そば糠の風味と魚の脂が絶妙にマッチ
適度に脂がのったニシンとホッケは、いずれもそば糠と好相性。糠漬けの手法によって魚の旨みが凝縮されると同時に臭みもとることができ、焼き上げる際にはそば糠の香ばしさが食欲をそそります。ふっくらとした身からは上質な脂がジュワ~ッと。口に運ぶと、ジューシーで肉厚な身がホロけるとともにそば糠の香りがほんのり鼻を抜けます。
適度に脂がのったニシンとホッケは、いずれもそば糠と好相性。糠漬けの手法によって魚の旨みが凝縮されると同時に臭みもとることができ、焼き上げる際にはそば糠の香ばしさが食欲をそそります。ふっくらとした身からは上質な脂がジュワ~ッと。口に運ぶと、ジューシーで肉厚な身がホロけるとともにそば糠の香りがほんのり鼻を抜けます。
京都にしんそばに使用される「身欠きにしん」を製造してきた菊池水産が、蕎麦とニシンの相性に着目。北海道の郷土料理でもある糠にしん・糠ほっけは本来、米ぬかが使われますが、大胆にも“そば糠”にトライ。試行錯誤を繰り返し、最初に誕生した「そば糠にしん」は、蕎麦由来の香りと上品な口当たり、素朴でやさしい味わいに仕上がりました。この成功を受けて誕生したのが「そば糠ほっけ」というわけです。
冷蔵庫で半日ほど解凍したのち、流水でそば糠を洗い流してください。表面はもちろん、お腹の中にも糠が詰まっているので、しっかり洗い流しましょう。ペーパータオルで水分を軽く拭ってから、魚焼きグリルの弱火~中火で20分ほど焼いてお召し上がりください。オーブンを使用する際は、魚から脂が出るので、クッキングシートを利用されるのをおすすめします。
ニシンは適度に脂がのったロシア産、ホッケは脂のりの良い北海道産を使用。いずれも直径30センチほどの大きさで、身がしっかりとしています。香ばしさを纏ったホロホロの身はおいしいのひと言。ご飯がすすみます。そのままはもちろん、身をほぐしてお茶漬けにしてもGOOD! なお、ホッケは焼く前に包丁を入れ、開きにして焼きあげるのもおすすめです。