marché)で、英語ではマーケット(market)になります。フランスなどでの「マルシェ」は、日本における朝市と同じようにその土地でとれたもの・作られたものを中心に販売する場所です。今で言う「地産地消」をメインとした、生産者の顔が見えるシステムとも言えます。

本場フランスの進化型とも言える日本のマルシェ

本場フランスの進化型とも言える日本のマルシェ

日本のマルシェの多くは、そんな朝市的なぬくもりのある雰囲気を残しながらもおしゃれな場所になっています。

カラフルなテントやワゴン、キッチンカーが並び、新鮮野菜やオーガニックなパン、一点物のハンドクラフト作品など、画一的な大量生産では作れない魅力的な品々が並びます。ひとつずつ吟味して、「これをください」と作り手から直接購入できるのも魅力。お店のかたとあれこれ話して、商品のことを詳しく聞けるのもマルシェならではの楽しみです。

日常では手に入りにくい商品が見つかることも

マルシェでは、一般的な流通には乗らないような、こだわりを持って育てた野菜や果物、少量しか生産できないもの、ひとつひとつ手作りされたものなどが多く並びます。スーパーやデパート、ネットショッピングなどでは手に入りにくいものが購入できるのが大きな魅力です。

年間50回以上開催! ヒルズマルシェが人気の理由

年間50回以上開催! ヒルズマルシェが人気の理由

ヒルズマルシェは毎週土曜の開催年間50回以上開催されます。2009年の立ち上げ当初は生産者による野菜などの出店がメインでしたが、毎週土曜日、定期的に続けているうちに出店者が増え、それにつれて内容も充実し、ジャムやドリンク、蜂蜜などの加工品、小物やアクセサリーなどの雑貨も並ぶようになりました。キッチンカーの出店もあるので、食事や休憩をはさみながら、のんびりマルシェをまわることができます。

定期開催が新たなコミュニティに繋がっている

ヒルズマルシェは突発的なイベントではなく、同じ場所で定期的に開催することにより生活に密着したものとして受け入れられました。それは同時に、農業者や小規模食品事業者に「マルシェ」という新しい販売場所を提供することになり、都市と地方の新しいコミュニケーションの構築に役立っています。

都市部の便利さと癒しの空間・時間を上手に融合

赤坂・六本木という場所にありながら、開放的なスペース、青空の下でゆっくりと野菜を選び、お店の人とおしゃべりを楽しみながら雑貨を手に取る、ヒルズマルシェはそんな癒やしのスポットです。

出店者さんにももちろん常連さんはいますが、行くたびに顔ぶれが少し変わっていたりするのも楽しみのひとつ。フェイスブックやHPで出店者情報を調べるのももちろん良いですが、あえて調べずに「今日はどんなお店があるんだろう」とワクワクしながら出かけてみるのも良いかもしれません。

ヒルズマルシェの主な出店者さん

ヒルズマルシェの主な出店者さん

茨城県産や神奈川県産の野菜や果物を扱うお店や、千葉県の農家さん、生花を扱うお花屋さん、全国各地のお味噌を扱うお店など、出店者はさまざま。大きめのエコバッグを用意して出かけましょう!

経堂自然食品センター

世田谷で40年以上営業している自然食品店です。自然栽培・有機栽培された新鮮野菜や果物、お花などが並びます。

いばらき市

茨城県産の野菜や果物など農産物を中心にいろいろ揃う大型店!お店の人にいろいろ聞きながら買い物を楽しんでみてください。

小坂農園

国分寺で江戸時代から農業をしているという生産者さんです。めずらしい江戸東京野菜や西洋野菜など種類豊富に作っています。

戸辺農園

千葉県九十九里の生産者さんです。旬の野菜や香り高いハーブ、千葉県ならではの落花生の他、手作りの加工品も人気です。

OMISONOMORIおみその森

全国から選りすぐった、大量生産をしていない無添加味噌が並びます。原材料にもこだわった味噌は150gと手頃なサイズで売られているのも魅力ですね。

シャーロット・ヒース フラワーカンパニー

新鮮な生花や季節のドライフラワーなどを販売しています。ミニブーケはもちろん、ドライフラワーのリースや雑貨などもあるので、季節のインテリアにもおすすめです。

オリーブオイル専門店ピオニエーレ

イタリア産のオリーブオイルをはじめ、良質なオリーブオイルの専門店です。イチオシの「土の記憶を包み込んだオイル」は味も香りも逸品!トレーサビリティ提示のため、一つ一つ手書きでサインがあります。

※出店者情報は過去の一例です

ヒルズマルシェの開催概要

ヒルズマルシェの開催概要

ヒルズマルシェは定期開催イベントとなっており、基本的に毎週土曜日に開催されています。天候や施設の営業状況に準じて変更になる場合もあるので、お出かけ前には最新情報もご確認ください。

開催日 毎週土曜日
※雨天決行・荒天中止
※アークヒルズ全体のイベント等により変更の場合あり
時間帯 10:00~14:00
場所 東京都港区赤坂1丁目12-32 アーク・カラヤン広場(以下にMAPあり)
料金 入場無料
問合せ先 03-6406-6619(ヒルズマルシェ事務局)
公式サイト アークヒルズ
公式Facebook

まとめ

ヒルズマルシェまとめ

東京都心で開かれているマルシェ、そこで繋がる都会の住民と生産者さんたちのコミュニケーション。ぬくもりのある繋がりに、なんとなく心が洗われるような気がしますね。大型スーパーやチェーン店、コンビニなどで手軽に手に入る食材ももちろん大切ですが、時にはマルシェに足を運んでこだわりの食材を生活に取り入れてみませんか?

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!