有限会社 澤田米穀店

澤田米穀店-四代目店主
お米を生鮮食品として考える。
米穀店だからこそできる販売を
北海道北斗市に四代続く米穀店。生産者と食べる人の橋渡しをこれからも続けます。
北海道北斗市に四代続く米穀店。生産者と食べる人の橋渡しをこれからも続けます。
澤田米穀店-店舗外観 澤田米穀店-店内で玄米選び 澤田米穀店-精米したてのお米
お米の魅力を伝える、という仕事です。

道南いさりび鉄道から徒歩1分。自然豊かな北斗市で四代続く米穀店が「澤田米穀店」です。

店舗で取り扱うのは低農薬・低肥料の特別栽培米を中心に、しかも玄米だけ。商品には産地から生産者名、おいしさのポイントやおすすめの食べ方などが詳しく書かれており、その場で買いたい量だけ精米して袋詰めしてくれます。販売の直前に精米するのは、お米の鮮度を保つため。生産者の皆さんが手間暇かけたお米をできるだけ良い状態でお届けしたいという想いがこのようなスタイルを生み出しました。

今の販売方法になったのは四代目の澤田導俊さんになってから。
「生産者の全員が、お米の魅力を食べる人に伝えられるわけではない」と澤田さんはいいます。お米の品種ごとの違い、生産地の違い、さらに生産者の違いでお米の味はまったく異なり、食べ方や炊き方も変わってくるもの。生産者をよく知り、食べる側の人の気持ちもわかる小売店だからこそ、できることがある。お米のおいしさ、おもしろさを体験させてくれるお店です。

澤田米穀店-北斗市の水田 澤田米穀店-店内 澤田米穀店-炊き立てごはん
おいしさへのこだわりは、収穫したその先にも

澤田米穀店で取り扱うのは、生産地の慣行に対して“農薬の使用回数が50%以下” “化学肥料の窒素成分が50%以下”という条件が課された特別栽培米です。特に肥料の量とおいしさの関係は深く、肥料が多いほどおいしさは失われていきます。肥料を多く使えば、効率よく生産量を上げることができますが、ここに集まるのは安心して食べることができ、おいしさに妥協しない生産者のお米だけ。特別栽培米には生産者の名前が必ず入るのですが、名指しで買われることで生産者もよりいいお米を作ろうという好循環になるのだそう。

もうひとつ、澤田米穀店がこだわっているのが「二段乾燥」です。
稲を収穫すると、乾燥機に籾(もみ)を入れて乾燥させます。収穫量が多いほど早く乾燥させるために高温で乾燥させ、おいしさも同時に失われてしまうのですが「二段乾燥」は自然乾燥に近い乾燥方法で、2回に分けて水分を飛ばし低音で乾燥させることでよりお米本来のおいしさを保てるのです。丹精こめて作ったからこそ、最後の乾燥まで手を抜かずに仕上げられています。

Message
わたしたちがお届けします!
澤田米穀店-スタッフの皆さん
お米の可能性をもっと広めたい

北海道北斗市に大正4年から続く米穀店ですが、今のような玄米からの精米・販売に変えたのは代替わりしてから。 食べる直前に精米した方が丹精こめて作られたお米の本当のおいしさを伝えられると考えたからです。

お米は作る人の技術力や「おいしいお米を作りたい」という気持ちによって同じ品種でも全く異なる味に仕上がります。そんなお米の魅力を伝えられるのは、小売店だからこそ。店舗にはお米マイスター・お米アドバイザーの有資格がいるので、なんでもご相談ください。
お米には白米として食べる以上にお菓子やビールの原料になったりともっと多くの可能性が秘められています。お米の可能性を探り出し、また広め続けていく米穀店を目指しています。

澤田米穀店-真空パックの米袋のイメージ1 澤田米穀店-チャック付真空パックのイメージのイメージ2 澤田米穀店-真空パックのチャック部分のイメージ3
おいしさを第一に。真空で精米したての味わいを

お米は、精米した時からどんどん劣化していくもの。そのため、澤田米穀店では出荷のギリギリまで玄米の状態で低温倉庫で保管し、注文が入ってはじめて精米します。

クラフト紙の米袋のほかに、精米した後も鮮度をできるだけ長く保てるよう真空パックも採用。真空パックにするとお米の呼吸が止まり、精米したての状態を保つことができるのです。さらに、真空パックの袋はチャック付きで、一度開封した後でもチャックを閉めれば、乾燥しやすい冷蔵庫でも鮮度を長く保てるそう。パッケージもA4より少し大きいくらいなので、庫内で場所を取りません。

澤田米穀店では、まずお米は生鮮食品であるという説明から始めるといいます。それは、農家さんが丹精込めて作ったお米を、本来のおいしさのまま食べて欲しいから。お取り寄せでもその想いが変わることはありません。真空パックだからこそのおいしさをぜひ一度体験してみてください。