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紋別市

Mombetsu

海とともに生きる。
流氷が訪れる漁業のまち

世界三大漁場のひとつ、オホーツク海に面する紋別市は、豊富な水産資源を活用して栄えてきた水産業のまちです。

毛ガニやホタテ、ホッケやタラなど、北海道を代表するたくさんの魚介類がこの地で水揚げされています。 1年の漁のはじまりはまだ雪の残る3月から。 流氷の下で栄養をたっぷり蓄えた早春の味覚「海明けの毛ガニ」には濃厚なカニ味噌がたっぷり。

11月頃まで漁が行われていた海も、冬が深まるにつれその姿を変えていきます。 例年1月中旬から運行が始まる流氷砕氷船「ガリンコ号」に乗り込めば、流氷が広がる神秘的なオホーツク海を堪能できます。

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空の港と海の港の両方を有する紋別市。 オホーツク紋別空港には東京直行便が1日1往復就航しています。空港から市街地までは車で約5分。レンタカーに乗って空港からすぐに観光、グルメ、宿泊と気軽に周遊できるのも魅力です。

近年、紋別では30~40代のUターン移住者がさまざまな試みを行っています。 地元に戻ってきた若手が地元の素材を使ったメニューを開発したり、飲食店を開業したりとこれまでにない新しいグルメが続々誕生。もちろん、地元民に愛される老舗もたくさんあります。 楽しみ方は無限大。 何度訪れても驚きを感じさせてくれるまちです。

地元の素材を生かした
グルメが盛りだくさん!

雄大な自然の恵みを守りながら、活用する。

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海を覆う氷の下、続く生命の営み

北海道全体が冷気に包まれる2月。紋別では、海の約80%が流氷に覆われます。
地上から海を眺めると、眼前に広がるのはただただ流氷のみ。
しかし、私たちの目に見えない巨大な氷の下で生命の営みは続いています。 流氷の下にいる植物プランクトン「アイス・アルジー」は、カニやウニ、ホタテのごちそうです。流氷が去る初春、アイス・アルジーは大繁殖し、それらをエサとする海中の生物たちはにわかに活気づき始めます。たっぷり餌を食べて育った毛ガニはまさに絶品。
天然物のホタテを堪能できるのも紋別ならでは。荒波のなかで育ったホタテは、プリプリとした弾力と、一度食べたらとりこになる旨みや甘みが特徴です。
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森林の計画運用で人と森を豊かに

紋別市は総面積の約80%を森林が占めている、森林資源の豊かなまちです。
林業も盛んで、職人がつくる木製クラフト製品は大人気。
オホーツクは森林の経営計画を有する認証林が国内でもっとも多い地域で、紋別でも間伐・伐採・再植林が計画的に行われています。 また、日本最大級の木質バイオマス発電所である「紋別バイオマス発電株式会社」では、環境に影響を与えない技術を採用してCO2の増加を防ぎながら電力を供給するだけでなく、利益の一部を森林に還元するという取り組みを行っています。

カニに牛肉、絶品グルメが盛りだくさん!

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実はこんな海のグルメもあります

「紋別の名産品といえば?」と聞かれたら、多くの人が毛ガニやホタテを思い浮かべます。
しかし紋別にあるおいしい海産物はそれだけはありません!

これらの海産物を使った加工品も数多くあり、どれも海の幸の旨みがギュッと詰まった一級品です。
紋別で独自に開発された魚醤を使った練り物に、海の幸をたっぷり入れた缶詰タイプの贅沢なアヒージョ、鼻腔をくすぐる燻製。一度食べたらやみつきの名産品は、ご自宅用はもちろん、贈り物にもぴったりです。

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紋別グルメはバラエティ豊か

酪畜産業、農業も盛んです。市内には大規模牧場が点在しており、そのうちの一つ「オホーツクファーム喜多牧場」では、広大な牧草地を用いて、ストレスフリーな環境のなか乳牛を育てています。
絞った生乳は牛乳としてそのまま堪能できるのはもちろん、チーズやプリンなどの加工品としても楽しめます。また、有機・放牧酪農を営む牧場ではミルクジャムを製造・販売。「やさしい味」と人気です。

中華料理店「珍満」が提供するザンギや「多古富(たことみ)」のポークチャップなど、地元民イチオシのお肉グルメも見逃せません。

四季折々に姿を変える自然を満喫しよう!

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寒さも吹き飛ぶ絶景がここにある

真冬だからこその楽しめる!1987年に誕生し、今や北海道遺産にも指定されている流氷砕氷船「ガリンコ号」。
これまで多くの人に、流氷を砕きながら海を進む感動体験を与えてきました。
2021年1月には新造船された「ガリンコ号 Ⅲ IMERU」が就航。あわせて乗り場「ガリンコステーション」に地場産の食材を用いたグルメを堪能できるフードコートが新設され、より快適に流氷観光を楽しめるようになりました。
また、同じ区画内にある「アザラシシーパラダイス」も人気です。
同施設では、流氷に乗ってやってきた負傷しているアザラシを保護。傷が癒えたアザラシたちが、今度はエサやり体験を通して可愛い姿で私たちのハートを癒やしてくれます。

北海道が一年で一番寒くなる2月。
圧巻の氷像が登場する「もんべつ流氷まつり」も、紋別の冬を代表する風物詩です。

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道東の短い花の旬を香りで感じて

雪解けが進み温かい空気に包まれると、色とりどりの花が道東の大地をカラフルに染め上げていきます。
春には「芝ざくら滝上公園」の芝桜、夏には「流氷公園」のラベンダーがお出迎え。鮮やかな色と香りで訪れる人々に感動と癒やしを与えています。

秋になると、「コムケ湖」に群生するサンゴ草が見頃に。
赤に染まる湖には約200種の野鳥が飛来。夕暮れには夕日と湖、サンゴ草、それに野鳥の飛び交う絶景が。
花は地域住民にとって身近かつ大切な存在です。そんな気持ちを表すかのように、紋別の繁華街にはオホーツク海沿岸部に自生するハマナスにちなんだ、「はまなす通り」があります。
輝くネオンに流れる演歌。昭和レトロを感じさせるはまなす通りは観光客や出張者にも人気のスポットです。

紋別市の主なイベント

2月 もんべつ流氷まつり
7月 もんべつ港まつり
9月 スカイフェスティバル in 紋別(熱気球体験やスポーツカイトなど)
10月 もんべつグルメまつり
12月 もんべつ海産まつり

紋別市の企業一覧

COMPANY
カフェホノカ
Café ほの香
Café ほの香のイメージ
毎日、口にするもので私たちのからだは作られているから。食べた後もからだに優しいスイーツをお届けします。 2007年に紋別市内の住宅街にオープンした「Café ほの香」は、稲穂が香るような場所にしたいという、“食”への想いを大切にしたお店。おいしいは当たり前、料理やスイーツに使う素材も出来るだけナチュラルなものを使用しています。現在はスイーツ工房として、予約販売やオンライン販売を行っています。
モンベツシスイサンカコウギョウキョウドウクミアイ
紋別市水産加工業協同組合
紋別市水産加工業協同組合のイメージ
オホーツクから滋味豊かな商品をお届け! 紋別の水産加工品は、新鮮な海の幸をよりおいしく、長く楽しめるよう熟練の技術のもと製造されています。各事業者は日々技術を研鑽し、新商品の開発・おいしさの向上に取り組んでいます。 紋別で水揚げされたばかりの水産物がさまざまな商品へと姿を変え、みなさまの食卓にのぼり、おいしさと笑顔をお届けできたらこれほどうれしいことはありません。