弟子屈町の紹介

弟子屈町

Teshikaga

弟子屈町は、町の面積の3分の2が阿寒摩周国立公園という、大自然のなかの町です。
霧の摩周湖は、かつて透明度世界一を記録したこともあり、無垢(むく)な姿が人々を惹きつけます。
レジャーなら屈斜路湖でしょう。キャンプやカヌーを楽しむことができます。
道内屈指の温泉街である川湯は、地域全体に硫黄の香りが漂い、ほぼすべての宿が源泉かけ流しの湯を提供しています。
グルメもあります。
摩周そばが幻(まぼろし)といわれているのは、地元で収穫したそばの実を地干ししたものでつくっているため、大量生産できないからです。豊かな香りが、そば通をうならせています。
酪農も盛んで、地元ブランド牛乳「牛のおっぱいミルク」は甘さが際立っています。町営牧場は観光スポットになっていて、雄大な景色を楽しめますよ。

弟子屈町ってどんなところ?

弟子屈町の屈斜路湖

屈斜路湖は「日本一の湖」

日本一の湖と聞くと、滋賀県の琵琶湖を思い浮かべると思いますが、弟子屈町の屈斜路湖は、国内最大のカルデラ湖なのでやはり日本一なんです。カルデラ湖とは、噴火でできた大きな凹地に水がたまってできて湖です。
また、全面氷結する淡水湖としても日本最大ですし、湖のなかに浮かぶ島の大きさも日本一です。
屈斜路湖では、火山でできた湖の名残りを体験できます。湖岸の砂場を少し掘るだけで温泉が湧き出てきます。砂湯といいます。
夏はキャンプ、カヌー、ヨットを楽しむことができ、冬は氷結した湖面が筋状に盛り上がる御神渡り現象がみられます。湖面の盛り上がりは、氷が収縮と膨張を繰り返すことで起きます。それがまるで、神様が歩いて湖を渡った跡に見えるので、御神渡りといいます。
冬場はさらに、シベリアからやってきた白鳥を見ることができます。
弟子屈町の摩周湖

摩周湖も「日本一の湖」です

全国的な知名度を誇る摩周湖も日本一を持っています。それは水の美しさで、1931年には透明度世界一を記録したほど。
霧の摩周湖と呼ばれ、せっかく展望台にたどり着いても霧のせいで湖を一望できないことが多いのですが、しかしそれがかえってこの湖を神秘的にしています。しかも法律で湖面に立ち入ることが禁じられていて、眺めることしかできません。おいそれと触れることすら許されていない湖なのです。
それでも観光客が絶えないのは、摩周ブルーと呼ばれるほど深い青が見事だからです。
900草原

観光できる牧場「900草原」

弟子屈町営牧場「900草原」は、観光できる本物の牧場です。総面積1,440ヘクタールの敷地に、900ヘクタールの牧草地が広がり、1,200頭以上の乳牛が放牧されています。
レストハウスが併設されていて焼き肉を楽しめます。パークゴルフ場もありますよ。
硫黄山と川湯温泉街

温泉天国と硫黄山

弟子屈町には、硫黄の香りが漂う川湯温泉街があります。ほとんどのホテルや旅館の温泉湯は源泉かけ流しです。派手な観光施設はないのですが、それだけに本物の温泉を求める人がやってきます。
無色透明の摩周温泉もあり、こちらは道の駅摩周温泉で足湯を楽しむことができます。
豊富な温泉を生み出しているのは、標高512mの硫黄山で、今でも噴煙を出し続けています。

弟子屈町の主なイベント

1月 ~ 2月 ダイヤモンドダスト in 川湯
7月 100km歩こうよ大会 in 摩周・屈斜路
7月 摩周の里 夏まつり
8月 グランフォンド摩周(自転車大会)
8月 湯のまち川湯 温泉まつり