北海道特別栽培米ゆきさやか 10kg【令和6年産新米】

「ゆきさやか」は、2016年に農林水産省から産地品種銘柄の認定を受けた北海道米のひとつです。白く輝くつや、甘みと程よい柔らかさ、それでいて粘りもある優れたお米でありながら、なかなかお目にかかれないため“幻のお米”とも言われています。作付面積や生産量がまだまだ少ないのが主な理由ですが、研究機関によって食味を数値化したデータで“ゆめぴりかと互角またはそれ以上のバランスの良さ”という結果が出ていることから、後世に残したいお米として農家さんたちに大切に守られているというのも理由のひとつです。ここ数年の間に“おいしいお米の日本一”を決める複数のコンテストで「ゆきさやか」銘柄が最優秀賞に輝いたことで、一気に注目度が上昇中。

まだ名前さえ付いていない育成試験段階から、国立の研究機関の依頼を受けて「ゆきさやか」の誕生に尽力していたのが、北海道旭川市の西神楽地区にある市川農場です。実は、農林水産省に銘柄登録を申請をして認定を受けたのも同農場。PREZOで販売しているのは、まさにオリジナルの「ゆきさやか」なのです。出荷当日に精米したものをお届けしますので、一番おいしい状態で「ゆきさやか」をご賞味いただけます！

お米は、寒暖差が大きいほどおいしく育つと一般的に言われています。「ゆきさやか」を栽培する市川農場があるのは、旭岳などの山々からなる大雪山系のふもと。稲を栽培する初夏～秋においても朝晩は寒暖差があり、かつ「ゆきさやか」そのものが冷地栽培に重点をおいて開発された品種のため、粘りを示すアミロース含有率が低く、その変動も一定に保たれるため、収穫年に左右されない安定した美味しさのお米を実現しています。また、市川農場の水田には大雪山から流れる雪解け水を使用。地中で時間をかけてろ過された雪解け水は、ミネラル分を豊富に含み、さらにおいしいお米に。

お米における食味の良さ（おいしさ）を示す際にいくつか基準がありますが、そのうち重要な要素となるのが“タンパク質の含有量”です。お米に含まれるタンパク質の量が低いほど、いわゆる“おいしいお米”とされています。「ゆきさやか」のタンパク質含有率は、これまでの北海道産米品種のなかでダントツの低さを誇る6.0％！また、前述の粘りを左右するアミロース含有率についても、ほかに比べて低めなのが数値からもよく分かります。