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北海道土産で有名?なジンギスカンキャラメル。愛され続ける秘密とその味わい

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北海道の土産店や空港でよく見かける「ジンギスカンキャラメル」。正直なところ、道民の中には食べたことがないという人も少なくない商品ですが、そのインパクトからネタ系の旅行土産として大変人気です。ネットやSNSで検索すると「まずい!」という書き込みがチラホラ見受けられますが、果たして本当でしょうか。

本記事では誕生の背景や商品の特徴、味わい、購入できる場所などを詳しく紹介。ロングセラーの秘密をフカボリします!

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ジンギスカンキャラメルとは?

ジンギスカンキャラメルとは?

ジンギスカンキャラメルとは、ジンギスカン(羊肉の焼き肉)風味を再現したキャラメルです。北海道のお土産として人気で、北海道の企業である札幌グルメフーズが製造・販売しています。

同社は1989年の創業以来、北海道の特産品を生かしたお菓子やお土産品を展開しています。定番人気の「夕張メロンキャラメル」「バターキャラメル」「牛乳キャラメル」も同社の商品です。

ジンギスカンキャラメルは、北海道の伝統的な名物料理である“ジンギスカン”の知名度を生かし、話題性を狙って観光客向けに開発されました。販売当初は土産店だけの取り扱いのみでしたが、現在はスーパーや一部コンビニほか、道外でも入手可能です。

ジンギスカンキャラメル開発の経緯

ジンギスカンキャラメルを企画したのは、同社の現社長・長屋 功一氏とのこと。新商品の開発時に、“北海道と言えば”という味の候補が3つあがりました。それは、ラーメン・カニ・ジンギスカンだったそうです。

試作と検証を重ねた結果、北海道のソウルフード「ジンギスカン味」が最終的に選ばれたと言います。

どのように味を再現したのか

ジンギスカンのたれは、店によって味わいが全然違います。独自のたれがウリのひとつでもあるのです。このため、ジンギスカンキャラメルに手本はなく、開発チームで「ジンギスカンってこんな味だよね」という想像で開発が進んだのだそう。おいしさよりもジンギスカンのイメージを再現することを重視して開発されました。

「まずい」こそが重要なキーワード!

2005年に販売が開始され、特徴的な味をひと言で表すべく「まずい」をキーワードにプロモーションを展開したのだそう。社長の長屋氏自身も「ジンギスカンキャラメルは、特においしいとも思っていません。美味しいものばかりが売れるわけではない。遊び心が肝心。」と、のちのメディア取材等で話されています。

オフィシャルに「まずい」のに、なぜ人気?

「まずい」のに人気を博したジンギスカンキャラメル

ジンギスカンキャラメルはその味のインパクトと話題性から、現在まで売上も順調なのだそう。狙い通りに「まずさ」が話題となり、テレビ番組や新聞、雑誌などで取り上げられ、月間販売数60万個という驚異的な記録も打ち立てています。

ただ、まずさが評判を呼んで一躍ヒット商品になったジンギスカンキャラメルですが、改良で旨味が増したことによりインパクトに欠け、売上数が激減し、元の味に戻した過去もあります。

中途半端にまずいだけなら、伝説的なヒットにはならなかったかもしれませんね。

ジンギスカンキャラメルの原材料は?

ジンギスカンキャラメルの気になる味と原材料は?

メーカーが公式に「まずい」と宣言しているジンギスカンキャラメルですが、実際はどのような材料でその味を表現しているのでしょうか。

ジンギスカンキャラメルの原材料

原材料 水飴、砂糖、加糖練乳、植物油脂、小麦粉、食塩、ソルビトール、香料、カラメル色素、レシチン(大豆由来)
特定原材料 商品の一部に小麦・大豆を使用

上記を見てみると、羊肉や羊肉エキスなどは一切含まれていないのが分かります。香料のみでジンギスカンの独特の風味を出しているようです。

ジンギスカンキャラメルの気になる味は?

キャラメル特有の甘さと香ばしさ、ニンニクの味と香り、ネギとタマネギの風味をミックスしたような味わいです。ニンニクとネギの風味が、全体的に強めです。

つまりジンギスカンキャラメルの味は、ネギやニンニクがたくさん入った醤油ベース。「まずい」と言えども、それはキャラメルだと思って食べるから衝撃度が高いだけで、ユニークな味といったのが実際の印象です。

口コミや評判

ジンギスカンキャラメルの評判はどうなのでしょうか? 各種販売サイトのレビューを覗いてみると「試してみたら意外にも自分は美味しく感じた」「喉が渇く」「また食べるかは分からないが、北海道らしかった」など、意外にも好印象の口コミが多かったです。

「キャラメルでここまでジンギスカンの風味を再現しているのはスゴい」といった書き込みもありました。

どこで購入できるの?

ジンギスカンキャラメルを販売している場所

ジンギスカンキャラメルを販売している主な場所はこちら!

北海道内 ・JR札幌駅のキヨスク
・新千歳空港
・サッポロファクトリー
・旭川空港
道外 ・北海道どさんこプラザ(東京)
・羽田空港 北海道四季彩館
・ヴィレッジヴァンガード
・びっくりドンキー

ジンギスカンキャラメルは、通販サイトやお土産サイトでも一部取り扱いがあるので気軽に購入できます。ケースやダースで販売されていたりもするので、強者はそちらをどうぞ(笑)。

【びっくりな使い方】カレーにジンギスカンキャラメル

ジンギスカンキャラメルを消費できない場合の対処方法

もしも、もしもジンギスカンキャラメルが食べきれなかった時は、料理の隠し味に使うことができます!

ルーカレーにジンギスカンキャラメルを入れると、商品そのものの風味が弱まると同時にカレーにコクを与えてくれるんだとか。おいしくなるのであれば、やってみるのはアリだと思います。

まとめ

北海道のみならず全国的にも有名になった「ジンギスカンキャラメル」。まさに“北海道を想起させるお菓子”と言えるでしょう。興味のある方はぜひ一度、その味を確かめてみてください。

PREZO編集部
PREZO編集部
美味しいものに目がない。食べ歩きやお取り寄せ大好きなPREZOのスタッフが、地域の魅力や商品にまつわるストーリー、北海道の豆知識など、とっておきの情報を発信!