エゾ鹿肉 モモ・ロース・バラ各200gセット（2mmスライス）

エゾ鹿肉のおいしさをまだ知らない方、さまざまな部位を味わってみたい方に試してほしい3種類セットです。比布町および近郊で獲れたエゾ鹿を、食肉処理業許可施設であるジビエ工房「PIPIYUK」（ピピユク）で素早く解体し、その場で精肉加工。捕獲から解体・加工・販売までを一貫して担うことで、新鮮で良質なお肉だけをお届けしています。近年、鹿肉は食事制限やダイエット面においても注目されており、低脂質・高タンパクでありながら、カロリーは牛や豚と比べて約1／3とヘルシー。鉄分を多く含んでいるほか、ミネラルバランスも良く、消化の良いお肉です。鹿肉に含まれるヘム鉄は、貧血や冷え性を予防する働きもあるそう。

エゾ鹿の美味しさを多くの人に知ってほしいという想いとともに、PIPIYUKでは、自ら狩猟を行うハンターの立場でSDG'sにも取り組んでいます。地球温暖化や地方の過疎化など様々な要因が重なり、頭数が増え続けているシカとそれらによる深刻な農作物被害。その対策としても狩猟が行われるなかで、エゾ鹿の命を“ジビエ”として繋ぎ循環する未来を目標に掲げています。食肉処理業の許可を取得してジビエ工房を設けたのも、捕獲から解体・加工・販売までを一貫して衛生管理し、ジビエとして消費者に直接届けられるから。美味しいエゾ鹿肉を食べて、農林業被害の削減や環境保全に協力してみませんか？

部位の中でも、モモは脂身が少なく、淡泊であっさりとした味わいが特徴。それだけにどんな料理にも合わせやすいのが魅力です。シンプルに焼肉で味わうもよし、カレーやシチューに使うもよし。臭みやクセはほとんどありませんが、エゾ鹿肉初心者の方で“気になる”という方は、ニンニクや生姜、クミンなどのスパイスで下味をつけるのがおすすめです。

肩から背中に位置するロースは、1頭からとれる量もあまり多くなく、希少な部位。旨みが凝縮されたパーツでもあり、赤身と脂身のバランスがとれたエゾ鹿肉本来のおいしさを感じていただけます。きめ細かく柔らかな肉質を楽しんでいただくため、強火にはせず、ゆっくり火を通して味わうのがおすすめです。扱いやすいスライスタイプなので、肩ひじ張らずに焼肉でどうぞ！

胸からお腹にかけた、肋骨（あばらぼね）周りのお肉であるバラ肉は、赤身に詰まった旨味と柔らかくて甘みのある脂が味わえるのが特徴。歯応えも程よく、ひと口食べるとジュワッと広がるので、焼肉や煮込み料理におすすめです。市販の焼肉のタレでさっと炒めて「エゾ鹿肉丼」なんていかがでしょう。