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小樽にルタオは6店舗ある! いったいどのお店に行けばいい? 店舗限定は?

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「ドゥーブルフロマージュ」で有名な小樽のスイーツメーカー『ルタオ』。小樽市内の6店舗に加えて、新千歳空港やJR札幌駅直結の『大丸札幌』にも店舗があり、最近では東京に生グラス専門店、大阪にチーズクリームサンド専門店も展開しています。

旅行や観光で小樽を訪れると、やっぱりルタオで何か買いたい!という人も多いはず…がしかし、エリア内のしかも近くに6店舗が集結しているため、どの店舗が行けばいいのか悩みがち。本記事では、店舗ごとの特色や限定商品を総まとめ。やっぱり外せない定番メニューも紹介しているので、参考にしてみてください。

この記事のみどころ

  • ルタオは店舗ごとに限定商品がある!
  • 本店では作りたてのスイーツが楽しめる
  • “ヌーベルバーグ”はチョコレートスイーツが魅力
  • “デニルタオ”はフロマージュデニッシュの専門店
  • 北海道ご当地ラーメン
  • スープカレー特集

小樽発祥の菓子店『ルタオ』とは

小樽の街並み

今や「小樽といえば?」と聞かれたときに思い浮かべることも増えた、北海道を代表する菓子店『ルタオ』。海と山があるロケーションに恵まれた小樽で、観光の中心であるメルヘン交差点に塔のような本店を構えています。店名は小樽(オタル)を反対に読んだ遊び心だけではなく、「親愛なる小樽の塔」をフランス語にした「La Tour Amitié Otaru」の頭文字でもあるのです。

2つのテーマ

『ルタオ』が創業以来掲げているのは、「ノスタルジック・モダン(Nostalgic Modern)」「ノーザン・スイーツ・マナー(Northern Sweets Manner)」という2つのテーマ。「ノスタルジック・モダン」には馴染みのあるスイーツにモダンな発想を取り入れて美味しさを追求する、「ノーザン・スイーツ・マナー」には「北海道のお菓子と言えばルタオと言っていただきたい。北海道スイーツの代表になる。」という想いが込められています。

また、創業者の河越氏は、開業と同時に本店に石碑を設置。石碑には車イスカメラマンの田島隆宏さんが編んだ詩「人生という旅」が刻まれています。詩から感じ取った「生命と自然への感謝に満ち、力強く生き抜く心」を『ルタオ』の心と位置づけました。この詩には助け合いや思いやりの大切が書かれており、スタッフ全員が胸に刻み、日々思いを込めて働いているそうです。

素材と製法にこだわって生み出される美味しさ

素材と製法のイメージ

『ルタオ』を一躍有名にした「ドゥーブルフロマージュ」が生まれたのは、素材や製法へのこだわりがあってこそ。北海道産の生クリームや小麦粉、卵に加え、イタリア・ロンバルディア地方で作られる『アンブロージ社』のマスカルポーネチーズを使用し、探し求めたチーズを活かすために何度も製法を見直してきました。

その過程で生まれたのが、商品づくりのベースにもなっているオリジナルの生クリームです。牛乳本来の味わいと香りを残す殺菌温度、乳脂肪率にこだわり、濃厚な甘みや風味、贅沢なくちどけを実現しています。素材を大切にしているために、この生クリームはとてもデリケート。ちょっとの温度変化でも状態が変化してしまいますが、卓越したスタッフの技術によって繊細な生クリームを仕上げ、様々な商品に使用しています。

全国配送を可能にした冷凍技術

代表的なスイーツであるチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」は、生ケーキとして人気を博しました。小樽市民や北海道民にとどまらず、全国に名が広まっていったものの、ケーキの冷凍は味が落ちるというイメージが強く、すぐに冷凍で全国に届けることはできませんでした。

そこでルタオは、冷凍技術の開発をスタート。3年の期間を経てドゥーブルフロマージュの冷凍発送を可能にし、解凍しても本来の味を楽しめるようになりました。今では、北海道や全国の各地のファンの元に、日々『ルタオ』の味が届けられています。

ルタオの定番スイーツ

多くの人が知る「ドゥーブルフロマージュ」をはじめ、たくさんのスイーツや食品を展開しています。初めて利用しようとしている方にとっては、どれを購入すればよいか迷うこともあるはず。ここでは、まず押さえておきたい“ルタオの定番スイーツ”を6種類ご紹介します。

ドゥーブルフロマージュ

ドゥーブルフロマージュ

「ドゥーブルフロマージュ」は、『ルタオ』の代名詞とも言える傑作のチーズケーキ。下の層はしっかりとしたコクが魅力のベイクドチーズケーキ、上の層はくちどけなめらかなレアチーズケーキという2層仕立てで、雪のようなパウダーで周りを優しくコーティングしています。口に入れると、ふわっと溶けていき、ミルク感を贅沢に感じられるのが特徴です。

ロイヤルモンターニュ

ロイヤルモンターニュ

「ロイヤルモンターニュ」は王家の家という意味があり、ピラミッドの形をしたチョコレートスイーツです。形には理由があり、理想のくちどけを実現する形がピラミッド型でした。さらにくちどけにこだわった末に行きついたのが21.9℃という温度。口の中で優しくほどけていき、ショコラの味わいやダージリンティーの芳醇な香りを楽しめます。

ナイアガラ ショコラブラン フレ

ナイアガラ ショコラブラン フレ

「ナイアガラ ショコラブラン フレ」は、北海道が誇るナイアガラワインを使用したチョコレート。みずみずしく甘い香りを持つナイアガラワインとホワイトチョコレートを合わせ、フルーティーな味わいに仕上げています。見た目にもこだわり、ブドウをイメージした淡いライトグリーンで、丸い形にしているのが特徴。口の中でとろけるような食感を追求し、北海道ならではの味わいを感じられます。

パフェ ドゥ フロマージュ

パフェ ドゥ フロマージュ

北海道産のカマンベールチーズ、クリームチーズ、マスカルポーネチーズという3種のチーズを融合させた「パフェ ドゥ フロマージュ」は濃厚なチーズケーキ。絶妙な比率でブレンドしたチーズをじっくりと蒸し焼きし、チーズそれぞれの味わいを楽しめるバランスに仕上げています。余市産のナイアガラジュースを加え、爽やかな風味を感じられる工夫も味の決め手です。

クレーム ランヴェルゼ

クレーム ランヴェルゼ

「クレーム ランヴェルゼ」は、クリームブリュレを思わせるカスタードプリン。ホイップクリーム、プリン、カラメルソースの3層仕立てで、乳と卵の素材の味わいをストレートに味わうことができます。

小樽色内通り フロマージュ

小樽色内通り フロマージュ

「小樽色内通り フロマージュ」は、小樽経済の中心として賑わった色内通りのノスタルジックな雰囲気をイメージしたお菓子。ドゥーブルフロマージュと同じマスカルポーネチーズを使用したチーズラングドシャクッキーで、サクサク感と一緒にしっとり感があり、軽い食感でチーズの風味やチョコレートの甘み、くちどけを楽しむことができます。10枚入り、18枚入り、24枚入り、36枚入りがあり、自宅用にも贈答用にもおすすめです。

小樽にあるルタオの店舗と限定メニュー

小樽には『ルタオ』の店舗が全部で6店あります。それぞれに限定メニューがあるので、お店ごとに魅力があるのが特徴。店舗ごとの特色や限定メニューを押さえて、行ってみたい店舗を見つけてみましょう。

小樽洋菓子舗ルタオ本店

小樽洋菓子舗ルタオ本店

小樽洋菓子舗ルタオ本店は、南小樽駅から徒歩5分の場所にあり、2階が喫茶スペースになっています。喫茶で食べられるのが、工房があるからこその作りたて生ケーキ! 自宅では冷凍状態から解凍して食べることの多い「ドゥーブルフロマージュ」ですが、ここでは作りたて・出来立てをカットケーキで味わうことができます。この他、「ドゥフロマージュロール」や「モーモーミルクパイシュー」も本店限定です。

小樽洋菓子舗ルタオ本店

  • 住所:北海道小樽市堺町7番16号
  • 電話番号:0120-31-4521
  • 営業時間:9:00~18:00
  • 定休日:なし
  • アクセス:南小樽駅から徒歩5分
  • 備考:駐車場あり
  • ルタオ パトス

    ルタオ パトス ドゥーブルプレート

    小樽市内の店舗の中で、最も規模が大きいのが特徴。1階では、「ドゥーブルフロマージュ」などを取り扱うスイーツショップやテイクアウトコーナーがあり、限定商品の「北海道ジャージーミルクプリン」を食べることができます。2階にはカフェがあり、店舗限定のルタオのスイーツを組み合わせた「ドゥーブルプレート」、表面を香ばしく焼き上げたタルト「焼立てランデヴー」、パスタなどを食べられるのが魅力です。

    ルタオ パトス

  • 住所:北海道小樽市堺町5番22号
  • 電話番号:0120-31-4521
  • 営業時間:9:00~18:00
  • 定休日:なし
  • アクセス:南小樽駅から徒歩10分
  • 備考:駐車場あり
  • ヌーベルバーグ ルタオ ショコラティエ 小樽本店

    ヌーベルバーグ ルタオ ショコラティエ 小樽本店 店舗限定のチョコレートソフトクリーム

    ヌーベルバーグ ルタオ ショコラティエは、『ルタオ』の中でもチョコレートスイーツに力を入れた店舗です。元々はチョコレートカンパニーであったこともあり、こだわりの素材で作り上げたチョコレートスイーツはどれも魅力的。テイクアウトコーナーでは、店舗限定のチョコレートソフトクリーム「クレームグラッセ ルショコラ」「マリアージュショコラ」を提供しています。カカオ125%に相当する特別なチョコレートとオリジナル生クリームのマリアージュを堪能してみてはいかがでしょうか。

    ヌーベルバーグ ルタオ ショコラティエ 小樽本店

  • 住所:北海道小樽市堺町4番19号
  • 電話番号:0134-31-4511
  • 営業時間:9:00~18:00
  • 定休日:なし
  • アクセス:南小樽駅から徒歩15分
  • 備考:駐車場あり
  • ルタオ プラス

    ルタオ プラス ふわふわスフレオムレット

    「ドゥーブルフロマージュ」などの人気商品や特製ソフトクリームなどを取り扱っている店舗です。店内の飲食スペース、店頭のテーブル席で飲食でき、気軽にルタオスイーツを楽しめます。店舗限定商品は、「ふわふわスフレオムレット」と「ブリックオフロマージュ キャラメル」。ジャージー牛乳を使用したソフトクリーム「クリームグラッセ」も人気です。

    ルタオ プラス

  • 住所:北海道小樽市堺町5番22号
  • 電話番号:0134-31-6800
  • 営業時間:9:00~18:00
  • 定休日:なし
  • アクセス:南小樽駅から徒歩13分
  • 備考:駐車場あり
  • フロマージュデニッシュ デニルタオ

    フロマージュデニッシュ デニルタオ フロマージュデニッシュ

    フロマージュデニッシュ デニルタオは、『ルタオ』本店の向いにあるフロマージュデニッシュ専門店。「フロマージュデニッシュ」とは、クリームチーズとマスカルポーネチーズを2層仕立てにしてデニッシュ生地で包み込んだ新しいスイーツ。店舗限定で、フロマージュデニッシュや美瑛産牛乳などを提供しています。店内のイートインコーナーはもちろん、夏季限定のオープンテラスでも飲食が可能です。

    フロマージュデニッシュ デニルタオ

  • 住所:北海道小樽市堺町6番13号
  • 電話番号:0134-31-5580
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 定休日:なし
  • アクセス:南小樽駅から徒歩5分
  • 備考:駐車場あり
  • エキモ ルタオ

    エキモ ルタオ

    エキモ ルタオは、小樽駅から徒歩1分でアクセスできる店舗。ドゥーブルフロマージュなどの定番商品のほか、焼き菓子の詰め合わせといった贈答品・ギフト用の商品がメインです。

    エキモ ルタオ

  • 住所:北海道小樽市稲穂3丁目9番1号 サンビルスクエア1F
  • 電話番号:0134-24-6670
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 定休日:なし
  • アクセス:小樽駅から徒歩1分
  • 備考:駐車場なし ※1,000円以上購入で1時間無料駐車券プレゼント
  • 小樽に行けない場合はオンラインで!

    店舗限定品は、文字通り小樽の店舗を訪れないと購入できません。しかし、ルタオの定番や季節限定品は公式オンラインショップで手に入れることができます。また、『ルタオ』を運営する株式会社ケイシイシイは、アイデアや企画力に富んだ企業。公式ショッピングサイトや日本各地で開かれる催事では、小樽店舗限定品やそのアレンジメニューが登場することも。気になる方は、ちょくちょくチェックすることをおすすめします!

    公式サイト情報

  • ブランドサイト:https://www.letao.jp/
  • ショッピングサイト:https://shop.letao.jp/
  • writerprof_sugawara
    菅原 光拳
    ライター / フリーエディター
    札幌生まれ、北広島市育ち。学生時代に釧路で環境と自然教育を学んだのち、卒業後も北見を拠点に道東で7年間を過ごす。現在は北海道観光をはじめ、ライフスタイルメディアなど多様なジャンルの記事を執筆中。