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帯広市の紹介

帯広市

Obihiro

帯広市は、道東にある十勝地方のほぼ中心に位置しています。北海道の主要都市のひとつで、農産物集積地、商業都市として役割を担う都市です。東京23区とほとんど同じ面積を持ち、南西部には日高山脈、中央部・北東部には平地など、多くの自然に恵まれているのが特徴。

基幹産業は農業で、市域の約6割を占める平地の約半分が農地として使用されています。札内川や帯広川などからの水資源も活用しながら、小麦や豆類、てん菜、馬鈴薯などの農作物を栽培・収穫。土壌の偏りを防ぐ輪作、農薬の低減などによって、安全でおいしく、持続的な農業が進められています。

広大な平地を生かした酪農も盛ん。乳用牛や肉用牛を育てる酪農家が多く、乳製品や肉製品が多く生産されています。

帯広市ってどんなところ?

帯広競馬場

北海道遺産にも指定された、世界でたった一つのばんえい競馬

ばんえい競馬は、世界で唯一帯広市で行われている競技。屈強な馬がおもりを乗せた鉄ソリを引きながら順位を競うレースで、力強さとスピードは圧巻です。

歴史のある競技で、その由来は北海道開拓時代にまでさかのぼります。かつて馬は農耕で欠かせない存在であり、農地の開墾や農作業、材木の運搬など、さまざまな場面で活躍。開拓期の馬の貢献や文化を伝えるために始まったのがばんえい競馬です。

ばんえい競馬で活躍しているばん馬や日高地方のサラブレッドなどは、北海道の馬文化として北海道遺産にも指定。

北海道の歴史を支えたひとつの文化としてはもちろん、帯広でしか見られない競技を見ようと、馬好きや観光客が訪れ、ばん馬の雄姿が感動を与えているのです。
帯広の幸福駅

旧国鉄・広尾線の面影を残す、幸せを運ぶ幸福駅

帯広市が誇る名所のひとつ、幸福駅はかつて旧国鉄・広尾線として実際に使われていました。木造の駅舎やプラットホームなど当時の面影を残す施設が残り、オレンジ色の旧・広尾線車両には乗車して見学することができます。

縁起の良い駅名が有名になり、電車好きやパートナーとの円満を願う人が数多く訪れるスポットに。駅舎の中の壁に名刺を貼り付けるのが慣習になり、来訪記念に貼っていく人が多いです。

駅舎とプラットホームの間に設置された幸福の鐘は、鐘を鳴らすと幸せが舞い込むと話題になり、ここに来た人の多くが音色を響かせます。

売店「幸福おじさんの店」では、幸福ゆきの切符の形をしたポストカードやキーホルダーなど、記念に購入したいお土産が販売されています。
帯広のソウルフード豚丼

養豚業の歴史を伝える、帯広のソウルフード「豚丼」

かつ丼や親子丼などの丼物がポピュラーですが、帯広市でソウルフードとして親しまれているのは豚丼です。古くから養豚業が盛んで、高価なうなぎに代わる豚肉に目を付け、明治時代に炭火焼の豚肉にうなぎの蒲焼き風のタレをかけた丼が発祥といわれています。

今では、豚丼専門店が多く立ち並び、ロースやバラ肉などの種類、タレの味付け、トッピングなどはそれぞれ。しのぎを削りながら、豚丼文化を現代に伝え続けています。

甘辛いタレの味わいと炭火豚肉の香ばしさにやみつきになる人も少なくなく、市外でも人気のグルメです。

北海道の食品メーカーが日本記念日協会にて、語呂合わせで2月10日を「豚丼の日」と登録を行い、北海道や帯広では豚丼を楽しむ日として知られています。

帯広市の主なイベント

8月 夏休みだ!北愛国交流広場であそぼう!
8月 七夕まつり
8月 勝毎花火大会