手間を惜しまず作った有機栽培米
米・小麦・そばを栽培する「ファーム田中屋」では、化学肥料や農薬を使用しない有機栽培を行っています。農業歴30年以上のオーナーが、初めて有機栽培を取り入れたのは14年も前のこと。まだ主流ではなかった時代に、エリア内でもいち早く採用を決めたのは、「体にいいものを」という考えから。畑には緑肥を入れ、塩分やミネラルを含む貝殻や海藻を含んだ堆肥を使用。穏やかな気候ともともと土壌に恵まれた新篠津村ですが、それだけに頼らず、土づくりに力を入れることで養分に富んだフカフカの土が穀物をおいしく育ててくれます。また、虫除けや雑草対策にはコンパニオンプランツのハーブの混植、エン麦やヒマワリなどのバンカープランツを周囲に植えるなどしているのも特徴。普通に育てるよりも何倍も手間暇がかかる栽培法ですが、安心安全はもはや当たり前。体にいいものを、美味しく味わえる米作りを行っています。