北広島市の紹介

北広島市

Kitahiroshima

北広島市は、札幌市の隣町で、道央に位置する都市です。札幌と新千歳空港の間にあり、交通が整備されているので、周辺の市や町、空港へのアクセスは良好。北広島駅周辺をはじめとして、緑の多い地域であり、都市機能と自然が調和した街となっています。

「ボーイズ・ビー・アンビシャス(青年よ、大志を抱け)」というクラーク博士の言葉は、北広島市で残されたことでも有名です。歴史の香りを感じられる施設は今も残っており、博士の名言をより身近に感じられるでしょう。

また、北海道のプロ野球チーム「日本ハムファイターズ」の新本拠地である、北海道ボールパークが建設されることも北広島市のトピック。

新しい街のシンボルができる予定で、北海道のスポーツや文化の発信地として、これからさらに注目されていく街といえるでしょう。

北広島市ってどんなところ?

北広島市の旧島松駅逓所

北海道のお米「ゆめぴりか」「ななつぼし」の先祖が誕生した、寒地稲作発祥の地

国指定史跡に数えられる旧島松駅逓所は、日本初の洋式車馬道「札幌本通」の開通とともに建設された施設。人馬の宿泊や逓送に活躍し、かのクラーク博士が帰国する際に立ち寄り、冒頭で紹介した名言を残した場所とされています。

当時の交通の要所であっただけでなく、寒地稲作発祥の地としても有名で、「寒地稲作 この地に 始まる」と書かれた石碑が建てられているほど。寒さの厳しい道南から北は米づくりは不可能とされていましたが、「赤毛種」という品種を試作し、寒い地域での稲作のきっかけに。ゆめぴりかの祖先ともいわれ、北海道の米づくりの原点ともいえる品種です。

そんな「赤毛種」をモチーフにした、北広島商工会のキャラクター「まいピー」はとってもキュート。可愛らしい表情が魅力的で、LINEスタンプも発売されていて、ご当地キャラクターとしてこれからくるかもしれません。
エルフィンロード

市民憩いのサイクリングロードと自然公園

北広島市と札幌市をつなぐサイクリングロードが開通されています。愛称は「エルフィンロード」で、サイクリング好きに親しまれている場所です。高低差が少ないので風を感じながら楽に走ることができ、道を囲む緑も癒しを与えてくれます。

途中にある自転車の駅は、小休憩ができる場所。自転車はもちろん、ウォーキングを楽しむ人の憩いの場ともなっています。

区間内には、町内外の人が利用するレクリエーションの森があります。樹木や沢などの自然をそのままにした大きな公園で、アスレチックコースや広場、散策路などが整備された、豊かな自然を感じられる場所です。

炊事場や研修棟なども用意されているので、団体やサークルの人もレクや活動などで利用しています。
北広島市のいちご観光農園

旬のいちごをたっぷり味わえる、いちご狩り

北広島市内には、いちご狩りを体験できる農園がいくつかあります。「いちご観光農園」を推進しており、新鮮ないちごを食べながら、生産者と利用者との交流を促進しています。

例年6月中旬から7月中旬にかけて実施しており、北海道の品種や全国的な品種の甘さや酸味などをこれでもかと楽しめるのが魅力です。みずみずしくて甘いいちごを求めて、市内外からたくさんの人が訪れています。

いちご農園のほかには、「食と農のふれあいファーム くるるの杜」でも北広島の食が伝えられています。農家で獲れた野菜の直売所やブッフェスタイルで食事できる農村レストランなど、施設が充実。農作業や調理加工など農業に関わる体験もでき、野菜や農業に興味がある人に人気です。

北広島市の主なイベント

1月 寒地焼肉まつり
2月 北広島ふれあい雪まつり
4月 北広島ふるさと祭り
6月 ツール・ド・キタヒロ
7月 北の酒まつりinきたひろしま