札幌でも楽しめるラベンダー観光地を一挙紹介!おすすめは幌見峠♪

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北海道観光の目的として、ラベンダー畑を見に行きたいという人も多いのではないでしょうか。北海道でラベンダーといえば富良野が有名ですが、実はラベンダーの名所は他にもあります。

北海道有数の都市、札幌もそのひとつです。

この記事では、札幌近郊でラベンダー観光ができるスポットを紹介しています。他にも、見頃やラベンダーの発祥地について紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 北海道のラベンダー発祥の地は札幌
  • 札幌のラベンダーの見頃は7月中旬頃から
  • 札幌で夜景とラベンダーを楽しむなら幌見峠がおすすめ
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

北海道のラベンダー発祥地は富良野…ではない?

北海道のラベンダー発祥地は富良野…ではない?

北海道でラベンダー観光といえば、富良野を思い浮かべる人が多いでしょう。2020年に公開された菅田将暉さん・小松奈々さん主演の映画「糸」では富良野のラベンダー畑がロケ地になったことでも有名です。

しかし、富良野はラベンダー発祥の地ではないことをご存知でしょうか。実は北海道でラベンダー栽培を最初に行ったのは富良野ではなく札幌であることはあまり知られていません。

ラベンダーは高温多湿を嫌う植物のため、日本の気候には適さず江戸時代頃にヨーロッパから精油などをわずかに輸入していたという記述が残っています。当時、北海道はまだ開拓もされておらず、日本の気候に適さないことから栽培はあまり盛んではなかったようです。本格的に日本でラベンダー栽培が始まったのは昭和12年と言われており、フランスから種子を輸入し日本各地で試験栽培が行われました。

札幌、北見、千葉、倉敷で試験栽培を行ったところ、札幌のラベンダーがもっとも成育が良かったことから、札幌でラベンダー栽培が本格化。やがて気候が似通っており広い土地のある富良野に栽培を委託したことから、富良野のラベンダー畑が有名になったと言われています。

札幌は都市として発展したため、ラベンダー畑の規模はそう大きくなりませんでしたが、実は北海道のラベンダー発祥地だったのです。

札幌のラベンダー観光におすすめの時期

札幌のラベンダー観光におすすめの時期

ラベンダーの一般的な開花時期は4~7月と言われていますが、北方に位置する北海道では7月から各地でラベンダーの見頃を迎えます。

そのなかでも札幌のラベンダーの見頃は7月中旬から8月上旬にかけて。夏の訪れとともに楽しめるラベンダーは、北海道観光に欠かせないでしょう。開花時期はそう長くないため、ラベンダーを目当てに北海道を訪れる場合は、現地の最新情報を逐一チェックしておきましょう。

札幌近郊のラベンダー観光ができるスポット

続いては、札幌近郊でラベンダー観光ができるスポットを紹介します。札幌市内からアクセスもしやすいため、車やバスだけでなく電車などさまざまな交通手段で行けるスポットばかりです。

百合が原公園

札幌近郊のラベンダー観光ができるスポット:百合が原公園

世界の百合が約100種栽培されていることで有名な百合が原公園。JR札幌駅から約20分ほどの好アクセスが魅力です。人気のフラワーパークのひとつで、春から初夏にかけてさまざまな植物が咲き誇る絶景を楽しめます。

ラベンダーの専用花壇はありませんが、バラ花壇にラベンダーが栽培されています。尚、同園にはムスカリ花壇があり、よくラベンダーと間違えられます。ムスカリとラベンダーは見た目がよく似ていますが、違う花なので間違えないようにしてくださいね。

百合が原公園の情報
住所 〒002-8082 北海道札幌市北区百合が原公園210番地 [Googleマップ]
アクセス JR札幌駅から百合が原駅(電車で約20分)
JR札幌駅から車で約30~40分
電話番号 百合が原公園管理事務所
011-772-4722
入場料 無料(一部施設有料)
ホームページ https://yuri-park.jp/

さっぽろ羊ヶ丘展望台

札幌近郊のラベンダー観光ができるスポット:さっぽろ羊ヶ丘展望台

クラーク博士の銅像があることで有名なさっぽろ羊ヶ丘展望台は夏になると一面のラベンダー畑が見られます。同園の人気スイーツ「ラベンダーソフトクリーム」を食べながらのどかな景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。

例年7月初~中旬頃にラベンダーの無料刈り取り体験も行っており、1人50本程度を目安に刈り取ったラベンダーを持ち帰ることができます。

さっぽろ羊ヶ丘展望台の情報
住所 〒062-0045 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地 [Googleマップ]
アクセス JR札幌駅から福住駅(電車で約13分)
福住駅下車後バス(羊ヶ丘展望台行)で約10分
JR札幌駅から車で約30分
電話番号 011-851-3080
営業時間 9:00~17:00
入場料 大人  530円(税込)
小中学生300円(税込)
ホームページ https://www.hitsujigaoka.jp/

滝野すずらん丘陵公園

札幌近郊のラベンダー観光ができるスポット:滝野すずらん丘陵公園

北海道のおおらかなカントリー風景をコンセプトに四季折々の花を楽しめる滝野すずらん丘陵公園でも、7月になるとラベンダーが見頃を迎えます。

ラベンダーは園内中心の「花のまきば」ゾーンで見ることができ、一面に広がるラベンダー畑に目を奪われることでしょう。ラベンダーの開花情報はTwitterの公式アカウントをチェックしてみるのがおすすめです。

滝野すずらん丘陵公園の情報
住所 〒005-0862 北海道札幌市南区滝野247 [Googleマップ]
アクセス 地下鉄真駒内駅からバスで約30分
地下鉄福住駅からバスで約50分
JR札幌駅から車で約35分
電話番号 011-592-3333
営業時間 4月20日~5月31日 9:00~17:00
6月1日~8月31日 9:00~18:00
9月1日~11月10日 9:00~17:00
12月23日~3月31日 9:00~16:00
入場料 大人  450円
65歳以上 210円
15歳未満入園料無料
ホームページ https://www.takinopark.com/

サッポロさとらんど

札幌近郊のラベンダー観光ができるスポット:サッポロさとらんど

都市と農業をつなぐ田園テーマ―パークとして運営しているサッポロさとらんどでは、さまざまな自然と触れ合うことができます。7月になると一面のラベンダーを見ることができ、園内を走るSL電車からも鑑賞可能です。

園内では牛や馬、ヤギなどの動物も飼育されているため、花だけでは飽きてしまうというお子さん連れにぴったりでしょう。

サッポロさとらんどの情報
住所 〒007-0880 北海道札幌市東区丘珠町584-2 [Googleマップ]
アクセス JR札幌駅から車で約30分
電話番号 011-787-0223
営業時間 4月29日~9月30日 9:00~18:00
10月1日~4月28日 9:00~17:00
休業日 4月29日~9月30日 無休
10月1日~4月28日 毎週月曜日(祝日は営業・翌日休業)
年末年始(12月29日~1月3日)
ホームページ https://www.satoland.com/

真駒内滝野霊園

札幌近郊のラベンダー観光ができるスポット:真駒内滝野霊園<

全国でも珍しい、霊園の観光スポットとして札幌でお馴染みの真駒内滝野霊園。同園は東京ドーム約20個分の敷地面積を誇り、園内にはモアイ像や巨大大仏像など見所が多く、最近は外国人観光客も多く足を運ぶそうです。

丘の上からひょっこりと頭だけが飛び出している頭大仏のエリアには、一面のラベンダー畑が広がっており、見頃になると青いラベンダーの海から大仏が顔を覗かせているようにも見えるユニークな設計になっています。ここでしか見れない大仏×ラベンダーの景色は一見の価値有りです。

真駒内滝野霊園の情報
住所 〒005-0862 北海道札幌市南区滝野2番地 [Googleマップ]
アクセス JR札幌駅から車で約40分
地下鉄真駒内駅よりバスで20~23分
電話番号 011-592-1223
営業時間 4~9月 9:00~16:00
11~3月 10:00~15:00
入園料 無料
車の場合のみ500円(駐車料金込み)
ホームページ https://www.takinoreien.com/

札幌のラベンダー観光なら幌見峠がおすすめ

札幌のラベンダー観光なら幌見峠がおすすめ

札幌には数々のラベンダースポットがありますが、その中でも市民・観光客の各人気が高いスポットが「幌見峠(ほろみとうげ)」です。最後に、札幌近郊でおすすめのラベンダースポット・幌見峠を詳しく紹介していきます。

幌見峠のアクセス方法

幌見峠は峠の中腹にあるため、公共交通機関を使っての移動にはタクシーなどの利用が必要です。電車で最寄り駅の円山公園駅まで行き、その先はタクシーを利用するのがよいでしょう。

■電車
地下鉄大通駅→円山公園駅(約15分)

■車(タクシー)
地下鉄円山公園駅から約10分

札幌駅周辺から車を利用するのであれば、幌見峠ラベンダー園の運営元である「夢工房さとう」の場所を入力するとナビで直ぐに検索できます。山登りに自信があるなら、最寄り駅から徒歩で幌見峠ラベンダー畑まで行くことも可能です。

住所 〒064-0945 北海道札幌市中央区盤渓471番地110 [Googleマップ]
アクセス JR札幌駅から車で約30分
地下鉄円山公園駅から車で約10分
電話番号 011-592-1223
営業時間 《ラベンダー園》7月上旬~7月末 9:00~17:00
《展望駐車場》4月1日~11月30日 24時間営業 ※徒歩での入場は、9:00~17:00
ホームページ http://yumekoubousatou.com/lavender.htm

幌見峠の特徴

数々のラベンダースポットのなかでも幌見峠をおすすめするのには理由があります。続いては、幌見峠をラベンダースポットとしておすすめする理由を紹介していきましょう。

札幌最大のラベンダー畑

幌見峠の特徴:札幌最大のラベンダー畑

幌見峠ラベンダー園は札幌市内で最大のラベンダー畑として知られています、その数なんと約8,000株。栽培開始当初は120株だったラベンダーが長い年月と丁寧な栽培によってここまで多く増えました。

手塩にかけて育てられた一面のラベンダー畑は絶景です。

夜景×ラベンダーのコラボも最高

幌見峠の特徴:夜景とラベンダーのコラボも最高

花畑といえば天気の良い日中に鑑賞するのがセオリーですが、幌見峠は札幌市内の夜景を望みつつラベンダーを見れるスポットとして人気です。地元の人達にとっては定番のデートコースでもある程、ロマンチックな光景が楽しめます。ちなみに、幌見峠の夜景は日本夜景遺産にも登録されてるスポットです。

暗闇のなかでもハッキリと分かるラベンダーの青と対照的に光輝く夜景は、幻想的な美しさを醸し出します。

ラベンダーの苗や製品の購入も可能

幌見峠ラベンダー園は夢工房さとうが管理している花畑です。同店ではラベンダーから抽出した純度の高いエッセンシャルオイルやフローラルウォーターなども販売しています。ラベンダーの苗も販売しているため、北海道のラベンダーを自宅に植えてみたいという人は、同店で購入してみてはいかがでしょうか。

まとめ

札幌近郊でラベンダー観光ができるスポットを紹介しました。札幌市内を拠点に北海道観光をしていると、ラベンダーのために富良野まで移動するのは時間的に難しいという人も多いでしょう。そんな時は、今回紹介している札幌近郊のラベンダースポットを回ってみてはいかがでしょうか。

富良野と比べると規模は小さいものの、一面のラベンダー畑を見れば感動すること間違いなしです。北海道で一番にラベンダー栽培を始めた札幌のラベンダーをぜひ鑑賞してみてください。

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!