ストレス発散のおもちゃにおすすめのエゾ鹿のツノガムです。比布町および近郊で獲れたエゾ鹿の角を使った天然物。頑丈なため、プラスチック素材のものと異なり長持ちするのが特徴で、ワンちゃんが噛んで少しずつ小さくなりますが、万が一に壊して破片を食べてしまっても天然ゆえにお腹を壊したりする心配がありません。角には髄液も含まれているので、ワンちゃんの食欲も満たしてくれます。頑丈さゆえ、長時間かじり続けると歯がかけたり、折れたりする可能性はあります。20分ほどを目安に、時間を区切って与えるようにしましょう。
毎年春になると生え変わる雄ジカの角を使用。サステナブルであることもポイントですが、鹿のツノは、古くから漢方医学において「温性」と種別され身体を温める作用があるとも言われています。また、角の組織は皮膚や爪と同じで骨よりも折れにくい特徴があります。破片を食べても問題はありませんが、小さくなった際に丸飲みしてしまう恐れがあるため、小さくなったら買い替えるのがおすすめです。
比布町をフィールドにハンターとして活動する、だんみきさんが運営する工房・ブランドがPIPIYUK（ピピユク）です。同工房では、自身やハンター仲間が捕獲したエゾ鹿を使って、ワンちゃん・ネコちゃん用のジャーキーを製造。近年、北海道では農作物被害の観点から害獣捕獲とその三次産業化が推進されていますが、生命（いのち）の有難さを大切に、ツノガムのような製品作りにも積極的に取り組んでいます。
