難消化性米スリムヒカリ 精米2kg【令和6年産】

「スリムヒカリ」は、北海道旭川市で三代にわたって米作りを行う市川農場のオリジナル米です。炭水化物を抜いてカロリーを抑える食事制限ではなく、そもそもの“吸収を抑える”ことに重きをおいて開発されました。野菜の食物繊維のような天然の食物成分「難消化性でんぷん（レジスタントスターチ）」の働きを活かしたもので、腸内環境と体重抑制の機能性が期待される次世代のお米として、今注目を集めています。減量目的はもちろん、「最近不摂生が続いているな」といった時の置き換えとしてもおすすめです。

お米や小麦、トウモロコシ、大麦などの穀物をはじめ、イモ類や豆類に多く含まれているデンプンは、ブドウ糖が結合した多糖類であり、小腸で完全に消化・吸収される性質がありました。しかし、このレジスタントスターチ（難消化性デンプン）は小腸での消化・吸収に抵抗し、大腸まで届いて、腸内環境によい働きを与えてくれる特性があります。大腸の奥まで届いたレジスタントスターチは、腸内発酵し、ビフィズス菌などの乳酸菌の増殖を促すことが研究で明らかとなっており、増殖した乳酸菌が今度は全身へと機能するというわけです。一般的なお米は糖として吸収されますが、レジスタントスターチ米はそれがない、むしろ良い働きをするので積極的に摂取したいお米とも言えそうです。

レジスタントスターチ米は、一般的にお米よりも粘りが少なく、パラパラとした炊き上がりのお米です。また、冷めると少しパサパサとした食感になりますが、実はこの状態が一番、レジスタントスターチの含有量が多くなるタイミング！冷めた状態で、最高100gあたり2,300mgのレジスタントスターチが検出されています。せっかくこのお米を選んで食べるのであれば、より効果的に食べたいものです。

「スリムヒカリ」は、日本で初めて難消化性の成分を記載しレジスタントスターチ米として発信された、市川農場独自のブランド米です。同農場では自然の生態系を守ることを大切にしており、無農薬＆無化学肥料での栽培を推進しています。それもひとえに、安心・安全をお届けするため。大雪山系のふもとに位置する豊かな土壌と、これまで培ってきた技術、時代を捉えた商品開発から生まれた「スリムヒカリ」。お米もライフスタイルに合わせて気軽にチョイスすればいいと考える同農場の新提案のお米を、ぜひ一度お試しください。