北見市は、道東に位置する街で、オホーツク地方では最も規模の大きい都市。平成18年に北見市、端野町、常呂町、留辺蘂町が合併したことで、東西に長い市域となりました。約110kmの道路が東西に延び、東京駅から箱根までに相当する距離です。
合併以前の地区それぞれの魅力が今も残ります。北見市の中心部は商業の中核を担い、端野地区は常呂川流域の丘陵地と平地を生かした農業、常呂地区はカーリング、留辺蘂地区は豊かな自然を活用した林業や観光が盛んです。
常呂には、日本最大規模のカーリングホールがあります。平成30年の平昌オリンピックで活躍した女子カーリングチーム「ロコソラーレ」を輩出し、銘菓「赤いサイロ」をハーフタイムに食べていたことが「もぐもぐタイム」と話題になり、北見や常呂の名前が全国に広がることに。
留辺蘂のスポットといえば、山の水族館。道東やオホーツクに生息するイトウなど淡水魚のみが展示され、川で生きる魚たちを間近で観察できます。山の水族館のそばにある北きつね牧場も人気で、敷地内で伸び伸びと過ごす北キツネの姿を見られる、珍しい施設です。
北見市ってどんなところ?
厳寒の屋外でバーベキュー!? 北見市民の焼肉好き、極まれり
北見市の人は何よりも焼肉が大好き! 焼肉店の対人口比が北海道で最も高く、人口の水準が同程度の江別市に焼肉店が約13店舗あるのに対し、北見市には約60店舗もあるほどです。
旧国鉄時代の北見駅裏に屠畜場があり新鮮な肉が手に入りやすかったため、肉と野菜を煮込んだもつ鍋が焼肉に変わっていったため、など北見に焼肉が定着したルーツは諸説あります。
市民の焼肉好きを印象づけるのが、例年2月に屋外で行われる“焼き肉まつり”。北海道の中でも寒さが厳しい北見の冬に、外に七輪を置いて炭火焼肉を楽しみます。毎年定員が決まっており、参加できない市民が多いほど、市内外から北見の風物詩に参加しようとやってくるほどです。
焼肉に目がない北見市民の好みは、サガリやホルモンなど。ホルモンは特に人気で、市内の焼肉店では誰もが注文するメニューとなっています。
旧国鉄時代の北見駅裏に屠畜場があり新鮮な肉が手に入りやすかったため、肉と野菜を煮込んだもつ鍋が焼肉に変わっていったため、など北見に焼肉が定着したルーツは諸説あります。
市民の焼肉好きを印象づけるのが、例年2月に屋外で行われる“焼き肉まつり”。北海道の中でも寒さが厳しい北見の冬に、外に七輪を置いて炭火焼肉を楽しみます。毎年定員が決まっており、参加できない市民が多いほど、市内外から北見の風物詩に参加しようとやってくるほどです。
焼肉に目がない北見市民の好みは、サガリやホルモンなど。ホルモンは特に人気で、市内の焼肉店では誰もが注文するメニューとなっています。
日本一の生産量を誇る、北見産玉ねぎ
北見市で栽培・出荷される玉ねぎは年間約21万トン(2014年度)。全国の消費量が年間約120万トンなので、北見産玉ねぎが2割を占めていることになります。
日本一の生産量を誇る理由は、北見市の気候。1日の寒暖差が大きく、降水量が少ない特性によって、大きく丈夫に育ち、辛みとは無縁な甘みを感じられる玉ねぎが出来上がります。
北見玉ねぎの新ブランド「真白(ましろ)」は、美しい白色はもちろん、一般の玉ねぎの3分の1という辛み成分が特徴。水にさらさなくてもそのまま食べられる甘さです。
市内では、焼肉のお供として一緒に焼くだけでなく、ご当地グルメ「北見塩焼きそば」の要としても食べられています。ちなみに「北見塩焼きそば」はホタテと玉ねぎを炒め、塩だれで味付けした地元の絶品グルメ。市内の飲食店などで楽しむことができますよ。
日本一の生産量を誇る理由は、北見市の気候。1日の寒暖差が大きく、降水量が少ない特性によって、大きく丈夫に育ち、辛みとは無縁な甘みを感じられる玉ねぎが出来上がります。
北見玉ねぎの新ブランド「真白(ましろ)」は、美しい白色はもちろん、一般の玉ねぎの3分の1という辛み成分が特徴。水にさらさなくてもそのまま食べられる甘さです。
市内では、焼肉のお供として一緒に焼くだけでなく、ご当地グルメ「北見塩焼きそば」の要としても食べられています。ちなみに「北見塩焼きそば」はホタテと玉ねぎを炒め、塩だれで味付けした地元の絶品グルメ。市内の飲食店などで楽しむことができますよ。
世界一のシェアを誇った天然のハッカ
飴や精油などで有名なハッカは、北見市の特産品のひとつ。決して初めて持ち込まれた都市というわけではありませんが、開拓時代に苗が持ち込まれたことによって、栽培が広がっていきました。ハッカの特徴として効率良く栽培できることもあって、需要が高くなり、一時期は世界の7割のシェアを占めるほど、世界的なハッカの産地として北見が知れ渡りました。
合成ハッカの登場で一時代は過ぎてしまったものの、天然のハッカは今でも北見の名物。栄華を極めた「北見ハッカ工場」の閉鎖と同時に生まれた企業「ハッカ通商」では、ハッカ油やハッカ豆、ハッカおしぼり、コスメなど、さまざまなハッカ商品を販売しています。
市内には、かつてのホクレン北見薄荷工場の研究所が北見ハッカ記念館として残っています。ハッカの歴史などがわかる資料などがあり、見学が可能。こちらは、経済産業省によって日本近代化産業遺産にも認定されています。
合成ハッカの登場で一時代は過ぎてしまったものの、天然のハッカは今でも北見の名物。栄華を極めた「北見ハッカ工場」の閉鎖と同時に生まれた企業「ハッカ通商」では、ハッカ油やハッカ豆、ハッカおしぼり、コスメなど、さまざまなハッカ商品を販売しています。
市内には、かつてのホクレン北見薄荷工場の研究所が北見ハッカ記念館として残っています。ハッカの歴史などがわかる資料などがあり、見学が可能。こちらは、経済産業省によって日本近代化産業遺産にも認定されています。
北見市の主なイベント
2月 | 北見冬まつり |
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8月 | ところふるさとまつり |
8月 | おんねゆ温泉まつり |
8月 | オホーツクラグビーフェスティバル |
9月 | たんのカレーライスマラソン |
北見市の企業一覧
COMPANYラ メゾン ド ラ ブレイズ
LA MAISON DE LA BRAISE
道東・北見市の住宅街の一角で、フレンチのお惣菜販売と月に一度のレストラン営業をしているお店です。2019年に夫婦二人でオープンし、現在はスタッフ2名と、規模は小さいながらも地元食材にこだわった料理を提供しています。私たちが作るのは、フランスの家庭で親しまれている素朴な料理。地元や近郊で採れた素材の良さを活かせるという点もありますが、一番はフレンチだからとかしこまらず、気軽に自宅で楽しんでもらいたいという想いから。当店の料理を通して「これおいしいね」と会話が弾むきっかけになってもらえたら嬉しいです。