北海道産シャインマスカット【優品】2房

寒冷地である北海道では難しいとされていたシャインマスカットの栽培にいち早く取り組み、2021年に販売をスタートした余市町の「安芸農園」。醸造用ぶどうを栽培してきた英知を注ぎ込んだ同農園のシャインマスカットは、パリッとした食感とその豊かな甘さからたちまち話題を呼び、これまでに500件を超える直売実績を誇ります。2024年12月に開催された、日本野菜ソムリエ協会による野菜・果物とその加工品の品評会『野菜ソムリエサミット』で金賞を受賞するなど、その味わいはまさに折り紙付き。

一般的にシャインマスカットが出荷となる基準の糖度は、17度以上とされています。しかし安芸農園では、その上をいく、18～19度の糖度に達してから出荷しています。これは同農園が美味しさを追求して、見極めた結果。今まで食べてきたシャインマスカットよりも甘い、“安芸農園”ならではのシャインマスカットです。また、北海道余市町は日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きい地域。ぶどうの糖度が上がる日中は温度が高く、夜には気温が低くなるこの温度差で糖度が上がり、甘くてぷりぷりの味わいへと仕上がります。長年に渡ってぶどうを育て、この土地の特徴を知り尽くしているからこその美味しさが詰まっています。

安芸農園では、農薬の使用をできるだけ控えた自然に近い栽培法を取り入れています。他府県と比べて、農薬の使用率は50％ほどなのだそう。また、2020年からは化学肥料の使用も控えており、堆肥などの有機質によって微生物の働きを促すことで、上質な土づくりを行っています。時間も人手もかかる方法ですが、「美味しいワインは、美味しい葡萄から」。地球にも人にもやさしい栽培環境も共に目指しながら、上質なぶどうを収獲するため、手間を惜しまない姿勢に感動。

北海道産の素材にこだわった、上質なスイーツ作りを行う札幌の人気店『パティスリー ラネージュ』。同店でも安芸農園のシャインマスカットが使われており、「今までのシャインマスカットと全然違う！」と高い評価を得ています。2024年にはクリスマスケーキにも採用され、毎年話題となる『大丸札幌店』によるクリスマスケーキのパンフレットの表紙を飾りました。